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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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321.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM>
このシリーズには女性が犯人の作品がいくつかありますが、警部はいつも紳士です。 売れっ子の老推理作家を魅力いっぱいに演じたルース・ゴードンがいい。 犯人vs警部の息詰まるような攻防も無ければ、ユーモラスな警部の行動がもたらす笑いドコロも少なく、 彼女のキャラクターもあり、サスペンスよりは、終始穏やかな空気が流れる作品です。 いきなり警部が講演会でスピーチすることになるくだりは面白かったですけどね。 犯人と警部の穏やかなやりとりの中に次第に警部が犯人を追い詰めていく、これはこれで味わいがあるのですが、 やはりこのシリーズは見応え、面白さという点では社会的地位もあり野心家で自信家の犯人と警部の 知恵比べや息詰まる攻防がある作品の方に分がありますね。 あと、被害者のクルマのキーを握っている秘書にもう少し役割を与えてもよかったと思います。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-08 18:03:03)
322.  水の中のナイフ
登場人物は3人のみ。1組のセレブ夫妻と、誘われるままに一緒にヨットに乗り込む1人の若い男。 ヨットで港を出て以降はほとんどの時間が狭いヨットの中のみで展開されるサスペンス。 最終盤まではほとんど何も起こらず、身動きするスペースもほとんど無い狭いヨットの3人をとらえ続ける。 妻を前に、男2人の些細な意地の張り合いが延々と展開されるのみですが、 全くだれる時間帯がない。かと言ってそれ程張り詰めた緊張感が漂っている訳でもない。 風と波に揺られて漂うヨットの如く、何とも言えない不安定な空気とそこに流れるジャズがたまらない。 ルイ・マルの代表作「死刑台のエレベーター」を思い起こさせるテイストがあります。 これがポランスキーの長編デビュー作とのことですが、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされており、 この新人監督、ただ者ではないぞと思わせる雰囲気をたたえた作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-03 20:20:24)
323.  灰とダイヤモンド
ドイツが降伏し戦争は終わっても、ポーランドの民衆の闘いは終わらない。 本作製作当時はソ連が東欧諸国で影響力を持つ中、思想や映画などの文化への検閲も厳しい時代だったという。 主人公マチェクの運命はこれしかなかったのか…。ゴミの山の中で死んでいく姿で終わるラストは強烈。 これはアンジェイ・ワイダの、第2次大戦から祖国ポーランドを思い、戦った当時の若者達への鎮魂歌か。 その一方で、マチェクとバーで働く女との一夜限りのロマンスが悲しくも心に残ります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-03 20:19:20)
324.  フランス特殊部隊 GIGN ~エールフランス8969便ハイジャック事件~
1994年に起きたアルジェリアからパリに向かう予定だったエールフランス機のイスラム武装組織によるハイジャック事件を再現した作品。 モノクロに近いところまで抑えられた色調が何とも言えない陰鬱な空気を醸し出す。 飛行機は離陸せず特殊部隊が突入する終盤まで、基本的にはずっと膠着状態が続くのですが、 機内の狭い空間で至近距離でとらえていく乗客とテロリストの動きとその表情が機内の緊迫した状況を今に伝える。 そしてこれも接近戦でとらえられていく終盤の特殊部隊とテロリストの銃撃戦はなかなかの迫力。 このハイジャックの最終目的はエッフェル塔への激突であったという。9.11を思い出さずにいられません。 地味な作風の作品ではありますがなかなかの力作です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-25 22:23:02)
325.  胸騒ぎのシチリア
