21. ギリーは首ったけ
「メリー」「ローズマリー」と見て、おのおのそれなりに楽しめたのでコレを見てみたら、あれれれ?といった感じ。役者も少し固かったように(下手に)見えたし、オゲレツ・ギャグもイマイチさえなかった。姉弟でないことを彼女に伝えるまでを引っ張りすぎで、ちょっとしつこかったです。 4点(2004-10-07 02:24:01) |
22. シンドラーのリスト
全編リアルな迫力があり、最後まで衝撃の連続でした。最初の山場、ゲットー解体の場面では本当に震えました。本当にあった話か?、というより、嘘であって欲しい…と思わずにはいられないほど残酷な場面の連続。最後のご本人達の登場で、これがたった約60年前の出来事だという現実を改めて知らされます。映画だから全てを事実に忠実に再現したわけではないかもしれないけど、ホロコーストの悲劇の生々しさをリアルに再現し、物語もきちんと作られているあたりはとても見事です。あまりにショックで三日連続で見てしまいました。 9点(2004-10-07 02:12:21)(良:1票) |
23. 普通の人々
出てくる人が皆心に傷を負っている。みんな誰でも悩み苦しみながら生きているんだ、それが普通の人間なんだ、と強く教えられました。これを言葉で言うのは簡単だけれど、頭では「自分だけが…」と考えがちで、理解するのは簡単ではありません(特に実際悩んでいるときは)。この作品には、それを見ている人に理解させる説得力を感じました。『カノン』も効果的に使われていましたが、この曲はどんな映画でも大体は合う気がしないでもないです。 7点(2004-10-07 01:52:23) |
24. シェイド(2003)
《ネタバレ》 前半全くスタローンが出ないので、最後のどんでん返しに多少無理矢理感もあったけれど、見事に騙されました。何度も何度も裏切り合うのがちょっとしつっこかった気もします。イカサマ師たちのばかし合いという、わかりやすい単純なストーリーで、上映時間も短め。とても気楽に見られました。音楽がまた渋い。臓器売買に携わるティファニーにドン引き。 5点(2004-10-04 05:15:33) |
25. 人間の証明
十年以上前に原作を読んでいて、今回やっと映画版を見ました。刑事ドラマとしてはどうかな?とも思いますが、例の詩とテーマ曲の良さもあって、半ば強引に泣きました。トトロのばあちゃんが出てたのには見終わった後で知りました。当然「飛翔の間」のショーの場面は全て「→→」ボタンで。 4点(2004-09-24 01:27:18) |
26. ジェット・ローラー・コースター
しょっぱ目のサスペンス。「はぐれ刑事純情派スペシャル」あたりでやりそうな感じ。アメリカの人って陽気でノリがよく、遊園地でバカはしゃぐ姿がホントよく似合う。ヘンリーフォンダはギャラ泥棒。それより何より、子役時代のヘレンハントが不足気味! 3点(2004-09-24 01:10:33) |
27. 生きる
日本映画の中でとても心に残った作品の一つ。なんかもう言葉では言い表せません、この気持ちは。…かなり細かいことだけど、志村は「♪明日という日の ないものを」と歌った箇所、実際は「明日の月日は ないものを」で微妙に間違ってる。 9点(2004-09-24 00:59:58) |
28. マジェスティック(2001)
ハリウッドの赤狩りの話、潰れた映画館の再建の話、記憶喪失で他人と間違われる話…上手く料理すれば三本の作品が作れそうなエピソードですが、それぞれが上手く結び付けられなかったように感じます。欲張ったために個々のエピソードが浅くなってしまったような印象を受けました。話が随分進むまで、夢落ちの話だとばかり思っていました。 4点(2004-09-21 20:45:36) |
29. キューティ・ブロンド
これは良かった。落ち込んだときもいつも周りに対し明るく接し、勉強を必死に頑張る姿に元気づけられた。現実的ではないしイイトコ取りな話だけれど、コメディタッチなのも相成って、努力して報われる姿が嫌味・説教っぽくならない程度の絶妙のさじ加減で描けていると思う。 7点(2004-09-21 20:35:38) |
30. シベリア超特急
