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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 《ネタバレ》 
妻投稿■スティーブン・ソマーズっていう監督は絶対子供のころ女の子に蜘蛛やイモムシを見せて気持ち悪がらせて喜ぶようなクソガキだったと思う。明らかにこれそういうノリで撮影しているだろ!!■しかしこの監督のかわいい所は、ジェイソンみたいなグロやホラーといった「怖がらせる」という「大人の行為」に頼らず(というより本人は絶対そういうものに興味がないと思う)、虫とミイラといったアイテムで、「気持ち悪がらせる」という「クソガキ精神」を観客に真正面から打ち出してくる事だ(多分本人はそれをやりたいのだと思う)。ヒロインが縛られてその体の上を鼠が這いまわっていたり、横にミイラが寝ていて「きゃーっ」というシーンは、スケベ中学生どころかスケベ小学生の趣向だ。■アルマゲドン級の砂嵐や後半最早ギャグキャラ化しているミイラ君たちは、冒険活劇における「ハラハラドキドキ」からは逸脱している気もするが、多分この時点で監督は批評家と化した観客そっちのけでやりたい放題の境地に達しているのだから、ここは素直に画面の前でスイカバーでもしゃぶっているのが定石。ミイラにされるアメリカ人の断末魔もなんかノリノリで、撮影現場は相当楽しい光景だったのではと推測される。
[DVD(吹替)] 8点(2010-07-06 08:58:38)
22.  コンゴ 《ネタバレ》 
妻投稿■平均点ワーストランキングに出てくる映画では私にとって貴重なジンバブエ・ドル映画。コンゴ(民主共和国の方)ではホテル・ルワンダがギャグに見えるくらいの残虐行為と無秩序が国土を覆っていて、でもこれを糾弾すると映画やテレビが”抜本的理由”で成り立たなくなっちゃうから(「コルタン」や「タンタル」をフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でググって下さい)、85年版ゴジラが東宝映画館のある銀座を火の海にしないというのと同じ馬鹿馬鹿しい理由で、メディアにはほとんど取り上げられない。だから私にとって、「コンゴ」という題名は、ゲリラの資金源になっているテレビリモコンをカチカチやりながら「コンゴって酷い国なんだね」と言う私自身のとんでもない矛盾(これはホテル・ルワンダでホアキン・フェニックスの言っていた「矛盾」より数倍悪質だと思う)を暴きだしてくれる映画のはずだった。■でも、映画に出てきたのはゲリラではなく、ゴリラだった。「仮面の恐怖王」という江戸川乱歩作品で、小林少年をゴリラのきぐるみで追いかけまわして喜んでいる怪人二十面相もどきが喜びそうな映画だ。■でもアフリカ問題ってどうなんだろう。ソマリアは海賊が悪い。ジンバブエとスーダンは援助している中国が悪い。で、コンゴの山賊は誰が援助しているんだろう。まあ、これはパソコンで「みんなのシネマレビュー」を日本人が楽しめている時点で答えは出ているんだけど、ま、そこは置いといてゴリラにいっちゃいましょう(大慌て)。 そういえば1995年はまだコンゴはザイールだったっけ。
[ビデオ(字幕)] 3点(2010-06-30 02:34:54)
23.  ロリータ(1997) 《ネタバレ》 
妻投稿■何でこれが自治体の図書館にあるわけ(-_-;)? ブースで見る私も私だけど(笑)■それはともかく男の人の悲しい性というか(笑) 中学時代のトキメキを体から排除しきれないのは男も女も同じ。だから、主人公の親父の気持ちもある程度わからなくはないんですよ。ただ「ときめく」とはいいんだけど、「勘違いはするな」って事。■私はこの映画、リアルを映しているのではなく、完全に主人公の親父の妄想を投影していると思います。だって、野郎が女の子に萌える気持ちは理解できても、女の子があの親父に興味を持つ理由がわからないもん。一緒になるシーンもなんか象徴的で、「相手を満足させないとどうなるか分からない」と女の子が怯えているようにも見えます(うまく拒否できないのは明らかに共依存気味なあの母親のせいだと思います)。■まあ、何というか、相手がどんなに嫌がっても、変態野郎のめでた過ぎる頭はそれを認知しないんだろうな。勉強になりました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-06-19 07:51:07)
