21. ニュー・シネマ・パラダイス
僕はだいぶ前に彼女と別れました。…別れたのは去年の春休みなんだけど、未だに引きずっています。当時、別れるのが嫌で嫌でたまらなかった僕は、トトのように彼女の家の前で5時間も待ったことがあります。結局、彼女の気持ちは変わりませんでした。彼女に見直されようと努力した僕は、ドラムを始めました。秋の文化祭のコンサートに全てをささげましたのです。ただでさえ時間が限られている上に、初心者だったもんですから、文化祭に間に合わせるのはかなりの無理でした。現にドラムをやっている先輩からも不可能と宣告を受けたくらいです。でも、文化祭は成功したんです。先輩は「ありえない」を連発していました。…僕もトトも彼女と別れていなかったら、自分の才能を埋もらせたままだったと思います。自分の仕事をやって欲しくないというアルフレードの思いが、彼の才能を育て、あんな立派な人物にしました。僕も文化祭を経て、音楽の道を志しています。自分の才能を発見してくれた彼女にお礼を言いたいです。 7点(2004-01-19 16:40:21)(良:1票) |
22. 黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌
表書きは告発映画なのだが、史上最低の娯楽映画と改めたほうがいい。あまりの鬼畜ぶりに呆然…と言うより確実に思考が停止する。本物の死体を使った解剖実験も相当やばかったが、最もひどかったのが、減圧実験の「尻から腸がびゅるる…」の場面。あれほど魂が抜けそうになる場面は後にも先にも、これが最後。ほんっとに醜い…いや、観にくい。731部隊が、残虐な丸太実験をやっていたのは、どうやら事実らしい。…だが、自分もこの作品に丸太実験をされたような気分である。 0点(2004-01-13 19:35:09) |
23. 悪魔のゴミゴミモンスター
この作品、ほとんど骨董化しているので見つけるのは、かなりの努力を要すると思う。おれが見たかぎり、どこのTSUTAYAにも置いてなかったです。まさに(ある意味)貴重な作品なんですが…だからと言って、探してまで観たほうがいい作品ではないです。てかその反対です。題名のとおり内容はゴ…(おっと、失言)…。まあ、ミルポタスという知名度0の田舎の高校生たちがつくった自主映画だしね。とりあえず、この映画のあらすじ…。「舞台は高校生たちの住んでいるミルピタス♪ある日、ゴミ集積場からハエの怪獣が出現し、ミニチュア…ではなく街を破壊。住民たちは、1人のホームレスが怪獣を引き寄せているのを気付く。これ以上、ミニチュア…ではなく街を破壊されてはたまらない!と考えた住人は、ヘリにホームレスをぶら下げて、怪獣をある罠に…」明らかにお馬鹿映画と思いきや、なぜかシリアス路線だから、たまったもんじゃない。とりあえず感想…。「おれも撮ってくれ」みたいな感じで、いらない脇役たくさんいました。…内容は単純なくせに、やけに分かりにくい…と言うより分からない。ここまでくると脱帽ものです。主人公が、ださいホームレスという設定も(ぶっ飛んだ)センスを感じずにはいられません。いやはや、救いようのない作品なんですが、たった1つだけあるんです。それはこの作品がミルポタスの知名度をあげたこと♪よかったよかった…めでたし、めでたし…と言いたいところだが、ん?ちょっと待てよ。こんな最悪映画で「町おこし」されたら、それこそ最悪じゃん。こんな事したら、地元住人は怒りで高校生たちをヘリにぶら下げる…(おっと、また失言)…。と思いきや、なんと地元住人、内容を知っておきながら、制作に携わっている始末。…お前らには郷土愛っていうのがないのか?とんでもない奴らだ。負けたよ…。ここで話は変わるが、この映画が製作されて数年後、ミルポタスで全米を震撼させた殺人事件が起きる。犯人は高校生というから驚きだ。だが、この事件の本当の恐怖は、事件の全貌を知っていた犯人の同級生たちが、誰一人として警察に通報しなかったという事。この事件は、後に「リバース・エッジ」というタイトルで映画化された。ミルポタスの住人が病んでいるという事実は、この作品を世に出すのを阻止したにせよ、いずれ発覚する運命だったようだ。 2点(2004-01-12 13:54:56)(良:1票) |
24. 帰ってきたドラえもん
切ないょ…♪ 8点(2004-01-05 19:58:27) |
25. ドラえもん のび太と銀河超特急
これが藤子先生の遺作なんだよな…。そして静香ちゃんが脱いだ最後の作品でもある…(合掌) 5点(2004-01-05 17:21:02) |
26. 猿の惑星
ほら、まさにあれ…あれだよね。人間と猿の立場が裏返しになっちゃうってのは、逆転の発想だよね…うん。 8点(2004-01-05 09:36:25) |
27. ピンチランナー
“狗神”に“回路”に“うずまき”…。それから“弟切り草”に“千里眼”と“さくや妖怪伝”があったなぁ。そして続編の“呪怨2”と“リング0・バースデイ”と“富江 replay”の3つ。あとは“ISOLA 多重人格少女”と“首吊り気球/伊藤潤二恐怖Collection”か…。みんな2000年の邦画(ホラーのみ)なんだが、揃いも揃って駄作じゃねぇか…つまらん。そういえばミレニアムムードだったからね。スタッフも、おつむおかしくなってたんやなぁ。と…まあ、独り言はここまでにしておくのだが、そんな2000年にひょっこり出てきた映画がこれ。言わずもがな内容は分かっていると思いますが…いや、ひどいひどい。すごすぎます。特になっちの「私…走る。もう絶対逃げない!」は、もともと臭すぎな台詞と、奴のすさまじい大根役者ぶりと、淡々とした棒読みのトリプル効果で…あぎゃぎゃぎゃぎゃ~っ!なめとんのか貴様はっ!腐ってもこの作品の見せ場じゃけんろ~!あまりのしらじらしさに背筋がぞぞぞ~ってなったよ。まさに鳥肌立つ演技だね。いや、待てよ…“ひたちなか全国少女駅伝大会”で走っていたモー娘。を真剣に追っていたモーオタの方が鬼気迫るものがあった。そりゃそうだ。なんたってモー娘。は本当に茨城で行われている“ひたちなか全国少女駅伝大会”に出場したのだから…。モーオタも間近でモー娘。を見れるだけあって真剣だったのだろう。でも君達、撮影中ってことを考えろ。それよりもモー娘。のお前ら!撮影中にモーオタにお礼を言うなよっ!モーオタにとっては、モー娘。のスローモーションとドアップばっかりのこの作品は最高のオカズ映画なのだろう。いやはやまったく…これでどう感動しろと?とにかく映画として、とても見れたもんじゃありません。モー娘。メンバーの名前が覚えられたから1点だけ。 1点(2004-01-03 00:36:49)(笑:4票) |
28. ネクロマンティック【特別版】
この作品を一言で言うなら、Going Steadyの名言「生と死と性と詩と精子」である。人が心の奥底で密かに興味を示すものを、ストレートにつくった監督はある意味すごいです。主人公のロブが天使と生首キャッチボールする場面とか、奇声を発しながら野原を駆け巡る場面は、なぜかセンチメンタルな気分になれます。Wで昇天する場面はもはや美学…でもないか。 1点(2004-01-02 19:20:00)(良:1票) |
29. ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説
日本テレビ(だけ)が“お正月映画の目玉”として報道しまくってましたね。もちろん某番組でも…。番組では毎回、この映画の撮影現場とか、豪華なダンスとか“スタントなしの真剣勝負”と映画の見所ばっか見せやがったため、おれが映画を観る頃には、作品そのものの新鮮味はもはや皆無だった…。とりあえず感想としては、新年早々こんなの観させられたら、厄年になりそう…というのが正直なところ。そして、最後におれが言いたいのは、これは映画をつくりたかったんじゃなくて、映画をつくったというネタが欲しかっただけだと思うね…。 1点(2004-01-01 23:20:15) |
30. 死体と遊ぶな子供たち
今のところ最低の学生映画…。ものすごく陳腐。さらに配給したのが、あの“ミミズバーガー”を製作した悪趣味監督こと“テッド・V・マイケルズ”。もはや糞映画になるのは運命(さだめ)だったようだ…。↓の人が書いてるように、まず子供なんぞ出てこない。主人公は口髭をたくわえた、もろ親父。おれは観るまで“子供が死体と遊ぶ禁断の映画”だと、ずぅ~と勘違い(と言うよりそれが普通)していた…。題名変えろよ。そして、とにかく死体が蘇えってくれない。“面白半分でやった死者復活の儀式によって死者が動き出す”というお約束な内容のくせに、変にアレンジしやがって、死者復活の儀式でも死者は復活しない…。散々、儀式映像見せやがった挙句、これはひでぇ。親父どもも「あれ?復活しないぞ?」とあせり始めるが、観てるおれもあせった。この後親父どもは、もめにもめた挙句、死者に暴言吐きまくって…怒った死者、復活…おい!儀式意関係ねぇじゃん!まあ、ようやく死者復活して期待したが、20分も経たないうちに完の文字が…。えぇ?…題名と内容で2度だまされた映画だった。 1点(2004-01-01 13:10:00) |
31. 食人族
食人監督の異名をもつ“ルッジェロ・デオダート”。とにかく始末が悪い映画。あの本物そっくりの演出と言ったらもう…。題材さえまともだったなら、同時期の“レイダース/失われたアーク”の「顔面どろどろ」をおしのけて、確実に視覚効果賞を獲得していたはずだ。よくも悪くも見事な出来に加え“ドキュメンタリー”という嘘っぱち宣伝も加わり、より一層本物っぽさが増している。 2点(2004-01-01 00:53:13) |
32. ピンク・フラミンゴ
