341. 麒麟の翼~劇場版・新参者~
なかなか面白かったです。原作は未読ですが、2時間ドラマではなく、映画としてのクオリティを充分に持った作品だと思います。ドラマ「新参者」からの流れのネタも少し含まれていましたが、見ていなくても特に問題はない展開。この制作スタッフで「容疑者Xの献身」を作ってほしかったですね。 [DVD(邦画)] 7点(2012-10-02 15:11:22) |
342. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
何度観てもこの作品の面白さがよくわかりません。最後に「実はこうでした」という犯行動機にも特に驚かされることもなく、いつもの痛快感が欠けていたように思えます。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2012-09-20 10:47:13)(良:1票) |
343. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
このつまらなさはまさに異常。コロンボシリーズの中でぶっちぎりのワースト1作品だと思います。犯人の吹き替えの声優がヘタすぎるというか声による演技が古すぎるというか、聞くに堪えません。それに脚本のひどさが加わったら、いくらコロンボでもこんなことになってしまいます・・・ [CS・衛星(吹替)] 2点(2012-09-17 21:45:45) |
344. 八月の濡れた砂
この時代の青春映画ってみんな感じですね。その時代に見れば共感できる部分もあったのかもしれませんが、今はとても鑑賞に耐えうる作品ではありません。時代とともに風化してしまう映画って、所詮その程度ということでしょうか。石川セリの主題歌をはじめとする音楽で、70年代の雰囲気を味わえたことだけが唯一の救いでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-09-17 18:23:29) |
345. 花とアリス〈劇場版〉
光を美しく見せる、岩井俊二らしい映像でした。記憶喪失云々絡みのストーリーはそれほど好みではありませんが、ドラマでは決して表現できない、まさに映画らしい映画だと思います。蒼井優って、こんなに華のある女優だとは知りませんでした。鈴木杏も昔から好きでしたが、女優として、持っているものの違いを見せつけられたような感じです。クライマックス、ただバレエがうまいというだけでは、あれほどの素敵なシーンは生まれませんよね。駅名などの小ネタやチョイ役は不要だったのでは? [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-17 18:17:57) |
346. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 インド映画もびっくりするくらい歌って踊ってましたね。ストーリーは、中学生でも書けそうな単純な脚本で、ドリームガールズの方がまだ内容が濃かったと思います。でもとにかく明るく楽しい!それに、ブラックの人達のダンスのキレ、歌声の張りや伸びは最高ですね!抗議デモの歌はとても印象的でした。これは映画というより、歌とダンスの鑑賞映像だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-12 23:42:03) |
347. ナチュラル
なんとなく最後まで見ましたが、特に印象に残ることなく終わってしまいました。途中、かなり強引とも思える設定や理解不能なシーンもあって、いまひとつ気持ちが入りませんでした。でもロバート・レッドフォードは良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-09-10 10:25:02) |
348. 不倫期限
《ネタバレ》 不倫の結果、夫婦や家族関係はどうなるか、あまりにもリアル過ぎる!過剰な演出や余計な脚色がない分、その重々しさがストレートに伝わって、見るのが辛かったです。妻に浮気を告白するまでは、たいして見どころもなく、多用しているロングカットも全然生きていませんでしたが、告白後は、前半の単調さも含め、すべて計算されていたと思われ、この監督、ちょっとすごいかも・・・と思いました。特に最後のクリスマスシーン、子供がうれしそうなのが泣けますね。そして絶妙のタイミングで終了。観終わってから原題を見て、またまた「うわぁ~・・・・・・辛すぎる・・・・」と思っちゃいました。この映画を見たら、不倫(浮気)なんて絶対にしないぞ!と思います(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-09 00:39:11)(良:1票) |
349. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
《ネタバレ》 コロンボファンとして普通に楽しめる作品のひとつでしょう。今回の犯人は耳が聞こえないという設定なので、それに沿った結末が必要でしたが、やや強引というか、「これで自白するの?」と言えなくもないです。余談ですが、デューデック氏のキャラ、とても好きです。自分もああいうじいさんになりたいですね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-09-04 15:57:12) |
350. 記憶の棘
《ネタバレ》 面白い設定でしたが、結局オチってこれ?って感じでガッカリでした。カメラワークやメイク等による少年の顔とストーリーとが妙にマッチして、オカルト映画のようで薄気味悪かったです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-09-02 19:34:11) |
351. ポーキーズ
《ネタバレ》 高校生くらいのオトコの頭の中なんて、日本もアメリカも同じ。でも日本人としては、あそこまで友人たちとエッチについてオープンにはなれないですね。笑えるシーンはいくつかありました。デブの女教師が校長に直訴するシーンやエッチの時の声が体育館に響き渡るシーンは大爆笑でした。でも全体的な印象やストーリーはいまひとつで、2度は見ない映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-09-02 19:24:29) |
352. 刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
