21. スタンド・バイ・ミー
例えば、小中学時代の「仲良しグループ」の連中が、高校入学以降は音信不通になったりだとか・・・みなさんもそのような経験ないですか? 考えられる理由の1つ。多感で急成長過程にあって移ろいやすい少年時代、友人に対する意味とか価値観とかも変化してくるから。 それって、大人になって回想すると何となく切ない。ある意味、年老いた両親が痴呆になって、息子である自分の顔も忘れてしまうような切なさにも似た性質の切なさ。そして、この映画から受ける切なさって、そんな種類だと思うのですが。 7点(2003-12-22 02:26:56) |
22. 魔女の宅急便(1989)
ソツなく、普通に楽しめる。 でも、ちょっとパンチが弱い。 ユーミンの歌が合ってますね。 6点(2003-12-19 20:15:37) |
23. エレファント・マン
エゴ、きれい事、傲慢、偽善・・・どんな人間(もちろん自分も含む)も多かれ少なかれ持つそんな、モノについて考えさせられました。 感動作と言うか、人間のある側面を皮肉たっぷりに映し出したカガミのような作品に思えました。巧く言えないけど。 7点(2003-12-19 01:57:47) |
24. TATARI タタリ
パッケージの謳い文句と、面白そうな設定に騙されて借りました。て言うか、その設定と冒頭のワクワク感はなかなかなのですが、物語が進むうちに、ジワジワと期待が裏切られていくのが実感できました。特にクライマックスのあれは何なのだろうか・・・。 それはそうと、このやる気も思考も全く感じられない映画タイトルは、何とかならなかったの? 2点(2003-12-19 01:42:37) |
25. シベリア超特急2
初作よりかなりマトモになりました。ようやく、映画としての体をなしてきた感じです。何と言っても、前作のようにストーリーが破綻していない! でも、依然としてツッコミどころ満載なので、十分に笑えます。 もちろん、山下将軍の棒読みもエスパー推理も健在!クライマックスの猿芝居及び、気の抜けた「やめた~」がかわいすぎる!! 3点(2003-12-19 01:27:09) |
26. 地上<ここ>より大霊界/砂の小舟
ビデオをセットする・・・何か泥船のようなものが海岸に・・・あの「カチカチ山」を思い出したのは自分だけではあるまい。 それはそうと、なかなかにシュールで製作意図不明な作品です。お世辞にも美人とは言えない少女のセミヌードもふんだんに楽しめます(笑)。カルト映画として、もっと注目を集めてるかと思ったら、こんなにレビュー数が少ないとは・・・(03年12月中旬現在)。 2点(2003-12-19 01:20:27) |
27. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 あのインパクト抜群のテーマ曲が、今も脳裏に生々しい。 素直に楽しめる。映画はこうでなくちゃいけない!って感じの作品。娯楽性のみならず完成度も十分で、驚かされました。 ちょっとだけ引っかかったのは、中盤のヤスさんの言動。何か無理矢理暴走させてるように見えて、イマイチ感情移入できなかった。 でも、それ以外は文句はないです。ちょっとだけ賛否が別れそうなあのラストも、自分的には面白かった。本来、楽屋落ちは好きでないけど、この映画の場合はマッチしていたと思う。 8点(2003-12-19 01:03:07) |
28. 無能の人
竹中直人が演じる、つげ義春の世界。 哀愁とナンセンス、不条理だけど何とも言えないリアリティ・・・深い、深く色々と考えさせられるし、逆に、何も考える必要もないない気もする。 なかなか好きな作品です。 7点(2003-12-19 00:55:13) |
29. 踊る大捜査線 THE MOVIE
極めて「普通」に楽しめましたが、TV版の方が面白いような・・・。 5点(2003-12-18 20:01:12) |
30. シベリア超特急
この映画の駄目ぶりは色々な場所で語り尽くされている感がありますが、個人的には、超無意味な「密室交換殺人」が最大のツボです。 とにかく、突っ込み所満載で、何度か見直しつつ友人と一緒に笑いました。その意味では好きな作品なのかもしれないし、この映画の術中にはまっている感すらあります・・・が!ここは心を鬼にして、妥当に「1点」を献上させて頂きます。 1点(2003-12-18 19:27:47) |
31. グリーンマイル
原作はかなり好きだったのに、映像化したら安っぽくなってしまった。 「原作に忠実な映画化」とは言われてるが、そこらかしこ、肝心な場面が削られている気がしたし・・・。 タラボン監督は、やはりショーシャンクの一発屋なのか!? まあ、期待していただけに悪く書いてしまいましたが、それを抜きにすれば普通に良作だとは思います。 6点(2003-12-18 19:20:43) |
32. 少林寺三十六房
いやはや、絵に描いたような勧善懲悪・・・とは言え、スカっとする!面白かった!! あのテーマ曲が今でも耳について離れません。 久々に再鑑賞したい作品。 9点(2003-12-18 19:13:18) |
33. 生きる
有名なブランコシーンに尽きますが・・・でも、今となっては、全体がいかにも古くさく間延びした印象もぬぐえない。評価のさいに、「昔の映画のわりには・・・」と言う前提を自分の中に露骨に設定するのは好まないので、この点数にさせて頂きます。 テーマそのものは、実にリアルに考えさせられてしまうものでした。ちょっと涙です。 5点(2003-12-18 19:09:21) |
34. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 パニックものと思いきや、ヒューマンドラマ(?)だったのですね。しかし、それにしても物語が淡々としすぎてちょっと退屈。 ところで、クライマックスに父娘が抱き合って大津波に飲み込まれるシーンがありますが・・・あの「絵」はあまりにあざといと言うか作り物クササくて、思いっきり萎えてしまいました。 でも、落下寸前の隕石を山の中腹から目撃する人々や、大津波で都市が飲み込まれるシーンだけは、かなり好きです。 4点(2003-12-18 19:02:30) |
35. 砂の女
原作が大好きだったのですが、なかなか巧く映画化してくれた気がします。 設定は不条理なのに、描写は生々しく現実的・・・このギャップが素晴らしいのです。 8点(2003-12-17 22:35:08) |
36. 火垂るの墓(1988)
超反則映画。 何が「反則」かって・・・そりゃ、もう・・・。 妹の最期のシーン。あの蛍の光の演出ときたら・・・この映画は、膨大な映画鑑賞歴の中で、唯一、涙を堪えきれなかった映画です。 7点(2003-12-17 18:26:22) |
37. シャイニング(1980)
《ネタバレ》 空間を使った心理的恐怖の演出。シンプルが故に迫力あるカット。効果的に挿入される例の双子や血の濁流・・・この映画には「やられた」感じです。 ただ、細かい事ですが、ラストのニコルソンのどアップ(死に顔?)だけは、蛇足に感じました。 8点(2003-12-17 18:17:21) |
38. 2001年宇宙の旅
すいません。この映画の良さがどうしてもわからないのです。もちろん、そこらかしこに「奇才」の匂いがプンプンする作品であることだけはわかるのですが・・・。 また、当時としては斬新だったにしても、今となっては、古くささ安っぽささがあちこちに見られます。ちょっと正視できません。 小難しい理屈を付けなくては鑑賞できない映画だと感じたし、自分はその手の映画を「高尚」とみなす事は出来ないので、低評価です。 本当は1~2点くらいを付けたいのですが、先駆性に敬意を表して・・・。 3点(2003-12-17 18:11:48)(良:1票) |
39. 時計じかけのオレンジ
いやはや、カッコイです。 センス・オブ・ワンダー。この映画が30年以上前の作品である事が信じられません。 ・・・でも、正直、内容的な面白さを感じませんでした。 4点(2003-12-17 18:07:25) |
40. ゴッドファーザー
名作中の名作の誉れ高いこの映画。 10代の頃に初鑑賞し、大人になってからも2回見直しました。 で・・・凄く良くできた作品である事はわかるのです、わかるのですが!・・・鑑賞に体力・気力がいります。色々な意味で。 自分は映画は気楽に楽しみたいタイプなので、ちょっと辛口の点です。 6点(2003-12-17 18:04:28) |