モラルを罵倒した皮肉たっぷりの映画です。この映画の製作監督であったジョン・ウォーターズは、同性愛者であったため社会に適応できなかったそうです。そんな彼は、映画という世界で自分を社会に認めてもらおうとします。映画を通じて、彼はさまざまな変態たちと出会います。彼らもまた社会不適合者と名指しされ、社会から追放された者たちでした。…そんな彼らが集まり、できたのがこの映画です。彼らは映画の中で、最強の下品をやってのけました。世間体から見れば“最低”ですが、彼らにとってみれば“最高”でした。…言うなれば、社会にこの映画を見せることが“最高”だったんです。そして、それがこの映画の陰にもなっています。とことん下品路線を歩んだこの映画は、一種の美学です。“なぜこんな映画つくったんだ?”と理解に苦しむ社会こそ、この映画を生んだ元凶ということを、この映画監督は言いたかったのかも知れません。 0点(2003-12-31 10:52:52)(良:3票) |
33. レイダース/失われたゾンビ
とにかくびっくりする映画(嫌な意味で)…。初っ端から「死人がおいらを追いかけてくるぅ~♪」というお間抜け主題歌。まったく意味がないオープニング。たった2人しかいないSWAT隊員…が同じ俳優というせこさ。そしてへっぽこ光線銃…。明らかにコメディとしか取れない設定のオンパレードなのだが、内容はなぜかシリアス(ホラーですらないのがまた痛い)…。さらに痛いのは、肝心のゾンビが指で数えられるくらいしか出てこないこと。まさに副題のごとく「失われたゾンビ」…(合掌)。 1点(2003-12-31 09:14:26)(笑:1票) |
34. クライシス2050
数々の糞映画の中でも、ぶっちぎりのつまらなさ!この映画、“さよならジュピター”という駄作のリメイク版らしい。糞映画にわざわざ何十億もかけて作り直すなんぞまさに愚かの何ものでもないが、予想を反し前作を上回るつまらなさになったのだから、これまたすごい。映画では地球滅亡の危機に瀕しているのだが、観てるこっちも精神崩壊の危機に陥る…。義務感の相当ある人でなければ、とても最後まで観れない。この映画、あえて例えるなら“賞味期限が数年過ぎた食べもの”。90年代に“SF超大作”という時代遅れの腐敗臭を充満させる曲者…ご賞味はくれぐれもご注意を(合掌) 0点(2003-12-31 09:02:41)(良:1票) |
35. さよならジュピター
この作品、親父の検尿くらい濃い内容である。あまりに壮大なプロットにしすぎたため、消化不良…と言うより意味不明になっている。手塚治の「火の鳥」の太陽編と異形編を2時間に無理やり詰め込んだ…と言えば分かるだろうか。明らかに詰め込みすぎ。内容を把握できないばかりか、見せ場(というか問題)の無重力で絡み合うシーンは、あまりの(しょぼい)特撮のすごさに感嘆の声…ではなく、ため息が出るばかり。 1点(2003-12-31 08:42:49)(笑:1票) |
36. クイーン・コング
いや、まじで面白くない。…いくらふざけた内容にも限度ってものがあるだろ。おれは、吹き替え版を観たのだが、凡作“ミスター・ブー”を傑作に変えた名声優の広川氏を動員しても救えなかったのは、ある意味すごいと思う。広川氏も途中で察したらしく「この映画ってなに?」と連発していた。 1点(2003-12-31 08:32:30)(笑:1票) |
37. スクワーム
生理的嫌悪感は絶大。撮影で使われたゴカイは8000万匹だとか、スタッフが毎夜うなされて眠れなかったとか、逃げ出した80万匹のゴカイが10キロ離れた民家に侵入して子供を含む3人が襲われたというエピソードがこの映画のすごさを物語ってる…。だが何よりもすごいのは、何気に世界中で大反響を呼び、驚異的な大ヒットとなったということ。いろんな意味で問題な一品。これを見て面白そうと少しでも思った人…それはゴカイ(誤解)と言っておく。まあ、そこそこ面白いけど…。 2点(2003-12-30 23:59:30)(笑:1票) |
38. デス・レース2000年
さすがB級映画の帝王ことロジャー・コーマン。見事にやってくれました。殺人武装車、美女、カーアクションというとにかく豪華の極み♪まさに夢のような…いや、妄想のような映画ですね。こんな猛毒映画が、全米公開(後悔)できたのも75年という時代のおかげですよ。…人ごみを見ると車ごと突っ込みたくなる今日この頃です。 7点(2003-12-30 20:14:46)(笑:3票) |
39. 千年の恋 ひかる源氏物語
かつて東映50周年記念“幻の湖”と言う文芸作品のがありました。知らない人が多いのもそのはず、あまりの駄作ぶりに東映自身が20年以上も隠していた作品です。そして、この作品もまた東映50周年記念となっているんです。つまりですね…この東映、東映50周年にのっとって文芸大作をつくるのだが、いつもできるのは糞映画…。そしてほとぼりが冷めた頃にまた“東映50周年”を売りとした映画をつくるんです。かつての邦画で最もつまらない作品として君臨する“幻の湖”と、この作品によって今、東映のずさんな商主義が明かされたんです。 2点(2003-12-30 19:54:07)(良:2票) |
40. パーフェクト ストーム
インパーフェクト・ストーム… 4点(2003-12-29 09:53:05) |