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ひかりごけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 134

評価順1234567
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21.  華氏451
トリュフォーの映画は観たことがなかった。ゴダールが苦手でヌーベルバーグを敬遠していたからだ。だが非常に面白く、新鮮な演出も多くて引き込まれた(失敗作らしいけど)。原作がブラッドベリなので、普通のSFっぽさよりも、こういうレトロなイメージの方が雰囲気を出していると思う。冗長さを廃し、ヒロインを生きのびさせた(!)点では、原作より出来がいいと思うのだが、「君はどう思う、リンダ??」
8点(2002-10-20 23:08:42)
22.  大いなる幻影(1937)
威厳の中に漂う悲哀、シュトルハイムの演技にしびれてしまう(JOJOに出てくる同名の将校はこれが元ネタ)。
8点(2002-10-20 21:45:53)
23.  フィッシャー・キング
いい映画なのだが、ストーリーを簡潔に他人に説明することが難しい。いまいちメジャーになりきれないのはそれが原因だと思う。
8点(2002-05-21 01:47:23)
24.  ベートーベン
『ドン松五郎の生活』と筋立てが同じ、ということは、犬を主役にすえたときの非常にベタなストーリーだということもできる。しかし動物映画にそういう物語面の斬新さはさして必要ないから、「ワン」パターンでも定石をきっちり踏まえたつくりの方が喜ばれる。その点でこの作品は合格。ベートーベンが基本的に「ただの賢い犬」であって、例えば人語でナレーションするとかいう演出がなかったのはよかった。
8点(2002-03-24 15:04:02)
25.  ドラえもん のび太と鉄人兵団
ザンダクロスという秀逸なネーミングに感動。
8点(2002-03-24 14:26:44)
26.  第十七捕虜収容所
ワイルダー監督の名作で、捕虜収容所ものの秀作。同監督の作品は『アパートの鍵貸します』『情婦』など優秀な娯楽作品が多く、はずれが少ない。この作品も例外ではない。次々と繰り出される小技のユーモアに得した気分になるはず。
8点(2002-03-24 13:50:11)
27.  ジェネレーションズ/STAR TREK
自分はこれを見てスタートレックのテレビ・シリーズを見始めた。ストーリーは地味だが、カーク艦長とピカード艦長が時間の壁を越えてであうというロマンは映画のエピソードにふさわしい。トレッキーとトレッカー(すなわち第1シリーズと第2シリーズのファン)同士を仲直りさせようというあざとい作戦だという意見もあるのは確かだが・・・。
8点(2002-03-24 04:43:42)
28.  34丁目の奇跡(1994)
サンタが裁判にかけられるという点がユニークであり、さすが訴訟の国アメリカと思ってしまう。オリジナルとは判決の根拠が異なるが、賛否両論あれど自分はこっちの方が好きだし、昂揚感がある。疲れたとき何も考えずに見たい映画。
8点(2002-03-24 04:37:45)
29.  007/ゴールデンアイ
007シリーズ中、一番面白いのではないか。いい意味で爽快だし、「自分のためだ」という決めゼリフの演出も冴えているし。ただボンドカーを乗り換えてしまうために小道具としてまったく生きていない、その点でー1.
