321. ロッキー
実にシンプルで基本中の基本。それだけに「あそこは良いけど、このシーンはダメ」などという細かいことは一切無し!すべてが”好きか嫌いか”に分かれる。もちろんわたしはこの作品が大好きだ。スタローンはこの作品の脚本を自分で書き、劇中のロッキー同様、この映画で一躍スターダムにのし上がったと言う話は有名でしょう。そして名曲「ロッキーのテーマ」?を聞いて燃えない男はいるのか?30回しか出来なかった腕立てふせがこの曲を聴きながらやれば33回位は出来るようになる!マジで・・・いや、多分。 9点(2003-12-01 01:00:21)(笑:4票) |
322. となりのトトロ
何でしょうね・・・わたしが幼い頃あのような所に住んでいたでもなく、この世界の世代が一緒というわけでもないんですけど、なんか懐かしさみたいなものを感じてしまうんですよね。それぞれの行動やセリフ一つ一つが心地よいと言うかね・・・とにかく好きだなァ。でわたしの中では宮崎作品はココまでで良いです。この後の宮崎作品は良く出来てるけど、素直に楽しめない作品ばかりだからね。 8点(2003-11-30 23:58:09) |
323. アカルイミライ
黒澤作品は毎回出るたびにチェックするのだが、もしかしたら今までで一番自分にしっくりくる作品だったかも知れない。あ、でもそれは面白いとか楽しめたとか怖いとか、そういうのとは違うんですけど。相変わらず浅野忠信の自然過ぎる演技は良かったし、静かな狂気性も出てて良かったなァ。で、以外にオダギリジョーも良かったので今後に期待。でも、浅野やオダギリ、藤竜也のファッションが悪いとは思わんが観ている間、気になって仕方なかった。 6点(2003-11-30 23:26:44) |
324. デンバーに死す時
ボスからの仕事、いったい何をしようとしたんだろ?しかも仕事の人選がメチャメチャだよ。皆で集まった時「コレは失敗する」と誰もが思うだろね。と言うように話はかなり荒が目立つし主役のガルシアもイマイチ、パッとしないんだけど、」その脇を固めるロイド、ウォーケン、ブシェミなどの個性的な俳優たちでかなり助けられた作品となっている。また、この濃い男達の中でアンウォーがいい感じに花を添えてて良い。 6点(2003-11-30 23:03:32) |
325. スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
今更観に行ってしまいました。このシリーズ今まで劇場で観たこと無かったんですけど、今回は3Dと言うことでわざわざ行ったんですけど。まあ、赤青メガネで見るってのは知ってたので期待はしてなかったんですけど・・・案の定、観ズライ!3Dに見えてるんだか見えてないんだかわかりづらいし。3Dじゃない方が楽しめたかもね。話の方も今回はジュニがメインなんでバンデラスなんかほとんど出てこないのがさみしいなァ。スタローンはバカっぽくて良し!しかしカルメン(アレクサ・ヴェガ)は綺麗になりましたな。最後のオーディション時の映像も小さくて可愛かった・・・。コレからもがんばってほしいもんです。 5点(2003-11-30 22:39:44) |
326. 燃えよドラゴン
ブルース・リー。そしてこの作品はとても罪深い作品です。最近この映画を始めて見た方はわからないと思いますが、当時この映画によって何人の男たちがその後の人生を狂わされたことか・・・。30年も経つというのに、今だ貯金のすべてをブルース・リーグッズにすべて費やしている方々などその典型的な例と言えるでしょう。しかし、狂わされたことで成功した方も大勢いるのも事実です。たとえばK-1やプライドに代表される格闘家の方々には、幼い頃この作品を観て影響を受け、格闘家の道を選んだ方など大勢いるのです。わたしなどグッズもほどほどにしか集めていないし、格闘技も習おうと思ったけど人見知りなので道場に通えず断念。と、えらく中途半端に狂ってしまったと後悔するばかりだ。なんか話がおかしくなってきたが、この「燃えよドラゴン」という映画。30年たった今でも世界中の何処かの国で公開され続けていると言う恐ろしい怪物作品なのである。 9点(2003-11-29 03:46:50) |
327. 幸福の条件(1993)
”愛とお金”を計りにかけるような、一見単純のようで実はかなり深いテーマを扱ってる割には以外にわかりやすくラストも陳腐でしたな。↓かーすけさんも書いておりましたが、わたしも”お金に困った経験があるか、無いか”で見方が変わると思うし、”結婚してる、してない”でも変わると思いますね。うちなんかコレ夫婦で観ながら・・・かーちゃん(妻)は「行っていい?(レッドフォードと一夜を過ごしに)」と言えば、わたしは「行って良し!(100万ドルゲットだぜ)」と答える。挙句には、妻が「まずは家買うでしょ」、わたしは「ホームシアター作りたい!あと最強スペックのPCでしょ、後ね~」、子「アバレンジャーの変身する時のやつ!」、妻「貯金もしないとね」などとありもせぬお金の使い道を話し始めちゃいましたから。うちの家族はなんだかなァ・・・。 5点(2003-11-29 03:09:23)(笑:1票) (良:1票) |