豪華キャストを揃え、ミシェル・ルグランの音楽も良かったオリジナルと比べるとかなり分が悪い作品です。 とにかくテンポが悪い。後半になってようやく事件が起こり話が動き出しますが、それまでの間延び感が半端ない。 男2人、女2人。そのうちの1人は娘。登場人物の関係性はほぼオリジナル通りで、オリジナルにもこの間延び感はあったのですが、 オリジナルには絶頂期のアラン・ドロンという主役がいた。本作は後半になるまではそのあたりもかなり散漫。 作品の舞台がシチリアに変わっていましたが、シチリアという魅惑的な作品の舞台を活かしきれていないのも勿体ないところです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-22 00:11:38)
326.  そして友よ、静かに死ね
この邦題の持つ雰囲気、この作風。やはり監督は「あるいは裏切りという名の犬」のこの人でしたか。 古くはジャン・ギャバンやアラン・ドロンらが活躍していた頃からのフレンチノワールの伝統を今に受け継ぐ。 銃撃戦も効果的に使いながらも、友情、裏切り、家族…。人間ドラマに重きを置き、 幼少期から70年代、血気盛んな若かりし頃のエピソードをテンポよく挿入し、 それらが積み重なって今に至る、実在する伝説の老ギャングの見ごたえある人生ドラマに仕上がっています。 日本でもCMで使われているのでお馴染み、ディープ・パープルやジャニス・ジョプリンの70年代の名曲。挿入曲のセンスも良し。 作品の評価自体とは何の関係もありませんが、映画が始まってすぐに結末が読めてしまうこの邦題は何とかならなかったものか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-11-19 19:47:14)
327.  私の奴隷になりなさい
演技の方はちょっとアレなんですが壇蜜さん、体を張った大熱演です。 壇蜜さんの裸はこれでもかというほど見せてくださいますよ。お綺麗です。 作品としては、そのまんま官能小説の映像化という感じです。 原作未読なので何とも言えませんが、ストーリーの方はもうちょっと面白くならなかったものか・・・。 板尾がおいしい役をやっていますがそれだけでなく、 謎のおっさんの役をさもありなんという感じで演じており表現しようのない味わいがあります。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-19 19:45:24)
328.  私は告白する
告解の内容を他言できないという神父の守秘義務が作品のベースになっているのですが、 宗教モノでこういうサスペンスにしてしまう、そこに挿入されるロマンスも本作に無くてはならないものとして機能しています。 全盛期の作品と比較すると地味な作品ですが、ヒッチコックらしい映画職人ぶりは十分に見ることができる作品です。 モノクロならではの美しさを感じさせるロケ地のカナダ、ケベックの街並みも見どころの1つ。 第2次大戦中、終戦直後あたりのドイツ軍、ドイツ人が登場する他のヒッチコック作品でも見られますが、 本作でも真犯人のドイツ人が結構な悪に描かれています。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-12 23:03:02)
329.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
はっきり言って、Queenのファン限定の映画かもしれませんが、彼らの音楽を愛する者として大満足の作品でした。 一番レビューの方と同じく、オープニングの本作オリジナルの"20th century FOX"からテンションがアガること確実です。 フレディと、3人。この構図は予想通りだったのですが、テイラー、メイ、ディーコンの3人の個性もバランス良く、とてもよく出ていたと思う。 表情、ステージ上での所作、楽器を構える姿、演奏する姿等、よくここまでQueenを研究したと思う。 4人とも、特に後期は本当によく似ていたし、見事に皆がメンバーそれぞれになりきっていました。 ラストのLIVE AID以外は、じっくりQUEENの音楽を聞かせるとい趣向ではないですが、そのLIVE AIDのステージを再現したラストは圧巻。 LIVE AID直前のバンドは解散寸前の状態にあったというのはよく知られた話ですが、そのいきさつも描かれています。 しかしLIVE AID直前にフレディからメンバーに語られた衝撃の告白。その内容は言うまでもないですが・・・。 そして様々な思いでウェンブリーのステージで躍動するフレディの姿を見つめる人々の思いも重なり、感動的なものとなっています。 4人の動きだけでなくクルーの動きに至るまでかなり忠実に再現されており、 ウェンブリーを埋め尽くしたファンと一体になった当日のステージの再現は見事でした。 控室でいよいよ自分たちの出番が次にやってきた。ステージから聞こえてくるのはダイアー・ストレイツの〝Sultans of Swing″。 こんな細かいこだわりに思わずニヤリとさせられました。 ステージで躍動するフレディを見つめるメンバーの表情もまた印象的。 家に帰ってから、LIVE AIDのDVDを見てみた。なるほどと思える雰囲気があった。何度も見たDVDですが、目に涙があふれたのは初めてだった。
