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21.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 
いかにもロンハワードな映画、って言ったら偏見かもしれないけどラングドン博士モノを見ているときと同様な結末まで2時間で一気に持っていこうとする「前のめり感」はどうしてもぬぐえない。1976年のF1GPシリーズを舞台にしてハントとラウダというライバリーを人間ドラマとして描き出した脚本にも納得できるし、主人公二人のみならず出演者は「おお!」と思うくらい(映画が進むにつれてだけど)皆、本人に見えてくる。レガッゾーニやモンテゼーモロも似てるし、フェラーリ翁なんて一瞬の登場だけど、なるほどって感じ。さらに驚くことに長谷見と高原も一瞬の登場シーンがある。 実際、これは十二分に質の高い映画だし、鑑賞後にはそれなりの感動もある。 でも何故か、何か食い足りない気がするのはどうしてかなぁ…。 理由は何なんだろう? たぶんレースシーンのディティールへの拘りが足りないことなのか? 当時のグランプリサーカスの空気感は出ているような気もするけど、でも細部を観るとなんか違うなぁ。 ピットやパドックの雰囲気は映画的お約束で脚色があるのは仕方ないとしても、例えばFISCOがFIICOになっていたり、ヘルメットのスポンサー・スティッカーが実際と違っていたり、あの日のレースは映画ほど土砂降りではなかった…。 そんな細かなディティールへの拘り、というか映画的脚色に気持ちがのらないのか?? そもそもこの映画は往時のGPサーカスがテーマではあるが、レースのドキュメンタリー映画ではないのだから粗探しをしながら観る映画ではないことは判っている。けれども、今ひとつ「食い足りない」と感じるのは、材料も良い、調理も良い、なのに調味料が違う、みたいな…、刺身を中国の醤油で食べているような感覚、たぶんそれが理由。 折角、実車を使った(らしい)のだからレースシーンにもうちょっと拘って欲しかったなぁ。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2014-01-16 19:27:06)(良:1票)
22.  キャリー(2013) 《ネタバレ》 
オリジナル(映画版)のリスペクトを強く感じるも、しかしクロエだと最初っからキャリー・ホワイトが可愛い…、ヲイヲイ、それどーなのよ? デパルマ版を観ていない90年代以降生まれだったら、確かにこっちの方が「絵」が今風だから良いかも知れないなぁ。 で、本題としてデパルマ版に対してプロムのステージ上で豚の血を頭から浴びて、そして学校全体の嘲笑を受けた(と感じ)、そして「むっちゃ弾けて」しまうキャリーの心象の描かれ方がすこし弱いような気がした。 紅蓮の炎に浮かぶ真紅のドレス(ってか血だけど)をまとったキャリーってのがこの映画の華、そこでどーんと見栄を切って欲しかったと。ということで6点。 ん?でも??あ、そーか!?この「キャリー」という映画はデパルマ版を基準にして語ってしまう、語らざるを得ないところが古い世代のしがらみなんだなぁ…。ということで、本当の映画批評は若い方、どーぞ!
