381. トカレフ(1994)
長回しで、ねっとりとした描き方、説明不足の展開などはまだ良しとしても、終盤にかけて物語が破綻したのはいただけなかった。そして、タイトルが内容を正しく現していないと思う。 [DVD(邦画)] 3点(2008-02-27 01:11:19) |
382. 間宮兄弟
なかなか面白かったが、映画である必要があるのか、という大前提に対する疑問が残りました。終盤に物語がトーンダウンしてまったのが残念。ビールや電車などの「うんちく」をこれでもか、というくらい披露して欲しかったです。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-27 01:01:14) |
383. ポセイドン(2006)
リメイク作品としては、想像以上で、映画館に行けば良かった、と思わせる出来映えだった。何よりテンポがよい。息が詰まりそうになる閉塞感は、ペーターゼン監督ならではのもの。 [DVD(吹替)] 8点(2008-02-27 00:51:33) |
384. 超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!
抱腹絶倒。安心して子供に見せることができる良い映画。そしてガンダム世代の大人も楽しめる。映像がすばらしい。これこそが、日本のアニメ技術の粋だと思う。実に偉大なアニメ。 [試写会(邦画)] 8点(2008-02-26 00:26:39) |
385. スペーストラベラーズ
失敗作。テンポが悪く、シナリオがなっていない。これでお涙ちょうだいを狙っているのなら、日本の映画ファンをなめているぞ。観賞後に、スカッとした気持ちにさせて欲しかった。役者陣はがんばっていたが、金城武の持ち味をもっと引き出すことはできなかったのだろうか。ちなみに、レンタルDVDケースには「アイドル・青春」と分類の記載があった。 [DVD(邦画)] 4点(2008-02-24 18:21:09) |
386. 耳をすませば(1995)
物語の条件設定が非現実的で、映画に入り込めなかった。声優陣の声がくぐもっていて、聞き取りづらく感じた。 [地上波(邦画)] 3点(2008-02-23 19:58:18) |
387. デッドマン・ウォーキング
やはり、ショーン・ペンは凶暴な役が似合います。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-21 23:16:49) |
388. I am Sam アイ・アム・サム
良い話、良い演技。けど、心の汚れきってしまった私には響きませんでした。 [映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2008-02-21 23:11:05) |
389. 金閣寺
篠田三郎のキャラクターがやや軽いので、本作は全体にちょっと重みにかける印象がある。原作の世界を、耽美的に、カラーで見せてくれたことは良かった。市川崑作品の「炎上」と比較されるのはやむを得ないだろう。 [映画館(邦画)] 5点(2008-02-16 23:35:35)(良:1票) |
390. 炎上
三島由紀夫原作の「金閣寺」を、監督はじめスタッフ、あるいは俳優が、それぞれ独自の解釈でアプローチしたのではないだろうか。原作と本作は質的にかなり異なるように感じた。しかし、それは悪い意味ではなく、映画ならではのオリジナリティが随所に認められ、良い作品だ。 [映画館(邦画)] 6点(2008-02-16 23:25:03) |
391. ウイラード(1971)
《ネタバレ》 「恨みを晴らす」ことについて、いろいろと考えさせられる映画でした。続編ができるだけのことはある出来映えです。「ソクラテス」が良い白ネズミ役、「ベン」が黒ネズミでちょっと嫌われ役と、わかりやすく上手に描き分けられていたと思います。俳優陣も良いです。続編の「ベン」を先に鑑賞していたので「ウイラード」がてっきりネズミの名前だと思いこんでいました。 [地上波(吹替)] 6点(2008-02-16 22:49:16) |
392. ベン
《ネタバレ》 「ウイラード」の続編です。私は多感な幼少のみぎりに本作から鑑賞することとなりました。そのせいか、病弱な主人公に思いっきり感情移入し、いたく感動した覚えがあります。まずまず良くできた作品で、マイケル・ジャクソンの主題曲も良いです。ベンは少年と仲良しですが、明晰な頭脳を持つスーパー・ラットで、人間にとって脅威的な存在です。単なる動物パニックものではなく、ちょっと考えさせられるものがあります。見る順番としては、やはり1971年の前作から鑑賞されることをお勧めします。 [地上波(吹替)] 6点(2008-02-16 22:34:25) |
393. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーの参加で俳優陣の厚みがぐっと増したが、面白さは前二作に比べるとやや落ちる。でも、リアルタイムで劇場で鑑賞できたのは幸せだったし、楽しかった。第四作に期待! [映画館(字幕)] 7点(2008-02-12 22:35:46) |
394. 黒い絨氈
《ネタバレ》 これは名作ですね。当時の撮影技術をうまく駆使し、恐怖感を上手に煽っています。予定調和的とはいえ、一気にクライマックスへと突っ走るカタルシスは爽快です。あらゆる動物に慣れ親しんだムツゴロウこと畑正憲氏が、最も恐怖を抱いた体験として「蟻塚に近づいたら一瞬にして頭の先まで全部蟻に包まれたこと」と言っていたのを思い出します。 [地上波(吹替)] 7点(2008-02-10 23:21:46) |
395. グリズリー
俺の最大の敗因は、動物好きの彼女との初デートに選んじまったことだ。 [映画館(字幕)] 4点(2008-02-10 22:23:41) |
396. ドーベルマン・ギャング
《ネタバレ》 その昔、名画座で他の映画と抱き合わせでたまたま鑑賞しました。タイトルのとおり、ドーベルマンを使って銀行強盗する話です。このアイデアひとつで勝負した本作のコンセプトは実に筋が一本通っています。しかし、予定調和的な結末までは全然筋が通っていなくて、全体の完成度はとっても低いです。なお、ドーベルマン諸君は十分に健闘して良い演技を見せてくれております。驚くべきは、続編(日本公開)、続々編(日本未公開)が作られたことです。漫画「ドーベルマン刑事」のタイトル決定に本作は影響を与えたと私は睨んでいるのですが、全くの個人的な意見であって、確証はありません。 [映画館(字幕)] 4点(2008-02-10 22:14:12) |
397. 嗚呼!!花の応援団(1976)
大人気漫画の「花の応援団」の映画化とあって、当時劇場へ足を運びました。そこは、ふだんポルノ映画を上映している劇場でした。まだケツの青いガキだった私は、映画館に張ってあるポスターや予告編(ポルノ!)に赤面したり興奮したり、場違いなところに足を踏み入れた気がしておろおろしました。上映中の館内は熱気ムンムンの満員で、たいへんなヒット作ぶりでした。肝心の映画はと言えば、なかなか原作に忠実な仕上がりで、期待を大きく裏切ることなく、そこそこの満足感がありました。時代が立って、忘れ去られるタイプの映画だと思いますが、ブームの波に実にうまく乗った成功作品だったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2008-02-10 21:49:00) |
398. 8 Mile
友人同士でも汚い言葉をかけ、罵りあい、小突き回す。そんなに尖ってどうすんだよ、と思いながら見た。しかし、働けず、稼げずでは確かに苦しい。エミネムは閉塞感を打ち破ったのだろうか、それとも今でも感じているのだろうか。 [地上波(字幕)] 4点(2008-02-10 10:19:08) |
399. 電送人間
《ネタバレ》 監督が本田猪四郎から福田純に代わりましたが、とくに違和感はなく、他の二作との統一感は保たれています。男優陣は豪華で、鶴田浩二、平田昭彦、土屋嘉男と火花を散らしての競演ですが、際立っていたのは中丸忠雄です。圧倒的な存在感があります。その中丸忠雄ですが、変身しないではないですか。その点、看板にちょいと偽りありと感じました。実は「電送される人間」。屋外の撮影が比較的多く、昭和の風景が見てとれるのは楽しいものがありました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-10 09:10:51) |
400. 処刑遊戯
これにて映画の遊戯シリーズは完結。といっても、三部作というほどの一貫性は希薄で、松田優作で三つ作っちゃいましたってノリです。前二作のコメディ色が排除され、本作はハードボイルドに徹しているのが特徴です。アクションシーンでは実験的手法に挑戦し、いっちょやってやろうじゃん、という気概が伺われ好感が持てます。低予算ゆえの宿命か、チープな味わいがありますが、かえってレトロな感じがして良いと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-10 08:32:18) |