[映画館(字幕)] 9点(2018-11-09 17:47:31)(良:1票)
330.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
チャーチルの名前は知っていても、実際にどういう人物であったかはほとんど知らない状態で鑑賞。 賛否ある人物だったのかと思いますが、その両方を見事に演じたオールドマンの身も心もチャーチルになりきったかのような熱演を堪能しました。 もう、オールドマンには見えず、チャーチルにしか見えなかった。 2時間を超える上映時間の中で空や太陽が見えることはほとんど無かったように思います。 原題の通り作品の大半の時間は薄暗い執務室や議場で展開されます。当時の行き詰った戦局や、時代の閉塞感を感じずにいられません。 薄暗い執務室や議場にいるのはオールドマン=チャーチルを筆頭に、ロナルド・ピックアップをはじめとするイギリスのベテラン俳優達。 そんな作品の世界観にあってタイピスト役の女優さんの透明感のある存在がいいアクセントになっていました。 これも薄暗い地下鉄の車内でチャーチルが国民と語り合う。フィクションのような感じもしますが、ここも本作の印象的なシーンの1つでした。
[DVD(字幕)] 8点(2018-11-03 21:38:37)
331.  メリーゴーランド 《ネタバレ》 
早くに母を亡くし父と2人で生きている10歳の少年が主人公。父は超多忙な弁護士。 作品の大半の時間はこの少年の孤独、淋しさを描くことに使われます。 少年と父親と、父親の恋人。登場する誰もが辛い思いを抱えている。 儚げな音楽とこの少年のかわいらしさ。 中盤あたりの父と息子の姿に「クレイマー・クレイマー」を思い出したりもした。 しかし、もっと辛くなる展開が最終盤、突然にやってきます。 見る者を泣かせにきているのは明白。しかしそれでもこのラストは・・・。 夜の遊園地。少し離れた場所から父と息子の様子を見つめる恋人の表情もまた悲しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-30 21:22:00)
332.  おかしなおかしなおかしな世界
1963年作、アメリカン・ドタバタコメディ超大作。結構なバカ映画です。 ある大物犯罪者が35万ドルもの大金を隠した場所を言い残し交通事故死。 その事故現場に居合わせたごくごく普通の連中に、珍道中の最中に出会った、ごくごく普通の一般市民の皆様に、 最後はお偉い警部様までもが、あぶく銭に目がくらんで35万ドル争奪戦を繰り広げる。本当にくだらない作品です。 大御所ミルトン・バールをはじめとするベテランコメディアン達に加え、 名優スペンサー・トレイシーやエセル・マーマンといったスター達の体を張ったバカコントがこれでもかと挿入されます。 監督があのスタンリー・クレイマーというのが一番の驚きですが、 普通の人たちが大金を目の前に豹変していく様にはちょっとだけ皮肉が込められているようにも思えます。 我先にカネの隠し場所にたどり着こうとカーチェイスも頻繁に挿入されますが、演出やスタントにキャリー・ロフティンの名が。 この人、スピルバーグの「激突!」の殺人トレーラーのドライバーの人ですよね。ちょっと納得です。 終盤にはチョイ役でピーター・フォークが登場。 本作の2年後、似たテイストのある公道爆走コメディ大作「グレートレース」ではしっかりいい役を貰っていました。 このようにスターが出世していく一過程が見られるのも映画好きには嬉しいところです。 途中は中だるみもあるし、160分はさすがに長い。今に見ると笑えるような笑えないような微妙なギャグもあり。 しかしこれが60年代前半の作品であることを考えると当時としてはなかなかのコメディ大作ではなかったかと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2018-10-28 20:10:19)(良:1票)
333.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE
笑いドコロも十分あるし、いい意味で大味でコメディタッチの前半は結構面白いです。 しかし脱獄以降はこのテンションが下がり、普通のアクション映画になってしまいましたね。 前半のハイテンションのまま最後まで突っ走ってもらいたかった。 ニーソン演じるAチームを率いる大佐の序盤の台詞。「今の俺は若い頃の10倍は強いぜ。」 近年のニーソン主演の圧倒的強さを誇る作品群をみていると納得!の一言でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-28 20:07:10)(良:1票)
334.  デス・ウィッシュ 《ネタバレ》 
妻が殺害され娘は一命をとりとめるが大きなダメージを負う。 Cブロンソン主演のオリジナル「狼よさらば」と同じく、犯罪とは無縁に生きてきた中年男が警察や法に代わり復讐の鉄槌を下す。 この夫であり父である男の悲しみと怒りという、作品のベースとなるものは大切にしつつ、 ニュース報道や警察の発表により、物議を醸しながらも少しずつ市民のヒーローとなっていくオリジナルに対し、 目撃者が撮影していた動画がSNSに乗って拡散し、一気に市民の心を掴んでいくあたりに現代の空気をうまく入れていく。 スマホで犯人と接触を持っていくあたりにも時の流れを感じます。 ブロンソンが長年にわたり演じたポール・カージー。一作目は基本的には目撃者のいない暗闇で地味に街のワルどもを処刑していくのに対し ブルースのポール・カージーは目撃者がいようが関係なし。標的がいれば人でごった返すクラブでもお構いなしに銃をぶっ放す。 犯人の1人と接触して以降の、犯人グループを1人ずつ仕留めていくブルースのポール・カージーの凄味。 ブロンソンのカージー以上に、ブルースのカージー、強し。このリメイクならではの良さもしっかりあったと思います。 自宅のオーディオなどではなく、映画館の音響で聴くAC/DCの〝Back In Black″がアツかった!
[映画館(字幕)] 7点(2018-10-24 18:40:38)
335.  アトミック・ブロンド
MI6、CIA、KGBにフランスの情報部。東西を隔てる壁の崩壊前夜のベルリンに各国の諜報機関が入り乱れる。 特に次々とこれら各国の登場人物の名前が登場する序盤が大変。しかしここを整理して乗り切れば、 シャーリーズ演じる凄腕女スパイが主人公のハードボイルドサスペンスとしても十分楽しめる作品です。 挿入曲がいい。当時のベルリンの東側の体制には好まれなかったであろう、ネーナの〝99Luftballons″に、 ラストの〝Under Pressure″の使い方には参りましたね。ただ音楽に関しては少々うるさく感じられる所もあります。 スパイものらしく「裏切りのサーカス」を思わせる複雑な相関図はありますが、アクションが本作のウリとなっています。 そのアクションは銃撃戦もありますが体を張った打撃戦がメインとなっており、後半のワンカット大打撃戦が最大の見どころ。 ここまでシャーリーズ無双映画とは思いませんでしたが、何歳になってもこういうアクションで見栄えがするシャーリーズに拍手!です。
[DVD(字幕)] 6点(2018-10-20 18:23:42)
336.  トレイン・ミッション
コレット=セラとリーアム・ニーソンのコンビもすっかり板についてきました。 大勢の乗客がいる中で事件に巻き込まれ、正体不明の敵から絶えずメッセージが届き、誰も頼れない状況で事件を解決しなければならない。 飛行機から列車に舞台は変わりましたが、このコンビの「フライト・ゲーム」と基本的な設定は似た作品。 どちらも最後まで見る者に的を絞らせない、よく出来た作品ですが展開のノンストップ感など、本作の方がより面白かったです。 年齢を重ねるごとに渋みを増すニーソンですが元警官、元CIAエージェントといった過去を持つ男の役が多くなってきました。 本作では、元警官で、今はリストラにあった保険会社の営業マンという男を演じていますが 相変わらずメチャクチャ強いので、こういった過去を持つ男という設定も当然になってくるのかもしれません。 それにしても、あの面構えとドスのきいた声で威圧され、保険の必要性を説かれたら思わず契約してしまいそうで怖いです。
[DVD(字幕)] 8点(2018-10-14 14:10:01)
337.  隣のリッチマン 《ネタバレ》 