24.  映画 忍たま乱太郎(1996)
妻投稿■乱太郎にしては結構シリアスなシーンあり(人が撃たれるとか)。ギャグ漫画ほど映画化の際シリアスなシーンが際立つ。
[地上波(吹替)] 6点(2010-04-26 10:27:03)
25.  名探偵コナン 14番目の標的 《ネタバレ》 
妻投稿■真新しい設定がない朴訥な作品と評価されやすいこの作品。でも改めて再見してみると、場面の会話部分が後の作品と加えて非常に高度なものになっているのがわかる。小五郎や恵理の過去だけではなく、目暮警部がジョギングしていたり、毛利夫婦の父親、母親的部分を垣間見せるレストランのシーン(ワインをたしなむ小五郎の一面)など、コナンの世界のキャラクターを掘り下げているシーンが多い。さらにワインやヘリコプター、モノレール、米花市の東京周辺の新興都市的な特徴のある空中風景(街並みフェチの私としてはかなり萌え萌え)など、様々なアイテムを丁寧に描写し、おかげで終わってからは「ま、こんなもんでしょう」と言いつつも、実は映画の最中はかなりの臨場感と空気を楽しんでしまえる作品なのだ。この後の作品はそういった意味では場面場面の濃度が下がってしまって残念なのだが、これはきっと「子供が楽しめる」と言う事を「簡単でギャグシーンが多い」と勘違いしてしまったからなのではないだろうか。でも知能が低くてもちゃんと理解が出来るのなら、みんな難しい話を楽しみたいと思っているんだよ(笑)
[インターネット(字幕)] 8点(2010-04-26 10:16:16)
26.  死国 《ネタバレ》 
妻投稿■ゴジラやガメラやウルトラマンにも見捨てられた四国。徳島県生まれの私としては是非とも四国4県民総ゾンビ化および禁畿と厨国と窮州による総封じ込め作戦vs巨大ゾンビの出現でやってもらいたかった。「はははははは、見ろ、本州がごみのようだ」的ノリで。それが人間による幽霊の殺人死体遺棄で終わっちゃった。うははははは、見ろ、幽霊がゴミのようだ。
[DVD(邦画)] 3点(2010-03-27 20:50:11)(笑:1票)
27.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
妻投稿■「娑婆は怖い」「刑務所なら生きられる」というシーンがあるんですけど、これ凄くリアルなんですよね。今の日本の刑務所って、所謂池沼さん(私もだ!!!)が多くて、世の中で生きていけないから刑務所で生きて行くしかない人が30円盗んだり火のついた雑誌を交番に持って行って、実刑判決を出してもらっている状況です。彼らにとって、暴力や強制労働や性的虐待で一方的にやられ放題な娑婆より、刑務所の中がよっぽど安全なんですよ(そういえば南米ベネズエラでも娑婆より安全な刑務所に看守に金払って家族を呼んでいる犯罪者がいるって話も聞きます)。■この問題は「当たり前」がよく理解出来ない障害者が「当たり前に保護されず酷い目にあう」というある意味当たり前の摂理の結果なんだと思いますし、私自身健常者さんの世界で生きて行く事に罪悪感が全くないわけではないですが、ただこれだけは言っておきたいのは「こういう問題がリアルに存在する中で、明らかに不自然に馬鹿な看守から金を奪って逃げるという結末はないのではないか」という事です。この結末を「道義的」だの「道徳的」だのという理由で非難するつもりは毛頭ありません。ただ「あり得ない」と言いたいわけです。それが同時代の「フォレスト・ガンプ」みたいなファンタジーだったり、「夜逃げ屋本舗」や「プリズン・ブレイク」みたいなノリだったりしたならわからなくはないのですが、これは「希望を持て」という映画なのでしょう。で、その「希望」がこれ…(--〆)これじゃあ、「希望を持て」ではなくて「妄想し続けろ」って事ですよね(笑)■この映画、所詮は冤罪で刑務所にぶち込まれる事がなくて、刑務所の外に温かい家族がいる人に「希望」が何かわかったような気にさせるだけの映画だと思います。
