Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧。2ページ目
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4681
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  2/2 《ネタバレ》 
芸術家っぽい男と編集者っぽい女が出会うんだけど、ある日女はベトナムへと去り、男は女を捜し続ける。という枠組なのですが、女の回りには悪夢みたいな怪奇現象が頻発して、むしろホラー作品のような描写です。心理的な影響を言いたいんだったら、映像そのものでびっくりさせたり怖がらせたりするんじゃなくて、日常生活の中にさりげなく現れる不可解さの角度から行かないと、逆に怖くないんだけどな・・・。また、肝心の男女の関係も、男が追いかけるという設定ありきで進んでいますし、女の幼少時のエピソード云々の部分も、現在と上手く絡んでいるわけではありません。というわけで、作品に入れたものすべてがばらばらなままに終わってしまいました。
[DVD(邦画)] 3点(2024-04-08 21:54:44)
22.  レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
次々に変な大人が現れて不幸が訪れるのはいいのですが、それに対して子供3人組が反撃らしい反撃もせず、そもそも事態を前向きに解決しようという意欲すら感じられないのは、映画の主人公としていかがなものか。ストレスが溜まるだけの内容でした。長女役の人の可憐な雰囲気に3点。今度はちゃんとした作品で見たい。
[DVD(字幕)] 3点(2024-03-31 23:11:14)
23.  ブロークン・トレイル 遥かなる旅路<TVM> 《ネタバレ》 
要するに、大量の馬の群れが大自然の中を駆け抜ける重厚なシーンを撮りたかったんだろうな~。そこは気合が入っているだけあって、十分な迫力を感じさせます。それに比べると脚本は何とも弱く、一番の難点は、結局中国人の少女たちに何の変化も見えなかったこと。それから、途中でもっともらしく追加される登場人物たちも、結局ほとんど何もしていません。なので、ドラマとして機能していません。●ただし、ほとんど出ずっぱりのトーマス・ヘイデン・チャーチのひたすら地道なサポートぶりはなかなか見事で、彼によって作品が一本の筋を確保し、またぎりぎりで弛緩に落ちるのを防止しています。
[DVD(字幕)] 6点(2024-03-28 00:35:28)(良:1票)
24.  南へ行けば
3人の兄ちゃんと1人の姉ちゃんが、車に乗って南を目指す。さぞやこれからエピソードを散りばめたロードムービーが、と思っていたら、そこから全然話が弾まない。沈滞モードが漂いまくっている。一番の問題は、随所で挿入される回想シーンが、現在とつながっていない上にタイミングも不鮮明で、回想として機能していないことです。しかも、3人の兄ちゃんはいずれも似たような芝居しかしていないので、物語も発展しません。結局、すべてがうやむやなままに作品も終わってしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2024-03-25 01:18:32)
25.  二重心臓 《ネタバレ》 
夢野久作原作の映画化に挑むとはまた難易度の高いことを、と思いつつ、その心意気は買おうと思っていた。しかし、まったくそれ以前の問題でした。最初、刑事らしきオッサンが過去のある事件を延々と説明する。説明台詞ではなくて「説明」する。その後も、各場面で、登場人物はただストーリーを喋っているだけ。最後は延々と舞台をそのまま映して、はい終わり。輪をかけて、照明やカメラは、テレビドラマレベルどころか、ワイドショーの再現ドラマレベル。これは映画ではありません。
[DVD(邦画)] 1点(2024-03-18 22:07:07)
26.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 
最初に見たときは、適当なキャラが都合良くあれこれ騒いでいるだけとしか思わなかったが、再見したら、何と案外悪くなかった。一番良かったのは、解決手段が、銭婆のところに「とりあえず行く(しかも電車で)」「返す」「謝る」という超シンプル行動であるところ。それとやっぱり、あの水面を貫く線路の幻想性。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2024-03-15 00:57:11)
27.  ペリカンマン 《ネタバレ》 
冒頭でいきなり、ペリカンが人間の男になる。そのネタ一発だけで、最後まで押し切ります。見事です。また、中身はペリカンという設定に忠実に、主人公はペリカンっぽい動き(?)を忘れません。途中からは突然異様な才能を発揮したりするのですが、それもまた良し。もしかすると、トコトコ歩きながら天然を貫く主人公の造形は、チャップリンを意識したのかもしれませんし、人外的な異形のキャラクターと地域の調和という視点は、「シザーハンズ」のようにも見えてこなくもありません。全体としては、ここはもうちょっと引っ張るだろうというところでもサクサク先に進みますし、また随所でやたら都合の良い展開も目につくのですが、これは一冊の絵本を構成するような感じで作ったのかも。なお、一瞬登場する謎の寿司居酒屋も見どころです(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2024-03-11 00:08:33)