8点(2002-03-24 04:08:10)
30.  グレイスランド
グレイスランドとはエルヴィス・プレスリーの邸宅がある敷地の名前である。ハーヴェイ・カイテルはエルヴィスを自称しているが本人にちっとも似ていない。だが彼を見た人々の反応は・・・。最後まで彼が「本物」かどうかわからない、という点が面白いと思うのだが、本編内で結論をつけてしまったため、せっかくの話がこじんまりとしてしまった。あと、プレスリー伝説に思い入れがある・ないで大きく感想が変わると思うので、日本人には不利か。主人公のトラウマにはちょっとした仕掛けがあるので、ミステリー映画としても楽しめる。カイテルのステージは不思議にエルヴィスに見えてびっくり。
8点(2002-03-24 03:57:09)
31.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
『スライディング・ドア』『ラン・ローラ・ラン』と同じく、ストーリーが分岐するという珍しい映画(本作は確かTV用作品だったが)。奥菜恵の美少女ぶりに注目。小学生には・・・見えないかなあ・・・。
8点(2002-03-24 02:48:01)
32.  サンゲリア
この映画は『ゾンビ』(J・A・ロメロ監督)と見比べることをお勧めしたい。『サンゲリア』の原題は『ゾンビ2』というのだが、これはフルチ監督が『ゾンビ』に「インスパイア」を受け、本人の許可も得ずに勝手に作ってしまった続編なのである(ただしストーリー的なつながりはない。和歌でいう本歌取りに近い?)。本家より気合が入っているのはゾンビの造形で、腐った死体がよりリアルに作られており、そのぶん余計な残虐度が高い。本家が世紀末的退廃の趣を残しているのに対し、「ゾンビに襲われる!ひー!!」という監督の趣味の部分だけを肥大化させた『サンゲリア』は、そのぶんパワーに満ちた出色のゾンビ映画となっている。だからホラーとしての高級感は期待してはいけません。それは『ゾンビ』で味わいましょう。(ただ、ブードゥー教のゾンビってゴーレムみたいな「死体の召使」で、人は襲わないのだが・・・)
8点(2002-01-29 00:31:15)
33.  真昼の決闘
経過時間を実際と同じに設定してあるのだが、たまにちらちらと時計を見るだけなので、思ったほど切迫感を表現できてない気がした。
7点(2002-11-27 20:20:52)
34.  ゆりかごを揺らす手
復讐として家庭をのっとってしまう、という考え方は新鮮で面白い。デモーネイもこの複雑なキャラクターをよく演じてます。「母になれなかった女の無念」をにじみ出させて、単なる悪役以上の存在感があります。
7点(2002-11-27 04:01:27)
35.  八つ墓村(1977)
それにしても強力な画(え)。物語の肝となる32人殺しの圧倒的な迫力がこの映画を成功に導いている。金田一耕介登場作品には、「死後に因縁を残す旧家の傑物」がたびたび出るが、要蔵は間違いなく一、二を争う強烈なキャラクターだ。この先何回映像化されるかわからないけれど、山崎版・要蔵(と本作)を越えるというのは、まず無理なんじゃないかな。
7点(2002-11-27 03:53:13)
36.  ローズマリーの赤ちゃん
主人公が妊婦というのがまずうまい。心理的に不安定な状態になりがちなので、周囲の人々の反応や日々起こる事件に疑心暗鬼を抱いているだけかもしれない、というニュアンスが色濃く出るからだ。周囲は何となく異常に思える・・・だがもし、ローズマリーの気のせいだったら?この真綿で首を締められるような、じりじりとした閉塞感こそ本作の真骨頂。何となく時代の空気を感じさせる。原作は『死の接吻』のアイラ・レヴィン。
7点(2002-11-26 03:18:05)
37.  レベッカ(1940)
ヒッチコック作品の中ではどうしても小粒な印象をぬぐえないが、凡百のスリラーなぞ足元にもおよばない出来。白黒映像なので、今見たほうが逆に古式絢爛な印象が強くうつるかもしれない。アメリカ進出の足がかりになった作品で、記念碑的な意味もあるが、ヒッチ・タッチがまだ全開ではないので、ヒッチコック入門編としてもおすすめしたい。
7点(2002-11-26 03:06:50)
38.  レオン(1994)
ストーリーや演出は驚くほどシンプルなのだが、配役と非ハリウッド・テイストで「見せる」映画になっている。ナタリー・ポートマンが可愛い。「2」を作らないのは正解(物語的に無理でも映画界は無茶をする。『猿の惑星』とか『バスケット・ケース』とか)だったのに完全版が出てちょっと引いた。
7点(2002-11-26 02:53:45)
39.  悪魔のような女(1996)
リメイク前の方がシンプルでよかったと思う。これは少し手を加えすぎたかんじ。プラスアルファにしようとするぶん元映画の脚本の隙の無さが際立ったか。評価するのは刑事(探偵?)を女性に変えてキャシー・ベイツを配したところ。「男」という暴力的な存在に対し、「女」が三者三様の構図で見えてくるという点には好評価。
7点(2002-11-02 15:20:04)
40.  ミッション:インポッシブル
オリジナル・キャストをあそこまで皆殺しにするのもすごい。日本でいうと「Gメン全滅、ただしひとり裏切りものがいる」という展開だろうか。そう考えるとものすごい映画だ。アクションは必要ないと思うが目玉にしないといけないのだろうな。
7点(2002-11-02 14:46:17)
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