[DVD(吹替)] 1点(2010-03-22 02:15:48)(良:1票)
28.  永遠に美しく・・・ 《ネタバレ》 
妻投稿■題名と俳優が新聞に出ていたので金曜ロードショーで見ました。声に出して喚きます!!!!!!!!!!!!!!!名優ブルース・ウィリスとメリル・ストリープがそろいもそろって何をやっているんだ!!!!!!!!!!!!!!!?■まあ女の美しくありたいという欲求を茶化した映画なんだろうけど、実は題名不明でずっと前に見た記憶があり、無機質なコンクリートの上で首だけがゼラチン質に戯れる姿というのは、強姦されたときの自分自我みたいで、不覚にも「ヒイイイイ」と喚いてしまった記憶があります。女の子(そう、女はいくつになっても女の子)ってのはどうして美しくなくちゃいけないんだろう。美しい事を願わずにはいられないんだろう。本気でその点を呪っていた時期があって、その時にはこの映画に凄い共感を得る事が出来ました。その時は「女が美しくある事をよろこぶ自分勝手な男と、それに合わせようとする平和ボケ女への風刺」を映画に感じていたからでね。「女をおもちゃのように作る」という行為と「美」という行為がリンクする(でも人間心理の中には実在する)グロテスクさは最高でした。■今は・・・・やっぱり思います。「ブルース・ウイリスとメリル・ストリープがそろいもそろって何をやっているんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と(笑)
[地上波(吹替)] 7点(2010-02-22 21:57:38)
29.  ベートーベン 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画は本当にありきたりな犬のファミリー映画。ひねりもかけらもない普通の映画。でも、私はこの映画が大好き。■この映画、今はやりの「命の大切さ」とか「癒し系の感動物語」ではなくて、本当にただ「ワンちゃんのいる家族」を撮りたくて撮った映画なんだと思う。犬が大好きな人に対し「それは命の大切さを子供に教えるためですか?」とか「地球環境保護のため?」「動物愛護?」なんて無粋な質問をするような映画ではない。だから登場人物も変に肩の力が入っていなくて、子供を出汁に使うような演技をさせていなくて、本当に自然体で撮りたい映画を撮っている(日向ぼっこするのに気持ちよさそうな街並みと音楽がその証拠だと思います)。■■そういえば「犬の映画」とか言いながら結局は人間のエゴしか主張していない映画って多いけど、これは貴重な犬を主人公とした映画ではないでしょうか。カメラの視線とかが犬の目線なんですよね。人間と仲良くなりたいワンちゃんの気持ちになって観客が見れる映画なんだと思います。
[ビデオ(吹替)] 10点(2010-02-07 08:49:28)
30.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画が作られた1996年と言えば西側世界の最盛期。ソ連の崩壊や中国の改革開放、湾岸戦争の圧倒的連合軍の勝利。ユーゴスラビアで「人道」のために空爆するnato軍。少なくとも日本人の大半が「アメリカは嫌い」といいつつも、結局はアメリカによって総括されている「自由と正義」が世界を一つにする未来を信じていた時代だ。■だから映画の中のアメリカはああなのは仕方がないとして、実際に2001年にニューヨークで似たような事があって(吹っ飛んだのはエンパイアスティトビルではなくワールドトレイドツインタワーだったけど)、アメリカは映画の中と同じような(つまりは人間ではなく宇宙人をやっつけるような)ノリで同じような事をやってしまった。当時のアメリカが面くらったのは「世界の独立記念イベント」に全部の国や民族がノリノリではなかった事だろう。■この映画はアメリカ映画なのだからアメリカ万歳映画で当然だし、宇宙人相手の生存という国益のためならアメリカの旗の下に世界が集うのも現実的だと思う。さらにニューヨークの空を覆い尽くすたった一つの円盤という構図は、「侵略」の2文字を物凄く写実的に表しているし(これはある意味ドラクロワみたいな時代を表す絵画といってもいい)、これ以降エメリッヒの映画は戦争や破壊のスペクタクルを「一つの絵」として見せる方向性に目覚めたと思う。■しかしそういうものは妄想だからいいのであって、現実だと思っちゃダメ。これが映画の在り方なんだと思う。(←わざとらしい難しい言葉でいろいろ知ったかぶりしましたが、一番の妄想女は私です)