28.  紅い鞄 モォトゥオ探検隊 《ネタバレ》 
チベットの遥か山奥に、小学校を建てた老人がいる。そこで、記者が取材のためにその地へ赴く・・・というスタートなのですが、それならある程度のところで現地に着いて、あとはその学校の状況や老人の行動が描写の中心になるだろうと予想する。ところが、いつまでたっても目的地にたどり着きません。そうです、この作品は、その道中の一行の苦難の歩みこそがテーマだったのでした。それはそれでよいのですが、いろいろ起こる出来事が、全部局所的な単発的なピンチであって、作品の中で機能していない。何かを切り抜けたら、次に何かが起こって、それも割とさっさと切り抜けてという感じです。また、その中で登場人物もあまり生きておらず、とりわけ、見た人は誰でも思うであろうあの情緒不安定女性医師の足の引っ張りぶり(映画という意味においても作中の一行の行動という意味においても)は、何であんな造形にしたのだろうと思うほどです。辛うじて、校長の娘(こちらの方がヒロインとしてよほど魅力的)には若干の物語があったという程度でしょうか。ただし、チベットの高山風景の数々については、撮影の手間は相当かかっていると思いますので、点数はそこに対して。
[DVD(字幕)] 4点(2024-03-10 00:24:25)
29.  RAIN DOGS レイン・ドッグス
いろいろ挫折している青年の立ち直り系青春モノ、のようなのですが・・・各シーンはカメラがただ状況を追っているだけで、何かの表現になっているとは言いがたい。母親とかガールフレンドとか、各種登場人物を配置しようという意図は窺えますが、それも生きていない。役者の表情やアクションの幅の狭さも手伝って、盛り上がりなく終わってしまいました。マレーシアの作品を見る機会は貴重なので、期待したんだけどな・・・。
[DVD(字幕)] 4点(2024-03-04 21:44:10)
30.  カオス(2000) 《ネタバレ》 
歌野晶午という人は駄作率の非常に低い作家なのだが、そんな中でこのつまらない原作を何でわざわざ選んで映画化するのか、その時点で製作者のセンスを疑ってしまうわけなのだが、そこでさらに、ポイントの場面を矮小化もしくはカットして、どうでもいい部分を延々と流してぐしゃぐしゃにしてしまっているのだから、もうどうしようもない(ところで、あの子供は何の意味があったの?)。大体、舞台裏(真相)の部分を途中からあんなにばらしてたら、サスペンスとして成立しないでしょうに。主人公2人も、人格や背景の表現などまったくなされてない単なる操り人形です。とにかくひどすぎ。
[DVD(邦画)] 1点(2024-02-27 23:33:20)
31.  北の零年
日本の映画界がいかに吉永小百合を都合良く使い倒し、そして彼女に依存し、しかも本人もその甘えを許してしまったかということの象徴的な作品。吉永小百合は当時59歳です。本当はもっと役者としての「老け方」を考えるべき立場だったはずなのですが、周囲がそれを許さなかったのでしょう。渡辺謙とはもちろん夫婦には見えませんし、まして大後寿々花とは、祖母と孫にしか見えません。●音楽がセンスゼロなのも皆様が書かれているとおりですが、それ以前にこのテーマ曲自体が、ルパン三世のテーマに聞こえるのが気になって仕方ありませんでした。
[DVD(邦画)] 2点(2024-02-25 01:18:56)
32.  ソウル・パワー
フォアマンとアリの「キンシャサの奇跡」の一戦に絡んで実施された音楽祭についてのドキュメントです。ジェームズ・ブラウンをはじめとするアメリカン・ブラックの面々と地元アフリカのミュージシャンの共演、というのが売りだった模様ですが、どう見ても作品の大半ではJBしかフューチャーされていないのだな・・・。また、映像自体、ライブステージや舞台裏や屋外のその辺の光景が断片的につながっているだけです。映画化はあらかじめ予定されていたっぽいので、撮影は頑張ってあちこちで行ったのでしょうけど、それを総合的に編集あるいはアレンジできる人がいませんでした。結果、熱気があるのは感じますが、それが1つの映像作品に昇華していないのです。
[DVD(字幕)] 4点(2024-02-06 01:26:55)
33.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
演技については、男優陣はただ騒がしいだけ、逆に女優陣はただそこにいるだけで、全然魅力的に撮られていない。しかし、それでも中盤以降面白さがせり上がってくるのは、昨日と今日の短期間のやりとり、1個のリモコンを取りに行くというしょうもない目的、というごく狭い範囲から、軸足がぶれていないところにある。だから、作品世界がきちんと完結しているし、滅茶苦茶なことをやっていながら妙な身近さを感じさせる。あとやっぱり、同一場面の多角視点的な描き方は大好きなのです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-02-06 01:01:34)(良:2票)
