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元みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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341.  ミスティック・ピザ 《ネタバレ》 
こじんまりとした海辺の田舎町にある、最高に美味しいピザ屋さん“ミスティック・ピザ”でウェイトレスをする3人の女の子が、それぞれの恋愛をしていく話です。それぞれの恋のお相手に3人の男が出てくるわけですが、私はどの男性もパスしたいかな(苦笑)。漁師の男は結婚すること=愛の証みたいな人(純朴な田舎青年って感じですけれどね)で、融通がきかなそうだし、そもそもマッチョって苦手。エール大学出身の妻子持ちは自分の保身しか考えていないし、ポルシェの坊ちゃんは、坊ちゃんだけあってアマアマで、親の財産を無くしそうだしなぁ〜。どうしてもこの中から選べって言われたら(って誰もそんなこと言わないけれど 汗)、金持ち坊ちゃんかなぁ。今のところはお金あるし、ネ! そもそも金持ち坊ちゃんは登場からしいてダメダメだったなぁ。ダーツを3本連続でど真ん中に当てるといいながら、3本めで失敗。50ドル負けているもんなぁーー。やっぱりあんな金づかいの人は嫌いだ。選べない……。そう、魅力的な男性がいなかったのが、この映画にのめり込めなかった理由に違いない。ピザ屋のおばちゃんとおじちゃんの温かさには、ちょいとジーンときましたけれどね(笑)。↓の皆さんが書かれているように、あの評判のピザを食べた〜い。隠し味に何入れているんでしょうか。最後までヒミツは明かされませんよね。それが気になってしょうがないのです。ところで、マット・デイモンのクレジットは反則でしょう(笑)。
6点(2004-01-30 11:39:34)
342.  ベスト・フレンズ・ウェディング 《ネタバレ》 
愛と友情の物語です(笑)。主役二人(マイケルとジュリアン)はおいておいて、マイケルの婚約者キミーとゲイのジョージ二人の愛と友情の力がすばらしいのです。体全体でマイケルへの愛情を表現するキミーに、友人のために遠くからかけつけるジョージ。この二人にはさんざやられっぱなし。愛って、友情っていいなぁーって思ってしまいます。また、最後の最後でマイケルがジュリアンに言った「蛆虫以下だ!」の言葉。ああいうことが言える友情にも心打たれます。「なのに放っておけない」んですから。条件付きの友情じゃなく、無条件の友情。そういうのがとてもステキなんです。何度も繰り返してみたシーンは、カニレストランでジョージのホラ話から店全体へ広がる「小さな祈り」大合唱のシーン。あの曲がむちゃくちゃ好きなので、それだけで楽しい気分になれるんです。レストランの従業員がカニの爪型グローブをつけて手を振っているところがおちゃめでかわいいので、注目してみてください♪
8点(2004-01-30 11:17:41)(良:3票)
343.  ブラボー火星人2000 《ネタバレ》 
↓クロエ☆姫との二人部屋♪ と、次に投稿する人への牽制をしつつ(笑)感想を書きましょう。(なんてことは気にせず、どんどん書いてください。だって面白い映画ですから♪)くだらない設定のくだらないエイリアンものというんでしょうか。ガムでそれぞれの星にマッチした外見に変わる火星人が手に入れた地球人としての外見は……クリストファー・ロイドだったってだけで充分におかしい。しかも宇宙船を直すために、トンカンやっている姿は、やはり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを彷彿とさせるのです。それだけで、私は嬉しくなってしまいますよ。そして変体ガムにはいろんな星のものが用意されていて……できるだけ噛まないほうがいいというほにゃらら星のガムが……クライマックスで必要になるあたり、よろしいかと(笑)。ところで、あの星の人に食べられた彼は、一体……どうなってしまったのでしょう(汗)。彼女のお腹の中に???? 妙に気になる。
7点(2004-01-30 09:21:17)
344.  原始のマン 《ネタバレ》 