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-10-22 06:04:52)
23.  エリジウム 《ネタバレ》 
Jフォスターの悪役ってのは、それはそれで面白いけど、まぁお歳を召したモノだとアップでの感想。 全体に「どーも納得がいかねぇなぁ感」が漂う脚本には乗り切れない。こーいったストーリーは、荒唐無稽だからこそ、とことん拘ったディティールと徹底的に回収してみせる伏線が肝なんだろうと思うんですが、そもそもなんで彼(マックス)が Chosen だったのかもよく見えてこない。 あとメカニカル・デザイン・ディティールの混乱だねぇ、ちょっとイラッと来るのは…。生身の人間にボルトオンする華奢な素材骨格に、エネルギー源がなんだかよく判らないけどシリンダーみたいなモノが付いていて、何百ニュートンものシリンダー推力を発生して格闘中の相手を数メートルも飛ばしてしまうような力が出てしまったり、地表上からまるでRPGのように打ち出すと成層圏突破まで燃料が持ってしまうポータブル・ミサイルとか?しかもそれがシャトルを破壊するほどの熱源を持っているとか…。 まぁ、どのみち「おとぎ話だから」と言えば確かにライトセーバーだってどーなのよ?って事ではあるんだが、年代設定をした地球ってことになるとそうも行かない。 おとぎ話なら許せるけど、我々の未来を思わせる設定ならディティールが欲しいよね、というのが今回の感想でした。 その他の話の進行などは、普通。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-09-05 07:02:48)
24.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
デルトロ版「トップを狙え!」with 草薙素子風味
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-08-05 00:04:46)
25.  テッド 《ネタバレ》 
観賞したのがUnratedバージョンなので、もしかすると公開版と一部内容が違うかも知れないけど、まずは何故マーク・ウォールバーグがこの役ってのが、最初の違和感。で、ミラ・キュニスが(この映画がコメディー故に)アナ・ファリスに似てるなぁ…って思いながら観てました。で、映画の肝は喋るティディーベア、テッドの「大人の会話」で引っ張る2時間な訳ですが、そもそもボイスオーバーを監督本人がやっているんだから、そらそうか?監督本人の趣味かい、とクレジットを見てから納得。 で、フラッシュゴードンのネタはデビット・ハッセルホフの使い回しと同じで局所受け狙いだなぁ…って。きっとマークハミルも、そろそろこの分野かな? それで、やっぱしどう見ても35歳には見えないウォールバーグと熊ちゃんが一緒のフレームに入る度になんか…乗り切れない映画でした。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2012-12-16 07:33:17)
26.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
長い… やっぱしこれ尺が長すぎるよ。あとハビエル君、顔でかい。でかすぎるよ。 ハビエル君の存在感で引っ張る引っ張る。捕まってから「ハンニバル状態」からのちょっと演出過剰はどーなのよ?しかも演技の傾向がダークナイトのヒースレジャーに被ってるし。で、主演のダニエル・クレイグ君、僕の中ではカウボーイVSエイリアンで大きく株下げて、もうヤダになったんだけど、ドラゴン刺青でちょっとまた株あげて、今度の「これ」で期待したんだけど脚本がアレだなぁ…。そもそもMI6が攻撃されるっても、それがもとで社会混乱が起きる訳ではないし、スカイフォールってヲイヲイ、ジェームスの生家って、なんだよそれ???。 脚本に戻る、で、物語の核心はMへの復讐なのに変な伏線(例えば地下鉄線路爆破)とか、ヲイヲイ、それいつ何の為に仕掛けたんだよ、ってくらい大がかりなのに最後はデンチおばさん(お婆さん)、死に方がシオシオのパーなのは、どうなのよ?エージェントを使い捨てにする鋼鐵の女、の筈がなんか、最後は只の小さい婆さんだし。つまりこの映画、なにが物語なんだ?う~ん… 6点。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2012-11-11 18:42:53)
27.  はやぶさ/HAYABUSA
日本のザ・ライトスタッフ それがこの人達だ   http://www.jaxa.jp/article/special/hayabusa/index_j.html 
[映画館(邦画)] 6点(2011-10-15 06:18:48)
28.  フライトナイト/恐怖の夜 《ネタバレ》 
へぇ?バンパイヤ-って招かれないと他人の家に入れないんだ?そらぁ知らなかった。 青春モノ?吸血鬼モノ?推理モノ?あるいはなんなんだろう?この映画…。 よく判らないが、映画として「牛丼カレー納豆キムチ丼」だとおもえば、それなりに「各々の食材」の味もするし、まぁどんぶりマジックで食べきってしまう。でも食べ始めたらやっぱしこれ?どーして頼んだのかなぁって後悔する(笑)そっち系かな? で、なにがあらら・・・かと言うと建て売りの癖して訳のわからない監禁部屋が二階にできてて、しかもベースメントの立派、というか広いこと広いこと…。上屋の外観は2000sqfくらいの家なのに、あれこれかんがえるとでっかい家。 整合性はないんだけど、とりあえずは力業でエンドロールまで持っていく、そんな脚本です。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-10-04 08:39:19)
29.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 
いいねぇ!ケン・チョン。だぁーい好き♪ トランスフォーマー(Dark of the Moon)でもアタリ役もらって、良い感じだし。 で、肝心な内容だけど、パート1より面白く感じた。やっぱりラスベガスだと「この街ならでは」の予定調和で、いささか先が読めすぎたけど、タイだと流石に前後不覚以降の経緯がマジでミステリー。おぉ、そうくるかといつものエンドロール♪ でも…エンドロール3分間で成立するこのフォーマット、流石に3作目は辛いだろうなぁ。でも、やっぱパート3ありそうだなぁ…?
