21. 大怪獣ガメラ
《ネタバレ》 「あれ?いったい僕はどうして助かったの?」「チビがガメラになったんだ!」「ガメラを攻撃しないで!」「ガメラは僕の友達なんだ!!」この少年は色々と考えたんでしょうね。自分の中で「勝手なガメラ像」を。いいほうに、いいほうにつくっていったんでしょうね。宇宙にガメラ、飛ばしちゃったけどね。それってなんていうか……丸投げ感? 問題は排除するっていう精神? この雑さ加減! 正直、嫌いです。これは解決とはいいません。まあ……そのおかげで宇宙怪獣ガメラとなってシリーズ化するんでしょうけど。※追加。主演の船越英二は2時間ドラマの帝王、船越英一郎の父親。彼がマンガオタクなのは、小さい頃に父親が怪獣映画に出たのが関係してたりするのかな? [ビデオ(字幕)] 4点(2007-12-14 08:00:06) |
22. 大魔神
《ネタバレ》 上映時間1時間24分。大魔神が暴れ出すまで1時間……orz。もうね、ダルい。何のヒネリもない時代劇が1時間続くのは非常に辛かった。「おいっ! そんな使い古された時代劇せんでいいから、はよ魔神、暴れーや」です。流石に魔神が暴れるシーンは「サンダ対ガイラ」に通じるものを感じ「おおっ。やっぱり怪獣は20m(皆さんのレビューを読んだところ4,5mでした…)+感情があるとおぞましいなあ…。このスローな動きが逆に怖いなあ…」なんて感心したりしたけど、しょせんそれだけ。映画にするなら、やっぱり2回くらい暴れてほしい。1回目にまずボコボコにしといて、2回目は武士も作戦を練るんだけどやっぱり倒してしまう、みたいな。84分の映画で暴れるのが1回というのはツライです。※特に今回の僕の場合「七人の侍」を観た後に続けて観てしまったので「同じ時代劇でここまで違うのか!!」と。タイミングも悪かったのかもしれない [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-12-14 07:58:20) |
23. 地下室のメロディー
今見ると流石に「いつかどこかで見たことのある画」でした。コピーされるほど、素晴らしい映画だということですが……。アラン・ドロンがかっこよく撮れている。なんという色気! 音楽も好き。OP、オシャレよね [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-14 07:53:04) |
24. 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)
市川中車の吉良上野介がいい! めちゃめちゃ憎たらしいです。でも、まあ…それくらい(笑)。僕としては、小さい頃に東宝特撮映画でよく見たメンツが大挙登場するので、そういう意味では楽しかったけど……。武士の忠義を丹念に描いてはいるけれど、ダルいっちゃあダルいのです [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-12-14 07:50:36)(良:1票) |
25. 椿三十郎(1962)
痛快娯楽作品。エンターテイメントのあるべき姿がここにある! 洗練された、各々のキャラクター像が素晴らしい! 音楽も最高 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-12-14 07:47:33) |
26. 天国と地獄
《ネタバレ》 犯人の目星がつくまでの一連の流れがスゴイ。怒濤の展開ってこれのこと。とにかく登場人物の感情がぶつかりまくって、目を離す暇がないのだ! また、犯人逮捕への焦燥感に追い打ちする盛夏のジリジリ感も好きですねえ。中盤以降、三船敏郎が画面に映らなくなって、ガチガチの犯人逮捕編になるのですが、これがシリアス過ぎて後半にのめり込めない要因かも。僕はDVDシリーズで鑑賞しているのですが、「天国と地獄」のDVD特典「創るということは素晴らしい」はかなり唸りました。「そこまでするんかい!!」って。この映画は限界を超えてます…。今度観るときは9分50秒の長回しシーンをじっくり堪能しよう [DVD(字幕)] 8点(2007-12-14 07:46:04) |
27. 帝銀事件 死刑囚
もう5年以上前ですが……、テレビの深夜枠で放送されているのを観ました。警察の取り調べって、こんなに恐ろしいものなのか……。かわいそうで、かわいそうで…。最後のカットが印象的です [地上波(字幕)] 6点(2007-12-14 07:39:17) |
28. 2001年宇宙の旅
トゥーーーーートゥーーーーートゥーーーーーーーーーートゥトゥーーーーーーーーーーートゥトゥトゥーーーーーーーーーーートゥーーーーーーーー、トゥトゥトゥーーーーーーーーーーーーーーーーートゥトゥトゥーーーーーーーーーーー、トゥーーーーーーートゥーーーーーーートゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! ご静聴、ありがとうございました [DVD(字幕)] 9点(2007-12-13 12:46:57) |
29. 上意討ち 拝領妻始末
《ネタバレ》 中盤までの展開にグイグイと引き込まれたものの、いつになったら刀を抜くのか! 「まだか?」「まだなのか!?」と相当に焦らされた。そういうわけで尻つぼみな印象を持つため、点数にするとこれくらいかも。三船敏郎は、どんな映画でも三船敏郎だけど(いい意味で)、仲代達也は、いろんな顔をもつ俳優だなあ [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-13 01:16:56) |
30. ハスラー
ゲームシーンの音楽と編集?がオシャレ。それ以外は意外に普通 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-11 05:04:30) |
31. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
今日読んだ本に書いてた言葉で「フィクションとして自覚し勝ち取る」っていうのが出てきたんだけど、まさにこういうことだと思う。この映画をおもしろいと思う人はやっぱりそれを勝ち取った人だと。そして、この映画をおもしろいと感じた自分を誇りに思う。内容に触れると、非常事態ということも手伝って登場人物のセリフがすごい好き。ネジがゆるんでるというか、抜けてるというか。キューブリック映画のエンドロールの音楽はどれもインパクトがあっていいですね [DVD(字幕)] 9点(2007-12-11 05:00:21) |
32. 秘剣
稲垣監督の作品って、時代劇であってもエンタテイメント、テイメントしてなくてこう……武士の心の葛藤だとか繊細な人間感情を描きますよね(数本しか観てませんが)。で、この「秘剣」ですが、血気盛んな能力ある若者主人公を、主役の市川染五郎が上手く演じていたと思います [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-11 04:54:17) |
33. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 なんという怪獣ドキュメント! 短期決戦型というか、上陸から終わりまでのお話ですし、テンションが途切れない! 「ゴジラVSビオランテ」にも通じる「自衛隊対怪獣ドキュメント」です。ガイラの恐怖は他怪獣の比ではないですね。やはり想像してしまいますよね、コイツが現実にいればどれだけおそろしいか……。ウロウロするガイラに見つからないように息を殺して隠れる自分、みたいな。サイズが大きすぎず小さすぎで、身近な怖さがあるんです。そしてやっぱり、あの伊福部音楽がいいですよね~ [映画館(字幕)] 8点(2007-12-11 04:36:52) |
34. マタンゴ
人間ドラマでしょ。まさかあいつが…… [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-09 23:37:01) |
35. モスラ(1961)
40年以上前の映画なんですよね。やはり、今見ると特撮はあたたかい目でみないといけない。でも、この映画を観る限り、それほど特撮って進化してないですがw。「VSモスラ」のモスラよりも、こっちのほうが羽動いてますし。僕はこういう古い怪獣映画を見ると思うことがあります。それは描かれるドラマにいつも暖かい印象をもつことです。より日常の延長に近い、というか。会話が自然、というか。(変な外人はでてきましたが…)そういう部分がなんか好きなんですよね [DVD(字幕)] 5点(2007-12-09 23:16:54)(良:1票) |
36. モスラ対ゴジラ
そうだ、モスラは蛾なんだよ! 蝶じゃないんだよ!! 好きなシーンは、ゴジラの頭にモスラ成虫が脚で攻撃しているところ。早回しでリアルに見えないこともない。この発想を実現する勇気が今のゴジラ映画には足りないと思う [映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 23:13:53) |
37. 妖星ゴラス
《ネタバレ》 やっぱりね、なんかとってつけたようなアザラシはどうなんでしょう? ゴラスが地球にぶつかるかどうかの瀬戸際に、アザラシはダメでしょ。でてきたらでてきたで、もっと混乱を起こさないと! 軽くやられてましたよ。あの記憶喪失もいらないです。簡単に思い出しちゃうんだから。絶対に避けるんだから、あとは中身勝負なのに。それがアザラシと記憶喪失では、どうもパンチ不足ですなあ [DVD(字幕)] 4点(2007-12-08 18:34:46) |
38. 用心棒
《ネタバレ》 三十郎の浪人ダンディズムは最高なんですが…、なんか都合が良すぎた気がします。人質や包丁などのキーポイントでそれが如実だったかな、と。音楽の大見栄をきった感じが素晴らしいです! 現代人、もっと見栄を切ってくださいよ!! [ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-08 18:32:38) |
39. ロリータ(1962)
《ネタバレ》 ロリータ…。一番いったらあかんオサーンのとこに行くとは…。あれはちょっと悲しい。父親のオサーンも一途すぎるし。とりあえず、みんなのキャラがよかったです。ストーリーはがゆいけど、そこが好きです。こんなこともありますよね、人生は [DVD(字幕)] 9点(2007-12-08 18:01:28) |
40. 赤ひげ
???なぜかまったく心に響かなかった…?期待し過ぎた…?要素抽出というか、ワザとらしさというか。色んなところでテクニックが垣間見えて?「感動させよう、感動させよう」と…?そのせいなんだろうか…。納得できないので、いつか時間と気力のある時にもう一度チャレンジしたい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-06 08:03:12) |