ビデオの裏に、「ラスト二段のどんでん返しは友達には言わないで下さい」みたいに書いてあった。ビデオ版ではその場面はカットされていることをその時は知らずに、ビデオの最後に収録されていた「主題歌」と「NG集」が二つのどんでん返しなんだと自分を納得させていた。【追記】ビデオを見た翌日テレビが壊れてしまい、買い換えるハメになった。本当の話だ。マイク伝説がまた一つ…。 0点(2004-09-19 23:16:48)(笑:4票) |
31. サイン
驚愕の結末、というのはアナガチ嘘ではありません。自分は三部作中では一番の衝撃を受けました。その時脳裏に浮かんだ言葉は「嘘だといって…監督…」。 2点(2004-09-12 06:15:48) |
32. トワイライト 葬られた過去
実際は全く別の話ですが、設定上『動く標的』のハーパー探偵シリーズの三作目と考えてよさそうです。有名どころがズラリと出ていますが、『動く標的』シリーズ同様特に盛り上がりに欠けます。そして淡々と事件が発展していきます。事件の複雑さはあいかわらずですが、見ていてこんがらがる事もないでしょう。娘の「乳」が話題になりがちですが、人生のたそがれどきを演じる俳優陣の方に注目しましょう。それがなければB級サスペンスになっていたと思います。 4点(2004-09-12 06:04:35) |
33. ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的
前作より、大分事件は分かりやすくなっていました。しかし相変わらず役に立たない(そりゃ最後には真相を明かしますが)ハーパーは、探偵としてどうなのでしょうか?彼の今後が心配です。ピッチピチという言葉がふさわしいのがメラニーグリフィス。若い肌を存分に見せてくれています。 4点(2004-09-12 05:42:59) |
34. 動く標的
人間関係が複雑すぎます。始まりはただの失踪事件ですがすぐに二転三転していき、ややこしいことこの上なしです。整理するために、紙と鉛筆と一時停止ボタンが欲しくなるところです。ちゃんと真相は明かされるのですが、『三つ数えろ』と同じように、間違っても謎解きを楽しむ作品でないことは確かです。では何を楽しむのか?それは俳優ポールニューマンです。 3点(2004-09-12 05:26:45) |
35. ニック・オブ・タイム
絶望的な状況下から一体どういう風にして困難を乗り越えていくのか、片時も目が離せないほど入れ込んで見ていました。なかなかあんな状況に遭遇できるものではありません。孤独な主人公に後半になって味方が現れるのが、自分のことのように嬉しかったです。解決後があっさりしていて、エピローグがもう少し見たく思いました。 7点(2004-09-12 04:44:55) |
36. 真夜中のサバナ
この作品の言わんとすることは「知らぬが仏」「言わぬが花」ということになるのでしょうか?素材を殺した料理は、大変もったいないように感じます。そんな作品の感想も、当然言わぬが花。 3点(2004-09-12 04:29:58) |
37. 恋人までの距離(ディスタンス)
ヤらなければ7点。ヤったので6点。いくら講釈たれても、人間最後にヤることは一つかよ。皆、どうかこの浅はかな減点方法をお許しください。でも文句はいいましたが、嫌いじゃないです、この作品。 6点(2004-09-12 04:13:33) |
38. 燃えよドラゴン
ブルースリーの勇姿が全編に渡って描かれています。鍛え上げられた肉体で、熟練のカンフー技を繰り出すその姿は、一つの理想の「漢」の姿であります。そんな名作品にイマイチ入れず、アフロが気になったりしだした私は、まだまだであると自らの未熟さを痛感しています。 5点(2004-09-12 04:05:26) |
39. ダブル・ジョパディー
鑑賞中の私は、夫に裏切られた哀れな彼女に過度なほど感情移入し、共に復讐に燃えておりました。当然彼女が復讐を遂げた後、胸に訪れたのは爽快感でした。今回このレビューを書くにいたって、もう一度作品の内容をざっと追ってみました。…微妙やん。 7点(2004-09-12 03:51:42) |
40. マトリックス
見る前には、ちょっと特撮がすごいだけだろ?所詮オコチャマ向け、などとバカにしておりました。テレビ放映を見た今、そうした考えを取り消させてもらいます。あからさまなパクリを考慮しても、映像化したスタッフの力・技術は大したものです。ただ同じようなものを二つも三つも見るのは、あまり好みませんので、一作で完結して欲しかったであります。 7点(2004-09-12 03:39:22) |