21. 下妻物語
《ネタバレ》 いやーびっくりしましたよ、この脇役陣!!文句なしの豪華キャスティングですね。阿部サダヲと生瀬さんが出てきたときは笑いすぎて死ぬかと思いました。小池栄子もはまりすぎ。終始バカ映画ですが、深キョンがさらりという桃子の哲学に憧れをまじえた何かを考えさせられました。特に、自分が必要とされた時の喜びや戸惑いを初めて感じた桃子が自分の変化に気づいていく下りは、感動すら覚えました。人は誰かに必要とされたり、自分の力が認められたときこそ最大の力が発揮できるのだと。観終わった後、ただのバカ映画ではない深い意味がこめられているなぁと感じました。 7点(2004-06-23 23:33:22) |
22. 砂の器
テレビドラマをみて、原作を読んで、本作を観ました。ドラマも映画も原作とは異なっているんだけれど、それぞれに良さがあるのではと思う。まずドラマは、ハンセン病を取り上げなかったことと、現代という時代に直していることで原作のようなリアルさが欠けていた。が、期間が長かったため和賀の心情や捜査の困難さをよく描いていたと思う。それと逆なのが本作で、ドラマよりもあっけなく解決してしまった感は否めない。だが、千代吉の愛情や病気による差別など、かなり原作に忠実に出来ていたと思う。原作ともども長く語り継がれていく作品ではないだろうか。 7点(2004-06-22 23:03:24) |
23. 運命の女(2002)
《ネタバレ》 夫に対する愛情も残っていたがゆえに、夫の行動が悔やまれてなりません。人生、どこでどうなるか分からないものですね。もしもあの時タクシーに乗っていたら、こういう結末にはならなかったのだろうに・・・。 6点(2004-06-14 22:50:40) |
24. 28日後...
《ネタバレ》 昔怖い思いをしながらバイオハザードをやってたのを思い出しました。あぁ怖かった。でも、他のこういう類の映画と比べて、ラストに希望が持てるところは○。 6点(2004-06-14 22:46:26) |
25. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 号泣でした。前半の朔とアキが好きなものを言い合っていくところで、なぜかすでにぐっと来てしまいました。何も失うものがないと思っていた純粋なあの頃のことを思い、そしてこの後の展開のことを考えると切なくて、、、。映画を見ている間、「ここではどんなセリフが出てくるか」と期待する場面がたびたび登場しましたが、その度に期待を裏切ることのない素敵な言い回しで涙しました。さすが、原作が小説だけあって、詩的だなと思いました。それにしても、大沢たかおと森山未來くんは似すぎですね。 8点(2004-05-15 11:53:53) |
26. ホーンテッドマンション(2003)
ディズニーランド好きにはたまらない、娯楽エンターテイメント!マイケルくんの表情が面白可愛くって大笑いでした。普通に面白かったです。 7点(2004-05-15 11:45:30) |
27. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 夢とは、予想だにしていない展開・・・。ただ、その後のリリーがあげたペンダントが、なるほどあそこで使われていたとは・・・。こういう因果は好きかな。もしかしたら私が今何気なくしたことが、どこかの誰かの行動に関係してるかもしれないですねぇ。バンデラスの最後の「どこかで・・・」のセリフ、うーん、狙ってるなぁ。けど、やっぱりけっこう好きかも。 6点(2004-05-09 11:24:17) |
28. アンダー・サスピション
いまいち最後がすっきりしないというか・・・。サスペンスなら、こう、二転三転していいと思うんですけど・・・。あまり盛り上がりもなく、ちょっと残念でした。 5点(2004-05-03 00:55:36) |
29. ブルース・オールマイティ
こりゃまずいでしょ~と思うような悪戯もおかしくって大笑い。まるで、ドラえもんに便利な道具を出してもらったのびたくん。でも、最後のモーガン・フリーマン演じる神の言葉には思わずジーンときた。ただのコメディに終わらない、深い意味を持つものでびっくりした。まだまだやるね、ジム・キャリー! 7点(2004-04-25 22:39:34) |
30. セレンディピティ
偶然過ぎる・・・。映画でよくあるありえない話だなぁと思いつつ、ロマンチックなこういう展開は普通に好きなので、楽しめちゃいました。ありえない話だからこそ、映画でだけでも良い夢を見てもいいのかなぁと! 6点(2004-04-24 23:52:57) |
31. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 どこにも逃げられない場所での連続殺人、そして全員に共通点が・・・。まるで金田一少年の事件簿のようなストーリー。ちなみに私は金田一好きだけど、いや~金田一をはるかにしのぐストーリー展開でした。途中までまんまと騙され続け、落ちがわかった今、もう一回細かく観てみたいと思いました。久々のサスペンスの秀作だと思います。 9点(2004-04-24 23:40:47) |
32. スウェプト・アウェイ
《ネタバレ》 前半どうしようもなく憎たらしかったマドンナが、だんだんと愛すべき人に変わっていったのには私自身驚きました。二人だけの世界があるなら、ずっと無人島にいても幸せなのかも。 5点(2004-04-18 23:14:50) |
33. フォーチュン・クッキー
飛行機の中で観ました。友人とゲラゲラ笑い、最後にはハッピーな気持ちになれました。邦題に納得。うまいことつけたなぁ~。この手の内容は多く用いられていますが、飽きさせずに安心してワクワクしながら観られる映画に仕上がっていると思います。親子で観てもいいかも。 9点(2004-04-11 23:48:23) |
34. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 超面白かった。随所にちりばめられたリズムやシュールな笑いが今までの時代劇の殻を打ち破った気がする。北野監督、恐るべし。ストーリーは善と悪がはっきりしていて分かりやすかったのと、最後にひねりが利いていたのが良くて、楽しんで観れました。たけしが痛快で強くてかっこいい。ラストのセリフも、ぐっときましたね。 9点(2004-04-04 12:27:02) |
35. トゥー・ウィークス・ノーティス
好きです、こういう映画。安心して観られるラブストーリー。ヒューはこういうダメ男をやらせたら天下一品ですね。アバウト・ア・ボーイもそうだったけど、ヒューのおかしなだめっぷりがすごく心地良いんですよね。顔がついほころんじゃいます。 8点(2004-03-21 23:06:50) |
36. ドラゴンヘッド
《ネタバレ》 ラストに希望が持てなかったので・・・残念。もっと人のいろいろな面を見せてくれても良かった。缶詰のシーンなど、訴えたいことはあったと思うけれど、それがうまく伝わってこなかったし心に響かなかった。でも、出演者が好きなので、4点。 4点(2004-03-21 23:00:11) |
37. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 全編通して、サム君には泣かされっぱなしです。人を信じる力、人を守るために自分をも犠牲にできる力を彼は持っています。それはサムだけでなく、この物語に出てくる登場人物たちみんなに言えることであり、だからこそ多くの人の心を打つのだと思います。昨今、こんな心を忘れがちなのかもしれません。ギムリがぼそっと放つ言葉にレゴラスが「友達」と返す所。他国の危機に大勢が駆けつけ、力が1つになる所。震えました。暫く現実の世界に戻れずぼうっとなってしまいました。 10点(2004-03-21 22:53:26) |
38. サハラに舞う羽根
主人公が名を伏せて仲間たちを助けていく所はかっこいいと思いましたが、最初になぜ主人公が除隊したいと思ったのか、その心の葛藤をもっと見せて欲しかったです。自分を変えたいと思って戦場に赴いたのか、それとも白い羽を送られて悔しい思いで行ったのか、そこら辺がはっきりなかったというか・・・。ケイト・ハドソンは、「10日間で男を・・・」の方がかわいらしいですね。 5点(2004-02-22 13:28:31) |
39. 完全犯罪クラブ
テレビのサスペンスドラマの方が全然面白い。もっと、二人がこんな性格になってしまったトラウマだとか、心理戦であって欲しかった。残念。 4点(2004-02-22 13:18:42) |
40. ラブストーリー
泣きました。久しぶりに、ぽろぽろと涙が止まりませんでした。すごくできすぎた内容だし、なんだか昔の少女マンガみたいだけれど、なんだかそれがすごく切なくて。一人一人が一生懸命で。「猟奇的な彼女」も、最後は「ああ!!そうか!」という新鮮な驚きがありましたが、今回もさわやかな感動を与えてくれました。本当に、この監督はロマンチストなんですね・・・。それがすきなんですけど。そして、最後の歌。歌詞で大号泣でした。音楽がまた、素晴らしいんです。 9点(2004-02-11 21:58:30)(良:1票) |