328. ナイス・ガイ
ジャッキーの作品は話なんてあって無いようなものなので、その辺は置いとくとして、問題はアクション。「レッド・ブロンクス」あたりからそうなんだけど、なんか物足りない。世界も意識しての”カンフー控えめ”はコレに始まったことじゃないから良いとしても・・・それにしてもぜんぜんジャッキーアクションらしくないんだよね。これじゃだだのアクション映画だよ。初期の作品からジャッキーファンだったわたしには寂しい作品でした。 5点(2003-11-27 11:59:28) |
329. 酔拳2
アクション映画が続いたジャッキーの、久々のカンフー映画で満足しました。一時期はリー・リンチェイのウォン・フェイフォンにおされ気味だったけど、ジャッキーのウォン・フェイフォンもやっぱりいい。竹を使ったカンフーやラストの鉄工所での死闘など迫力満点。それにコメディの方もなかなか。特にアニタ・ムイは強力でした。しかしアニタの息子がジャッキーってのは少し無理があるね。 8点(2003-11-27 11:47:56) |
330. ドラゴンロード(国際版)
これは当時、同級生と観に行きましたよ。「ヤングマスター」に続いて新しいアクションが満載だった。大勢の選手で巨大な塔の頂上の旗の奪い合う競技など迫力あったなァ。それに羽の付いた玉?で手を使わないバレーボールみたいな競技「ドラゴン・キッカー」は学校ではやりましたよ。バトミントンの羽で真似するんですけど、ぜんぜん続かなくて試合になんなかったなァ・・・。あ、そういえば最近DVD購入して観て気が付いたんですけど、これにもウォン・インシクが出てたのでカンフー(正確にはテコンドー)アクションもなかなかの作品ですよ。 8点(2003-11-27 11:31:22) |
331. 宇宙からのメッセージ
いや~無知と言うか、なんと言うか。時として何も知らないということは素晴らしいものを生み出すものです。もはや「スペースオペラだから」という言い訳が通用するレベルではありませんですし。今時よっぽどの人でない限り、それなりの宇宙への知識というものはありますから、こういう作品を作ろうとしても、その中途半端な知識が邪魔をしてこんな世界は生み出せないでしょうから。さらにこのパクリなんて生易しい言葉では表現できない、まあ、あえて表現するなら「まるパクリ」とでも言う商売根性丸出しの作りには、もう何も言えません。もしかすると深作監督がコレを撮っていなければ、5年後の『里見八犬伝 (1983) 』はなかったかもしれません。そんな素晴らしい作品です。 [DVD(邦画)] 7点(2003-11-27 02:58:20) |
332. ヴィデオドローム
これはわたしにとって、とても思いで深い作品なんです。初めて観たクローネンバーグ監督作品であると共に、初めて借りたレンタルビデオ作品でもあるのです。わたしが中学生だった頃はレンタルビデオ店なんか初期の初期で1泊2日で1500円(高!)とか取られる時代だった。 そんな初期のレンタルビデオ店の目玉作品がこの「ビデオドローム」だった。わたしはどうしても見たくて会員費1000円と1泊2日1500円の2500円も払い、この作品を借りたのだった。家に着いた頃はちょうど夕飯時、茶の間にはすでに夕食が並べられていた。ここで普通は、さっさと飯を食って自分の部屋でゆっくり鑑賞したいところなのだが、当時ビデオデッキは大変高価なもの。普通の家なら茶の間に1台しかないのは当たり前の時代だった(多分)。しかし早く見たかったわたしは、そこで何を血迷ったか家族にこう提案した。「今日はレンタルで映画を借りてきたからみんなで観ながら食べよう!」と。家族もレンタルビデオなど初めてだったので快く承知してくれた。早速テープをデッキに挿入、映画が始まった。それから数十分後・・・テープはレンタル店の袋に戻され、テレビの画面にはニュースが映し出され、会話のない気まずい雰囲気だけがそこにあった。それから十数年、最近DVDで鑑賞し、改めてこう思う。クローネンバーグは変態監督で、この作品は家族では観てはいけないと。 7点(2003-11-26 12:26:44)(笑:8票) |
333. ゾンゲリア
《ネタバレ》 ゾンビモノが好きな方なら避けて通れないのがこの作品。なんたってロメロの「ゾンビ」とフルチの「サンゲリア」のタイトルを足して2で割ったようなタイトルがイカス。しかし、そんなイカスタイトルのせいだろうか、結構良い出来なのに、あまり観られていないのも確かだが・・・。 もの悲しい曲から始まり、しかし数分後には、その曲からは想像できない残酷映写。そして衝撃のラスト(当時としては)。陰惨な残酷映写には「さすがイタリア」と思いきや、実はアメリカ製でして「アメリカもやれば出来るんだなぁ・・・」と思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2003-11-26 03:09:28) |