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-06-29 20:32:31)
30.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
レビューアーさん、概ね一致の意見ですが「スピルバーグの文法で書いたエイブラムス作ET」ってのがアタリなんでしょう。でもハレーションも使っているし(駅で深夜シーンの背景がディストーション起こす)、エイブラムス君ならではのシグネチャー・シーンもちゃんとある。なんというか、プロデューサーとディレクター、つまりSSとJJがラッシュ見ながらニヤニヤ、あるいは手を叩いて「そーそー!やったやったこの撮り方、俺、こー言うフレームの切り方、好きなんだよ♪」とか「お、新しいねぇこれ、いいじゃん♪」「でしょう?」とか言いながら楽しんでいたのが判るような。 で、この映画の一番好きなのは70年代後半の雰囲気再現の忠実性。 家の中、ファッション、田舎町を走る車の種類、ちらっと映るサウスランド時代のセブンイレブンの看板などなど、町並みの細かいところまで手を抜かずに作り込んでいる。 これはビッグピクチャーを撮れる映画人にとって根性の見せ所だとおもうし、ディティール小ネタにかなーりの執着心を感じるのが好き、いや大好き。 それにフィルムの空気感、これはまるで「シュガーランド・エクスプレス」(続・激突!←なんじゃこのタイトル)。劇中、もしかしたらどっかのシーンでゴールディー・ホーン、カメオ出演してるかしらと期待させるくらいの70年代風味たっぷり。これはデジタルで撮って後処理かしら?夜のシーンなんかフィルムじゃないシャープさもあるんだけど、これも意地なんでしょね? こーいう映画人のこだわり、好きです♪ で…、皆さん下げ気分のストーリー いや、こらーもう確信犯でしょーねぇ。 制作者たちにとってストーリーはあくまでも画面を作り込みする状況設定であって、いわゆる巨匠と旬の映画人がコンテ作成中に好きなように楽しんで、「あれやろう」「これやろう」とこさえた脚本だろうから、そら薄っぺらくても仕方ない。「ジョーズの頭が海から飛び出すあのシーン入れたいね?」「いんや、ボクはデュエル(激突!)ブーツかバックミラーのシーンが好きですねぇ…!」「じゃ、その辺、全部乗せ!いれちゃおうか?」みたいな…(笑) なので私はそれに好意的、でも物語としては大して面白くはない、これもあきらかに事実、よって6点。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-06-27 05:50:57)
31.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
え.... NOVAって結局 何者? 続編 やるのか?
