21. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 それぞれの登場人物に対する物語が独立しすぎで、そこのみで完結してしまっている感じがして、残念ながら前作に感じた三丁目の人たちの生活感を感じることができませんでした。とはいえ、映画としてはうまくまとめてあったのだろうし、前作の後日談をみることができてすっきりしたという感じはします。 可もなく不可もなくということで5点の評価をさせていただきます。 [映画館(邦画)] 5点(2008-02-24 19:37:24) |
22. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 東京タワーができあがる以前の東京など知るよしのない世代のわたしですが、映画で描かれていたちょっとした風景は、地方に住むわたしが昭和40~50年代に見たような風景がいっぱいありました。タクマ先生が家族を戦争で失った話や、茶川とヒロミ、淳之介君の話はまだまだ日本人が「健康で文化的な生活」をおくる権利を実行できず、街に「乞食」と呼ばれる物乞いの人たちをよくみかけた幼少の頃を思い出させました。 基本的には「ノスタルジー」題材の映画ではあると思いますが、心地よくその「ノスタルジー」に酔わせてもらったことと、CGの美しさ、それと間違いなくこの年に見た映画でもっともおもしろかったと感じたので、9点を献上します。 [映画館(邦画)] 9点(2008-02-24 19:22:45) |
23. ティファニーで朝食を
《ネタバレ》 オードリーは容貌はわたし好みですし、全体のストーリーは特に癖もなく、きれいにまとめている感じで、好感は持てたのですが、 ですが、これは、男が一人で見る映画ではないですね(T_T) 見終わった後、独り者のわたしには非常に寂しい思いがおそってきました。 鑑賞中のわたしの隣にオードリーのようなすてきな女性がいなかったことを減点して5点です(T_T) [ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-24 19:02:23) |
24. ゲド戦記
《ネタバレ》 わたしは、原作初期3部作(アレンが主役なのが3部で、テルーが出るのは4部らしい)まで読んでいて、原作のファンになってしまったくちです(4部以降は読んでませんが(^_^;)。ジブリからの映画ということでそれなりの期待をしてみたのですが残念な結果に終わりました。「ゲド戦記」といいながら、ゲドが主役でないという批判もあるようですが、それは邦題をつける際の出版社の問題であり、あまり映画の批判には当たらないような気はします(原作でも第3部のゲドはあんなものです)。どちらかというと、原作のコンセプトも内容もここまで変えていながら(人物名だけ借りているというような状態ではないかと思います。)なぜ、「ゲド戦記」の名前を使ったのかの疑問の方が大きいです。「原作を知らない人間は置いてけぼり」という批判については、こういいたい。「原作知ってても、というか、知ってるからこそ置いてけぼりくってしまいました(T_T)」と。 題名が別であれば5点ぐらいは付けたかもしれませんが、心情的には0点です。 文太さんの意外な名演と「テルーの歌」(盗作疑惑もあったようですが)、初作品でとりあえず映画の形にされた吾朗監督のがんばりに3点を進呈します。 [映画館(邦画)] 3点(2008-02-24 13:44:03) |
25. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 小松左京さんの原作も、前作も知らないわたしですが、久しぶりに、映画館でぼろぼろと泣いてしまいました。ラストシーンで感動をおさえられず・・・ 確かに、柴咲コウの細腕で、ヘリからぶらさがって颯爽と子供を助けるなんてできるんかいとか、プレートブチ折っちゃあかんやろ豊川さんとか、つっこみどころもいっぱいあったのですが、なかなか感動させられるいい映画を見た、みんなに勧めようという思いで、帰宅後、ヤフーのレビューやここのレビューをみると、うわっ!こんなにひどい映画やったんかい?という評価・・・・。ひとに勧めるのはやめました(苦笑 と、いうわけで、どこかわたしの琴線に触れてしまったということで、わたしの脳内評価で8点です(泣 [映画館(邦画)] 8点(2008-02-17 22:57:13)(笑:1票) (良:3票) |
26. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 小学生低学年の頃に原作の日本語訳(小学生用の)を読んで、ピュアだったわたしは、「これは本当のこと?」とオーソンウェルズのラジオ番組にだまされたアメリカ人よろしく、H.G.ウェルズにだまされました(笑 そういうわけで、かなり期待してみたのですが、原作を知らない人はどこまで内容を理解できたのかという疑問と、迫力満点の映像と大音響ばかりが気になって、ストーリーはまったく楽しめませんでした。 というわけで、わたしにとっては、このくらいの評価です。 [映画館(字幕)] 4点(2008-02-17 22:45:29) |
27. 小さな恋のメロディ
《ネタバレ》 最初は小学生の頃、テレビのロードショー番組でみました。 最近になって、レンタルビデオで見直したのですが、やっぱり楽しめました(ノスタルジー込みですが) ジャック・ワイルドの悪友ぶりや、トレーシー・ハイドとマーク・レスターがトロッコで地平線の彼方に消えていくラストシーンは、本当に大好きです。 ストーリー自体は、確かに非現実的なところがあるのですが、それもまた、この作品のよい味付けになっているような気がします。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-02-17 22:21:14) |
28. スティング
《ネタバレ》 小学生の時、テレビのロードショー番組でみて、最後の「大どんでん返し」にやられてしまった口です(^_^;) まだ、映画自体見慣れてなかった頃なので、それだけ印象深かったのだと思います。 その後、友人や家族と一緒にみると、まぁおもしろいはおもしろいのですが、最初にみた時ほどではありませんでした。 ラストのからくりを知っているというのは、大きなマイナスだったようです(^_^;) でも、初見時の感動に敬意を表して(?)この点数をつけたいと思います(^_^) [地上波(吹替)] 8点(2008-02-17 22:08:25) |
29. 不都合な真実
《ネタバレ》 初レビューです(^_^;) 初レビューでこんな評価はどうかとも思ったでのですが、「点数配分の参考」をみるとこの点数になってしまいました。 わたしがこの映画を見た感想を端的に表現すると、「なんだ、地球温暖化の問題って、疑似科学だったんだぁ」でした。 映画の中、ゴアさんは、様々なデータで産業革命以降、地球の平均気温が上がってきていること、そして、その結果、様々な問題が引き起こされることをさもセンセーショナルに訴えています。 しかし、CO2排出量と温暖化の「相関関係」を示すデータは提示しても、「因果関係」を示すデータは全く提示されていません。 また、温暖化に伴って起こると予想されている様々事象の中に「多剤耐性菌」の問題があがっていましたが、多剤耐性菌の問題は、「温暖化」ではなく「抗生物質の濫用」のほうが原因では?(^_^;) さらに、温暖化懐疑論者のデータは全く提出されていません。どんな根拠で否定しているかを見せてもらえなかったので全く説得力を感じませんでした。 「温暖化」が起こっていないとする科学者は、懐疑論者の中にもほとんどいないというくだりには、あきれてしまいました。「温暖化」は起こっていると科学者のほとんどは思っているのに、温暖化防止のキャンペーンに賛成しないのは政財界の圧力が原因だと匂わせる結果となっているのですが、「温暖化」が起こっているのは、データから明らかな事実ですので、これを否定する科学者がほとんどいないのは、当たり前でしょう(^_^;)懐疑論者が問題としているのは、温暖化の原因がCO2排出に代表されるような「人間の生産活動に主たる原因があるのかどうか」ということだと思うのですが。 ゴアさんには、この辺のところをプレゼンでしっかりと語っていただきたかったのですが、まったく期待はずれでした。 わたしが「おかしいな」と思う点はこのくらいでしょうか。 きっと、専門の理科系科学者や、専門の気象学者、環境学者がみたらもっとたくさんのおかしな点があったでしょうね(^_^;) 正直、こんな、素人にもつっこみどころ満載の杜撰な内容の映画が、各方面から絶賛を受けてるらしい事には非常に驚きでした。 こんな映画見たら、わたしや「かねたたきさん」のように「地球温暖化防止」のキャンペーン自体に疑問を持ってしまうのが普通なんじゃないでしょうか? [映画館(字幕)] 2点(2008-02-17 21:51:47)(良:1票) |