ベン・スティラーとジャック・ブラックがコンビを組んだ典型的アメリカン・コメディ。 アメリカン・コメディ好きにはたまらない組み合わせ。 こういう顔ぶれのアメリカン・コメディのノリが好きな方にはそこそこ楽しめる作品です。 隣に住む大親友で同じ会社に勤めているけど、自分は管理職、相棒はヒラ社員。 ちょっと自分の方が優位に立っていたはずが、その相棒が大ヒット商品を発明し大富豪になったものだからさあ、大変。 中盤までは基本的には親友の成功を素直に喜べず、嫉妬にかられたベン・スティラーの動きを楽しむ作品です。 こういうトホホなおっさん役はお手の物のスティラー。さすがの安定感ですが、 一方で大成功したJBの役がいい奴すぎて、いつもの彼の濃い存在感が影をひそめてしまってるのが勿体ない。 理由なんて何でもいいので、1度や2度はJBにも無茶をさせたりドタバタさせる時間を作ってあげてほしかったですね。 共同経営者となり、スティラーの嫉妬も収まってしまう後半はトーンダウンしてしまいますが、 大した禍根も残さず2人仲良くハッピーエンド。 はなはだ都合が良すぎますが、こういうアメリカンコメディにあまりかたいことを言っても仕方が無いし、 めでたしめでたしということで良かったんじゃないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-13 22:10:50)
338.  まともな男
どこにでもいそうなサラリーマンの男。最近ちょっとうまく行ってない妻と難しいお年頃の1人娘との3人家族が、 娘と同じ年頃のご主人の上司の娘を連れてスキーリゾートにやってきました。 家族の間に気まずい空気はありつつも、普通ならスキーに来て、まあ楽しかったかな、で終わるとことですが、 よりによって、預かってきた上司の娘さんの身に事件が起こってしまう。もうスキーどころではありません。 何とか取り繕うと悪戦苦闘するご主人。しかし、取り繕うとするほどに泥沼に陥っていきます。 全く笑えない状況を独特の空気に包み、小出しに積み重ねていく展開の組み立てが面白い。 このご主人を演じる俳優がお見事。コメディとシリアス、演技の境界線を行ったり来たり。 その演技がどうしよう・・・。どうしよう・・・。とうろたえる、ご主人の置かれたお気の毒な状況と見事に重なる。 数年前の「フレンチアルプスで起きたこと」という映画と同じく、スキーリゾートにやって来た家族と、 トラブルが起きた際のご主人の判断が問われる、笑えない状況下のコメディとしてよく出来た作品です。 本作が気に入られた方、「フレンチアルプスで起きたこと」という映画もぜひどうぞ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-09 20:39:52)
339.  地獄で眠れ
J・リー・トンプソン(あるいは「狼よさらば」以降のマイケル・ウィナー)+ブロンソン=復讐 あまりにも分かりやすい、この顔ぶれの毎度おなじみの復讐モノです。 中南米を舞台に暗躍する、人体実験や拷問を繰り返し庶民を苦しめる狂気の医師。親友が拷問の末この狂気に医師に殺される。 その奥さんと娘を引き連れ、中米某国に潜入し復讐を果たすというお話。ツッコミどころはいくらでもある。 しかしブロンソンをこよなく愛する者にとっては、もはや脚本や演出などはどうでもいい。 日本流にいえば還暦をとうに過ぎたブロンソンがアクションを頑張っている。 髪に白いものが大分増えてきた寡黙なブロンソンがまだまだ強いところを見せてくれる。 ブロンソン好きにとってはもうそれだけで十分なのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-07 16:10:49)
340.  レディ・ガイ
ある殺し屋の男に身内を殺害された女医が、復讐にその殺し屋の男に手術を施し女にしてしまうところからストーリーが始まる。 体は女になってしまっても、心は男のまま。色仕掛けで敵の男に迫ったりはしない。 本作のキャッチコピー「女に改造されても、弾丸(タマ)はある」の通り、 どんな状況となっても男として闘う様を描くあたりは、男臭いアクション映画職人、ウォルター・ヒルらしい。 ミシェル・ロドリゲスが手術前、つまり男の頃も自分で演じている序盤も見どころだと思いますが、 ストーリーが動き出し、メインとなるのはあくまでも手術後のことになります。 復讐のため女にされてしまった男が、その更なる復讐のため立ち上がる。そのテンポのいいアクションに期待したい所でしたが 頻繁に挿入される、手術を施した女医への尋問がその流れに水を差してしまっています。 しかし、これが最小限になっていたならば1時間程度で済んだ作品かもしれませんが・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2018-10-07 00:11:00)
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