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叫真さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 125

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21.  アイリスへの手紙
最初、字が読めない、書けない人が、勉強して、どんどん向上していくところは明るく、楽しい雰囲気に満ちているのだが途中から、主人公が、妙に調子づいていく態度は、個人的にはあまり好ましいものではないと思う。シリアスなテーマを扱った映画かと思ったら、単なるラヴストーリーのようなものであり、決してヒューマンタッチな感動は皆無であり、期待した内容とはかけ離れていた。どうも、いろいろな要素が中途半端な気がする。デ・ニーロの演技は相変わらず巧いと思った。
3点(2003-05-22 19:21:13)
22.  ペット・セメタリー2
前作とは違い、ゾンビ的色合いを追求し、ひたすら残虐な恐怖を演出することに全力を注いだ感じだ。これが、いわゆる凡百のホラー映画へと成り下がった原因なのだろう。続編ではなく、まったく別の作品として作っていたら、そこまで批判されなかっただろうけど、やはり埋めて、生き返らせてという設定は頑固なまで健在してるし・・・。カルト臭の増幅と「生き返った人が襲ってくる~キャ~」というゾンビっぽい場面をたくさん観たい人にはお薦め。
4点(2003-05-22 16:50:21)
23.  ペット・セメタリー(1989)
大事にしてたペットが死んだことを子供が悲しまないようにと生き返らせたり、妻、子供を生き返らせたりする精神性こそが、怖いと思った。「死」を受け入れられない、その「真実」への心の「停滞感」から来る人間の悲しくも異常な行為は、「狂気」と「愛」の表裏一体から生まれているのである。この映画のサイコ感覚とカルトな風習のブレンドから生まれるオリジナル性は、ホラー映画の中でも、かなり異色だと言えるが、B級の匂いがしながら、ちっとも品が欠けてないのは秀作と呼んでもいいのかもしれない。
7点(2003-05-22 16:41:14)
24.  鳥(1963)
もし、この作品が、ここ最近作られたのならば、パニックブームにおける便乗作品として一蹴されたに違いない。しかしこの作品は、当時として、いわゆる「コロンブスの卵」であり、いやはや、誰もが鳥の集団攻撃を発想できなかったに違いない。やはりヒッチコックの長けた才能だけに生むことができた名作。これに似た作品に、近年、低予算で作られ、タイトルは忘れたが、こうもりが集団で人間を襲うパニック映画が製作されていて、一応観たが、やはり大した事なかった。どんなに時が流れても、パニック映画の金字塔として、「鳥」は、これからも残り続けるだろう。
8点(2003-05-22 16:22:42)(良:1票)
25.  チャンプ(1979)
カルキンなんか遠くかすむほどの驚異的な演技力、真に迫ったような泣き顔などこの子役には完敗した。巧すぎる。あまりに巧いので、撮影のときに、マジに泣かしてたんじゃないだろうかと疑ってしまうほどだ。この天才子役だけが素晴らしく輝いて目立つ作品。子役が泣くシーンのたび、思わずもらい泣き。
7点(2003-05-22 16:06:38)
26.  ロード・オブ・ザ・リング
「パラサイト」でひ弱なSFオタクでいじめられっ子を演じたイライジャ・ウッドが主演を演じるとは、成長したもんです。この作品でも、いまいち頼りない役になっていますが、演技力は格段に成長してる。全体的にスケールが大きいことが印象的ですが、そのスケールの大きさに作り手自身が押されているせいか、少し散漫な部分もある。だが、一見するとチープな世界観になりがちなこのタイプのストーリーをうまく消化して、それなりの品格を持った作品に仕上げている。CGも最近の「スターウォーズ」みたいに、コテコテじゃないし、キャラクターの配役の起用も、それぞれの俳優に、わりとフィットしてると思う。
7点(2003-05-22 07:04:50)
27.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
さらにCGが派手になった。これでいいのだろうか?本当に、ルーカスはCGに魅せられたのだろう。俳優の演技力も、全体的に落ちている。CGさえ確かならば、人の演技などあまり気にしないのだろう。まさにCGに毒されたルーカスが「わが道を行く」的態度で望んだ結果なのだろう。ただし、ストーリーはいいと思う。エピ1のところでも書いたが、要は、作り方に問題があるのである。これだったら、すべてCGでよかった。せっかく実在の俳優を起用しながら、なぜか無機質な空気が充満している。何故でしょう。個人的には、生命ある「人間」が、「ハイテクCG」の「引き立て役」に決して回ってはならないと思う。やはり映画とは俳優を中心にしてこその「芸術」だと思う。映画という芸術が、全く別の方向へ向かっている気がしてならない。
4点(2003-05-22 06:53:33)
28.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
CGを派手に多用した無機質な空間が印象的なSF。なぜ、そこまでCGに頼る必要があるのか理解できない。スターウォーズ然とするには、そうでなければならないのならあまりにも悲しい。結局、ハイテクがあってこその存在ならば、映画とは、芸術なのか、ハイテクを実験する場なのかわからなくなる。純粋にストーリーを追いかけてみると確かに、中間3部作とリンクしてるし、世界観は良く出来ていると思う。だが、ほとんどがCGでなければ、世界を構築出来ないのなら、それは「見せるだけ」の軽薄さだけが先行する、絶対温度ゼロの作品であり、それを好んで製作し続けるルーカスの映画への姿勢を疑問視せざるを得ない。
