21. ザ・ダイバー
冒頭の父と息子の会話で父親が「約束しろ おれのようになるな」と言う言葉に一番心を打たれた。この言葉にこそ次ぎある世代になんとか光を持たそうとする親の愛情が深く詰まっていました。私個人として思っている”人の為すべきこと”とは次ぎの世代により良き未来を創り上げることだと思ってます。別に黒人だからと言って今の地位に甘んじているわけではなく彼らもまた常ある向上心を胸に秘め現実と向き合っているのだと思う。「せめて息子だけでも・・・」(”黒人”として生きるのではなく、”人間”として生きさせたい)という親の気持ちが息子カールに浸透して、彼の熱いハートが幾多の困難を乗り越えさせ”名誉”という勲章を勝ち取ったのだと思う。 6点(2005-02-06 01:12:13)(良:1票) |
22. シベリア超特急2
エピソード2「要塞”菊富士”攻略作戦」。私はまだこの戦争に参加している。そう私の戦争はまだ終わっちゃいない。今回は難攻不落の要塞”菊富士”を攻略せよと山下閣下から命令が下ったのだった・・・。 さて、と前回借りたシベ超①と後の2本を返却してシベ超②を借りようといつものレンタルビデオ屋へ向かった。レジのお兄さんにビデオの入った袋を渡してその彼がチェックをしてるとどうも様子がおかしい。バーコードリーダーでビデオをチェックしているがなかなかチェックが出来ないみたいだ。どうしたものかと覗いてみると「しまった・・・」2日前に違うレンタルビデオ屋で借りた「巨乳人妻○○○④」をチェックしてるじゃないですか!「すいませんそれちょっと間違えましたっ!」と急いで手にとり店に出ようとしたら防犯ブザーに引っかかる始末(防犯ブザーにはバーコードがついてるやつだったらなんでもひっかかるのか?)。駆けつけた別の店員には「これがこうで、あれがああでと」言い訳ならべて家に帰り間違えたビデオ(これがシベ超①だったら何かの因果があったとも言えるが残念『ブッチャーボーイ』)を取りに帰った。どうにかこうにか残りの一本を返してようやくシベ超②を手に取り恥ずかしながらも先程のレジのお兄さんに差し出し借りた次第です。今回はまあ前作に比べれば熟女優陣のおかげで多少は観れるようにはなってますけど”笑い”が少ないのに少々残念でした。 今回の要塞”菊富士”攻略作戦は前回の作戦に比べて志願兵(レビューワ)の数が極端に減っている。どうやら先の作戦で私は多くの”戦友”を亡くしたみたいだ・・・。今回の作戦も多分それなりの数は参加しているはずだけど残念ながら戦死されてここに最後の一筆を記すことが出来なかったのだろう。またこの作戦で負傷して除隊された方もいるはずだけど戦争の後遺症により心を固く閉ざしてここに書き込む気力が無いのだろう。それでも私は生き残った(のか?)以上その先あるものに意義を見出すまで前進せねばならない義務がある。もう私に後戻りは出来ない。後ろを見ても”屍の山”しか残っていない。自ら進んで一歩前へと踏み出したことだから止まるも行くも己の意志次第なのである。そして何よりこの戦争に参加した時点で山下閣下に命を捧げた身だからこそ常に前を向き突き進んでいくしか道はないのである。 --- シベ超戦線に参加した一兵士の手記より 3点(2005-02-05 00:09:23)(笑:3票) (良:1票) |
23. ジェヴォーダンの獣
<<ネタバレ>>獣の正体は「ムック」です。今回ようやくピンで仕事が入ってきた模様です。 4点(2005-01-19 18:48:15) |
24. エイリアンVS. プレデター
何か足りないと思ったら「人間」が殺されるシーンをちゃんと撮ってないから”怖さ”が伝わってこなかったのだろうと思う。(エイリアンとプレデターに関しては結構グロく殺されてるシーンを撮ってるのに・・・)。ラストもプレデター・キング(酋長?族長?)が何を言うか期待してたんだけど無言でしたね。しかしプレデターシリーズとして考えるなら毎回だけど黒人俳優の起用法が巧い。 5点(2005-01-09 17:15:53) |
25. 壬生義士伝
原作とか史実なんか何も知らないで観てるので「斬り合いに次ぐ斬り合いの中で己を研ぎ澄ませて生きた一人の剣士の物語」ぐらいなチャンバラものと思ってました。パクりでも構わないから吉村どんがプラトーンのエリアスばりにずたぼろに銃で撃ちまくられてるシーンを観たかったです。それにしても中谷美紀の和服姿はとても素晴らしい。 7点(2005-01-02 20:34:01) |
