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クリプトポネさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 
メロドラマにしたことで東宝特撮の変身人間もの3作では一番できがいいと思います。特殊能力を持った人間がその能力を社会のためではなく個人的欲望に使ったらどうなるかを、落ちぶれた舞踊家元への恋慕とからめたドラマ部が絶品です。昭和特撮になくてはならない土屋嘉男氏の代表作でしょう。彼の警察などへの不敵な態度と家元への献身的振る舞いの対比、若い八千草さんの美貌と悲しげな風情も、夜の場面の多い画の中で非常に印象的です。二人で社会を相手に戦う勢いのガス人間に対し家元はもはや生きる気力もなく、ガス人間には明かさずに心中を選びます。滅びの美学に満ちています。
[DVD(邦画)] 8点(2020-05-17 15:42:28)(良:1票)
22.  鷲は舞いおりた 《ネタバレ》 
初めて見た時は成功するのでは?と思わせるラストに向けてのスリリングな展開、ラストに断崖に佇むデブリンの寂寥感、アクションものながら心に残った作品。 優れた原作に基づくが、短い時間でまとめたのでスパイのグレイ夫人の描き方など薄っぺらになってしまった。しかしデブリン役のトナルド・サザーランドは見事にはまっていて主役のマイケル・ケインを食う位かっこいい。各国の軍装も色々細かく揃えられているようだし、ポーランド、チャンネル諸島、英国東岸といった舞台の風景・雰囲気も良い。
[映画館(字幕)] 8点(2020-05-16 21:24:06)
23.  国際市場で逢いましょう 《ネタバレ》 
朝鮮戦争時から市井の男の人生と家族を描いています。それぞれの時代の風俗等を織り交ぜる中で、韓国の儒教的風土が時代とともに薄れていく様も表現されますが、総じて親族の強い絆が感じられ、ひたむきに家族のために生きる男の姿は日本の戦後とも重なり胸うたれます。登場人物の演技がやや感情表現過多に感じた部分はありますが、それもかの国のお国柄でしょうし、まったく飽きることなく、最後まで鑑賞できました。 世代間のギャップや老いての感慨など人生の普遍的テーマが良く捉えられていますが、韓国以外で通じない小ネタはわかりにくい。例えば主人公がベトナムでの命の恩人の歌手ナムジンをずっと贔屓し、地元釜山出身のナフナ贔屓の奥さんらと喧嘩するのは微笑ましいが、妹がナフナとそっくりの人と結婚して主人公がウッとなるところなど、韓国以外の人はすぐにはわかりません。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-05-10 16:10:53)
24.  櫻の園(1990)
登場人物たちの他愛もないお喋りがリアルな感じで、 昔の高校の雰囲気みたいなものが非常に上手く切り取られていて懐かしい感じに浸れます。 桜の花びら舞う春の空気感も心地よいです。
[DVD(邦画)] 8点(2020-03-15 19:48:37)
25.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
真珠湾攻撃を日米双方から描いており、特に誰といった主人公はいない。しかし歴史的事実を俯瞰的に見つつ、戦闘シーンは実物、ミニチュア、造形物で再現しており、迫力満点。払暁の空母からの発艦シーンは何度観ても感動します。かつては本作や「史上最大の作戦」、また邦画の東邦8.15シリーズなど史実そのものモチーフとして映像化した作品があったが最近は殆ど見られず残念です。
[DVD(吹替)] 8点(2019-07-31 22:43:59)
26.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 
山田洋次ーハナ肇の馬鹿シリーズは好きな作品群ですが、昔TVで見て以来これは特に好きな作品です。 田舎の牧歌的な雰囲気の中での話ですが、村社会の陰湿さや閉塞感、差別意識なども風刺されています。 映像的には単純に戦車の暴れ方(スピード感)がなんとも爽快感を感じさせてくれました。 昭和の農村の美しい景色も今となっては貴重かも。
[地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 20:38:28)
27.  万引き家族 《ネタバレ》 
特殊な同居人構成の擬似家族を通じて「家族とは何か」を丹念に描いていますが、カンヌ受賞もむべなるかなな傑作だと思いました。 映像のトーンがやや昔の映画のようにざらついていて、海水浴や花火、雪だるまのシーンなど誰にでもある家族との思い出を呼び起こすシーンが随所に散りばめられ、観ていて切なくなりました。一つ屋根の下に暮らすどの家族もいつかは誰かが死んだり、家を出たりで同じ形ではいられなくなりますから。 BGMも殆ど無いため過剰な盛り上げもなく、映像に集中出来ました。 最後の方の取り調べシーンなど、本作でも安藤サクラの存在感・演技は圧倒的でしたが、子役二人も素晴らしかったです。
