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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2684
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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21.  奇跡の人(1962)
初見。食卓での長回しシーン。共にオスカー受賞も納得のアン・バンクロフトとパティ・デュークが体現する究極の「迫真の演技」が圧巻。獣の調教ではなく、世界を知り自身で考えて行動出来る為の教育を施すというサリバンの尋常ならざる信念が、自身の悲惨な境遇に起因しているところが感慨深い。
[DVD(字幕)] 9点(2017-09-16 23:57:27)
22.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 
アルジェリア戦争が描かれた本作。  戦争や革命に勝利するのに必要なのは暴力ではなく民衆の行動。 テロが有効なのは最初のうちだけ。 本当に困難なのは戦いに勝利したあと。  FLN幹部ベン・ムヒディの言葉そのままの作品で、独立後3年のカスバを舞台に卑劣なやり口での殺戮の泥仕合や現地エキストラ8万人と言われる民衆蜂起模様の迫力が作り物とは思えない物凄さで始終圧倒されました。
[DVD(字幕)] 9点(2017-04-11 16:21:31)
23.  赤ひげ 《ネタバレ》 
初見。赤ひげが仕切る小石川養生所を舞台にした新米医師保本登の成長物語。弱き者には慈悲深く強き者からは金を巻き上げる三船敏郎の重厚さに対する加山雄三は清々しくて凛々しくて引けをとらない存在に驚く。赤ひげが語るところの「病気の陰には恐ろしい不幸が隠れている」が、各エピソードによって示される。狂女の帯使い、蒔絵師の娘の絞り出すような一言一句、佐八とおなかが再会した時の風鈴の音、床を磨くおとよ、また盗みをしてしまった乞食にしときゃよかったと謝る長次。言葉通りの恐ろしさとやるせなさでとにかく息苦しい。そんな中にあって賄の4人が見せる人情が殊更胸に沁み、この世も捨てたものではないと思わされる。井戸に向かって長次の名を叫ぶおとよの回復した姿は保本にとって医者の務めを果たしたと言えるのでしょう。赤ひげが枯れ木を折るように手足をへし折る立ち回りシーンがマイナス0.1。製作に携わった全員の渾身の思いが感じられる傑出した作品。感服しました。
[DVD(邦画)] 9点(2016-05-31 01:51:11)(良:1票)
24.  日本のいちばん長い日(1967)
理性無き愛国心の恐ろしさを黒沢年男と天本英世の鬼気迫る言動から痛感させられます。戦争を終結させた天皇陛下のお姿に、開戦阻止が叶わなかった残念さをあらためて感じました。陛下は民を思って涙なされた。すすり泣く幹部達は何を思って涙したのか。綺羅星の如き俳優陣。一人一人が歴史の証人として後世に伝えたいという気迫でもって見せた史実に2時間半もあっという間でした。
[DVD(邦画)] 9点(2013-09-25 22:19:13)
25.  袋小路(1965)
人間は独りでは生きて行けない。人間は孤独を生ききらねばならない。ラストの彼の佇まいに痛切に感じました。30歳そこそこでこのような人間関係を描く監督、凄すぎます。
[映画館(字幕)] 9点(2013-08-10 11:27:12)
26.  華麗なる週末
世間の仕組み・不条理・温かみ・恋心・男らしさ。少年がこれ等を感じ取った4日間の濃密さが感慨深い。「コミカル」「純朴」という、らしくない役柄でも光り輝くマックィーンの魅力で全編カラリとした空気が心地良い。その中でのボスの存在感が圧倒的で、「自分の行動に責任を持ち、結果が招いた重荷に耐えろ」と両手を広げる姿が圧巻。草競馬の迫力も特筆もの。深い余韻に浸った作品。
[DVD(字幕)] 9点(2012-09-25 01:32:12)
27.  大脱走 《ネタバレ》 