4点(2003-05-22 06:39:41)(良:1票)
29.  プレデター
観るたび、いつも思うのですが、あの男は何をしたかったのでしょうか?名前忘れたけど、バンダナはめた「鼻が利く無口な男」。吼えて、自分の胸をナイフで切りつけて、マゾですか?そうこうしてるうちに、やられちゃって・・・不謹慎ながら笑ってしまいます。全体的にスリリングなSFアクションですが、必ずしもジャングルを設定にしなくても良かったみたいですね。見通しが悪い空間という点では、スリルさに貢献してますが。泥を塗ると相手に姿が見えないというのも、いまいちアイディアが稚拙のような気がします。あれだけ、人を巧みに殺しているのに、「何だ、そんなオチかよ」と、がっかりします。
5点(2003-05-21 20:30:27)
30.  リーサル・ウェポン4
なんでも派手にアクションしていれば、ヒットすると勘違いしてる作品。装飾に気を取られ、中身がない。ストーリーも凡作。
1点(2003-05-21 20:15:04)
31.  デッドマン・ウォーキング
最後の処刑のプロセスを順追って、緊迫感あふれる空気が漂う中で行われる場面が衝撃的であった。罪とは何か? 死刑は必要か? 被害者遺族の心境は、どんなものか?を問いかけながら、終結を迎える。地味な映画ながら、意味深いメッセージは非常に鮮明な印象を残す。製作者側の意図したことが、鑑賞者に見事に焼き付けることに成功した好例と言える。
7点(2003-05-21 20:11:29)
32.  マーキュリー・ライジング
あまりにも、使い古されたストーリー。見所のないアクション。何故、映画にしてまで、作る必要があったのだろうか? この凡作にして、わざわざブルースを使っている割には、当然というか、存在感がない。
1点(2003-05-20 20:43:33)
33.  ミクロキッズ
個人的には、「グーニーズ」より遥かにいい、「子供による冒険もの」だと思っている。ごく単純な展開だが、どぎつくないコメディ要素と、SF要素が、うまくかみ合っていて非常にオリジナリティを醸し出していて、安心して楽しめる。
7点(2003-05-20 20:37:00)
34.  魔女の宅急便(1989)
とうとう、ジジの言葉がわからなくなったまま終わるところが印象的。結局、代償は大きかったわけだが、全体的に夢があっていい。ただし、子供向けに作った作品なのに、メガネの少年(トンボだったかな?)が、子供にしては、ストーカーっぽい行動を取るのが、やりすぎな演出でマイナス1点。
6点(2003-05-20 20:32:23)
35.  となりのトトロ
非常にシンプルなストーリーと、身近な場所から生まれるファンタジックな世界観は、非常に親しみやすい。ジブリの代表作のひとつだが、まさに親子で観るには最高品質のアニメと言える。アニメとしては観た事ないは、いないのでは?
7点(2003-05-20 20:24:58)
36.  フラバー
フラバーそのもののキャラクター的発想は、好感が持てるし、それなりの世界観を作り上げているので、不自然さはない。だけど、やはり子供向けなのだろうか、全体的に深みがないのは仕方ないところか。
5点(2003-05-20 20:17:14)
37.  もののけ姫
人間のエゴによる自然破壊に対する警鐘がテーマなのだろう。訴えたい事を少し肥大化させすぎて、描写や物語の展開がやりすぎてしまっている感もある。作品に向き合うにあたり宮崎氏自身が、力んでしまったのだろう。ナウシカとの境界線を、はっきりさせたかったのかも知れない。だが、相変わらずアニメ作品としては、昨今の日本において、大量生産される凡百の低質なアニメとは一線を画しているのも事実。やはり全体的にはレヴェルが高い。個人的には、声優が下手なのが非常に気になった。
7点(2003-05-19 20:03:49)
38.  光る眼
カーペンターお得意のB級ホラー。これを観てると、日本のチープなSFアニメを観てる錯覚を起こす。発想をもう少し突き詰めたら、きっといい作品になったのは、間違いない。もう一度、作り直して欲しい。発狂モードに入った、無表情な少年少女たちの爆破シーンはB級大爆発で、ほとんどの人が、大爆笑するだろうけど、個人的には好きです。
3点(2003-05-19 19:55:20)
39.  顔のない天使
身体的外見の劣等感から、ずいぶんと根も葉もない噂を流され買い物へ行くにも、夜にこっそり訪れる。こんな日常を暮らしている人は、日本にも意外に、多いかも知れない。この映画は、題材こそシンプルだが、メッセージは深いものがある。少年も現実から逃避したかも知れないが、逃避した先で、変な噂で有名な男性と会う。この何気ない始まり方のドラマから、次々と描写され、蓄積される二人の友情は、やはり感動的である。題材では親子を描いたわけじゃなく、二人は全くの他人という設定だが、内容は、「現代の親子関係」、または「教師と生徒の関係」に一石を投じるものとなっている。シンプルにして秀作。
8点(2003-05-19 19:47:31)(良:1票)
40.  乙女の祈り
最初は、多感な思春期の少女に度々起こる「同性愛」を描いた作品なのかなと思ったが、最後はサスペンスでしたね。友情が、妄想と共に極限まで達した人間の、精神分裂的な暴力性と、その衝撃的で、かつ、印象的な描写は、この作品の独創性を、見事なまでに表している。
7点(2003-05-19 19:33:11)
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2118.80%
397.20%
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