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321.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
期待したんだけど、イマイチだった。ラッセル・クロウはこんなさえない男もきちんと演じられるんだなという点は評価できるけど。  ■全体として駆け足で描き過ぎ。事実をポンポン書いていった印象で、個人的には深みに欠ける印象を受けた。あと、いわゆる「夢オチ」をやってのけるのはどうなんだろう・・・中盤で明かしてるからオチ勝負ではないのはわかるけど、なんかあれは微妙。夢オチ系統は基本的にやりたい放題出来てしまうから、よほどうまく作らないと締まらないという印象だが、本作はそこまでではなかった。  ■あと、ノーベル賞で終わりにするのもなんだかなぁという感じ。賞って所詮賞なわけで。研究者の求めるべきものは数学や科学の発展、真理の探究であって、賞の受賞じゃないし、ナッシュ当人もきっとそうだと思う。  ■細かいけど、最初の方のナッシュ均衡の例はおかしい。ナッシュ均衡だと誰も自分の選択を動かさないが、あれだと今の状態(ほどほどの女を狙う)から一番美人の女を誰かが狙うように変更するのが最適になるのでおかしい。
[DVD(吹替)] 7点(2010-08-29 00:16:24)
322.  ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 
このストーリーはあまりに残酷だ。戦場で顔をすべてえぐられ、四肢を失い、何もできない状態で、しかし死ぬことすら許されずに生き続けなければならない地獄。正視できない。二度見る気には到底なれない。そのぐらい重く、そして強烈な作品だ。  ■ジョニーの生きがいはもはや「自分をさらしてそれを世間に知らしめること」にしかなりえなかった。なぜならそれしか彼にはできないから。だから「見世物にしろ」という、普通ならばあり得ないことを彼は望んだ。だが彼の夢の中の見世物小屋でもお金の音だけして観客が一人もいなかったように、結局彼はどこにも出ていけないし、彼自身本当はそれを望んでいないのだろう。  ■この映画は反戦映画として有名らしい。しかし、ジョニーの悲惨な状況をすべて戦争に結びつけるのはあまりに安易な気がする。確かに顔がえぐれたのは爆撃によるものだろうが、四肢は「治療が面倒だから切る」という医療現場の判断だし、ジョニーの最後の「殺してくれ」という悲痛な訴えが無視されて生かされるのは医学実験のためである。とすれば、本当の悲劇を引き起こしているのはむしろ医療の方であって、戦争のそれではない。「ジョニーの悲劇=戦争の悪」と短絡的にとらえて感傷に浸る(or戦争への嫌悪感を強める)のは、一見美しく素直に見えて、実は複雑で難しい現実を逃れて、わかりやすさ(「戦争=悪」というコードはあまりに分かりやすい)に逃げ込んでしまう怠惰さなのではないか。  
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-08-21 00:24:24)
323.  七人の侍 《ネタバレ》 
長さによりしばらく敬遠していたのだがついに鑑賞。なるほど、今の目から見ても十分面白い。尺の長さも七人+村人をきちんと描きだすには必要な長さだったと思う。  ■前半が協力する侍探し。中盤が戦略と準備。後半がいよいよ決戦という三部構成。しかし緻密に戦略を立てていくプロセスを描いているからこそ、ただのチャンバラで終わらない頭脳的な戦闘を見られるし、前半からきちんと人物を描いているので、仲間が死んでいく重みも伝わってくる。  ■素朴に突っ込んでいく菊千代に対し、勘兵衛は冷静でありまた戦いの冷酷さを知っている。離れの家を勘兵衛が見捨てるシーン、焼け落ちる水車小屋に菊千代が助けに行くのを止めようとするシーンなどは、そうした微妙なずれが現れているように思う。冷静でない菊千代は最後に怒りと執念でもって敵を倒して自らも死に、勘兵衛は冷静に立ちふるまって生き残る。ある意味では菊千代の方が侍らしく潔い。ラストの「勝ったのは百姓だ。自分たちではない」というセリフ。普通の意味で取れば平和を取り戻した百姓が勝ったのだという意味だが、ともすると「死して戦う」という武士の本分をなさずに生き残った自分は武士として勝てていないということなのかもしれない。
[DVD(邦画)] 9点(2010-08-20 00:14:32)
324.  月世界旅行 《ネタバレ》 
これが世界初の娯楽映画かー、と思いながら鑑賞。なんと1902年(!)に作られた、わずか11分のショートムービーだが、ロケット作って月に行って月人と戦って帰ってくるという、なかなかてんこ盛りの内容。雰囲気は劇に近い。  科学的にはめちゃくちゃ(科学者が普通の格好で月に降り立ってるし、草生えてるし、月笑ってるし、万有引力ガン無視だし笑)だけど、時代性と、ここまでやってくれればもうどうでもいいというかなんというか。まあ楽しませてもらいました。これが映画の原点なんだなー
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-18 01:04:37)
325.  地獄の英雄(1951) 《ネタバレ》 
人は他人の不幸で利益を得たり楽しんだりしている。しかも汚いことに、そうしたマネをしていながら「自分は善人として行っている」と信じて疑わないのだ。 ニュースを伝えるメディアがそれが最も露骨に表れるので本作でもそこにスポットしているが、この醜い心は人間に普遍であるといえよう。ある意味、自分のやっていることが汚いことであることを自覚出来ているカーク・ダグラスの方がまっとうだとさえいえるかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-06 00:26:26)(良:1票)
326.  空気人形 《ネタバレ》 
人は誰も心に空白を持っている。ペ・ドゥナ演じる空気人形はその象徴である。しかし、空気人形はまさに人間の心の空白を埋めるために作られた心なき代用品だという事実が、皮肉な逆説性を帯びてくる。  ■空気人形は心を持つべき存在ではなかった。心は美しさを感じられるが、同時にはるかに多くの辛さ、悲しさも感じさせてくる。彼女に対して人々が求めるものは結局「自らの空白を埋めるもの」であったのであり、心持つ彼女がそれに答えるのは苦痛でしかなかった。そして逆に心持つものを心を埋める代用品にしようと腹を切っても結局そのまま死んでしまうだけであった。彼女の最後の息は他の人の心の空白を埋めていった。最後まで彼女自身は「人の心の空白を埋めるもの」でしかいられなかった。  ■ペ・ドゥナの演技は本当に素晴らしかった。あの「空っぽの中にわずかに心が宿ったような眼」は素晴らしい。いやらしさ・エロさを出さない裸というのも演技力のなせる技なのだろうか。圧巻
[DVD(字幕)] 9点(2010-08-05 01:06:58)(良:2票)
327.  イノセント・ボイス 12歳の戦場 《ネタバレ》 
実話だから仕方ないのかもしれないけど、話が単発なものをつないだだけの印象。「子供×戦争×実話」というのだけで乗り切った気がする。戦闘も突然爆弾が降ってくるという感じで、それが怖いのでもあるけど、ぶつ切れで展開が進んでいる気がした。子供を撃ち殺すシーンだけは衝撃だったけど。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-30 00:23:21)
328.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 
とりあえず見ている間はのめりこめたのでこの点数。  見せ方のワザはもう「運命じゃない人」とかで慣れてるから、目新しくはないんだけど、まあテンポの良さのみで逃げ切ってる。  もうちょいひねりを加えられる場所は十分にあるし、見せ方をもっとよくできたとは思うけどね。 最後があまりに都合よすぎるし、あんなにテロリストいっぱいいてあんなに準備されてて、で、あんなやり方・・・って思うけど。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-11 14:29:29)
329.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
前半がちと冗長だが、後半はがぜん盛り上がってくる。  宿場全体を罠として待ち、数で負ける敵を襲う。 上から槍でついたり、丸太落としたり、弓で打ったりと、ちっとも武士道っぽくないのも、逆に味がある。 それにしても、あの宿場全体の罠はスゴイの一言。そして30分にもなる殺陣もすごい。 武士道っぽいところと、口先だけの武士道とが同時に見られて、複雑な心境・・・  きわどい位置にある映画のためか、今のところ10点はなし。私も9点どまりか。 (追記:やっぱり9点は高すぎた気がした)
[DVD(邦画)] 8点(2010-07-11 14:28:08)
330.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
タイトルだけ見て「怪物もの」かと思っていたが、全然違った。 72年ということを考えると、この内容はすごいとしか言いようがない。ほとんどの乗客をさっさと殺し、主要メンバーのみに話を絞っているので、テンポ良く見ていける。でもハックマンはちょっと強引かな。最後死んじゃうのは「何でだよ」って感じだし。
[地上波(吹替)] 8点(2010-07-11 14:25:50)
331.  悪魔のような女(1955) 《ネタバレ》 
非常に秀逸なサスペンス。 モノクロのよさが存分に出ている。  前半、淡々と殺人計画が進んでいく。 殺人の決心がなかなかつかないクリスティーナに完全に感情移入させてしまい、筋が読めなくなっている。 箱の紐が切れるところとか、危ない、と心の中で叫んでしまった。 ここだけでも十分面白い。  そして後半、プールの水を抜いたところから一気に加速。 次々と不可解な事態が発生し、半ばパニック。ミステリアス度は急上昇。  ラストなんて、並みのホラー映画ではかなわない怖さ。 陰影や音の使い方がうまい。 最後の死体は予想はしていたが、やはり驚く。  しかし、探偵がけりをつけて一件落着のところで、生徒の最後の一言が謎を呼ぶ。 せっかく完成したジグソーパズルが崩れて、嫌な余韻を残してエンド。  最近のサスペンスなんかよりもずっと優秀。 個人的には「恐怖の報酬」よりも上かも。
[DVD(字幕)] 9点(2010-07-11 14:24:06)
332.  トレマーズ 《ネタバレ》 
これは面白い! この映画が平凡な怪物映画と違うのは、やはり力のみではなく知恵で勝負している点だろう。 設定の制約のみで、建物を崩す、爆弾の罠、落とし穴、崖とひたすらに知恵を振り絞る。こういった頭で勝負の映画は大好き。田舎町という設定もいい。なんかのどか。
[DVD(字幕)] 9点(2010-07-10 14:20:08)(良:2票)
333.  男たちの挽歌 《ネタバレ》 
すさまじいと聞いていたが、本当にすさまじすぎる銃撃戦。ベタでもストーリーがちゃんとしており、いい感じに仕上がっている。2丁拳銃でバンバン撃ちまくっていくのはまねしたくなるほど。
[DVD(吹替)] 9点(2010-07-10 14:19:02)
334.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 
途中からよく分からなくなった。意図的なんだろうけど。 でもわからない映画はやはり評価しづらい でもこれがカンヌで・・・う~む、わからん。
[DVD(字幕)] 2点(2010-07-10 14:17:30)
335.  暗殺の森 《ネタバレ》 
はっきり言って意味不明。だらだらと時だけがすぎていく。最後は何?、妄想?、狂気?、個別カットを適当につないだようにしか見えない。 リンチはもともと無意味そうに見えるからいいけど、これは見かけだけ有意味っぽくて実は何にもない。 ここでの高得点が不思議。
[DVD(字幕)] 2点(2010-07-10 14:17:13)
336.  アトミック・トレイン<TVM> 《ネタバレ》 
お約束をものの見事に破っている。でも悪い方に傾いてる。え~、な展開の連続。悪い方で。 「隣人は静かに笑う」はお約束を破ってプラスに働いたんだがなぁ
[地上波(吹替)] 1点(2010-07-10 14:16:47)
337.  DRUG 《ネタバレ》 
学校で見せられましたけど。授業3回分ぐらいあって結構長い。 全体に話がバラバラで、もっと一人に絞って見せた方がいいと思う。ドラッグの弊害を何でも詰め込もうという感じだが、あまりうまくいってない。 最初に出てきたアタッシュケースがクラスで話題になってたけど、あれってどうなったの? あと、最後の「もう疲れた」は、「え?、止めた本人が自殺しちゃうの?」的にしか見えない。
[ビデオ(邦画)] 1点(2010-07-10 14:16:03)
338.  夜よ、こんにちは 《ネタバレ》 
パッケージに政治サスペンスと書いてあるけど、政治サスペンスと思って見ると失敗します。人間ドラマとか、そっちの方向でしょう。ハラハラはしません。考えるところはあると思いますが。 ということで、僕はリアルタイムでこの事件を知らないし。
[DVD(字幕)] 2点(2010-07-10 14:15:51)
339.  シンデレラII<OVA> 《ネタバレ》 
前作で批判を受けたと思われる「男=金と名誉、女=美貌」というステレオタイプの払拭に必死という感じがすごくよく見える。 徹底して既存のものを破壊して、顔だけじゃないよ的な取ってつけたようなストーリー展開。
[DVD(吹替)] 2点(2010-07-10 14:14:55)
340.  追跡者(1998) 《ネタバレ》 
前作の面白みがまるでない。冤罪の犯人を一生懸命追ってたってねえ。
[地上波(吹替)] 3点(2010-07-10 14:14:41)
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