冒頭のテーマ曲に家族3人でテレビ鑑賞した子供時分の光景が甦りました。 「腐った卵を集めている収容所」に不似合いに漂うヒューマンな空気の中、エンターテイメント性を前面に押し出した脱走劇に釘付けです。逃げ切れた者3名という厳しい現実にほろ苦さを味わい、ラストのヒルツと収容所長の会話に命があることのありがたみを感じ、独房のボールの響きに「自暴自棄になるんじゃない」との激励を聞きました。キラ星の如き男優陣の中で偽造屋を演ずるドナルド・プレザンスがマックィーンと共に一際輝いていました。  【2023.5.25追記】 午前十時の映画祭 ♪ターンタンタタタンターン タタン タカタカタタタン タンタンタカタカタン で早くも感無量。 クレジットの HANNES MESSEMER に「昨日観たばかりやないの、この人が所長やったんか~」 ドイツ空軍をナチスと一緒にするなと言わんばかりの姿にやはり惚れ惚れ。歴史的名作に相応しい名演でありました。+1点 トイレ休憩を挟んでのあっという間の3時間大満足のひとときでありました。
[映画館(字幕)] 9点(2009-11-03 23:48:47)
28.  サウンド・オブ・ミュージック
規律や戒律は人情味を持ち合わせている上に成り立つ事を、大佐、子供たち、マリア、院長の関わりから再認識させられます。明るく、大らかに振舞う事は勇気がなければ出来ません。次世代に語り継ぎたい名作です。【2017.8.20追記】ここ3ヶ月クリストファー・プラマー出演作品を鑑賞して満を持しての再見。感慨無量のひと時に酔いしれました。
[DVD(字幕)] 9点(2009-09-30 01:15:11)
29.  切腹 《ネタバレ》 
生き恥を晒す事を良しとしない侍、妻子の為に恥を忍ぶ侍、竹光で切腹を強要する情けを見せぬ侍、お家の体面第一に幕を引いた恥を知らない侍、主君に忠義を立てて切り死にした家臣達。それぞれの境遇での武士としての価値観が、見事な脚本、端正な映像、重厚な演技により浮き彫りにされます。半四郎の覚悟が那辺にあるかが明らかになるまでの息詰まる緊迫感、明らかになる瞬間の鬼気迫る姿は何度思い返しても痺れます。結末に、皆が絶対的な善にも悪にも断ぜられなく、詰まるところ「恥」が命のやり取りになってしまう武家社会そのものの功罪に考えが及ぶ作品でした。
[映画館(邦画)] 9点(2009-09-23 21:04:36)
30.  コレクター(1965)
屋敷内における犯人と被害者。被害者の心中「生きて此処から帰りたい」は手に取るように解るのですが、犯人の本心が奈辺にあるのかを読み取ろうとしても彼女同様に解りません。物語は二人以外のシーンは最低限にとどめ(各シーンの的確さが見事)進んでいきます。一瞬たりとも目が離せず緊張感に息苦しさが増していきます。解り得なかった犯人の本質が、相手が死ぬかも知れない状況でとった二人の行為の違いで垣間見え、ラストシーンで剥き出しにされます。ここで初めてタイトルの意味を思い知らされ、言いようのない恐ろしさを味あわされます。観る者を捕らえて離さない見事な作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-22 16:01:37)(良:1票)
31.  座頭市物語 《ネタバレ》 
初めて観ました。共に裏街道に生きる平手と市。死期を悟り、己の死に場所を探す平手と、世間にも自分にも負けずに生きてゆこうとする市。ラストの二人、最高の死に場所に本望の思いを胸に息絶えた平手と、彼の思いを汲み取って無念の涙を堪える市。死ぬ事より生きてゆく事の方が辛いのですね。天知茂の演技を終生忘れる事はないでしょう。
9点(2004-11-06 07:32:24)(良:1票)
32.  恋人よ帰れ!わが胸に
無茶苦茶な邦題は別として、見応えのある素晴らしい作品でした。優しさや思いやりなど一銭の得にもならん、生きるのには不必要が信条のようなウイリーの、知恵を働かせ、絶対に引き下がる事無く何が何でも目的を果たそうとするえげつなさと、果たせなくても決して反省もせず落ち込みもしないド厚かましさは、何故か憎めない所があったせいか少し羨ましく感じました。人を疑う事を知らぬような、お人好しで純真な好青年ジャクソン。この両極端な二人が強烈なればこそ、どちらにもなりきれず、ご都合主義的に心が揺れ動くハリーの情けなさ、やるせなさが際立っていました。ジャック・レモンとビリー・ワイルダー監督の真骨頂を見せてもらいました。
9点(2004-08-14 01:08:34)
33.  男と女(1966)
二十年ほど前に観てジャン・ルイ・トランティニャンに一目惚れした作品。今回、久しぶりに観てもやはり素晴らしい作品だった。お互いに心にブレーキをかけながらも少しずつ惹かれあってゆく様子はもどかしいようだが、分別ある大人の恋というのはそういうものだと思う。ジャン・ルイがレースの車でアンヌのもとへ向かう途中のああして、こうしての独り言とアンヌが抱かれながら死別した夫を思い出しているシーンは当時は理解できなく印象に残っていたが、今回は解かる気がした。ジャン・ルイの140㎞/hで走るコーナーを139㎞/hだと負けて、141㎞/hだとスピンするという台詞は凄く印象深い