初見は深夜のテレビ放映。用事をしながら適当に流しておこうと思っていたら……プールを作るために庭を掘っているシーンあたりで、もう目がくぎ付け状態。ブレンダン君を認識した、記念すべき映画でもあります。もともと学校で人気者になってプロム・キングになり、好きな女の子のハートを射止めるためにプールを作ろうとしていたデイブは、友達のストーニーを巻き込んで、人気者になるためにブレンダン君扮する原始人リックを学校に連れて行っちゃうんです。なのに……人気者になったのは、リックのほう。野性的な魅力で女の子のハートをガッシガッシと鷲掴み。本人はそのつもりなくっても、ワラワラとフェロモンにやられた女の子がやってくる ……それに、デイブがジェラっちゃったりなんかして……(笑)。モロ青春ですねぇ〜。ラストは目が点になっちゃいますけれど、ね。続編があったら楽しいだろうな。けど、もうブレンダン君も年いっちゃってますね(汗)。
7点(2004-01-28 08:41:30)
345.  ショウ・ボート(1951)
『ザッツ・エンタテインメントPart2』で紹介されていたものなので、ちょっと期待しすぎたかなぁ〜。メロメロな歌を男女が寄り添って唄っても、私はあんまり楽しくないのです。ショウ・ボートの芸人たちに愛されて育った、興行師の娘は、ダメダメなギャンブラーと結婚してショウ・ボートを降りてしまいます。はじめは勝ちまくって豪華なホテル暮らしをしながら宝石に囲まれて生活していた二人も、次第にツキに見放されて落ちぶれてしまう。♪どんなダメな男でも、私はあなたが好きなのよ〜♪みたいなことを唄っていた女性も、次第に旦那を責めるようになる……。どうも、こういったストーリーは好きではありません。ただ、この作品のテーマソング♪オールマンリバー、オールマンリバー♪を黒人が哀愁たっぷりに唄うシーンがすごかったので、一度は観てみてもいいかなぁ〜。黒人歌手が声量たっぷりに「いつも働かされている 生きる気力もなければ死ぬ勇気もない……」唄う姿がなんとも、南部だなぁーーと思うと同時に、大いなるミシシッピ川の流れを感じることができました。ストーリー自体は結構チンケなんですがね(汗)。 そうそうこの興行師の役は、『お熱いのがお好き』でラストを締めくくった老金持ちのジョー・E・ブラウンです。やっぱり彼の動きはコミカルで、飄々とした雰囲気のいいお父さんでした。笑うと口の両端がクッってあがる表情が好きなんですよね♪
6点(2004-01-28 08:15:30)
346.  エアフォース・ワン 《ネタバレ》 
こんな人が大統領なんて、アメリカも大変だね。国よりも家族が大事なんでしょ? これでオッケーなのかなぁ~と思うけれど、ハリソン・フォードだからこれはこれでいいのです。特に部下を人質に取られたときは、断固として要求をのまなかったのに、娘が人質だとあっさりテロリストたちのいいなりになるってところが、どうしようもなくヒドかった。しかも考えたのは5カウント中2カウントのみ。せめてギリギリまで時間を使おうよ(笑)。とか思ったけれど、これは5分の2の時間だから逆に潔くていいのかもしれないなぁ。とにかく、お父ちゃん頑張ったね!って雰囲気の映画です。ところで、ラストの「これより我が機はエアフォース・ワンとなった」と言うところ、すっごく好きです♪ これでなんとか、お父ちゃんじゃなくって大統領だったのね!っていう雰囲気が出ていましたからね(笑)。観賞後になんとなくハリソン・フォードの大統領もいいんじゃないか、これこそが平和なんじゃないか、って思えたのが不思議です。
6点(2004-01-28 00:41:59)(良:1票)
347.  チキ・チキ・バン・バン
オンボロ車だったチキチキバンバン号。実は、かつてグランプリレースで優勝した経歴の持ち主だったのです。冒頭で、華々しい過去が描かれていますね。どうも私はその時点で、チキチキバンバン号に感情移入をしていました。やはりこの作品に出てくる子供と同じレベルと言いますか思考回路は同程度なんでしょう(汗)。まっ、ともかくチキチキバンバン号は、往年のビッグレースを勝ってきた強者なんですよ。静かな余生を送らせてあげたいじゃないですか。できれば再度活躍する場なんかが与えられて、みんなから尊敬を受けてもいい立場なんです。だから、溶鉱炉行きが決まったときは焦りましたね。