21. 隠し剣 鬼の爪
松たか子はきれいな人だなあ。百姓の娘には見えない。どう見ても妹役の方が百姓臭い。高島礼子は単にやられたかっただけか。死ぬ前に楽しんでおきたかったのかもね。最初に出てきたときに、「ああ、陵辱される役だなあ。」ってわかっちゃうほどの色気。緒方拳のエロ親父ぶりには脱帽。俺はあの年で高島礼子にチャレンジできません。 たそがれ、壬生義士伝、この映画と侍映画は東北ばやり。立ち回りは真田の勝ち。 俺の中では たそがれ>雨あがる>壬生義士>鬼の爪ってところか。 実は椿三十郎がぶっちぎりで優勝だけどね。痛快無比な時代劇見たいよなあ。鬼の爪なんてちょっとしか出てこないし。殺陣あってこその時代劇なのに。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-03 14:14:31) |
22. ゴッド・ディーバ
珍しくストーリーなどどうでも良いって感じの映画を見た。 これは悪い意味ではなく、映像とその世界観に浸れるだけで幸せってこと。 この映画の近未来はブレード・ランナー好きの俺にはたまらなく良かった。 青い涙の意味は不明だったが、全体的に「ムー」っぽいところも○。 かなり酩酊しながら見るといい感じでトリップできる。 7点(2005-02-11 12:40:56) |
23. CUTIE HONEY キューティーハニー
冒頭からもうダメダメ感爆発。 サトエリ好きの俺もこれには「アチャー」って感じ。 キャシャーン、デビルマンもひどかったが、これもひどい。 その昔の「8マン」の映画化の方がマシ。 永井豪は何でも映画化許可するんじゃないよ。 「ゴッド・ディーバ」の監督にフランス版「魔王ダンテ」撮ってもらいたい。 3点(2005-02-11 12:34:27)(笑:1票) (良:1票) |
24. キャットウーマン
《ネタバレ》 面の皮が厚くなる化粧品って最高。 殴られても痛くないんでしょ。格闘家が買いますよ。 ミシェル・ファイファーとの比較ならハル・ベリーの勝ちかな。 黒い皮の下の黒い肌ってセクシー過ぎる。 鉄格子に挟まっていたハルのプリプリしたお尻に7点献上! シリーズ化の臭いぷんぷんですな。 7点(2005-02-06 23:47:35)(笑:2票) |
25. ナショナル・トレジャー
予告で期待していた自分が馬鹿だった。 かなりひどい。一応見せ場はあるが、何も残らない映画だった。 ニコラス・ケイジの髪の毛は微妙に増えている気がする。 主人公に魅力もないし、ヒロインも中途半端。 インディ・ジョーンズの半分のわくわく度っとこかな。 NYの地下にあんな大空洞あったら、さすがにみんな気づくだろうに。 5点(2005-02-06 23:43:17) |
26. 天上の剣 The Legend of ZU
いやはや、ここまでストーリーの分からない映画も久しぶり。俺の頭が悪いせいかと思っていたら、みんなも分からなかったんだね。 最初から見ているのに、続編を見ているような不思議な感覚。 あまりにもはしょり過ぎたストーリー。 どんなファンを想定してこの映画を撮ったのか理解不能。 凄いことは凄い映画だとは思うが、勿論いい意味ではない。 チャン・ツイィーも映画に恵まれないね。アジエンスのCMが代表作になっちまうぜ。 3点(2005-02-03 22:25:20)(笑:1票) |
27. マッハ!!!!!!!!