《ネタバレ》 小学生の時、初めてコロンボを見たのがこの作品で、当時「コロンボってなんて面白いんだろう!」と感動した記憶があります。でも今見ると、シリーズの中では中クラスくらいかな?溶ける糸を使った殺人(計画)は、天才外科医らしいすごい発想ですが、看護婦を鉄の棒で殴り殺したり、元麻薬患者に麻薬を注射したりするのは、あまりにもお粗末な殺人のような印象を受けました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-08-29 16:25:21)(良:1票) |
353. 崖の上のポニョ
ジプリ作品といえば、子供も大人も楽しめる映画というイメージがありましたが、これは子供向け?ひと言でいうと面白くなかったです。ポニョがただのウザいクソガキにしか見えず、リサのようなキャラも好きになれませんでした。結局、面白いと思った宮崎作品はナウシカとラピュタだけなので、自分には宮崎作品は合わないのかも・・・ [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-08-26 00:25:40) |
354. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 最初、クゥがやけにグロテスクであったことと、あまりにも健全すぎる内容で、もう観るのをやめようかと思うほどでしたが、マスコミが騒ぎ出すあたりからストーリー的に面白くなり、120分を越える上映時間も気にならないほどでした。実際、河童が存在したら、人間社会はあんな感じになるんでしょうね。マスコミは騒ぎ、興味本位で「かわいい」とかいう一般市民が増え、騒動を起こしたら「我々は安全な生活を営む権利がある。だから危険な河童は町内から出て行け」というのは、人間というか、自分だけがよければそれでいいという日本人社会の象徴シーンのような気がしました。あと、妹の瞳の描き方、わりと好きです。ブサイクで子供特有のアホぶり、あまりにリアルで笑えました。最初の子供たちの会話の中で「バリ島に行く」というセリフを入れたり、バリ島のガムランを3~4回BGMに使用するなど、かなりのバリ島好きが制作スタッフにいるようですね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-08-19 18:10:08) |
355. 時をかける少女(2010)
《ネタバレ》 この作品、せいぜい「光の惑星」と同レベル。脚本・演出のセンスは高校の映画研究会並みで、シロートが作ったとしか思えないくらいのヒドさ。70年代のシーンは、単に古いものだけを集めただけで全然70年代に見えないし、仲里依紗の演技力もとてもプロとは思えません。こんなトホホな映画、ひさしぶりに見ました。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2012-08-17 19:01:21) |
356. 天使にラブ・ソングを2
《ネタバレ》 前作が良すぎただけに、ちょっと期待はずれ・・・。ストーリーそのものは、どこにもありそうな平凡な内容でした。でも歌だけは前作を上回っていましたね。ローヒン・ヒルは最高にかわいいし歌はうまいし、コンクールもかなりうまいグループがたくさん出ていて楽しめました。余談ですが、オーハッピーディのリードの少年が「今度は黒人から何を奪う?」というような意味のセリフ、見た時はよく意味がわかりませんでしたが、「ドリーム・ガールズ」を観て「こういうことか」と納得しました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-15 18:04:25) |
357. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 とても良くできた映画でした。ストーリー、演出、歌、それぞれのキャラがすべてかみあっていて、すごく楽しい映画でした。殺し屋の2人が「シスターは殺せない」と手を合わせるシーンや、シスター達がヘリコプターの操縦士に脅迫めいたお祈り(?)をするシーンなどは何度観ても笑えますね。歌そのものは、「~2」の方が有名で聞きやすい楽曲が多いですが、映画としての出来は断然本作品の方が上だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-08-15 17:55:20) |
358. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 ストーリーはなんの工夫もないし、次のシーンがすべて予想範囲内なので、ハラハラもドキドキもワクワクもしませんでした。おまけに宝の石もあんなにあっさり見つかるなんて・・・。ラストなんて最悪でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-14 21:57:24) |
359. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM>
《ネタバレ》 アリバイ崩しをどう見せるかが目的になってしまって、殺人の動機がよくわからないというのは推理ドラマにありがちですが、結局決め手は時計のチャイムだけというのはあまりにも弱すぎるのでは・・・?プールの水とホースの水の違いを見破るところなどはコロンボらしくて期待しましたが、全体的に見どころがなさすぎという印象です。電話でプールに入れと言われて泳いでいるなんてちょっと設定が強引かも。もし面倒くさがって入らなかったらどうするつもりだったの?凶器があんな小さい氷のかたまり?あのカンカン照りならプールサイドの水なんて数分で乾いてしまうのでは?等々、ツッコミどころは満載で、その上、何度見ても印象に残るシーンはほとんどなし。あまり好きな作品ではありません。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2012-08-08 12:33:52) |
360. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
《ネタバレ》 キーになる花は、最初のシーンから映っていたので、これをきっかけに話が進んでいくのかと思ったら、これが決め手?うーん、ちょっと肩すかしといった印象です。人気の高い作品はだいたい最後に「なるほど!」と思えるネタが入ってきますが、この作品にはそれがなかったですね。コロンボとオードリーの「君には感心するよ」「肉体に?精神に?」という会話、好きです^^ [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-07-30 15:29:57) |