26. ガールファイト
上目遣いで睨まれたら喰われそうな感じになりますね。キレイになろうじゃなく強くなろうとするカッコイイ女の子のストーリーみたいです。こんなに強くなっても困るけど女性も身体的強さが必要な時代になってきているのは確かだ。世の女性陣”くのいち”を見よ。 5点(2005-01-02 20:05:35) |
27. 少林サッカー
あほらしいところが観てて気分がいい。主人公”鉄の足”に後輩がそっくりなんですよね。この後輩が何年一緒に仕事をしても全然ダメ男なのでとにかく主人公とダブってしまった。でもダメ男ほど憎めない。 6点(2005-01-02 12:39:44)(笑:1票) |
28. スターリングラード(2001)
テレビであったとき最後にバシリは戦後工場長になりましたって言ってたけど工場長=さんまさん思い出したんでなんか笑ってしまいました。 6点(2004-12-18 00:54:50) |
29. ウェディング・プランナー
男から見たらたかが靴。女性から見たらされど靴。女性のファッションに対する強い姿勢が見られる。 5点(2004-12-18 00:28:37) |
30. ロード・トゥ・パーディション
この作品でトム・ハンクスの肩幅の大きさを知った。とにかくウールのトレンチコートはカッコイイ。 5点(2004-12-18 00:09:39) |
31. ダイノトピア
一生地中に埋まってればよいものを・・・ 。それでも掘り起こしたい方はどうぞご自由に。以外と”掘り出しもの”かもしれませんよ。 3点(2004-12-18 00:02:00) |
32. シティ・オブ・ゴッド
2004年アテネオリンピックの男子マラソン競技にて銅メダリストとなったバンデルレイ・デリマ選手を途中で妨害したアイルランド人コーネリアス・ニール・ホーランなる人物はこのような暴挙に及ぶ前に何故この作品を観なかったのかと悔やまれる・・・。なんと表現してよいのか分かりませんが観終わった後「ああブラジル人を敵に回しちゃいかんな」とまず思いました。まあありえないとは思うが彼がデリマ選手を謝罪するためにブラジルに渡ったとしたらまず生きて帰れないと思う。最低でも100発以上の銃弾を喰らうか100以上に細切れにされるか・・・あまり想像はしたくないが現実に思えてくるぐらい恐ろしい描き方してるしこれ観たあとはブラジル旅行には行く気がなくなります。”ブラジル”という国のイメージがちょっと崩れるけど現実にあったことだしこういう作品も観る分には楽しめます。それに日本によく来るシュートボクセの面々。シウバ、ニンジャ、ショーグン・・・こんな奴らに日本人が勝つ日が来るだろうか。ブラジル人と日本人では生まれ持った”気質”が違うのかもしれないと言わざるを得ない。 9点(2004-12-01 01:15:15) |
33. 千と千尋の神隠し
大体この風呂屋に働いてる人達は給料をもらっているのだろうか?まずお金を使っているシーンもなければ貰っているシーンもない。さらに3食宿つきの交代制。千尋はしょうがないとして他の従業員達はそれなりの目的があって仕事をしているとは思うんですけどどうも湯婆婆しか儲かってないように見える。まさかクンタ・キンテと同じで全員奴隷狩りにあって強制労働でもさせられてるのかと思ったけどさすがにそれは子供も観てるからあんまりということで、遠く故郷に残してきた家族の為に月々の給料は仕送りをし必要なお金だけを生活費に使うというようにしている言わば”出稼ぎ”な人達が集まる職場なのだろうと自分を納得させた。 7点(2004-11-30 23:41:51) |
34. シベリア超特急3
開戦当時は100名を超える血気盛んな志願兵(レビューワ)達がいたのだが今や指で数えるほどになってしまった。私自身ここに立っているのが不思議なくらいだ。何故私はここまでこの”戦争”に執着しなければならないかと考えたら「山下閣下に対する”情”以外の何者でもない」という一つの結論が見えてきた。このシリーズを観続けるという行為は例えて言うならばキャバクラや風俗に「はまった男」の話だ。最初は先輩や友人の誘いでついていくという外的要因による場合が多い。その1回で止める人間ももちろんいる(シベ超①でこのシリーズを見終える方もいる。正直それが正解だ)。人生そういうものは一度経験しとけばいいかぁぐらいなものだろう。