9点(2004-03-16 00:25:53)(良:1票)
34.  あなただけ今晩は
生真面目で気弱で野暮ったい、情けなさ溢れるネスターに失笑の連続です。しかし、物語が進むにつれ、軽蔑が憧れに変わりました。イルマに惚れる姿の中に見える、内に秘めた一途な想いの振りかざし方に男らしさを感じるのです。私の憧れの男性の一人で、イルマが羨ましくて仕方ありません。胡散臭さの中にも優しさの滲み出るマスターも物語に不可欠の存在でネスターとのコンビは絶妙です。爆笑の連続の中にホロリとさせられる大好きな作品です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2003-11-22 00:29:33)
35.  サボテンの花 《ネタバレ》 
TVドラマ「だいこんの花」同様に沁み入る主題歌に加点。本編はかの作品とは真逆のドタバタラブコメ。無駄な人物がいない中で主役三名が輝いています。身勝手に過ぎるウォルター・マッソー、妙な倫理観で話をかき回すゴールディ・ホーン、そしてそして遅咲きの花を咲かせた大女優イングリッド・バーグマン、三位一体での展開がお見事。バーグマンの盆踊りのような歯医者ダンスに拍手喝采。マッソーの泣きっ面を今か今かと待っていたので結末には不満ですが固いことは言わんほうが良いのでしょう。秀作を堪能出来ました。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-04-23 17:42:37)(良:1票)
36.  わんぱく戦争 《ネタバレ》 
冒頭、郷愁誘う音楽に期待値急上昇。隣村同士児童の小競り合い。指揮官がいて知恵袋がいて作戦があって、裏切りに捕虜に捜索隊にと盛り沢山。全編に溢れる微笑ましさと「貧乏人に恥をかかせるのが平等なのか!」等のシリアスさの塩梅が絶妙。特筆ものの胸キュンキュンな弟おちびチャンが忘れられない掘り出し物お薦めの秀作。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-11-28 14:21:24)
37.  猟人日記(1964)
いくら58年前とは言え、仲谷昇の失笑もののナンパにホイホイ身を任す女性達とそれを日記に記すのに「アホちゃうん」「アホくさ」「見てられんわ」リタイア寸前のところでの殺人事件。以降ラストまで手に汗握る展開で掘り出し物の良作でした。北村和夫の得も言われぬ存在感に惹かれ通しでした。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-05-22 21:19:47)
38.  いのちの紐 《ネタバレ》 
先日94歳で大往生を遂げられたシドニー・ポワチエ出演作で共演がご贔屓アン・バンクロフトに惹かれての鑑賞。 眼力が持ち味の両優ガップリ四つな演技に釘付け。一度も相まみえることが無かった演出は粋ではありますが、そのシーンが見たかった欲張りな思いが止まりません。テリー・サバラスを始めに脇を固める面々も機能しており、一人の身勝手な女性を救うべく一丸となる協会、警察、電話局の仕事ぶりにハラハラし通しでした。 錚々たるキャスト・スタッフを束ねる31歳シドニー・ポラックの監督デビュー作というのに「へぇ」が無限大。良作です。
[DVD(字幕)] 8点(2022-01-30 18:47:44)
39.  猿の惑星 《ネタバレ》 
初見。チャールトン・ヘストン出演以外の知識無し。 言葉を発せられなく猿に先祖返りしたような人間達とオランウータン、チンパンジー、ゴリラの上下関係を持った人間さながらな猿達の対比が興味深い。 結末に唸らされると共に千年万年単位の地球の有り様や生まれてこれまでの自分の有様に思いを馳せる余韻の深いSFの名作です。
[DVD(字幕)] 8点(2022-01-17 15:29:49)(良:1票)
40.  リオの男
意外としっかりしたストーリーに於いて理屈抜きで彼女救出に奮闘するジャン=ポール・ベルモンド。その全力疾走シーンに惚れ惚れ。突き抜けたアクションにも体を張って全力で挑んでいるのでしょう。大満足の良作です。
[映画館(字幕)] 8点(2021-12-27 01:42:35)
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