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2019-02-14 14:53:22)
32.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
君キミ、その爺さんはクオリッチ大佐だよ! と言う事で 家の外でも大活躍は当然 (笑)
[インターネット(字幕)] 5点(2016-12-31 21:34:35)
33.  ヒッチコック
もーちょっと、こう… なんというか、ほれ、あれだよ、あれ!そのぉ、なんというかヒッチコックという類い希なる才能を、もっともっと冷酷にシニカルに突き放して映し出して欲しかったなぁ…。 これじゃまるでヒッチへの賛美歌だ。 もっとヒッチコック・ブロンドとの絡み、つまりジャネット・リーへとの絡みというかアルマVS時の主演女優みたいなところを観たかった(気がする)
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2013-03-22 06:45:10)(良:1票)
34.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
タイムトラベルものは難しい。時間遡航で起きるパラドックスをどこまで受け入れるか?というか、観るモノに「受け入れさせるか」が肝になる。 その度合いによって納得することも、あるいは陳腐で見るに堪えないレベルにもなる。 本作はひねりも利いているし、編集も巧いし、役者もみんな良い演技をしている。でもタイムトラベルものとしての醍醐味は些か薄いと言わざるをえないかな…? そもそも後半に至ってTK(テレキネシス)が重要な意味を持つ、って事に前半で小さな伏線を張っているけど、だから何だ?そもそもシドが殺されない(善良に成長することを予感させる)ってことは、ループが発生しないってことだから、実は物語の骨格は破綻している。 エンドロール手前で「あぁ良かった…」となるのだろうけど、タイムトラベルものとしては「んだよ!」でしかない。いや、もちろんそうは言っても諸々あって、将来は結局悪人に育ったからレインメーカーになるって解釈もできるけど、それ捻りすぎ。 だれかマイナス・ゼロ(広瀬正)を映画化しないかなぁ…。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2012-12-25 20:43:42)
35.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
正直な鑑賞した直後の印象は「ハズレ…」感が強かった。もちろん構成はしっかりした映画だし、出演者たちも有名どころの芸達者が揃っている。でもそれが故に総花的すぎて、本来の題材であるパンデミックの緊迫感が伝わってこないし、人類絶滅を垣間見る当事者たちの絶望感も余り沸いてこなかった‥。パルトロウが冒頭であっさりと死ぬのも良いでしょう、ウインスレットが途中で消えるのも良いでしょう、要するに人が死んでいくのが題材の映画だから。 でも繰り返すけど、それが絶望感に繋がらない、少なくとも僕の心は悲しみを感じなかった。ジュードロウは「狂言廻し」的に、物語を説明しながら鑑賞者をリード、もしくはミスリードする役柄だと思っていたのに、結果としてあらら?単なるおまけ?なにかかみ合ってない。 どうにも淡々としているんだ、この映画。パニック物を観たかったわけではないし、無用なほどのカタルシスを求めたわけでもない。そもそもソーダ-バーグってはこういう演出なんだなぁってのも判るけど、でも題材と監督の味付けが合わない映画、なんというか観ている者にストーリーの絶望も希望もあまり「伝染」してこない映画だった。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2011-11-12 01:28:13)
36.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