[地上波(吹替)] 7点(2009-12-20 23:41:45)(良:1票)
31.  こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 《ネタバレ》 
妻投稿■勝鬨橋のシーンが「逮捕しちゃうぞ」の映画版と全く同じだ!!■ところで少年ジャンプの映画って長続きしないし、ヒットしないという傾向が強いと言われるが、それはそもそも30分アニメからして主人公の置かれている世界が、「努力、ライバル、友情」の名のもとに凄まじい世界だからだ。主人公は人間離れしているし、街がぶっ飛ぶ荒事は当然だし、もはや映画化不要。観客は30分アニメの映画版には「非日常の中の非日常」を期待しているのであり、ドラえもんやクレヨンしんちゃん、江戸川コナンが犯罪組織や悪の侵略者を相手に、「漫画の中の日常」が消滅しかねないカタストロフを演じる事、その中で30分の日常では見られない一面や生存を垣間見せる事を期待しているんだと思う。両津がミサイルの上で「うわー」と喚いても、ピラニアやワニ、マリアに追いかけられて絶叫する両津と変わらない。「飛行機に突っ込んでも生きているんだから葛飾で爆発させても大丈夫じゃん」と思ってしまうしね。■ところで葛飾区には地下鉄なんて走っていないでしょ。
[地上波(邦画)] 4点(2009-12-02 02:20:58)
32.  耳をすませば(1995) 《ネタバレ》 
妻投稿■旦那にとって一番好きなジブリは天空の城ラピュタ。で、私はこれと魔女の宅急便、ポニョ。この作品は女の子のためのラピュタですね。■男の子が妄想する冒険物語って、完全異次元世界で女の子の手を引っ張って悪い奴から逃げ、女の子を助けるため悪い軍隊に立ち向かう…。でも女の子の場合、完全に現実から剥離してはいけないんです。冒険する女の子とそれを想像する現実世界の女の子自身の両方を意識していたい・・・・という空想(野郎がする場合は「妄想」と呼ばれる?)があるんです。■この映画、雫は多摩ニュータウンの現実世界に生きながら、バロンと冒険し、セイジ君のもとに連れてってもらう。現実世界を舞台にしながら雫の体は坂道を登ったり降りたりふわっと浮いたりと宮崎アニメ特有の滑走を見せています。15歳の女の子らしいナルシスと憧れというものを冒険活劇と融合させる試みは素晴らしく、「近くにあるものは小さく、遠くにあるものは大きい世界」が坂道の現実風景と対面交差するシーンは、この映画のやりたいことの象徴ではないでしょうか。■唯一減点は下ネタシーンがない事。ボインやパンチラなど野郎を喜ばせるだけの視覚的シーンはやめて欲しいが、1回でも雫自身がちらっと意識するシーンがあったら、よかったと思う。だってこの映画は15歳女性の身体性の映画だから。
[DVD(邦画)] 9点(2009-11-24 00:26:45)(良:1票)
33.  ときめきメモリアル
妻投稿■私だって当然「ときめきメモリアル」をやったことがありますよ。友達のお姉さんの部屋で。旦那にそれを話したら、「お前のメモリアルはお店にRPG-7とAK47カラシニコフが売っていて、それで佐伯君だろうがハリー君だろうが強制的に支配。暗視グォーグルを手に入れて隣の遊君を襲っちゃうんだろ」と言ってきたので。私はこう答えました「もちろん(*^_^*)愛というものは相手を支配する喜びオッホッホッホ」・・・・・・・・・・じゃない!!!なんで旦那がそれを知っているんだ。やった事があるのか・・・。しかもよりにもよって「girls side2 kissホニャララ」を・・・・・。ぞわああああ■それが理由で私は昨日、映画をツタヤで借りました。旦那と二人で見ました。海が出てきました。ひと夏の思い出が描かれていました。意外に古いなと思ったら1997年だそうで、びっくりしました(そういえば私がやった時まだ働いていなかったなあ)。■結論:まあ、男性視点の映画だからいいんでしょうが、女性から見てこういう映画に以下のような男性キャラが出てきたらどうしますか。①眼鏡をかけている②いつも怪獣と電車のことを考えている。③ときどきフヘヘヘヘという笑いを浮かべる。④喋り方が喜多川歌麿をやった水谷豊さんに似ている。・・・・こいつの機嫌を取らなきゃ本命キャラから冷たい奴だと思われるゲームにおいてはめちゃめちゃやっかいでうざい存在です。そしてわたしはそいつと結ばれました。これが現実です。ふぃぎゃー。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-10-16 09:40:43)
34.  ゴジラVSメカゴジラ 《ネタバレ》 
妻投稿■図書館で鑑賞(今日は怪獣シャワーですね)■さて、平成初期のゴジラVSシリーズをよりにもよって「お子様映画」ではなく「大人映画」と見てしまうのは多分私の幼さなんだと思います。そのうえで断言すれば、世間で評価されている平成ガメラシリーズは「人間が支配している現実世界」に非日常的怪獣が偶発的にぶつかってきているのに対し、ゴジラVSシリーズが描いているのはそもそも「世界を支配しているのは実は人間ではない」世界なんだと思うんですよね。つまり「世界を支配しようとする人間とそれに対抗しようとする怪獣との戦争(と思い込んでいるのは人間だけだけど)」を描いているのだから、プロパガンダ戦争映画みたいに(リアリティの名前の下に)人間メインばっかりに描く必要はなく、だからVSゴジラは「怪獣の目線」カメラで怪獣が街を闊歩する様子が演出されていると思います。つまり「怪獣プロレス」は描きたいものズバリなわけです。■そうした趣旨で描かれているシリーズなわけだから、いつかは人間が怪獣目線で本格的に戦う兵器が出るのではと思っていたけど(スーパーXやメカキングギドラにその前兆はあった)、本作と次回作のモゲラがそうだったんじゃないでしょうか。■映画では人間と怪獣の戦争だけど、両者の武器である科学vs破壊が火花を散らす一方、母性と生物的同族保護本能が両者を結び付けるなど、なかなか一筋縄ではいかない脚本もあり、リアルで濃厚だけど人間視点から見たためにある意味善悪二元論に陥っている平成ガメラや、少年ジャンプもどきみたいな「努力、友情」という人間の感情ばかりメインにしているミレニアムシリーズとは違った良さをたたえている作品ではないかと思うのですが、どうでしょうか■音楽が凄い好き。
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-09-29 20:05:39)(良:1票)
35.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 《ネタバレ》 
妻投稿■ガメラ三部作のうち、空中大決戦は「怪獣が日本に現れたらどうなっちゃうんだ」レギオン襲来は「怪獣が私たちの町に現れたらどうなっちゃうんだ」だが、この映画は「怪獣に大事な人を殺されちゃったらどうなるんだ」という映画なんだろうと私は解釈した。前作は街ひとつ消滅させながら人はあまり死んでいない点、一方今作は殺される人間の最期の目線に立ったようなカメラワークが多い点がその根拠だ。ガメラにマンションごと潰された主人公の両親だけではない。渋谷の飲食店でガメラに体を焼き尽くされたバイトの女の子、遺体安置所から泣きながら出てくる両親の描写は、「たまたまあの場所にいただけで理不尽に命を奪われる」事件が実際に報道されているこの頃だけあってあまりにも生々しい。■当然この映画においては1作目の社会における「怪獣への恐れ」から「怪獣への怒り」への変化が描写されるわけだが、その感情を根暗な女の子一人に負わせたのは正直失敗。訳のわからない魔方陣によって呪いの藁人形みたいな怪獣がニュニュニュニュニュと立ち上がる設定は、大事な人を失った人間の心の描写の解釈としてはあまりにもお粗末だと思う(蛇足ながら、このイリスという怪獣は勾玉を狙うふりをして前田愛の胸に顔を押し付けたり、彼女をヨダレまみれにしたり、悲鳴を上げる仲間由紀恵の下半身の方でなんかクチュクチュ音を立てていたりとかなり変態な怪獣だと思う)。■映画シリーズってのは必ず三作目か四作目にダウトな異色作が出来るものなのだが、そのダウトさが変な意味で中途半端になっているのが残念。でも怪獣映画史上まれにみる美しい空中戦や京都駅の迫力満点の大爆発はさすが。6点献上。
[インターネット(字幕)] 6点(2009-09-29 14:19:41)(良:1票)
36.  るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌 《ネタバレ》 
妻投稿■9点もつけていいんでしょうか。確かに人気アニメを映画化した標準的なもののひとつだとは思います。そんな映画に9点をつける私は馬鹿です。どれだけ馬鹿かは後述の通りです■恥ずかしながら私は生きているこの世界において2つの大きな間違いをしていました。①昔の世界は白黒だと思っていました。②現代テクノロジー世界とチャンバラ世界は別々の世界に平行しているものだと思っていました。そして目が覚めたらチャンバラ時代になっていたらどうしようという心配をしていたものです(=_=)■この間違いに気付いたのが前者は14歳、後者は12歳くらいだったと思います。「日本の歴史」でチャンバラ時代から急速に西洋化していく明治に絶叫したのを覚えています。■現代世界からチャンバラ時代になったらどうしようという私が昔感じた恐怖は、きっと明治時代のチャンバラ世界の住民も感じたのではないでしょうか。私たちがチャンバラ世界で無礼講や身分の差で切り殺されるのに理不尽を感じるように、彼らも「義」ではなく「金」で全てが動く世界が「怖かった」のだと思います。■違う世界からやってきた「殺人が当たり前」という「怖さ」を背負う登場人物の姿・・・。これが突然平和な世界に蘇る恐ろしさ。その中でどう生きるかという信念。PTSDの私には違う角度からのメッセージだったような気もします。個人的には佐之助が「生きてて良かったな」というシーンで白い人たちが泣くシーンが好きです。
[インターネット(字幕)] 9点(2009-09-05 04:16:51)
37.  101 《ネタバレ》 
妻投稿■101匹わんちゃんは、うちらのルームシェアで食事の後にみんな(旦那と私を含めて大半が知的障害者、自閉症の20代)で見るのに最適な映画。日本中の障害者施設、児童館、デパートのよい子の広場に備え付けてある「家や映画館以外の場所で見ることの多い地域アニメ映画」としてさりげなく愛されている作品なんで、どうリメイクするのかなと思っていましたが・・・・さすがよくわかっていらっしゃいます。■まず作品の色。この映画は犬の演技を最大限に生かすため色を重要視しています。ダルメシアンのブチブチが似合う背景はやっぱり寒そうなイギリスですよね。白と黒って外気の寒さの中では寒く感じ、屋内の暖かいところでは暖かく感じるそうです。「寒いところから暖かいところに帰らなくっちゃ」ってのが言葉を喋れないかわりに表現されてて、おかげで結構わんちゃんに感情移入してしまいました。■それから最初に登場する魔女の非道ぶりとその魔女に対しピンチシーンなしにかわいい動物がお仕置きするシーン。これはまさに「お母さん公認のセガール映画」だと思います。人が面白半分に殺される娯楽映画が大嫌いな人(でも悪い奴を痛めつけるのは好きな人)にとって、動物のウンチは格好のアイテムではないでしょうか。あのラストの悪女の運命は「最高」に悲惨すぎます。■「かわいい!抱きしめて温めてあげたい(変な意味じゃなく)」という感情と「やっちまえー」というセガール的感情、そして「たくさんの人と見られて楽しい」という感情が持てる映画。その感情を現代的パトカーとゲームというキーワードで「現代」をアピールしながらも、継承させていこうというスタッフの気持はよくわかりあした。9点!!!
[DVD(吹替)] 9点(2009-08-20 04:33:35)
38.  北斗の拳(1995)
妻投稿■昔々、私という美人(自称)の奥さんがいながら、いつもいつもテレビに出てくる女性タレント見て鼻の下を伸ばしている旦那様がいました。彼にこの映画を見せました。その後に私は神谷明風(毛利小五郎じゃない方)におごそかにこう言いました。「この映画を見ただけで変な妄想ばっかしている変態野郎の脳味噌を7秒後に爆発させる秘孔を突かれた事になる。貴様が変態でない男性ならば生きて見せよ」。7秒後の旦那の反応。「たわべっ」・・・・・死ね!!←以上レビューではなく単なる愚痴でした((~_~;))。
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-08-01 22:24:04)(笑:1票)
39.  学校の怪談 《ネタバレ》 
妻投稿■この映画の価値ってなんだろう。原監督のクレヨンしんちゃんが成功して以降、子供向けのアニメや映画にも「(大人のためのわかりやすい)感動」「ストーリー・クオリティー」「哀愁」が求められるようになった今日この頃、この映画にはそうしたものはない事は確かだ。従って、この映画はクレヨンしんちゃん感動作と同じ視点で見る映画ではない。小学校時代に日常現代世界の片隅に確実にあったはずの亜空間世界を冒険する「だけ」の映画なのだ。■だが、その「だけ」の部分に対する拘りは非常に秀逸で、少なくとも「ゲゲゲのきたろう映画版」みたいな嘘物ではない。例えば日常空間から亜空間に誘い込まれていくシークエンス。このあたりを「怖くない」「幽霊が出てこない」と見限るのは実にもったいなく、私はむしろこのシークエンスにこそ最大の楽しみがあると思う(というか今時のすぐウソくさいCGやワープに頼る日本ファンタジー映画には絶対表現できないだろう)。■名作ともいえる絵本「押し入れの冒険」に意図的な感動シーンやストーリーがないように、私は子供映画に必ずしも「クレヨンしんちゃん的感動&哀愁」が必要だとは思わない。この映画は「感動」や恐怖の提供が目的ではなく、とりあえず観客に「小学校の亜空間」を映画の子供たちと一緒にさまよってもらいたかったのだ。
[地上波(邦画)] 9点(2009-07-08 01:05:33)(良:1票)
40.  逮捕しちゃうぞ the MOVIE
ラストのヘリからパトロールカーが発信するシーンからモトコンポが悪党のヘリに特攻するシーンまでのアクションは見物。このノリが中盤にあればと思うと若干の物足りなさが残る。警察署襲撃シーンも夏美と美幸が戦うわけではないのでメリハリにかける。せっかくマシンガンをバババババとやる連中が出ているんだから、もう少し中盤にキレを持たせる事は出来なかったのだろうか。アクションだけリュック・ベッソンかマイケル・ベイがプロデュースしたらどうだろう。■追記。うちらのハンドルネームは作中のプログラム「815」とは関係ありませんよ(V)o¥o(V)
[インターネット(字幕)] 6点(2009-07-02 00:28:06)
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