なんとかあの貧乏発明家にお金を作ってもらいたくて応援しましたよ。さてさて、この作品の楽しいところを挙げるとキリがないのですが、キャラに限定すると、発明家のお父さん(子供たちからみるとおじいちゃん)のキャラが愛らしいです。外国に行くといっては、自分の小部屋(電話ボックスのようなもの)に入り込む彼がとてもかわいらしい(笑)。また、製菓会社の社長さんだって笛キャンディーを吹いて喜んでいる。その娘さんだって、子供たちと一緒に海岸ではしゃぎまくっているし、敵国のずっこけスパイ二人組だって、悪者なのに憎めない存在。歌や踊りだけでなく、こういった楽しいキャラクターがいっぱいいるのがいいですね。また、発明家のお父さんがいいのです。子供心がわかって一緒に遊んでくれるお父さん、妙なものも発明しては自分で実験して失敗しているお父さんなんて、ホントにいいなぁ〜って思いますもの。それから、発明家のウチにはお約束的な感じですが、朝食をつくるベルトコンベアーのようなもの(目玉焼きを作ったり、パンを焼いたり)が出てくるのってさらに楽しいですよね♪
8点(2004-01-27 10:46:27)(良:2票)
348.  噂の二人 《ネタバレ》 
ストーリーは悪くないのかもしれません。ただ、たかだかレズの噂が流れたからって、あそこまで白い目で見られなきゃあいけないのか!という痛々しさがありまして……。また、あの子供。憎ったらしいウソつき少女が、あまりにも憎ったらしくて、正視できませんでした。あの憎ったらしさは、最近では『ファインディング・ニモ』のダーラ(あの歯列矯正をしている女の子ですよ)と張るかも。いや、こっちの方が憎たらしさは数倍上だな。うんうん。あの子の言うことを信じる周りの奴等も一体何考えているんだか……。さらに終わり方がいけない。シャーリー・マクレーンあなたに不幸は似合わない。どんな状態でも明るくニッコリ笑ってくれないと、私はなんだかやりきれなくなってしまうのです。また、ヘプバーンの婚約者(ジェームズ・ガーナー)がいい人っぽいくせに、どうにもこうにも頼りない。やっぱり普段ヘラヘラしていても、大事なときにシャンとしてくれる男の人っていうほうがいいですよね。この逆をいっているので、どうも……釈然としないのです。あの子供の言葉を信じて、ヘプバーン、マクレーンを追い込んだ金持ち婆さんだって、やっぱり最後に救いが欲しかったはず。日本人気質の強い私としては「罪を憎んで人を憎まず」映画に惹かれるのです。ああ、救いが欲しいよぉーー(涙)。
5点(2004-01-25 07:50:51)
349.  いつも2人で
現在、関係の冷え切った夫婦が、昔話(回想なのか実際に過去に ストーリーが動いているのかは謎)をすることで、いつの間にやら初心を取り戻していく映画……のように思えました。要するに、若い頃はお金がなくても幸せだったけれど、今お金ができて何か失ったものはない?という提言だったのかもしれません。これを観る側の心境として、「現在お金を持っているが、愛を感じられない夫婦」「お金を持っていても愛情いっぱいの夫婦」「お金はないが愛情いっぱいの夫婦」「お金はなくて愛も冷めた夫婦」「あんまり関係ないじゃない夫婦」といったパターンが考えられますが、第3の生活を送っている私にとっては、なんちゃ魅力的には感じられませんでした。あっ、でももしかしたら私たちは「お金がなくて友情いっぱいの夫婦」という特殊な例だったから、あんまり身近に感じられなかっただけかもしれませんが……。あしからず。
3点(2004-01-25 07:30:53)
350.  私を野球につれてって
一言で“楽しい”映画でございます。どうしようもないくらいのベタベタなお約束展開に、ウキウキする唄と踊りに身も心も参ってしまうのです。まず、お約束展開について触れましょう。まずは我等がヒロインのエスター・ウィリアムズ(↓【あまみ】さん、さっそく彼女について 笑)の登場シーンがベタベタなんですね。新しい野球チームのオーナーであるヒンギスさん。彼女が汽車でフロリダにやってきたとき、出迎えの人はすっかり男だと思い込んでいるからそのまま素通り。さらにジーン・ケリーに至っては、オーナーを口説く始末(笑)。規則なんて守っちゃぁいないぜ。俺様はよぉ。といったノリで口説くから目玉をくらっちゃうんですね。また、シナトラは本気で恋しちゃったりなんかして……。