3681. ナチュラル・ボーン・キラーズ
虚構につぐ虚構、とうとう虚構が勝利をおさめちゃう話。っていうか、話ですらないですね。殺人事件もマスコミの向こうなら、犯人逮捕も裁判も刑執行もみんなマスコミの向こう。厳然と暴力は存在しているのに、実体の無い狂気だけが蔓延してる世の中。マスコミだけじゃない、映画だってそう。映画沢山見ただけで色んなこと判った気になってるのを嘲笑うかのように、グッチャグチャの世界を突き付けてきてます。で、そんな映画が面白いのかと言えば、これはもう私はたまたまのめり込んで観ちゃったというだけなんですけどね。それに、『JFK』を作った人が一方でこんなのも作ったんだと思えば、こりゃ相当キモチ悪い。 8点(2003-08-16 21:03:32) |
3682. マイノリティ・リポート
こういうの大好きですね。未来都市、自動車工場、キタナイ路地裏、その他その他、一本の映画でどこまで色んなもん見せてくれんねん、と、嬉しくなってきます。ん?しかし、プリコグはどうやら視覚的に未来を予知するようですが、名前や時刻まで判るの? え?じゃあこの話は成立するの?難しすぎて頭痛が。 9点(2003-08-16 13:35:42)(良:1票) |
3683. ダブル・チーム
何だこのロッドマンとかいう見たことも聞いたこともない奴は。こんなの出さないでいいよ。大体こんな奴がプロレスのリングに上がったのが許せないもんでそれ以来記憶が欠落してるんだ。こりゃ映画と関係ないな。ダブルチーム、面白かったよ。ちゃんと香港映画テイストになってますね。惰性で作ったような映画とはひと味違います。ミッキー・ロークはどうして例の必殺ネコパンチを出さないのかな。だから負けるんだ、出すんならココだよ。せっかくプロボクサーの彼が悪役なのに最後の決闘シーンはどうやら吹替えっぽかったですね。 7点(2003-08-16 13:04:57) |
3684. スポーン
アメコミは全然馴染みがなくて。スポーンって何?それより何なの、この妙チキリンな締まりの無いデブのワルモノは。辟易しちゃう!と思ってたら、おお、こいつなかなか強いぞ。やるじゃないの。あ~慌ただしい映画だった。面白いぞ。私は続きが観たい。こんなマント欲しいよね。あと、マーチン・シーンもこれにめげずにガンバレよ(大きなお世話だ)。 7点(2003-08-16 12:40:03) |
3685. アルマゲドン(1998)
冒頭の隕石落下シーンはかっこいい、すごくかっこいい(今となってはちょっと心が痛むけど)。でも後がねえ。次々に起る危機が、何だかいかにも「作った脚本」っぽくて、「ハイハイ、わかったから次サクサク行ってよ」とか無責任なこと思ってしまいました。大体、あんなポンコツどもが地球を救うなんて幾ら何でも、なあ。最後だからって、街に繰り出してたけど、そんなことして伝染病でも拾ってきたら、シャトル内全滅するよ。地球救う気あるの? あ、この手の映画にそういうツッコミは、キリが無いですね。 6点(2003-08-15 23:19:27) |
3686. ザ・ファーム/法律事務所
この映画については、「原作がめっちゃ面白かったのに、映画はサッパリ」という声をよく聞くのですが、私は実は原作読んだ方が後で、「映画がまあまあ面白かったんで、原作はこれより面白いのかと期待して読んだらガッカリ」というパターンです。まあ要するにどんな場合でも、過剰に期待しちゃあいかんのでしょうなあ。 7点(2003-08-15 22:56:32) |
3687. 7月4日に生まれて
実話だと言われるとやっぱり弱いんです。主人公は国を愛し、そのために大きな犠牲を払ったのに、国は主人公を愛してくれなかった。孤独が沁みます。オリバー・ストーン作品と思って観れば何だかキナ臭くなりますけどね、一人の人間の魂の軌跡として、普遍的なテーマも含んだ映画だと思います。ところでウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーが出て来たのは、何かのシャレですかいな。 8点(2003-08-15 22:46:14) |
3688. 父の祈りを
実話の映画化と言われるとそれだけでもう弱いんですよね~。ダニエル・デイ・ルイスは最初の方、年齢的にさすがに無理があるんでちょっと戸惑うんですが、ピート・ポスルスウェイトが、もう、反則スレスレのはまり役。その顔でその役は、タマリマセンよ。不自然に金かけたっぽいシーンがあるのは、アメリカ資本が入ってるから?その辺のサービスも抜かり無し。 8点(2003-08-15 22:20:57) |
3689. 戦艦ポチョムキン
1925年でコレですから、撮影技術自体は欧米よりは低かったのかもしれませんが、この驚くべき演出! ダイ・ハード観てるのかと思ったよ。ごめんそれはウソ。しかしこの時代にすでにこんな事までやってたのかと思うと、少し薄気味悪くすらなります。逆に言うと、これまで音楽や美術の表現方法のトレンドが激しく移り変わってきた事に比べたら、映画って、実は膠着してるのかも??? 8点(2003-08-15 22:07:51) |
3690. Shall we ダンス?(1995)
これは観ててたまんないですね。自分も主人公と同じようなことやっちゃいそう。こういうのがホントの人生の楽しみですよね。癒し系などという言葉はキライですが、これは観て本当に癒される映画。 9点(2003-08-15 21:52:44) |
3691. 勝手にしやがれ
短編ならいいんですけどねえ。まあコレが後の色んな映画に影響を与えたんだろうなあ、と敢えて関心を振り絞って観ないと、一時間半、これはちょっとつらい。新しいものを観たい、変わったものを観たい、と思ってるつもりでも、結局は「映画は最低限こういうものであって欲しい」という気持ちが根底にあるんでしょうね。 5点(2003-08-15 21:38:39) |
3692. 帝都大戦
特殊効果にスクリーミング・マッド・ジョージを呼んで来たもんで、その技術は前作を圧倒的に上回ってますけど。それにも関わらず映画のインパクトが薄いのはちょっと重傷。いくら金積んで選手集めたってジャイアンツが優勝できないのと一緒。守りに入っちゃあ、ねえ。 3点(2003-08-15 21:19:42) |
3693. 帝都物語
当時学校で原作が大流行りでみんな回し読みしており、私は読まなかったものの、映画は観に行くのが当然、という雰囲気だったもんで・・・。浅草十二階の崩壊シーンもなかなかリアルだったけど、むしろコマ撮りに妙に興奮しましたね。日本でもCMとかではよく見かけるんだから映画でドンドン使って欲しいな、と思ってましたし。H・R・ギーガーの護法童子はもうどうでもいいけどさ。ところで当時は意識してなかったんですが、音楽は、石井眞木さんだったんですね(残念ながら最近亡くなられました)。これは意外。 5点(2003-08-15 21:03:51) |
3694. マーズ・アタック!
火星人が徹底的に滅茶苦茶強い!面白い!やっぱりこうでなくっちゃ。この上なく痛快。ちなみに以前、甥にビデオで見せたら、真剣に怖がってましたよ。曰く「うちゅうじんがばんばん!ってしたらみんなホラーマンになっちゃった」。私も気持ちはよく判ります。ティム・バートンも幼い頃、この手の映画をコワゴワ観てたんでしょうかねえ。 9点(2003-08-15 20:36:35) |
3695. コピーキャット
冒頭の講演を聞いて、「これってロバート・K・レスラーの『FBI心理分析官』そのまんまでは・・・」とやや萎え気味。クライマックスのトリックもバレバレ、何しろコピーキャットなので。で感想ですけど、「何だ、意外と面白かったネ」。後日、間違えてノベライズ読んじゃった(ノベライズなんか興味ない!)。「やっぱり、わりと面白いなあ。」 7点(2003-08-15 20:13:28) |
3696. シェルブールの雨傘
色んなところでパロディ化されてしまってるので、本家を見てもつい笑いそう!って、笑っちゃいけませんね。これはイイ話。なんとも悲しいメロディが哀しい現実的なストーリーに輪をかけているようでいて、実は救いになっているような気もします。 8点(2003-08-15 19:39:04) |
3697. パラダイム
「この雰囲気、気持ちわるいヨ~」とは思うのですが、あと一歩、「怖いヨ~」というところまでは、なかなか、ねえ。まあ、過去の映画を適当に焼き直したら適当に怖い映画はできちゃうんでしょうけどね、きっとカーペンターという人はとてもエライ人でつい色々思い付いちゃうんで、つい色んな映画を撮ってしまうんでしょう。とか言いつつどこかレトロなんですけどね。 7点(2003-08-15 19:27:20) |
3698. 卒業白書
この手の青春映画、主人公にどこまで感情移入できるか・・・。見る側と等身大ならともかく、逆に「世の中ナメとんのか!」と説教の一つもしたくなってしまうもんで、あんまりピンと来ませんでした。キャラにしろ設定にしろ、リアリティが有りそうでいて実はあまり感じられない、中途半端な印象を受けたのですが。もしかしてストーリー自体はアメリカではリアリティがあるのかな? 5点(2003-08-15 18:54:38) |
3699. ロング・キス・グッドナイト
なんかねー、よくわかんないんですけど、クライマックスの橋の上に追い詰められるシーンで、妙に絶望的で切なーい気分になってしまいまして、ああ、なんて感動的な映画だ、大傑作かも知れないゾ、と。きっと勘違いなんでしょうけど、その勘違いがいまだに抜けないわけです。 8点(2003-08-14 22:37:40) |
3700. コーリャ 愛のプラハ
《ネタバレ》 最後の方、ラファエル・クーベリックが映って、ああ、主人公は無事チェコ・フィルにおさまったんだな、と、チェコの人とクラシックファンには判るんですけどね、興味ない人には、アンタ誰ってところか。私は学生の頃、試験が終わったら必ずイの一番にクーベリック指揮の「我が祖国」を聴く変な習慣があったもんで、懐かしくもあり、このフォレスト・ガンプもビックリの仕掛けにニンマリ。あとこの映画で特に印象的なのが、電話で童話を聞かせるところ。いかにもコスト・パフォーマンスの悪そうな娯楽ですが、子供の扱い方がわからないんだけどとりあえず何かしてあげたい、そんな気持ちがよく出ていて、じーんと来ます。 8点(2003-08-14 22:22:27) |