だがその最初の一回で気を良くしたのかそういう処に行くのが”楽しみ”になり個人行動を始め「他に面白い店はないだろうか、他にいい娘はいないだろうか」と雑誌やネットで情報収集するという自発的行動が伴うようになる(シベ超②を観てしまうという行為は①があまりに面白かった為に②にもそれ以上をという期待から観るのだろう)。さて何件か店を廻ったところでとある店の○○○ちゃんという存在を知り1回・2回と通い続け終いにゃそこばかりに通い詰める言わば”常連”となってしまう。この常連になったときにはもう後戻り出来ない。その娘に”情”が湧き卒業まで行ってやらねばという意味不明な使命感にとりつかれている(シベ超③以降を観ている方は多分こういう感じだろうか)。騙されている(表現が悪いな向こうは商売だ)と分かっていて何故その娘に逢いに行くのだろうか、人の”情”とは純粋でもありまた愚かしいものでもあるようだ。私は閣下に対してこれに似たような特別な”情”を持ってこの作品を観ている。それは山下閣下を終着駅まで見送ってやらねばという義務感であり使命感でもある。いつの日か私は閣下を笑って見送る時が来てそれで”私の戦争”が終わるだろう。その時私は”何か”を得られるだろうか果たして・・・。 --- 例え話は筆者の体験談等とは一切関係無いフィクションなのでお間違い無きよう・・・と否定したいが否定できない自分がいるので書き終えた今もなんとも言えない気分になった。だけどそういう時いつも自分に言い聞かせる言葉がある。「人生において無駄なことなどは無い、全ての経験が人生の糧になる」と。 このシリーズもそうであってほしいと願いたい。 4点(2004-11-25 13:13:03)(笑:4票) (良:1票) |
35. エリン・ブロコビッチ
ジュリア・ロバーツ「ケチがついても似合うから着てるの ヒップがタレないうちは好きな服でキメるわ」。ものすごくカッコイイ台詞だ。その堂々とした態度には何も言うことはございません。たまに女性がミニスカートをはいてるのを見て「あれは男に観られたいからはいてるんだろ」と言う人がいるけどそれは違うだろうと思う。女性がミニスカートをはくという行為は”カッコイイ”とその人自身が思ってはいているのであって、”異性の目を惹く”という客観性を意識するという割合は結構少ないのだろうなということがこのセリフでなんとなく分かるような気がする。 7点(2004-11-15 00:46:36) |
36. オー・ブラザー!
この作品は”もっちゃりしてる”という表現が一番いいかもしれない。ていうかコーエン兄弟の作品はほとんどもっちゃりしてるけどね。でもそんなもっちゃり具合が私は好きでもある。ちなみに私は九州男児であって関西人では無いです。ただこの”もっちゃり”と言う表現を使いたかっただけですのであしからず。 6点(2004-11-07 14:22:29) |
37. パール・ハーバー
「戦争映画に恋愛はいらねぇ・・どっちか一本にまとめてくれ」。ちなみにうちのじいさんはこの真珠湾攻撃に後方待機ということでなんとかというの戦艦(すんません忘れました)の砲手をしていたそうです。いつ見てもウザい飲んだくれのじいさんだが大事な青春を戦争という実にくだらないものに捧げていたのでこれはうちのじいさんに敬意を込めて3点あげます。もちろんうちのじいさんはこの映画にも後方待機している戦艦の水兵役で出演してますのでぜひご覧ください。「もしかしてあの人かなぁ・・・」と思われた方は多分病気ですので病院に行かれることをお勧めします。 3点(2004-10-31 00:23:04)(笑:1票) |
38. スパイダーズ
よく考えると全部メスグモともとれる。ただし「地球上の概念」ではなので「宇宙から来た」のではちょっとねぇ・・・ 2点(2004-10-30 18:42:02) |
39. リトル・ダンサー
親父さんの小躍りして走る姿に息子への深い愛情が感じられて"家族愛"という素晴らしいものをみせていただきました。そしてもう一つ挙げるならあのゲイの少年。よくあの年でカミングアウト出来たな。その”勇気”がまた一つの感動を私に与えてくれた。 8点(2004-10-28 20:06:39) |
40. アメリ
磨けば綺麗に光り輝く宝の原石。自分で光を発することはできないがそこに一人の研磨師がいれば・・・というような感じでした。なんだかアメリの背中をポンっと押してあげたくなりましたね。世の中結構こういう人いるんじゃないかと思います。ほんとにほんの一歩前に進めば世界が変わるのに・・・。 8点(2004-10-25 22:42:16)(良:2票) |