タイは人件費が安いので特撮にするより、本当にやらせた方が安くつくという発想でガンガンやらせたんじゃないかな。スロー見ても本当に当たっているもんね。怪我しない訳がない。技の豊富さとキレは凄い。ジャッキーなんて目じゃない。ため息が漏れるほど速いまわし蹴り。それに徹底したヒジとヒザの連打はムエタイならではのもの。 K-1とかでマサトとかとやらせてみたいもんだ。地味な主人公ではあるけれど、人間の限界近い動きに感動ですわ。 6点(2005-02-02 23:18:42) |
28. LOVERS
これはもはや映画ではないな。プロジェクターの色彩調整用のビデオかと思った。 色彩美と形式美とアジアンテイストを濃く煮詰めて、味の分からない外人に「ほら美味しい中華料理でしょ。」といいながら、食わせたような映画だ。 グリーン・ディスティニーが賞を取ってから、方向性がおかしくなった。 竹林での格闘シーンもグリーン・ディスティニーのパクリだし。 チャン・ツイィーはぞっとするほど美しく、金城もかっこいいのに、肝心なスートリーがピヨピヨ。まだ「HERO」の方がましだった。これだけ泣けない悲恋物も珍しい。 30分で終わる話を映像美へのこだわりで引き伸ばしただけ。 初恋の来た道>グリーン・ディスティニー>HERO>LOVERSとだんだんひどくなっていっている。 衣装や風景の色づけに手間ひまかけるのなら、脚本に気合を入れて欲しい。 全篇プロモーション・ビデオのようなこれを果たして映画と呼んでいいのか。 「ワンス・アポンナ・タイム・イン・チャイナ」シリーズの圧勝です。 4点(2005-02-02 11:59:58)(良:2票) |
29. マイノリティ・リポート
見たときはそこそこ面白かったのだが、今記憶に残っているシーンは、トム君が間違って冷蔵庫の中の腐ったものを飲んだシーンだけ。 目玉取られるのは痛そうなので、もう一度見たいとは思わない。 取った目玉に手足を付けて小型探査ロボットにすると、あっという間に鬼太郎のオヤジに!! 6点(2005-02-01 11:14:02) |
30. アイ,ロボット
《ネタバレ》 そうか、人間を本気で守ろうとすると、きちんと人間を制御しなきゃならないんだな。 人間を滅ぼすものが人間自身であるということに気づいた人工頭脳に乾杯! ロボット三原則にはこんな落とし穴があったんだね。カレル・チャペックもびっくり。 映像はいいし、ストーリー展開もいい。ウイル・スミスも好演していると思う。 でも「ブレードランナー」に比べて、何か足りないと思っていまうのはどうして? 7点(2005-02-01 11:07:22) |
31. 着信アリ2
《ネタバレ》 わーい、最初の投稿だあ。 それにしてもこの映画、よく分からない。 呪いをかけたのは中国の少女か、日本の女か。分からん俺がバカなのか。 音で怖がらせるシーンは多いけど、スートリー的にはそんなに怖くない。 髪の長い変な動きの幽霊はもう食傷気味って感じ。電波塔の下に閉じ込められた少女の怨念が電波に乗って電話から伝わる、なんて基本的にはリングと同じだし。 呪いによって殺されるということにしても、生きたいと願う人の気持ちの強さが呪いの気持ちを常に下回るというのも合点がいかない。 また、呪いによって殺された人々の怨念が呪いをかけた霊に向かった場合はどうなるのか。多数決で霊の負けではないのか。殺された少女には殺される理由もあったが、呪い殺された人々は何の理由もなく死んでいく。こちらの怨念の方が遥かに大きいと思うのだが、いかがなものか。怨念対決となると「ジェイソンVSフレディ」みたいな映画になってしまうな。はは。 ミムラのかわいさに5点献上! 5点(2005-01-31 08:48:00) |
32. クリスティーナの好きなコト
キャメロン・ディアスってよく見ると変な顔してますが、すごくかわいく見える瞬間があります。話ながら、首をくぃっと横にスライドさせる癖があるんですけど、あれにぐっときてしまいました。踊るシーンもありますが、リズム感の悪さは相変わらず直っていません。チャーリーズ・エンジェルでもそうでした。 あ、映画評と言うよりディアス評になってしまいました。個人的にはメリ首の方が面白かったと思います。 6点(2005-01-28 12:42:35) |
33. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 細かいことつつけば、アラのある映画ですが、「愛」ために短い生涯を選べる勇気に涙しました。人はどのくらい生きたかではなく、どう愛し、愛されたかで人生の価値が決まると思っています。そういう意味でこの映画(というか原作)は、純粋に感動できると思いました。批評家としての厳しいの意見も多いようですが、自分はそんなこと考えながら見る余裕はありませんでした。 竹内さんの透明感と雨の季節の似合うこと。彼女のことが少し好きになりました。 8点(2005-01-28 12:36:37)(良:9票) |
34. ソウ
《ネタバレ》 後味の悪さではセブンの勝ちかな。不思議度ではCUBEの勝ち。それにしても低予算でここまで面白い映画を作れた監督の手腕は凄いと思う。嫌だなと思うことが確実に起きるので、悪夢に似た映画ともいえる。ただ、犯人が「命の重さを知れ。」みたいなことを口走るのだが、いろんなパズル形式で人の命を弄んでいるあんたにそんなこと言われたくないですからー!残念!! と、波田陽区風に結んでみたが、この台詞も手垢がつきすぎて、既に言うこと自体が親父ギャクとしか受け取られませんからー!残念っ!!(ダメ押ししてしまった。だから親父はやめられない。) 7点(2005-01-28 12:26:29)(笑:1票) |
35. 笑の大学
役所さん、いいですね。稲垣君もそれなりに頑張ってました。 ラストは少し泣けましたが、みなさんがお書きのように外に出てまで「帰って来い」という必然性がありません。 俺としては本当に笑いの一切ない喜劇を見てみたかったですね。 この芝居はやはり舞台で見るべきものです。 退屈しないし、見る価値はあると思いますが、そこそこにいい映画ってとこですか。 「さるまた失敬!」は今年の流行語大賞でしょう。小松さんに10点。 6点(2005-01-24 11:41:34) |
36. 椿三十郎(1962)
三船はセクシーだと思う。この映画で見せる男臭さは今の男優にはないものだ。 肩のゆすり方、堂々とした歩き方、どれもハードボイルド。 この男、本当に強いんだろうと思わせてくれる何かがある。 三船のいた日本。彼亡き後の武士の魂は何処へ。 「ラストサムライ」で間抜けな日本語しゃべるトム・クルーズに武士道を語られたくはない。俺は右翼でもゲイでもないけれど、真の男らしさを持っていた三船という俳優とそれを完璧に銀幕に表現しえた黒澤という監督が大好きである。 9点(2004-12-11 20:35:29)(良:2票) |
37. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 みんなが酷評するほど、そんなに悪い評価だとは思えない。 ロードショーで見たら、少し腹が立つ程度。 前半は最高にハラハラ。後半の消化不良気味の展開もいつものキング映画と同じ。 ケツから出てくるエイリアン。きっと痛いんだろうなあ。 ゲイの人とかどう思って見たのかな。というか、あの四人は実はハードゲイで、その喜びを教えたのがダディッツか。ふーむ、象徴的な映画だ。 となるとあの赤い蔓延する菌はエイズだな。これはゲイ嫌いのキングの怨念映画か。 それにしても宇宙人。なぜ山の中に不時着する。都市に来て菌ばらまけばすむことだろうに。25年も地球に来ている割にはオマヌケだ。 「ワタシタチハナニモシマセーン。ムガイナウチュウジンデース。」みたいなことをテレパシーで送るという小技にもびっくり。 そんなもん通用しないということも25年間でまだ学べてないのか。 凄い科学力のわりには裸体で攻めてくる不思議さ。戦闘力のない自爆するだけの巨大宇宙船。いくら地球人が馬鹿でも、こんな奴らにはやられないだろう。 PS ラスト近くの「アイ・ダディッツ!」。これにはやられた。映画史に残る名文句となるだろう。白血病の菌に感染して死んでいくエイリアンは、ウエルズの宇宙戦争からの伝統をしっかりと受け継いでいる。はははは。 7点(2004-12-06 18:58:32)(笑:3票) |
38. シュレック2
《ネタバレ》 吹き替え版と英語版と両方見ました。 吹き替えの方は浜ちゃんと竹中直人の顔がちらついて落ち着かなかったです。 DVDの特典映像のアイドルコンテストが最高。 ピノキオに思わず一票入れてしまいました。すると・・・。 この映画はいろんな映画のパロディが入っていますが、お気に入りは、巨大なビスケットマンが沈んでいくときの台詞「Be Good」(いい子で)。 これは懐かしのETのラストでのETの台詞ですよね。笑えました。 全体としてのまとまりは前作の方が良かったと思います。二回見るといろいろ発見ありますよ。 例えば、バー「毒リンゴ」で、王様がケバイメス蛙から「あら、どこかでお会いしたことがなかった?」と話しかけられます。 これを最初はバーでありがちなナンパの言葉としてとらえていたのですが、王様の正体を知った後で見ると「はーん」と思ってしまいます。きっと本当に会ったことがあるのでしょうね。 特典映像のキャメロン・ディアス等へのインタビューも良かったです。 彼女の話し方は本当にかわいい。いつもディアスに首ったけになってしまいます。 7点(2004-11-22 10:21:01) |
39. ゴジラ2000 ミレニアム
《ネタバレ》 最初の15分間はほんとにいい出来です。 ゴジラの大きさが体感できるような撮り方と特撮。 居酒屋が壊されるシーン、トンネルでのカーチェイス、灯台に現れるシーン。 これらはとてもわくわくさせてくれるものでした。ここまではビオランテよりいい。 ただ、ゴジラの眼が死んでいる。眼だけかわいいのです。 もう少しリアルな眼を作れなかったのでしょうか。 後半は一転してお笑い学芸会へ突入。阿部ちゃんの無意味な死なんて本当に異常。 相手役の怪獣も「なんだそれは」という造形でした。バランス悪いし、かっこ悪い。 そしてラスト。 「ゴジラはなぜ現れるのか。」「ゴジラは我々の中にいるんだ。」 これは哲学ですか。ゴジラは我々人間が文明社会を壊したいという破壊願望の具象化ということですか。巨大な心霊現象なんですね。 あまりの客の減少についに打ち切りのきまったゴジラシリーズ。 一般から脚本公募すればいいのに。俺、書きますよ。 5点(2004-11-22 10:09:11) |
40. マタンゴ
もう今はつぶれてしまってない町の映画館で見ました。 あまりに幼い私には刺激が強く、泣いてしまった覚えがあります。 原作も読みましたが、映画の方が鮮烈でした。 辛い現実と麻薬のもたらす夢。現在にも通じるテーマだと思いますが。 ラストのショックもいい感じでした。 古い怪獣映画は面白いです。あのころの日本に住んでみたい。 7点(2004-11-17 21:15:15) |