Menu
 > レビュワー
 > カラバ侯爵 さんの口コミ一覧。2ページ目
カラバ侯爵さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  陰日向に咲く
原作本の出来はあんなに売れるほどの内容じゃないと思うものの、短編の教科書的な出来で好印象でしたが、映画化には全く向いていないだろうと思っていただけに、そのアレンジを案じるとともにどう調理されるのか楽しみでした。  そして、その結果としては・・・ 果たしてこの構成が正しかったのか微妙ですが、短編的内容で終わるのではなく、分かり易くドラマをみせるために追加・変更された設定は効果的で、心温まる余韻を残してくれます(何の繋がりもなく、毛色の違いからムードを壊すアイドルオタクのエピソードは捨てた方が良いと思いますが)。 個人的にはドラクエ4みたいにオムニバスとして章立てして、最終章で全てのキャラをフォローするようなみせ方がよかったと思ったりします(それでもアイドルオタクのエピソードは捨てたほうがいいと思いますが)。  それに、分かり易い人情噺をやたらに煽る演出故に冗長な印象となって、白けてしまう人も出てくるんじゃないかな。
[試写会(邦画)] 7点(2008-01-17 22:44:00)
22.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
謎解きは短絡的で、敵対者は茶々を入れる程度。 アトラクションとしての見せ所も前時代的。 直線的に突き進む内容にしては工夫が無さ過ぎる。   それに、先祖の汚名を晴らすなんて動機じゃ観客への説得力はないですし、ましてや感情移入なんて誘えるわけがないでしょう。
[映画館(字幕)] 2点(2008-01-17 22:34:43)
23.  人のセックスを笑うな 《ネタバレ》 
原作未読。 奔放な女性に振り回される若造とその彼に想いを寄せる女性、そのふたつの失恋を描くだけという内容で、然したるドラマはナシ。 おそらく原作ではキャラクターの内面描写や印象的な文章で魅力を発見することが出来るのでしょうが、そういったものを排す媒体に移すとすっかり中身のない代物になってしまうありがちな失敗(この映画を観た限りではそもそも原作の時点で内容はなかったように思えますが)。 それにしても、全てのカットが異常に長い。勿論それが意味を成す場合もあるのですが、殆どがただ長いだけに終わる。  それにこの意味深なタイトルの意図はどこにあったのでしょうか? 永作博美と松山ケンイチのくちゃくちゃした絡みはふんだんにありましたけど・・・。
[試写会(邦画)] 0点(2008-01-15 22:41:22)(良:1票)
24.  ブラックブック 《ネタバレ》 
単なる戦争悲劇ものになってしまう内容をサスペンス展開でみせる内容にしたのには好印象なのですが・・・。 このプロットで山場となるのは真の裏切り者が示されたことでの危機のはずなのに、すんなりと逃げおおせてしまうのは何故なのか? これではサスペンス要素が単なる味付けに過ぎないものになってしまう。
[DVD(吹替)] 5点(2008-01-14 19:40:04)
25.  くじらとり 《ネタバレ》 
空想で遊ぶ園児たちの様子を追うだけの内容。 映像としては、その空想を実体化させて描写。 みんなの作ったストーリーに納得いかない男の子が最後にこぼす「ぼくが行っていたらもっと小さいくじらを見付けてやったのにな」というつぶやきが愉快。
[試写会(邦画)] 4点(2008-01-14 06:56:13)
26.  コロの大さんぽ 《ネタバレ》 
迷子になって町を彷徨う子犬とそれを案じる飼い主の女の子を並行してみせ、ぼんやりと再会させて、めでたしめでたしという内容。 小動物を見て可愛いという反応と女の子に同情させ、その顛末に安堵させるだけで物語とは言えない。 安易な作為だけが窺える出来。
[試写会(邦画)] 0点(2008-01-14 06:53:31)
27.  めいとこねこバス
美術館短編に内容を求めるのはそもそも間違いで、美術館のいちアトラクションと捉えるのが正しいのでしょう、と納得せざるを得ないのが残念。  コネコバス、ネコ列車、ネコばあちゃん&お化けたち、という新キャラクターをお披露目させただけの内容。 まあ、メイを窮屈なコネコバスに乗せ、屋外を疾走する描写は、まさにアトラクションと呼ぶにふさわしいのですが、こんな内容で自社の財産(作品)を食い潰すようなことはしない方がいいと思う。
[試写会(邦画)] 1点(2008-01-14 06:50:01)
28.  ひつじのショーン
全40話からなる内容故に、各々の出来はピンきりですが、平均をとってもその水準は高い。 一話約7分、しかも台詞を排した内容でここまで楽しませてくれるなんて、さすがアードマンといった代物。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-14 06:45:06)
29.  シャンプー台のむこうに 《ネタバレ》 
ドラマ構成は真っ当に施されているものの、勝敗はご都合的なものに過ぎないので減点せざるを得ない。 最悪そういった作家の都合による展開をさせる内容であったとしても、優勝させてしまっては白けるばかり。 決勝では負けたけどドラマは処理(解決)され、「次回は優勝を」と奮起する内容が妥当だと思う。まあ、母親に次回はないでしょうが、だからこそ「次回は優勝を」という言葉は希望の象徴のようになると思うのですが。
[地上波(字幕)] 5点(2008-01-13 15:13:54)
30.  ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 
テーマの確立が成されておらず、結局成り行きを延々と説明する内容になってしまった伝記物でありがちな失敗作。  「自分が想うようには想われない」という片想いの苛立ちが・・・というドラマでみせるのかと思いきや、あれやこれやと盛り込み散漫なものに仕上げた揚げ句に、ダラダラとナレーション進行でエピローグを披露する始末。もう、すっかり辟易。