ほほほ、これのお約束度はかなり高いものがありますよ。どうしようもないくらいダメな展開。見え見えの展開が、大好きなんです。また、エスター・ウィリアムズはちゃんと泳ぎます(笑)。黄金色の水着をまとって。これきっと、彼女をご存知ない方が観ると、まったく意味のないシーンで、水着のサービスショットくらいにしか思われないかもしれません。しかし……彼女は水に入ってなんぼの女優。水泳シーンのないエスター・ウィリアムズなんか、唇の割れていないアンジェリーナ・ジョリーのようなもの。このシーンは絶対、絶対、絶対、絶対〜に必要なんです(やったぜ!言い切ったゼ!!)。というわけで、シナトラ、ジーン・ケリーだけでなく、MGMきっての大スター水の女王であるエスター・ウィリアムズを是非ともご贔屓にしてくださいませ。 ちなみに、テーマソングの♪すっぱずぱずぱ〜ら、ずっぱずぱらぱ〜ら♪は大リーグ中継などでお馴染みの音楽です。ホント、最近大リーグが身近な感じになってきましたね。
8点(2004-01-25 06:54:16)(笑:1票) (良:1票)
351.  江戸の名物男 一心太助
この間、BS2で放送しているのを観たのですが……むっちゃ面白かったです。一心太助のきっぷの良さに(ちょっと虎の威をかるきつねのようなところもありますが 笑)、女の人に言い寄られてタジタジするところなんかも楽しくて、あっという間に放送時間が過ぎてしまいました。ご主人様の口上も楽しく、毎回同じ口上を繰り返しているところなんか、ホント微笑ましいですよね。
7点(2004-01-22 23:11:53)(良:1票)
352.  ビッグ 《ネタバレ》 
この映画で一等印象に残るシーンといえば、かの有名なピアノのシーンでしょう。ジョッシュとマクミラン社長が踊りながら足で音楽を奏でる。観ている側も自然と体がリズムをとりはじめるような、楽しい光景です。でも私が個人的に印象深かったところは……、ジョッシュのパジャマがガンダムだったところ。「あ〜っ、ガンダムやん!」って思ってしまいました。大人サイズのガンダムパジャマ、売られているんですねぇ〜。変なところに感心。全体的に楽しかったのですが、できれば恋愛シーンを入れて欲しくなかったですね。仕事ができるいい女が、子供っぽい(よく言えば少年の心を持った)男を好きになるってのも解るっちゃあ解りますが、パーティでの下品な食べ方まで許してしまっているのに違和感。私だったら、あんな食べ方の人を好きになるなんて考えられませんね。まぁ、好きになってしまったら“アバタもエクボ”状態で、全部ひっくるめて好きになっちゃうかもしれませんが(汗)。
7点(2004-01-22 22:49:11)
353.  ピーター・グリーナウェイの枕草子
いやぁ〜、この作品が登録されているとは!! さらにコメントが入っているとは!!! 【tiranoliliteria】さんお疲れ様です。劇場に観にいかれたんですね。【やましん】さん、思わず同じ言葉でコメントを書きはじめてしまいましたよ。もう一度言いましょう。「いやぁ〜」。↓のお二方、ありがとうございます。この行き場のない想いの受け手になってくれて。みかんは心強うございます。少女(あの膨らみのない胸は絶対に少女だ!)の身体に文字をかきまくるという、一見エロティックな設定なんですが、これが全然エロくないです。ユアンも全裸を披露した割にはインパクトもなく、淡々と流れていきます。ただ、要所要所に強烈なシーンが挿入されておりまして……“名台詞”コーナーにも書きましたが「開けてくれ〜ナギコ!!」というユアンの日本語が聞ける(そういえばユアンって某英会話のCMで「よくできましたっ〜」って叫んでいませんでした?笑)こと、それから緒方拳が、緒方拳が、あの緒方拳がぁーーー、ああ、これ以上は書くことができません。私……。すみませんです。
1点(2004-01-22 15:19:34)
354.  恋人よ帰れ
ユアンとレニーちゃんの『恋は邪魔者』の元ネタの一つです。もう片方も、ドリス・デイとロック・ハドソンの『夜を楽しく』なので、カラフルな色合いや、勘違いからくる諸々の恋愛コメディが好きなら、この前に取り上げた2作品に本作を加えた3作品を併せて御覧になるといいかもしれません。顔だけでみると決して可愛いとは言えないドリス・デイがキュートな衣装で登場すると、不思議とかわいらしく見えるのが不思議です。役柄にぴったりはまっているっていうことなんでしょうね。広告会社のやり手プロデューサであるロック・ハドソンがノーベル化学賞を受賞された高名な学者に間違えられ、ライバル広告会社のドリス・デイがロック・ハドソンを接待するという内容。毛嫌いしているロック・ハドソンにドリス・デイが惹かれていく様がなんとも面白いのです。ラストの展開は、かなり強引ですが、こういうのもアリって楽しめる自分が大好きです。受け付けない人は、まるっきりダメでしょうね(汗)。
7点(2004-01-22 03:47:39)
355.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
有名なシャワーシーンはそんなに怖いとは思いませんでしたが、そこに至る過程がジワリジワリときました。まるで蜘蛛が巣を作って蝶が舞い込むのを待っているような、そんなおどろおどろしさがベイツ・モーテルにはあります。やっぱり鳥の剥製が並んだ応接室の不気味さといったら……。剥製に囲まれたノーマン・ベイツがマリオンに「君って鳥みたいだね」と言うシーンには、ホント鳥肌ものです。実際はつぶやいただけなんですが、どうも舌なめずりをしているような空気が伝わってきて、それだけで固まってしまいました。また、怖さの演出という点においては、鼓膜を裏返されるような効果音がすばらしいですね。音楽だけでも神経が逆撫でされて、冷静ではいられなくなってしまう。しかも舐めるようなねちっこい映像とからまって、ゾーッとするような恐怖感が(汗)。マリオンが街から逃げるため、豪雨の中、車を走らせる場面も緊迫感がありました。これが映像だけだったら、フロントガラスに叩き付けられる雨をワイパーが猛スピードで拭い、視界は極度に悪く、たまに対向車のヘッドライトが見えてめまいを起こしそうになるっていう単調な場面なんですよね。あのキーキーとした効果音に、見事にやられてしまいました。他にも些細なシーンでゾゾッとした怖さ、皆さんも仰っていますが、日常の中の狂気のような怖さ、アンソニー・パーキンスの好青年っぽさが怖かったりとかしますよね。ただ、不満なのがラストシーン。ラストに余計な説明が入っているのがちょっと蛇足気味で、もったいないような気がしますが、多重人格物がメジャーでない時代、説明的な台詞が必要だったんでしょうね。
8点(2004-01-21 06:26:27)(良:1票)
356.  ユー・ガット・メール 《ネタバレ》 
トム・ハンクスの大型本屋も、メグ・ライアンのちっちゃな絵本専門本屋も、両方ともとっても魅力的です。今の私は、トムの本屋に行っちゃうのでしょうが、子供を連れていくのはきっとメグちゃんの本屋さんでしょう。親の代からの馴染みの店といえば、私にとっては「たこ焼き屋」しかありませんが(うちの母が高校時代から通っている 笑)、そこのおばちゃんが子供の頃からかわいがってくれていました。たこ焼きを買いに行く度にヤクルトをくれて(笑)。イメージ的に、メグちゃんの本屋さんってそんな感じなんです。だから最終的に店を畳まなくてはいけなくなって、最後に店と別れを惜しむメグちゃんは本当に切なかったです。で、肝心のメールのやりとりで恋心が芽生えるという点について。メールに、トムの本心がよく出ていますよね。社会生活(大型店経営者の御曹司)の立場の中で武装しなくてはいけなくなっている彼の良心が、メールに現れていて好感が持てました。ああいう風に励まされたら、自然と心も和んでしまいますよね。なにかにつけ『ゴッドファーザー』に例えるというのは、男っぽいといいますか(笑)。『「めぐり逢えたら」』でも、女性は『めぐり逢い』を、男性は『特攻大作戦』を崇拝していますね。こういう映画の中に映画があるのって、とっても好きです。それだけで、二重に映画を楽しめるような気がしますから。豪華クルーザーで生活する、結婚離婚を繰り返しているトムのお父さん(フォックス書店の会長さんかな)が、とてもいい味を出していました♪
7点(2004-01-21 05:30:32)
357.  キャスト・アウェイ