34.  ハーフネルソン
ダメ中学教師と女子生徒のどうのこうのがやりたかったんだろうけど、そもそも主人公がうじうじナヨナヨしているばっかりで、前提となるべき「生活」も「行動」もないので、結局何も起こっていません。女子生徒の方も、ただ喋っているだけで、やっぱり演技力が低いんじゃないかな・・・。輪をかけて、フラフラ落ち着かないカメラが、ドラマの醸成を阻害しまくっています。見どころといえば、まだ駆け出しだった頃のアンソニー・マッキーの出番が割と多い点くらいでしょうか。
[DVD(字幕)] 3点(2024-02-03 01:19:27)
35.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 
ドッペル関係では、日常生活の中にふらっと現れてくる怖さなんかは、しっかり焦点が定まっていたと思うのですよ。ドッペル役所の出番がもう少し少なかった方が、かえってもっと怖かったんじゃないか、とかは別として。また、各シーンをだらだら引っ張らない「整理の力」も、十分発揮されていたと思います。●しかし、最後の15分はなぜか全然別の作品になってしまいました。もしかすると、永作とかユースケもドッペルだったという可能性の示唆かな?とは思いましたが、それにしてはそれまでのネタの仕込みが不十分でした(永作はどのシーンも「その場にいるだけ」で、珍しくあまり活用されていませんでした。大体、もっともらしい最初の弟がどうのという部分も、結局後につながっていないのでは?)。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-02-02 01:42:09)(良:1票)
36.  ひゃくはち 《ネタバレ》 
導入部の豪華なエキストラ、そして僅かな台詞で主人公二人の立ち位置を表す的確性。これってもしかしてありがち青春スポ根映画とは違うのでは?と思わせて、そのまま最後まで一気の勢いでした。一つ一つのシーンが、目的を達したらダラダラ引っ張らずに次に行くという効果的な切り取り方になっており、それが実は対象であるスポーツの敏捷性とも適合しています。一番唸ったのは、「息子のチーム発表を待つ父親」を、カレンダーの1カットと、電話口の「それで、何かあったのか?」の一言だけで表す手際の良さでした。その中で、最初はただの馬鹿コンビでしかなかった二人が、峻厳な対立の場を経てそれを乗り越えていく、という成長も、自然に表現されています。●難点は、女性記者の関係が意外に機能してないことかな。この記者の能力や知識、さらには熱意がどうだったのかもよく分からないし、青野君が彼女相手になると突然落ち着いた大人になるのも、ちょっと変。
[DVD(邦画)] 7点(2024-01-27 00:39:55)(良:1票)
37.  ショコラ(2000)
とにかく、ジュリエット・ビノシュの一貫した凛とした気品が素晴らしい。それを最大限に生かすべく、カメラは遠近を自在に使い分け、表情・仕草・動きを存分に切り取っています。また、ジュディ・デンチ、レナ・オリン、キャリー=アン・モス、そしてもちろん子役の彼女も、立ち位置を的確に把握した見事なサポートを見せつけています。かえって、ジョニー・デップが霞んでしまうほど。
[映画館(字幕)] 8点(2024-01-20 18:18:33)(良:1票)
38.  J.K.ローリングとハリー・ポッターの誕生〈TVM〉
一応、「ハリー・ポッターの誕生秘話」としてのドキュメンタリー、というのがウリのようなのですが・・・制作者が何をしているのかというと、ナレーター(監督でもあるが)が延々と喋っているだけ。で、それらしきイメージ・ショット(しかもほとんどが静止画)が次々に出されているだけ。関係者はおろかローリング本人のインタビューもなければ、映画の映像も出てこない。つまり、出来の悪い手抜きのプレゼンを延々と聞かされるだけなのです。もちろん、あのハリー・ポッターの世界やキャラクターがどう創造されたのかとか、彼女の生活がどのような状況からどう変わったのかなどという大事なことは、さっぱり分かりません。これ、真正のハリー・ポッター・ファンが見たら、激怒するんじゃないかなあ、などと余計な心配までしてしまいます。
[DVD(字幕)] 1点(2024-01-15 23:50:32)
39.  やわらかい生活
特に見るべきところのない登場人物のどうということもない日常生活を延々と流されても、別に面白くもありません。また、男が4人寄ってくるというのがポイントのようなのですが、みんな同じような人にしか見えませんでした。
[DVD(邦画)] 4点(2024-01-14 23:39:49)
40.  青の炎
青と黒を基調とした画面構成の迫力はなかなか。脚本は、最初に見たときは説明台詞が多いかと思ったのだが、再見したらそうでもなかった。全体的なじっとり感の統一は演出の芯の強さを窺わせるが、難点は、母親が物語の上であまり機能していないところかなあ。というか、秋吉久美子だと結局は何でもできそうに見えて「追い詰められ感」に欠けてしまうので、ここはもっとやつれた感じの人を当ててほしいところでした。
[DVD(邦画)] 5点(2024-01-11 23:52:08)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS