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eurekaさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 557
性別 男性
自己紹介 馬鹿の一つ覚えのように「映像ガー」「音楽ガー」「テンポガー」と言っております。お許しください!
目指すはレビュー数1000
社会人になってなかなかレビューを書けなかったのですが、また書いていきたいと思います。この数年間も変わらず映画が大好きだったので。

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21.  降霊<TVM>(1999) 《ネタバレ》 
人間臭いというか頭が悪いというか…。女の子がケースの中に入っていたのは事故で、何も悪いことしていないんだから発見した時点で警察や救急車呼べばこんな負の連鎖は起きなかったのに。 でもこういう愚かな主人公は嫌いじゃない。 幽霊の描写が秀逸。誘拐が絡んだミステリ要素は入れずに、序盤の日常に同居する幽霊をずっと見ていた方が面白かったかも。
[DVD(邦画)] 7点(2020-10-11 21:24:13)
22.  蜜蜂と遠雷 《ネタバレ》 
邦画には珍しい映像主義的映画で少し驚いた。原作は未読だけど二段組みの分厚い小説だったと思うので、映画化に際してかなりの情報をそぎ落としたのだろう。 映像で語ることに徹底しており、登場人物を深彫りし具体的には描いていないため、結局どういう人物だったのか分かりづらく、クライマックスである最終審査でもそこまでのカタルシスは得られなかったが、感情や考えをベラベラじゃべったり、モノローグや説明台詞満載で映像にも凝っていない平凡な作品よりはマシ。今後も注目の監督さんだと思った。 鈴鹿央士は新人とは思えない演技っぷり。そしてやっぱり松岡茉優は良いぞ。無理だと思うけど、「アマデウス」みたいに役者が実際に鍵盤叩いてたら、海外に出しても恥ずかしくない映画になっていただろうなぁ。 ピアノ演奏のイメージ映像として、「ヱヴァQ」と同様馬が用いられていたけど、何か元ネタがあるのか? 連続ドラマで観てみたいな~。
[DVD(邦画)] 6点(2020-10-11 20:26:09)
23.  TENET テネット
設定と構成の超絶技巧を見せられる映画。それらを面白がれる人なら最高に面白い映画だろう。前作「ダンケルク」以降この方向性に走っているノーランに、ちょっと関心が離れていってます…。 時間の順行と逆行が同居している新しい映像を創造したのは感服するけど、この複雑な構成を理解したところで、話が面白いかというと…そんなに面白くないのでは…? 「インセプション」や「インターステラー」では凄まじい「想像力」を感じることができたが、本作ではそんなに感じられなかった。
[映画館(字幕)] 7点(2020-10-11 19:58:33)
24.  復活の日 《ネタバレ》 
コロナ禍で話題になったこともあり観賞。なるほど人工的に開発された生物兵器との噂もあるコロナのことを予見したような映画で興味深く観賞した。 ただ80年代の角川映画で監督が深作欣二なのでかなり大味なのは否めない。 現実に未知のウイルスが蔓延ってしまった現在の目で見ると、いくら感染後すぐに死に至らしめる凶悪なウイルスだとしてもマスクや除菌消毒の概念が無くノーガードで診察し医師看護師がバッタバッタと倒れていくのは頭悪すぎるし、政治や科学的視点が限りなく薄っぺらでリアリティが感じられなかった。 多岐川裕美演じる看護師が、死んだ友人の子を保護するまでは良いのだが、その後ボートに乗って海を渡るシーンは、そのボートはどこから!?てか船舶免許持ってるのはなんで!?とそっちが気になってしまった。 ウイルスで南極にいた人間以外は死滅し、さらに対ソ連対アメリカの核ミサイルを止めに行くも間に合わず作動し南極の人間まで死ぬという展開は意外性があり期待したが、放射線を当てたらワクチンができたり、大地震からも核攻撃からも生き延びる草刈正雄にはさすがに辟易とさせられた。その後作戦に失敗したときのために避難した集団と合流するため大陸を南下し始めるのだが、マチュピチュなどの観光をしたり、朽ち果てた協会で自主制作映画のような何の工夫もない謎の対話シーン、髪も髭もボーボーでボロ布を纏い変わり果てた草刈を遠方から瞬時に認識するオリビアハッセーなど、終盤にかけて引っ掛かる点が多すぎてだんだんと萎えてしまった。
[DVD(邦画)] 6点(2020-08-14 22:49:14)(良:1票)
25.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
すごく大味&演者が濃い映画。日本が沈没する理由についてはきちんと説明されて説得力がある一方、ドラマ部分がご都合展開が多く、ぶつ切り感満載。日本が沈没するってのに「今度結婚するんスよ」「そうか、良かったな!」、そのすぐあとに婚約者が噴火に巻き込まれ「這ってでも来い!」って能天気すぎやしませんか。 特撮はかなり力を入れていたようでなかなか見所があったものの、爆破&炎上&噴火の連続で、たまに挿入される暑苦しい割にリアリティの薄い人間ドラマでだんだん退屈に……。 ただ、全国民の国外脱出計画を遂行するため世界各国に交渉するなど尽力し、積極的な協力を得られる展開は当時の日本人のエネルギッシュさや国としての自信のようなものを感じた。 現代の日本で考えてみると、世界各国は知らんぷりで非協力的、上級国民だけ情報が共有され沈没前に国外逃亡、何も知らされてない国民は日本と共に沈没……てな具合になりそう。
[DVD(邦画)] 4点(2020-08-14 17:42:34)(良:1票)
26.  野性の証明 《ネタバレ》 
特殊部隊、自衛隊、村の大量虐殺事件、地方の大企業の陰謀、ヤクザ、予知能力の覚醒、疑似親子の絆と逃避行が見事に上手く………絡み合ってない! かなり荒唐無稽なストーリーで、終盤いきなり猛スピードのトロッコに乗っていたのは思わず吹き出してしまった。トロッコの中に操作するスイッチがあるのもおかしくないか…。そしてぐったりしていた薬師丸ひろ子がトンネルから「おとーさーん!」と駆け出してきて、あれだけ高倉健に全然当たらなかった弾が一発でヒット!ここでも思わず吹き出してしまった。 途中まではまだ観れたけど、高倉健vs自衛隊の構図と、切なさのあるラストに持っていくためにむちゃくちゃし過ぎでは。 観終わってからは、なんか金だけはめちゃくちゃかかってそうだな~という感想しか出てこなかった。 松方弘樹の殺す気マンマンな鬼の形相と無駄に連発されるスプラッタ描写はよかった。 音楽がすごくルパン三世でしばしばそっちに気がとられてた。
[DVD(邦画)] 3点(2020-08-14 17:02:58)
27.  響 HIBIKI 《ネタバレ》 
原作は芥川賞直木編以降失速気味で、完結を待たずに途中で飽きて読まなくなり、映画化決定後も特に本作を観るつもりもなかったのだが、とあるアイドルグループにはまり、それ経由で坂道シリーズにも興味を持ち、色々漁っていく内に欅坂46→平手友梨奈→本作鑑賞、という流れ。 原作の魅力は、純文学や文壇を題材にしている特異さと縮小する一方である業界に対する毒、突き抜けた主人公のキャラクターに翻弄される同じ学校の生徒や大人たちという点で、原作での一番の盛り上がりを映画の結末にしたのはとてもいい決断だったと思う。ただ、原作の良い意味でも悪い意味でも粗削りな作風を、登場人物やエピソードを削ることで軽量化には成功しているものの、そのまま踏襲している点も多くまた原作の中盤までを映画化しているため、やはり中途半端感は否めず、しっかりとオチがあるわけでもないので、結局平手友梨奈のためのアイドル映画に終始してしまっている。(というものの、映画としてどういう着地をするのがベストなのかと考えたところで思い浮かばないのだが…) 動物園のシーンなどで魅せる平手友梨奈の表情は微笑ましく、ファンとしては嬉しいものの、一方で文芸誌読者の私としては原作の芥川賞・直木賞周りのツッコミどころをそのまま引き継いでいるのは残念だった。 平手友梨奈のアイドル映画としては満足だが、一本の映画としてみると、この点数。  以下、劇中の芥川賞・直木賞関連のツッコミどころ。  ・現行の規定では芥川賞は雑誌掲載の中短編、直木賞は単行本で発売された作品が対象であるため、劇中の小栗旬演じる山本の長編と思われるほど分厚い単行本「豚小屋の豚」は芥川賞の対象外であり、また響の「お伽の庭」は雑誌掲載であるため直木賞の対象外。 ・芥川賞・直木賞の規定は時代とともに変遷しており、過去に一作での両賞同時ノミネートはあった(昔は文芸誌掲載作が直木賞候補になることは珍しくなく、また選考がそれぞれ別日で、直木賞候補を選考の結果芥川賞に回したりしたこともあった)ものの、現行の規定だとほぼあり得ない。(元々本を売り上げるための賞であり、双方で別々の受賞者を出した方が作家にとっても出版業界にとってもおいしいため) ・芥川賞・直木賞は事前に候補者へ連絡し、候補となることを承諾するかどうかの確認があるため、メディアで候補作が報道される時点で作家本人(劇中でいえば響)が候補になったことを知らないのはあり得ない。  最後にひとつ。北川景子演じる文芸誌編集者のデスクに並べてある本…目立つところに村上春樹の「1Q84」があり、その隣には「もしドラ」…これは製作者なりの皮肉なのでしょうか。笑いました。
[DVD(邦画)] 6点(2020-08-11 15:27:04)
28.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》 
酷評の嵐だったので、ハードルが下がっていたためか、だいぶ楽しめた。 ドラクエⅤはSFCやDSで何周もするほど大好きで、モンスターも全部仲間にし、レベルを全キャラカンストさせたほどでもう愛していると言ってもいいのだけど、この映画、私にとっては悪くなかった。  あの壮大なストーリーを2時間の映画にするのは土台無理な話で腹をくくっていたのだが、要所要所を丁寧に綺麗で迫力ある映像に仕上げつつも大胆にストーリーのカットや改変、ダイジェスト等を行っていたのでやはり不満は募った。一方でキャラクターの喜怒哀楽を表情豊かに表現していたのはとても満足できた。ビアンカもフローラもすごくかわいく、結婚関係のエピソードは改変しつつも良くできていたと思う。 そして問題の終盤の展開は、よく「制作者はゲームのプレイヤーをバカにしている」と炎上していたが、私は世界観のネタバラシに関して、なるほどそういうことであればダイジェストも改変も仕方ないよなというのと、これは「天空の花嫁」ではなく「ユアストーリー」だから別物だよなと割り切り、そう思えば悪くないのではと思えてきた。 そしてコンピューターウイルスの登場とその発言は、ゲームを楽しんでいる人に水を差す、世間のゲームを良く思わない人・関心がない人たちとそのいまだによくある価値観・意見であり(自分も幼少の時から今でも、ゲームにのめりこんでいると親からよく言われたものだ)、それに対しそんなことはない、ゲームをプレイした経験や体験は本物であると否定する。これは今までドラゴンクエストをプレイしてきた・している私たちを全肯定してくれていることに他ならない。劇中の主人公同様、自分が子供のころにドラクエシリーズをプレイした思い出がぶわっとフラッシュバックし、胸が熱くなった。 この「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」はタイトル通り、ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイした鑑賞者個人の経験で補完することで完成する映画だった。ドラクエⅤの映画化なんて無理ですよ、原作ゲームより面白い映画なんて作れないですよと白旗を上げ、ゲームをプレイした思い出を懐古させる。確かにドラクエの映画化というのは、これが正解なのかもしれない。どうやったって個人がプレイするゲームに勝る映画なんてできっこないのだ。 なかなか思いついても実行はしないような構造をしている映画だが、そこのチャレンジ精神も含めて、評価したい。エンディングで名曲メドレーをやってくれたのもうれしかった。映画のエンディングが終わり、現実に戻るとき寂しさは、ドラクエを全クリしてエンディングを見終わったときの寂しさと同じものを感じた。
[映画館(邦画)] 8点(2020-08-06 01:44:13)
29.  火口のふたり 《ネタバレ》 
簡単に言うと親戚同士で幼馴染である30代の男女二人が、女が結婚を機に引っ越すのを手伝うために久しぶりに再会し、20代はじめに恋人の一歩手前のセフレのような関係だった頃を回顧しながら、富士山が噴火する世界の終わりのそのときまでセックスする話。淡々としているにもかかわらず、最後まで惹きつけられる謎の魅力があり、その原始的欲求と行為、男女の関係、富士山の噴火など、何か寓話的というか神話的な雰囲気があった。 が、これがキネ旬一位か…。
[DVD(邦画)] 6点(2020-08-05 15:30:39)(良:1票)
30.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 
教育とは、育児とは、幸福とは、生きるとは、といったことを考えさせられる内容だった。 ヘレンケラーとサリバン先生については一般常識程度の知識はあったが、なるほどこういう背景と出会いがあったのかと、それを知ることができたのはよかった。映画史に残る食事の格闘シーンはすごい。 二人のその後のことを知ってるため、「え!?ここで終わるの?」と物足りなさはあるものの、素晴らしい作品でした。 「奇跡の人」というか、「奇跡の人たち」です。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2020-08-05 15:18:37)
31.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 
恥ずかしながら若草物語に触れるのは初めて。想像以上に素晴らしいものだった。現在と過去を行き来しながら進み、時には対であったり重なる状況になっている構成は巧みで、グレタ・ガーウィグはますます上手い監督になっているなと痛感させられた。 冒頭、著者であることを偽って小説を出版社へ持ち込み、交渉の末売れた後喜びの表情で街中を疾走する、という導入から、主人公の性格や立場や状況などが分かりやすく、そこから最後までテンポよく駆け抜けてくので気持ちよく観ることができた。 べスとローレンスとの関係性が秀逸で、ベスがピアノを弾くのを階段でこっそり聴くローレンスが亡き娘に思いを馳せるシーンや、べスが亡くなったあとマーチ家の家に入るのをローレンスが躊躇するシーンは泣いてしまった。(こういうのを大げさでなく織り込むのが上手い) 四姉妹や彼女らを取り巻く男たちなど登場人物皆がとても人間らしく、いい面も悪い面も見せてくれる血の通ったキャラクターをしていて、とても魅力的だった。 原作は何度も映画化されているもはや古典ともいえる文学作品だが、原作者の人生を混入させることで現代的なメッセージ性も込められている。執筆、家族関係、妹の死、失恋などの人生を経て、最後、製本されていく自著を微笑みながら見つめる主人公に集約されるのは最高に胸が熱くなった。   ……映画を観終わってwikiを見るまで、シアーシャ・ローナンが長女、エマ・ワトソンが次女、フローレンス・ピューが三女、エリザ・スカンレンが四女だと思ってた(全部違う) ティモシー・シャラメがレディ・バードとは真逆の立場になっていて微笑ましい。
[映画館(字幕)] 9点(2020-07-19 18:44:39)(良:2票)
32.  君の膵臓をたべたい(2018) 《ネタバレ》 
実写版は全く楽しめなかったが、某アニメレビューユーチューバーが絶賛していたので鑑賞。  実写版ほど登場人物の違和感ある言い回しは気にならなかった。作画もすごく綺麗で、特に桜、海、花火、遺書のシーンが良かった。 ただ、やっぱりヒロインの行動が理解不能だった。ヒロインの口から説明されることや最後の遺書からそれなりの理屈は通ってるっぽいが、納得できなかった。  友達でも恋人でもない特別な存在を求める理由って何?ヒロインは主人公を「真実を知りながら日常を与えてくれる存在」と言っていたけど、序盤で主人公はヒロインに情が入り旅行以降はそういう対応をし始めたし、「生きてほしい」と告白すると、「私のことを思ってくれてるんだ」ってそのあと泣くけど、え?そういう関係性は求めてなかったんじゃないの? 誰とも関わらず一人で本を読んでいる内向的な閉じている人間を、「いつも自分自身で一人でいても魅力的」って思えるか?憧れるか? 終始主人公に都合よく主人公を解釈するヒロインはリアリティを感じず、もやもやが残った。 「友達でも恋人でもないもっと特別な関係」などと高尚で清潔な感じのことを言っているが、主人公のルックスがタイプで前々から好意を持っていたとかそんな感じなんじゃないの?と思ってしまう。 親友親友言って、遺書にもその思いを綴っていたけど、悲しませたくないから病気のことは言わない、主人公との関係のことは話さない、嫉妬深い元カレのことは相談しない…ってそれ本当に親友ですか。  実写版と同様「泣いてもいいですか?」の自分に酔ってる感はぞわっとするし、クラスの人気者とされるヒロインの元カレを、紋切り型な悪者として描写しているのもちょっとどうかと思う。 ヒロイン以外は主人公に対して否定的という図式は、昨今多いパーティから追放される主人公のなろう系ラノベを彷彿とさせる。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-07-10 19:13:42)
33.  名探偵コナン 紺青の拳 《ネタバレ》 
年々右肩上がりで毎年国内興行収入第一位の劇場版コナンは本作が初見。二十年ほど前にテレビアニメを毎週観てた程度の知識なので、だいぶコナンも変わってるんだなという印象。今は眠りの小五郎は機能しなくなっているのね。  毎年新作公開のシーズンになると皆がこぞって観に行っていたので、どんなもんかと思ったらそんなに面白くないね。劇場版なだけに海外でド派手なことやってたけどあの規模の破壊の後処理とかどうなるんだろう。日本のマスコミも「滞在中の日本人は〇名で、負傷者〇名、死者〇名、生存者にインタビューを行いましたとかで一躍有名人になっちゃうのではとか考えたりした(あるわけないけど)。
[地上波(邦画)] 3点(2020-05-17 00:46:07)
34.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
さあ、あの最悪だった前作からどうやってまとめてくれるのでしょうか!という気持ちで鑑賞したからか……めっちゃ感動してしまった!ありがとうJJ! いや、オープニングの死者の口が開いた!からいきなりズッコケましたけども、JJはよくやってくれた。前作の血統主義の否定というのもパルパティーンの血統を否定し断ち切り、スカイウォーカーと名乗るという着地や、しょっぱなからレンのマスクを修復したり、ローズの出番がモブ並みに激減していたこと、ルークの「ジェダイの武器には敬意を払え」なんかはJJもライアン・ジョンソンの前作を気に入らなかったんだなと痛快な気持ちにさせられた。飛翔するXウィング、ピンチになったときに銀河中の支持者が集結し戦う展開、最後の名前を訊かれたレイがスカイウォーカーを名乗りタトゥイーンのふたつの太陽で〆、キャストクレジットのトップはキャリーフィッシャー(粋なことしてくれるじゃないの)。エンドロールはスターウォーズ名曲メドレー。これで感動しない理由がありますか!?(エンドロール中、観客が誰一人席立っていなかったよ)  しかし勢いに騙されて感動してしまった感は否めない。後から思い返せばツッコミどころも満載なのだ。ウェイファインダーなんて初耳ですけど?ルークも探してたって?第2デス・スター跡形もなくなってた気がするけどあんな破片あったの?パルパティーンのクローンて!あのものすごい数の信者?何者?あの量のスターデストロイヤーを作れた技術はどこから?レイがパルパティーンの孫とか急すぎるだろ!てかもうこれスカイウォーカーサーガじゃなくパルパティーンサーガじゃん。民間機が集まったところで戦力になるの?あれ、これエンドゲームでも観たな…など。 改めて振り返れば、ムチャ過ぎる展開が多すぎて、「とりあえずこの三部作を終わらせた」という功績しかない。  やっぱリレー小説方式の制作方法とライアン・ジョンソンがいけなかった。本作なんて前作の尻ぬぐいに終始していて、ラストはこう!はい終わり!という感じで、なんかもうここまで7・8の伏線回収と話をまとめ上げて終わらせるのに必死だったら、この続三部作作らなくても良かったんじゃないの?作った意味あった?あのあらゆる可能性を秘めたエピソード7とはなんだったのか。  そしてスターウォーズもこれで終わりかという感慨はない。あのディズニーのことだ、これからも新シリーズ企画がスタートしてたんまり稼ごうと思っているところだろう。
[映画館(字幕)] 5点(2020-05-16 23:27:28)(良:1票)
35.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズ大好きで、設定を知っただけでめっちゃワクワクした。けど、中身はビートルズ映画というより恋愛映画だった。  ビートルズがいない世界観なのに、そのバタフライエフェクト的影響とかもオアシス程度でそんなになさそうだし、なぜ二人ほどビートルズを覚えている人がいる?どういう理由?そして摘発するでもなくお礼を言うやさしい世界。レコード会社に無断で無料配信する展開も、そんなことしたら違約金とか賠償金とかハンパないだろ!!などのツッコミどころも満載。なろうアニメみたいだった。 でも劇中の売れないミュージシャンのカバーでもビートルズの楽曲に多くの人が感動したり打ちのめされたりする展開は気分が上がるし、なんかもう映画館でビートルズの楽曲が聴けるだけで幸せ!ああ、ビートルズは偉大だ! 今この映画が製作されたことで、今の若い世代がビートルズを知るきっかけになるかもしれない、もしかすると好きになってくれるかもしれない、これでまたビートルズが少しでも長く先の時代まで影響力を残したというだけでも、意味があった映画だと思う。  最後に、リリー・ジェームズ、いい娘すぎる…!こんなに好いてくれてるのにこのヘタレ主人公は大馬鹿野郎だよ!
[映画館(字幕)] 8点(2020-05-16 22:43:53)(良:2票)
36.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 
雰囲気はホラーな感じだけど、まさかモンスターパニック映画だとは……。SFにしても家族ドラマとしてもツッコミどころ満載で、微妙。音だけに反応する知力と銃で殺せるような生き物に人類がここまで追い詰められるかなー。あのモンスターが何かのメタファだったりすれば発想次第ではもっと面白くできる可能性がありそうな映画だったけど、クローバーフィールドみたいなモンスターの造形といい、マーズアタック的な弱点といい新鮮味は薄いし、オチもB級映画みたい。 音楽は良かった。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-05-24 00:39:17)(良:1票)
37.  アイアンマン3
アイアンマンスーツなしで戦いヒーローとしても一皮剥けた社長。2よりも完成度は高い。一応アイアンマンシリーズ完結編らしく、スーツを爆発させて映画は幕を閉じるが……。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-03 21:14:32)
38.  アベンジャーズ(2012)
あれだけバラバラな世界観のキャラクターをクロスオーバーさせ、テンポよく群像劇をまとめあげるという抜群の交通整理力。ジョスウェドン恐るべしな一本。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-03 21:06:06)
39.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
フレディ・マーキュリーについてはゲイでAIDSで若くして亡くなったということくらいしか知らず、クイーンの曲は有名なのを数曲知っている程度の薄っぺらい知識しかなかったが、公開するやいなやネットで大評判、友人も大絶賛だったため鑑賞。 テンポ良くフレディの人生をなぞってゆき、その波乱万丈な人生には驚かされ、完全に感情移入させられたところでのラストの大迫力のライブエイドでは最高に胸が熱くなった。 フレディのルーツがインドだったり、両親がゾロアスター教徒であるとか、女性と結婚していたことなどは全く知らず、衝撃的だった。 トータルでは大満足な映画だったが、全体的にダイジェストでフレディの半生を追っていくので、バンドメンバーが「家族」と言い合える仲になった過程や、メアリーと恋仲になったきっかけ、心変わりしてソロ活動をすることになった経緯などを深く描いていないため実話であることにそれらの説得力を丸投げしている感じはあり、評論家からの評価がまっぷたつなのも納得。しかしながら監督ブライアン・シンガーの途中降板などのトラブルがありながらもこの完成度は素晴らしい。 LGBTや人種差別など、扱っている題材が今の時代に見事に合致しているので大ヒットも納得。 余談だが、たまたま観たのが応援上映だったのだけど、本編開始前に「上映中はお静かに」といつもの注意喚起があったせいか、観客みんなが声も出さず音も立てず、自分含め行儀良く鑑賞していたのでなんだか不完全燃焼感があった……。
[映画館(字幕)] 9点(2018-11-29 23:48:54)(良:1票)
40.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
Twitterはじめネット上で話題になりテレビでも取り上げられはじめた頃この作品を知り、地方住みでも上映されるようになった9月の初めに観賞。前情報は「ゾンビ映画の撮影中に本物のゾンビに襲われるというストーリーのワンカットが恐ろしく長い映画、超低予算で無名の監督と俳優、でも観た人がほぼ大絶賛でクチコミで上映範囲が拡大中」で、自分の中ではかなり高めのハードルが設定されたけど、それを軽く飛び越えるくらいの面白さ&出来の良さだった。  (以下、ややネタバレ) 冒頭のワンカットは変な間やシーンが挟まれたりして、大丈夫か?と思い退屈になるけど、これは後から種明かしがある類いのやつだぞとだんだん気づき、集中して我慢すればそのあとはもうゲラゲラ笑えるし、キレイなネタの回収に舌を巻くしで最後はほろりと感動、エンドロールでさらにもう一つ向こう側が観られるというサービス付きで、大満足。無駄な部分が全くなく、一本の映画としても完成度が高くて本当に楽しませてもらいました。映画館でこんなに笑ったのは初めてだった。 映画館で他の観客と大勢で観て、大声で笑う、という体験はなかなかできないのではないかと思うので、低予算映画だからといって映画館に観に行かないというのはもったいな過ぎる。
[映画館(邦画)] 9点(2018-10-21 17:07:23)(良:1票)
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