「時は金なり」を地でいく男が、仕事中に飛行機事故にあい、無人島に漂流。今までのがむしゃらに仕事に取り組んできた男とは、全然違う生き方を強制されることになってしまった……。そこには時間がたっぷりある。時の価値観がガラリと変わった男は……恋人の写真とバレーボールのウィルソンを心の支えに、そうして恋人と会って話をしたいがために無人島を脱出するのですが、運命って残酷ですね。
7点(2004-01-20 13:52:38)
358.  くちづけはタンゴの後で 《ネタバレ》 
ああもう、なんでシャーリー・マクレーンっておばあちゃんになってもかわいいのぉ〜? 反則だぁーー。心臓病で酒と煙草を止められている彼女は、執事に隠れて煙草を吸います。で、人がくるとあわてて隠すんですよ。口の中に(笑)。なんてかわいいのでしょう。薬だって酒で飲もうとして執事に注意されるし。一つひとつの動きが本当にカワイイ♪ 私は主人公の女性に成り代わって、シャーリー・マクレーンの義理の娘になりたいぞ。あんなにあったかく迎えられて……(しかも大金持ち 笑)。ということは、成り代わりの成り代わり?パトリシアが実はコニーで、コニーが実はみかんというとんでもないことになってしまうぞ。うーん。ややこしいから、この案は却下(笑)。アバズレ娘が御曹司の嫁に間違えられたことから、いろんなことが起こるわけですが、すべてあのウィンターボーン家の面々の優しさによって解決していくのですね。わかっていながら黙っている優しさ。「誰もがヒミツを持っている」といったブレンダン君の言葉にはニッコリですよ。ベタベタな言葉ですが、いいじゃないですか。結婚式の直前にお互いを庇いあって、殺人事件の犯人だと自供する4人組も微笑ましい。ああ、いい映画だったな。ただし、主人公の女性が美人じゃありません。役柄が名門の家には不釣り合いな“アバズレ”役なので、しょうがないところもありますが、けっこう痛いです。食事の場面、パーティの場面など、かなりイタタタタ……と思いながら観てしまいました。それがちょっと辛かったけれど、ブレンダン君とのタンゴなんかは、プププと笑って楽しかったです♪
7点(2004-01-19 05:48:16)
359.  恋のじゃま者
若い頃のはじけたトム・ハンクスコメディが好きなので、手にとった作品です……が、ちょっと期待とは違っていました。タイトルからすると、恋愛が基本のスクリューボール・コメディを想像するでしょ? どんなおマヌケなことをトム・ハンクスがしてくれるんだろう(ワクワク)としていたのです。が、実はトム・ハンクス演じる広告会社のやり手プロデューサ、デビッドが両親の熟年離婚や、父親の病気勃発によって、両親との関係を修復していくという家族ドラマ。内容としてはとてもいいお話なんです。そう、大筋はいいのです。じゃあ、どこがイマイチだったかって? バブリーな時期の軽い仕事のやり取りがどうも……すべっちゃっているんですね。ええ、そういう“時代”なのでしょうがないですが……。もっと、親子関係、夫婦関係に重点をおいた、ハートフルな内容だったらすんごい感動できたかもしれません、もったいないなぁ〜。
6点(2004-01-19 05:19:38)
360.  艦隊を追って
定番のアステア&ロジャースのミュージカル。今回は、アステアが海軍の一兵卒で、セーラーを着たアステアがとってもコミカルでかわいいんですね。艦船のバンド隊がジャズを演奏するのも楽しいし、タップで敬礼したりするのも面白いです。アステアがピアノを弾いているシーンもいいですね。あっさり調律を終えて、丸イスにみたてた樽を回して高さ調節をして、ピアノを弾く。ダンスというわけではないのに、一連の動きがスムーズに流れ、さすがアステア!と思わせてくれます。また、実際に弾く場面は、他の映画ではあまり観られないので、ちょっと嬉しかったですね。ストーリーは、アステアがロジャースの仕事を邪魔する(本人は応援しようと思っているところがしくしくおかしい)ところが多いし、友人海兵の女グセの悪さもちょっと煙たいところがあり、スッキリと言い切ることはできません。が、ちゃんとハッピーエンドで終わるあたり、安心して観られます(笑)。やっぱり私は、アステア&ロジャースの単純なストーリー展開のミュージカルが大好きなようです♪
7点(2004-01-19 05:08:35)(良:1票)
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