[映画館(邦画)] 8点(2018-08-03 23:54:50)
28.  椿三十郎(1962)
色々古さを感じるが流石に面白かった。 あと、本作に限らないが昔の俳優さん達は走るにしても馬に乗るにしても様になっていて、 そのあたりが画面を締めていたなあと。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-08 18:50:20)
29.  ガールズ&パンツァー 劇場版
萌えアニメかと思いきや、ミリタリーの仮面をかぶった正当スポ根ものでグイグイ引きこまれました。古き良き戦争アクションへのオマージュ、シューティングゲーム的サウンドの快楽に満ち、初見だとわかりにくい小ネタに溢れているので、何回か観ても楽しめ、また新しい発見があります。 登場キャラクターが多く、初見だとなかなか区別がつきにくかったりしましたが、後でTV版、OVAを観ていろいろ納得できました(映画の中では上手く活躍場所をさばけていると思います)。 内容的なネタはオリジナルのTV版で結構出きっていると思いますが、これは今は見られなくなった「大脱走」や「史上最大の作戦」等のオールスター映画的なものとしてもよく出来ていると思いました。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-07 13:17:17)
30.  百円の恋
話はラストがちょっと甘かったけど、安藤サクラは最高でした。 シャドーとか、ロードワークとかボクシング映画の描写としては月並みなんだけど、 本人が経験者だけにボクシングが様になっていて、前半のニート時代からの変貌っぷりが絶品。 試合の入場時にコンビニのテーマが流れてんのも笑えました。
[映画館(邦画)] 8点(2017-08-29 00:40:46)
31.  廃市
静かな映画で死のイメージが付きまとってますが、舞台となっている柳川の夜の雰囲気や堀の流れや音等、映像は美しかったです。 本作の小林聡美は他作によくみられる快活な性格ではなく、髪もロングでやや淑やかな感じで良かったです。 ストーリーも劇的というよりは淡々とひと夏の出来事を綴っており、何がよいのか自分でもよくわからないのですが不思議と惹かれる作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-17 20:34:41)
32.  がんばっていきまっしょい(1998)
田舎の女子ボート部の青春ドラマ。現代から見れば牧歌的で刺激の少ない青春時代なのだろうが、素朴な雰囲気、美しい映像(景色)、よい音楽によって、とても心に来る作品になっていると思います。松山の風物や昭和の諸々も嫌味なく取り込まれており、すんなりノスタルジーにも浸れました。 高校時代は長くはありませんが、感受性と若さに満ちているので、濃密な時間を過ごすことが可能な時代だったな、とかつての自分の部活時代のエピソードや友人たちの顔も思い出しました。
[映画館(邦画)] 8点(2017-08-16 21:35:11)
33.  喜びも悲しみも幾歳月
時間をかけて戦前戦中戦後の灯台守の生活を観せてくれます。 ストーリーは凄く劇的とかそういうわけではないですが、それなりに山あり谷あり、しみじみ人生を感じさせてくれます。今のように情報やスピードの溢れた生活からみたらのんびりしてみえますが、そういう時代だったのであり、だからこそ当時の方々の共感を生んだのでしょう。 また、我々の現在が戦前からの地続きであるということや、人間の本質的な部分はいつの時代もそうは変わらないのだなということを実感させてくれました。 昭和高度成長前の日本各地の風景がとても美しいです。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-13 15:32:38)(良:1票)
34.  1944 独ソ・エストニア戦線 《ネタバレ》 
エストニアで同民族が独ソに分かれて戦った悲劇を描いた戦争映画で、日本であまり知られていないようですが、ストーリー、描写共に素晴らしい作品だと思います。 独ソのエストニア人部隊が戦場で遭遇し、戦闘をやめ双方ゆっくち立ち上がり見つめ合った後、一方が静かに去っていく時の両軍兵士たちの表情が非常に印象的。前半主役のドイツ側の兵士が途中で戦死し、殺したソ連側の兵士の話になりますが彼も戦死、それでも生き残った同胞が民族の血をつないでいく・・・時代に翻弄される小国民の悲劇を雄弁に物語るストーリーだと思います。 戦闘シーンも考証、ツボを抑えており、昨今のやたらグロ描写やCG、音響効果等でごまかした映画とは違います。映画での機関銃はやたらとフルオートで撃ちまくられていますが、本作では並射されていたり、ジャムったり描写が細かいです。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-13 14:24:37)