お待ちかね♪ やっと始まります、ジ・アベンジャーズ! 題名が示唆する通りに。 70年間のコールドスリープを経て、21世紀に蘇ったキャプテン・ロジャース、いや『キャプテン・アメリカ』は、シールズの親分であるフューリーに「調子はどーだよ?」と尋ねられて木曜日のデートをすっぽかしたことを悔いながらも21世紀のアメリカで悪を挫くスーパーヒーローになっていくんだが...って!ヲイヲイ『これ、エンドロールの直前かよ!?』 些か引っ張りすぎだろう? それに次作の味見がお約束のMCムービーだけど本編の後のジ・アベンジャーズ(予告編)もきっと観ないで帰る人たち続出だな。よい子はMCの映画を観るときははエンドロール終わるまでお座りね? で、映画全体としてはも出来は悪くないのですよねぇ、トミー・リー・ジョーンズも良い味だし、シュミッド役のヒューゴ・ウイービングも雰囲気プンプンで大変結構♪ でもレッドスカルになってしまう前の人間の顔してる方が、敵役として良い味なんだけどなぁ。 で、だから映画として良いんだけど、そぉなぁ~んだけど…。 うむ、やっぱしなにかが変…。そらーマーベルです。なんでもアリです、でも、あれだけ強力な兵力、つまり大型音速爆撃機と無尽蔵に思える兵士の数、ヨーロッパをまたく戦略拠点、そしてエネルギー銃を搭載した各種の兵器を擁しながら、なんでレッドスカル軍、たった丸い縦一枚のおにいちゃんチームに、ああも簡単に殲滅させられてしまう? だからさぁ、レッドスカルももたもたしてないで、ほれ、さっさとアメリカ本土攻撃しろよ(笑) ってか あんなに当たらない光線銃どーにかシロよ…と突っ込んでしまうくらい弱い敵役(雑魚も含めて)。 やっぱしクライマックス付近ではあまりにも予定調和(お約束)が見え見えで、ドキドキすることも出来ずにストーリーに興味を失い始める。 だいたい、スターク(父)だって、あの丸縦を開発したならロジャース用だけでなくて軍隊のスタンダード・イシューにすれば言いじゃん、儲かるだろう??ねぇ?そんでレッドスカル軍のエネルギー銃に勝つってなら判るんだけどなぁ…。だからカタルシス感不足で5点かなぁ‥。 とは言うものの、次回本編のジ・アベンジャーズ。 ロキをヴィランに抱いてどう展開するか? 個人的にはスカーレット・ヨハンセンのボンデージたっぷりみたいぞって…はやく早くぅ~!
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2011-08-03 05:59:28)
37.  藁の楯 《ネタバレ》 
なんかやだ、こーいうの。 そら喧嘩で爆発が起きて、首に致命傷をおった人間が生き返る三池監督ですが…。 ハリウッド(的な脚本)を借りてくるなら、ちゃんとドンパチ主体で押して押して押しまくれば良いのに。 そーじゃくて、ドンパチはあくまでも書き割りで、クズを護る主人公の内面葛藤を書きたいなら、例えば新幹線に乗ってからの数時間を使って、もーっと密室劇的に「画」を造ればいい。 どーも映画のベクトルが拡散しているから、至る所に「ゆるい設定」が出てきて、それがこのドラマが妙味である「危機的な状況をかいくぐる」カタルシスを物語の進行とともにどんどん緩くしてヲイヲイになる。 カタルシスがあるからこそ『クズを護る葛藤』が活きるんじゃないんですかねぇ? だってさぁ、一台もクルマが走らない街道(山道)をとぼとぼ歩いてて、そこに過去にクズに娘を殺された被害者の父親がクルマを運転してきて、まさにご一行とドンピシャ出会う?そらないでしょ? 主人公達がそれぞれの正義をやたら語るのは、そらそれで良いけど、その見栄を切るあいだ、だれも通行人の居ない人気のない住宅街とか、これもやだ…。 今、日本でもっとも金になる男が乗っているその車両からいとも簡単に乗客を移動できてしまう新幹線、は? それからサイズから見て電源部が無い“マイクロチップ発信器”を埋め込んだ手首の傷とか? なんでそんな皮膚が薄い、しかも可動部にあんなでかい装置を埋める?じゃなくてもっと脂肪分のある(要するに埋め込むスペースがある)腹部とかにやらない? っつーか警察バッジにでも仕込んでおけよと…。究極は全国緊急配備かかってるんでしょ?なのになぜ他県ナンバーのおんぼろタクシーがスイスイと検問を潜っていつの間にか桜田門まで到達して、しかもその時の周囲は大群衆に囲まれてメディアもいて、しかも懸賞金をかけた爺さんとその取り巻きまでスイスイ寄ってくる始末。ヲイヲイヲイヲイ!警察庁を馬鹿にしてんのかよ…と じゃ、なにかい?北九州の高速道路や新神戸駅の危機的「状況」なんか、県警たいしたことないじゃん。 終端の桜田門の状況の方が遙かに超した超!ウルトラ!スーパー!オルティメット!「危機的状況」なのに、また主人公同士が見栄を切ってる??? どーなのこれ? やっぱやだ、こーいうの。
[映画館(邦画)] 4点(2013-05-23 07:45:10)
38.  プロメテウス 《ネタバレ》 
確かに素晴らしい映像美だけど根本で脚本が破綻しているとおもう。地球人(ホモサピエンス)の起源を調べるという壮大な計画のプロメテウスに乗り込んだのは僅か10人にも満たない調査団。これは先遣隊なのか?この人数で何を達成できるのだろう?そして予定調和でいとも簡単に見つけた遺跡を思わせるスペースジョッキーの拠点。惑星探査をするにしては、まるでトレッキング仕様な軽装甲の車両や武装。遺跡内を探索するとクイーン・エイリアンを思わせる彫刻があるが、こーいった伏線の回収は一切無し。まるで「触ってください」と言わんばかりのスイッチに振れると過去を映し出すホログラム。 で、船内を逃げるスペースジョッキー数人。 なぜか1人だけドアに挟まれて首チョンパ。 おい?君たちは何から逃げていたんだ? 船内でなにがあっただ? 襲われるような怪物が発生したのか? それを知りたいぞ!!と思うが構わず話は進行する。で、ちゃっちゃと頭を持って帰ってヘルメット取って電気通したら意識が戻る(らしい)どーいう理屈なんだ、この不思議。 そんでもって、遺跡(船内)の黒い液体は何故かシリンダーから漏れだして、ナメクジさん泳ぎます。そんな密閉性の悪い容器で、かつ遺跡(船内)に空気があるならとっくに蒸発してません? で、まぁナメクジ育って人間襲います。ここらへん「エイリアン」のお約束。 でも、あれ?この人はインキュベーターにならないのね? え?エイリアンの種は黒い液、シンセティックから呑まされた旦那の遺伝子(スペルマ)なのか? で、しかも出てきたのは烏賊(蛸)? なにそれ?  おいおい…、と、この後もエンドロールまで消化不良、欲求不満の連続だ。 小さな伏線や後のシリーズネタを仕込んでも回収しないで通り過ぎるどーしちゃったんだ?スコット監督ぅ!!!  きっとディレクターズカット、特別版、そして決定版と出てくるんだろうなぁ…。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2012-08-16 08:32:28)
39.  ノルウェイの森 《ネタバレ》 
原作は未読、ってかこの映画を観たから余計に読む予定無し。一編の映画として空気感もあるし決して駄作でないとおもいます。いや、必ずや秀作だと思います。 が、しかしスクリーンの向こう側で展開する世界が、いわゆる「お病気」な人たち満載状態で、しかも映像と台詞でその「お病気状態」を二重にくどくど説明されるのでそれはもう、鑑賞していることが僕には苦痛でした。本を読んでいるんじゃないんだから、己の気持ちや心の痛みなどをブツブツ語られても、そんなの僕には嫌だ。 だからもう、海のシーンくらいからエンド・ロールを待ち焦がれた…。 これは原作の世界が僕の肌に合わないのか、あるいは原作の世界を、登場人物達の心象を、きっちり説明しようと努力した監督の善意が僕の肌に合わないのか? だからこそ、ハツミさんがレストランで見せる眼力シーン以外は、引きつけられるモノが無かった。しかしまぁ、鑑賞した事をこうやって「語れる映画」であることは間違いないので、そこに敬意をもって4点。
[映画館(邦画)] 4点(2011-01-24 01:15:04)
40.  カウボーイ&エイリアン
うわ!マジですか?これ…?これ観たらもう、次の007観れないじゃん?っていくらい『くだらねぇ…』その一言。批評の余地無し。ラジー賞決定(笑) PS:当映画の前宣みてて、スピルバーグの『これまで映画化されなかったのが不思議な、すごい脚本だ…』ってヲイヲイヲイ! ありえねぇ…。映画化したのが不思議だ、まったく。
[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2011-07-30 23:58:15)(笑:1票)
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