334. バイオハザード(2001)
一時期ロメロが監督するって噂があったので、ロメロじゃないとわかった時はショックだったなァ。しかし、なかなかどうしてロメロゾンビのことかなり意識してるじゃないですか。満点とは行かないまでも許せる範囲です。そしてミラ・ジョヴォヴィッチ!気合入りまくりですね。さすが弟のプレイしてたバイオハザード見てショック受けて、自分でバイオハザードの権利を買おうとしたら先を越されて、それでも諦め切れなくて「主役やらせろ!」って自分を売りこんだだけのことはあります。 6点(2003-11-26 02:09:15) |
335. マトリックス レボリューションズ
結構悪い評判聞いていたので、思っていたよりは楽しめましたね。前作「リローデット」のザイオンのシーンや思いっきり中途半端な終わり方が嫌いだったので、今回のメチャメチャな戦闘シーンは素直に楽しめたし、ミフネさんが良かったです。ナイオビはカッコイイし(個人的にトリニティーより断然綺麗だ思う!)。ただ「このシリーズはもういいかなァ」って感じですね。回を重ねるごとに新鮮味が無くなって来た感じだし。まあ、マトリックス内の活躍が少なかったせいかもしれませんが。ラストも個人的にはスッキリしませんね。なんかハッキリしないというか・・・やはりこの先は今度出るオンラインゲーム「The Matrix Online」をやれってことですかね? 7点(2003-11-25 12:18:47) |
336. フォーン・ブース
ほぼ電話ボックス内での話というのに、これだけ面白いのは脚本とコリン・ファレルの演技のナニモノでもないですね。特に犯人とボックス内のスチューの駆け引きはセリフ一つ一つが聞いててあきさせない。時間も81分という最近では珍しく短めにした所で、ダレることなくテンポ良い作りに出来たのだろう。しかしラストが個人的には納得行かないか。結局、犯人は何がしたかったのか?もうちょっと面白く出来そうな気はするんだけど・・・。 7点(2003-11-25 11:36:04) |
337. ルパン三世(1978)
「カリ城」が万人向け名作ならば、こちらはルパンファンの名作と思っている。どちらも劇場版アニメ世界で上位に位置し、優劣つけがたい傑作であることは間違いない。ただ、原作やファーストルパンからのファンならば、この本来のルパン三世のもつアダルティな世界観(もともと大人向けに作られたアニメ)の、この作品こそルパンの代表作と思っている方も多いはずだ。「カリ城」は面白いしルパンもカッコイイが、こちらのちょっとワルっぽいルパンと色っぽい不二子が本来の姿であることも忘れないでほしい。 8点(2003-11-22 13:44:28)(良:1票) |
338. 愛と追憶の日々
なんて言うんでしょうね・・・まあ、良くある話のドラマなんですけどね。わたしも同じような歳の子を持つ親として、共感できるというか(特にエマの旦那さんサムだっけ?)とにかく見入ってしまいました。 シャーリー・マクレーンやジャック・ニコルソンはもちもん良かったけど、個人的にデブラ・ウィンガーが凄い良かったなァ・・・演技もだけど、綺麗だし。 7点(2003-11-22 03:29:43) |
339. 五条霊戦記//GOJOE
実に勿体無い作品だ。義経と弁慶の話を新しく解釈したアクション時代劇。浅野、永瀬と若者が注目しそうなキャスト。これだけ聞いただけでも面白そうだと期待してしまう。しかし蓋を空けてみれば・・・。石井監督はこの映画の構想に10年もかけたと言っているが、10年かけてコレかよ!まあ、幾つか嫌な所はあるのだが、1つ一挙げるとすれば、それは殺陣である。”中国の京劇の要素を取り入れたという新しい形の殺陣”。なんですかそれは?日本にはもっとカッコイイ剣術があるじゃないですか。 海外には日本の剣術を愛してる方が大勢いるのに、肝心の日本人が時代劇で中国の真似してどうするの?それも真面目に撮っているだけに笑うに笑えない。これが時代劇じゃないって言うんなら1点プラスしても良いんだけどね。 最後に監督さん「モンスターのような映画を生んでしまった」って自分で言うなよ・・・。 4点(2003-11-22 01:31:25)(良:1票) |
340. ヤング・マスター/師弟出馬
話自体はあってないような簡単なモノ。しかしジャッキーの脚本&監督とあって、小物を使ったアクションなど”見せる面白さ”が増えて、コレ以前のジャッキー作品とは一味違った作品になっている。そしてラストの1対1のバトルがこれまた面白い。凄い迫力と長さだけあって、このシーンを撮り終えたジャッキーの体はボロボロだったとか。メチャメチャ強い大悪党キムを「ドラゴンへの道」のウォン・インシク(おーまーえーが、タンロンか!)が演じている所はカンフー映画好きにはたまらないところだ。 9点(2003-11-21 01:25:19)(良:1票) |