35.  太平洋奇跡の作戦 キスカ 《ネタバレ》 
日本の戦争映画の中では数少ない成功した作戦の作品。但し撤退作戦。 モノクロで撮ってますが霧の中の艦隊等、当時のミニチュアの粗を隠せていますし、圧倒的な米軍に見つからないよう、なかなかスリリングな展開を見せてくれます。 東宝・円谷特撮オールスターズ俳優陣。ハヤタ、イデ、ソガも出ています。 無人島に孤立している部隊が話の中心なので、爆撃に来る航空機くらいしか敵は登場しませんし、 現地人もいませんから日本軍将兵と犬くらいしか出てきません。艦隊も大和も空母も出てこず、巡洋艦と駆逐艦位です。 なので戦争映画の割にはあまりドッカンドッカンやりませんし、比較的静かな映画です。 我が軍将兵がみな、一生懸命責務を果たしている様子に昔の日本人らしい団結と健気さを感じさせてくれます。艦隊がようやく突入に成功し、霧の中から日本艦隊が現れ、守備隊員が入港喇叭に大喜びするところは泣けてきます。 ラスト近く中丸忠雄に三船敏郎が労をねぎらわれる時の表情がいいです。
[DVD(邦画)] 8点(2017-07-28 00:25:10)
36.  ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》 
何気にTVで観たのですが、つきなみな話ながら、配役、演出、音楽みなすごくよかったです。 両親、暴力マギー、ライバル、親友と取り巻く人達がみんなそれぞれキャラが立っていて根はすごくよい人です(ボーイフレンドを除く)。最後の母親への手紙の行などクサくなりそうですが、そう思わされなかったのは監督の手腕でしょう。一番好きなシーンはでっかいかばんを持ってバスに乗り、自分の街をでてローラーゲームチームのいる街へ行くところかな。主人公のどこか不安なそうな表情が彼女にとっての大きな一歩を感じさせました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-26 21:03:22)
37.  ゴールデンカムイ
原作、アニメ未見。十分楽しめた。全体的に音楽が少しうるさかった。アクション多め、ギャグやアイヌの村の場面等のバランスも良かったと思う。短い時間だったがアシㇼパの子供の時の役の子が山田杏奈に感じがよく似ていて演技も印象的だった。が本作は序章部分のようなのでこの後どうするのか、続編?配信?
[映画館(邦画)] 7点(2024-02-11 21:25:47)
38.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
非常に力作。1960~70年代の東宝特撮映画は怪獣物と戦記物の二本柱だったが、本作はその二つが合わさったような作品。細かな設定に突っ込みどころがないわけではないが、ストーリーに没入して観ることができ、特に後半は演出やリズムに隙が感じられず見事。 時代設定、戦争の影が残る話、銀座襲撃等初代ゴジラとどこか少し似た匂いがあるが、震電、雪風、響、高雄、商船隊等の奮戦はこの国の末裔として涙なくしては観られなかった。 雪風と響がワイヤを引きぶつかりながら擦れ違うシーンは「太平洋奇跡の作戦キスカ」で阿武隈が陸沿いギリギリを擦りながら航行する場面を彷彿とさせた。配役田中美央もちょっと田崎淳を意識したか。
[映画館(邦画)] 7点(2023-11-03 19:59:25)
39.  BAD LANDS バッド・ランズ 《ネタバレ》 
相変わらず安藤サクラの演技や存在感はすばらしいが、役的に色々つらい過去がある割に現在は明るくスーパーウーマンすぎるかも。入れ墨、カーリーヘアの宇崎竜童はかつての「TATOOあり」の主人公のもう一つの幸福な人生の成れの果てか。かなり重要な役でなかなか渋く、ファンなのでうれしい。 ロケ地もどこか寂寥感を感じる倉庫から昭和なラブホテル、成金なマンションから貧民アパートまでバリエーションに富んでいて楽しめた。 テンポは速いのにかなり長い映画であるが、眠くなったりはしなかった。ストーリー自体はシンプルで余計な話もあるので端折ることもできるだろうが、長くジョーと絡み合うように苦闘を続けることでラストの解放感にもつながっているのだろうし、その余韻は悪いものではない。ただ関西弁のセリフが聞き取りにくく、面白いことを言ってるんだろうけどわかりにくかったのは残念。
[映画館(邦画)] 7点(2023-10-18 23:42:33)
40.  SAND LAND
特に鳥山明ファンではないのですが面白かったです。よくまとまったストーリーと魅力的・特徴的な登場人物達、ディズニーともジブリとも違うパキパキした伝統的な日本アニメ動き、安心して観ていられました。
[映画館(邦画)] 7点(2023-09-03 23:54:02)
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