[映画館(字幕)] 0点(2008-01-12 15:53:31)
31.  バニラ・スカイ
観ている間は単純に楽しめるものの、結局世界観披露にすぎない内容。 こちらをオリジナルより先に観ていたのですが、トム・クルーズの方がもてそうにも軽そうにも見えるので、役どころにははまっているんじゃないかな。
[DVD(吹替)] 4点(2008-01-11 23:04:13)
32.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
非情な現実は逃避手段であった空想をも侵し、終いにはその中ですら裏切られてしまう救いのない悲劇。 そんな顛末にも拘わらず、気高い心を失わなかった彼女に拍手。 自分を恥じるような生き方をしなければ人は皆「天国」に行ける(自爆テロやってるような人にも言えることでしょうから、一概に肯定できませんが)。   宣伝ではファンタジーと謳われているものの、空想内容が幻想的なものだったということでしかないのでジャンル分けとして「ファンタジー」を用いるのは適切でないのでは? あの世界観は脈略がないので、すぐに空想なんだろうと察しはつくものの、ファンタジーという言葉に惑わさせて、この曖昧な世界も現実でしたなんて処理にしないでくれよと冷や冷やしながらの鑑賞になってしまった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-11 17:20:09)
33.  暗いところで待ち合わせ
あからさまに低予算なつくリ。 それを補うような演出や演技があれば救われるのですが、どちらもいまひとつ・・・。 優れているのは原作だけという出来なのが勿体ない。  原作は友人の勧めで買ってはあったのですが、読まず仕舞いでいた作品。 読み物としての方が圧倒的に楽しめる内容だと思います(どのシーンも読書体験の方が楽しめそうだなという想像が先に立ってしまって、損した気分になってしまった)。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-11 05:33:21)
34.  みなさん、さようなら(2003) 《ネタバレ》 
メインは父子のはずでしょうが、彼らにはドラマはなく、あるのはヘロイン中毒娘の改心ぐらい(これも一過性の反応にすぎないでしょう)。 このダメ男の死に際をみて、どう生きるか見直してみては、という丸投げ的意味しか見出せない内容。  父親の態度の出自は「自分を試すようなことをしなかった」という言葉から窺い知れる「出来る範疇でしか動いてこなかった後悔」だったり、死を遠ざけて、あるいは一切死に接することなく育ったからのように思える。しかし、あの年齢でそんなことは単純にあり得ないでしょうから、どうにも不自然。客を納得させるにはもっと説得力ある設定を与えといて欲しい。 何はともあれ、やっぱり進路選択という時期の前に死と向き合うようなキッカケがあった方がいいんでしょうね。これぐらいの感想しかない。
[DVD(吹替)] 1点(2008-01-11 05:24:14)
35.  ビフォア・サンセット
前作同様、本作の彼と彼女はませた中学生程度の主義主張。多少経験値が増えて、妥協を味わい、疲れているのが窺えるものの大した成長はみられない。 結局愚痴の言い合いになって、はい、おしまい。
[DVD(吹替)] 0点(2008-01-11 05:09:22)
36.  変身(2005)
単純に荒唐無稽な設定を使って可哀想な話を披露しただけの内容。 基本的にやりたい放題になっているのが余計に白けさせるし、演出・演技の質もそれを助長するようなレベル。  蒼井優はこの頃に比べると随分綺麗になったし、巧くなったんだなという発見ぐらいが唯一の収穫。
[DVD(邦画)] 1点(2008-01-11 04:54:36)
37.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
現在の息子に影響は及ばないというのは致命的な設定の崩壊なので、ある程度減点せざるを得ない。 それに目をつむればよくできているだけに残念でならないですね。 SFなら設定の補強で対応できそうだけど、このファンタジー設定ではどう修正すればいいものか・・・。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-11 04:50:48)
38.  ザ・ウォッチャー
ここまで中身のないサスペンスも珍しいのでしないでしょうか。 主人公をただただひびらせているだけ。
[DVD(吹替)] 0点(2008-01-10 10:03:53)
39.  チルソクの夏 《ネタバレ》 
単に上手くいかなかった国際的遠距離恋愛話を披露するだけでドラマは希薄。
[DVD(邦画)] 2点(2008-01-10 09:43:07)
40.  隠された記憶 《ネタバレ》 
確かに解釈はいかようにもとれるけれど、あの親子のどちらかが関わっていたのには違いないわけで、それ以上の構造を披露されても観客にとっては大した意味を成さないだろう。 過去の出来事を根に持ったのか、はたまた興味本位(こちらは息子の場合限定)だったのか知らないが、受け取った家族にドラマが発生しない(脅えている様子しかうつしていない)ので、曖昧に構造を披露しただけの代物でしかない。  ただ、ラストカットの様子が一連の出来事の後に初めて彼らが接触したという解釈であるのなら恨みの連鎖(父の敵討ちとしてあの息子に何か仕出かそうとしている)という悲劇の表現として多少は有意義な気もする。
[DVD(字幕)] 3点(2008-01-10 02:19:07)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS