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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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381.  さんかく 《ネタバレ》 
 なんかもう居心地の悪い映画だなぁ。なのに目が離せない。  桃がホームステイをしている序盤。連想するのは『じゃんけん』。じゃんけんの関係性もよく考えれば『さんかく』ですね。  佳代は桃に強く、桃は百瀬に強く、百瀬は佳代に強い。最終的に誰がマウントを取るのかっていう主導権争いの映画にも見えます。  また、この映画の『あるある』は周りの人間にまで及びます。  印象的だったのはマルチの女と仕事先の後輩。  後輩は面と向かって逆らうことはしない。小さな恨みを蓄積させていく。例えば、後輩の家で、お風呂から体も拭かずに百瀬が電話に出るシーン。床についた泡とお湯が後輩目線でクローズアップされる。この目の付けどころは凄い。  マルチの女は桃が仕事に来なくなったので電話を入れる。『心配してます。』っていう台詞のあと、『今月のノルマなんですが・・・・』このマルチの女の本性の出し方ってのも非常にリアル。嫌~な気持ちにさせられます。  最近見た映画の中ではダントツで後引く映画。見ていて気持ちの良いもんではありません。  これを見て自分の黒歴史を思い出さない人はいないんじゃないでしょうか。  そういった意味では、人によってはそんじょそこらのホラー映画より取り扱い注意と言えそうです。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-16 02:52:06)(良:1票)
382.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 《ネタバレ》 
 スタートこそわくわくさせる滑り出しだったのに、終盤に近づくにつれどんどん尻すぼみに。序盤とばしすぎて後半息切れしちゃいましたか。  タイトルにもなっている『魔の海』ってのがこの映画のメインイベントなはず。にも関わらずそこで出てくるクリーチャーがでかいイソギンチャクみたいなのと、サイクロプス1匹ってのはいかがなものか。いや、海の主みたいなのはすげー良かったんだけどサ。なんか序盤で期待させるもんだから、出てきたのがそれだけじゃあ物足りないのですよ。  そして神々の生みの親であり最強最悪のラスボスの復活直前で再会を喜び合うパーシー兄弟。  いやいやいや。早く金の羊毛とってくださーい。ほらー復活しちゃったじゃーん。って、これはもはや人災ですよ。そんな馬鹿な話がありますか。  更にはルーク。いや、こいつが生きていたのは嬉しいサプライズだったのですが、結局こいつ何にも成長していないじゃないですか。相変わらず思春期真っ只中で、『父親どもがむかつくから、つえーやつに頼んで父親たちに一泡吹かせるぜー。』って。なんというしょぼい動機。で、『私が復活させたんですー。』ってそのまんまかい。ほらー食べられちゃったじゃん。なんという小悪党。  なぜルークがキメラみたいなモンスターを従えられるのか。いや、それを言うなら人望も将来性も何も感じさせない小物臭ばりばりのこんな優男になぜ部下達はつき従っているのか。世代交代を声高に叫ぶルークに同調しちゃってるのかな?  郵便局、物を消すテープ、タレイアのエピソード、オープニングの『VS嵐』に出てきそうな競技、コルキスの牛、海馬、1つ1つを取り上げるとどれも良かったんですけどねー。ストーリーの拙さと演出の弱さによる盛り下がり感がなんとも・・・
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-05-15 03:30:20)
383.  シャークトパス VS 狼鯨 《ネタバレ》 
 シャチと狼のDNAを人間に注入し、付けた名前がホエールウルフ。  何でやねん。というつっこみはさておき、2015年になってもチープなCGは顕在で、逆に嬉しくなっちゃいます。B級映画の醍醐味はなんといってもこの絶妙なしょぼさ加減ですから。  相変わらず怖さとは無縁のシリーズですが、前作に比べると見る人を怖がらせちゃろうという意欲は伝わってきます。  そして前作の反省はタコだけにイカされず、今作もどーでもいい人間同士のごたごたにまあまあ尺を持っていかれるシャークトパス。  とは言え、今作の主人公はなかなかのおとぼけキャラ。シリーズ中随一の適当男。なるほど、今作では主人公=人間=お笑いパート、ということですね。主人公の相棒も負けず劣らずのマイペースキャラ。二人はなかなか良いコンビです。2人してブードゥ教の呪いにもだえ苦しむ様は、『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』を思い出して、なんか懐かしくなりました。こーゆーわかりやすい笑いってのは全世界共通みたいですね。  終盤でシャークトパスがショッピングモールに乱入するという極めておいしい展開に。どう料理しても美味しくなりそうなのに、なぜかパニック感がいまいちで、非常にもったいない。チープさがこのシリーズの持ち味とはいえ、こーゆー見せ場はもう少し頑張ってほしかったところです。
[DVD(字幕)] 4点(2021-05-13 01:43:23)
384.  シャークトパス VS プテラクーダ 《ネタバレ》 
 前作にひきつづき、チープなCGと愉快なフォルムで楽しませてくれるモンスター映画。  前作ではB級ながらも観客を退屈させまいとの気配りが見られましたが、今作ではやや退屈が勝ってしまったか。  理由は明白。人間同士の諍いに力を注ぎすぎ。無理して本物の映画の真似事をして背伸びしちゃった感がありあり。結果サスペンスとしてもパニックとしても3流の出来になってしまいました。  プテラクーダはダメじゃないけど、モンスターとしては迫力不足。少なくとも主役をはれる器じゃない。ですが、演出の仕方次第では『怖さ』や『パニック感』を引き出すことは出来たと思います。  シャークトパスは相変わらずタコだけどイカす。ですが人間、シャークトパス、プテラクーダと均等に出番を3等分されちゃったので、前作ほどの存在感がなくなってしまったのが残念。  人間同士の駆け引きや諍いや、ましてやドラマなんて誰も期待しちゃいないでしょ。純粋にパニック要素だけつきつめていけば、前作以上に楽しい映画になったかもしれないのにもったいないですね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-05-12 05:41:26)
385.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
 こーゆー無邪気にビジュアルで楽しませてくれる映画は好きです。  英語の先生が悪魔みたいなのに変わるシーンに始まり、ミノタウロス、ハデス、メデューサ、ヒドラと有名なモンスターや神が盛り沢山。もうそれだけでテンションが上がります。  きれいなCGを駆使したアクションや映像も申し分なし。冥界のビジュアルが何気に良かったです。  ミノタウロスが投げた車が飛んでくるシーン、ヒドラとの戦いのシーン、どれも迫力ある画で大満足。メデューサの蛇の質感やばいです。  現代社会の中で神話の神や怪物が戦うっていう設定は凄くわくわくするものですが、実際にはパーシーたちと現代社会とのつながりがほとんど描かれなかったのがもったいない。ニュースでパーシーとお母さんに関する偽情報が報道されたくらいでしたね。  また、半神ならではの特殊能力を披露したのがパーシーのみってのがちょっと寂しい。  まず訓練所にいる半神の数が尋常じゃない。あまりに多すぎて『半神』という特別感が薄れる。それぞれ何らかの神の子供なわけだから、その神ならではの神通力みたいなもんがあっても良さそうなもんです。中世の格好してひたすらちゃんばらごっこじゃあ、なんかそーゆーのが好きなオタクの集まりにしか見えません。  とまあ最後にちょっとケチつけちゃいましたが、個人的には非常にアリなエンターテイメントムービーです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-05-11 04:25:31)
386.  武士の家計簿 《ネタバレ》 
 前半から中盤にかけては大変面白く見られた。お駒の嫁入りから借金返済プランまでの流れは、地味ながらもちゃんとエンターテイメントしていたと思います。生真面目な性格から生み出される笑いのエッセンスが味わい深いです。家財道具を取り上げられる猪山家のリアクションが切なくも面白い。  『お救い米』という名目で着服していた年貢のエピソードも地味ながら良かった。軽いサスペンスからの逆転出世は爽快ですらあります。  後半になると時代が駆け足で進みだします。人の感情より出来事優先。まるで箇条書きのように羅列されるエピソード。みんな瞬く間に歳を取り、病気になり、死んでゆく。前半までの丁寧なドラマが嘘のよう。猛スピードでそんな様子を見せられて、いったい何を思えば良いのでしょう。歴史の教科書を無理矢理読まされているかのような感覚でした。  これ堺雅人と仲間由紀恵じゃなかったらクソつまんねー映画になっていたんじゃ・・・
[DVD(邦画)] 5点(2021-05-10 01:24:59)
387.  ちょんまげぷりん 《ネタバレ》 
 面白い。錦戸亮君の声質が好きなので、木島安兵衛が最高に良かったです。  かっこよさと面白さを兼ね備えた最強のキャラクター、ここに誕生。  武士の生き方や振る舞いってのを、今の日本人はもう一度見習うべきかもしれませんね。  尺の都合上仕方のないことではありますが、ほとんど何の葛藤もなく現代に溶け込んでしまったのはちょっともったいなかったか。ケーキを作り始めちゃったのはいささか唐突に感じました。  物語序盤はジェネレーションギャップというのか、カルチャーショックというのか、そういったものに大いに笑い、物語後半は頑張るお父さんの姿に励まされる。なんだか随分と元気をもらえる映画でした。  他の方同様、ファーストフード店で友也たちを叱るシーンは最高に良かったです。あれこそ今の日本人が忘れてしまった心かもしれません。ケーキバトルの決勝戦、友也のミスを『それでは仕上げにまいろう』と言って、何てこと無い感じで最上のフォローをするのがまたかっこいい。それが洗濯物を畳みながら泣いている友也君につながっちゃうかと思うと、こちらも泣かずにはいられません。  笑って、泣いて、感動して、一本の映画で喜怒哀楽全部もっていかれました。  ただ最後がね。そりゃないよ。せつねーよ。これからってところで強制送還。地蔵、あんた悪ぃやつだな。  なんか無理矢理良い話っぽく終らせましたが、やっぱ3人仲良く暮らしてほしかったです。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-08 15:07:23)
388.  シャークトパス SHARKTOPUS 《ネタバレ》 
 めちゃめちゃでかいサメが出てくるシリーズで散々な目にあったくせに、『喉もと過ぎれば・・・』で性懲りも無くまたこんな映画に手を出してしまいましたとサ。  でも後悔はしていません。なにせ見たいものを見れたので。『サメとタコのキメラが人を襲う』。  私は確かにそれが見たくてこの映画を借り、そしてシャークトパスは確かにめっちゃ出ます。  とにかく次から次に人を襲ってくれるシャークトパス。その辺りは退屈しません。  ただそのシーンだけに力を入れすぎて、シャークトパスが出てこないシーンのダルさは如何ともしがたい。  画作りはB級映画にしてはよく頑張っているほうだと思います。個人的にはこのチープ感は結構好きです。  雰囲気作りはとにかく下手。ちっとも緊張した空気にならないのは、サスペンスとしては致命的かもしれません。  ちょっとコメディタッチなところもありますので、あくまで軽いタッチのモンスター映画にしたかったのでしょうか。  その結果、コメディにもサスペンスにも属さない意味不明なジャンルのモンスター映画ができましたって感じです。  シャークトパスの造形はすっごく好きですけどね。そして出し惜しみせず、可能な限り人を襲うシーンをたくさん用意してくれたことには好感がもてます。
[DVD(字幕)] 5点(2021-05-07 05:31:26)
389.  教授のおかしな妄想殺人 《ネタバレ》 
 『せっかく生きる喜びを見つけたんだ。自首なんてしてたまるか。』  この一言がなければなー。あまりにも俗っぽい一言。それまでは世捨て人の哲学者みたいな感じが凄く良かったのに。  ああ、そうそう、私はこの教授に結構共感しながら見ていたのです。なにも自殺願望やら破滅思想やらがあるわけではないんです。なんかストイックな性格や生き方に憧れるんです。でもこの一言で、この教授は唯一の人間からその他大勢の一人に成り下がった気がして残念です。  最後はジルを殺そうとして最悪です。自殺を選ぶとか、負けを認めて自首するとか、もしくはシラをきりとおして論破するとか、頭の切れる哲学者ならではの着地点が欲しかった。  ですがラスト以外はとても良い。  ってゆーかエマ・ストーンに言い寄られるなんて羨ましい。更にはそんな状況にも関わらず、エマの誘いに乗らないのがまた良い。懲りずに何度もアプローチするエマがかわいいんです。  いやあ、羨ましい。中年の夢ですね。この作品は中年のおっさんが見るからこそ価値がある映画です。  それにしてもこんな結末になっちゃうなんてねー。もったいねー。せつねー。
[DVD(字幕)] 8点(2021-05-07 05:09:37)(良:1票)
390.  ロープ 戦場の生命線 《ネタバレ》 
 NGO?みたいな国際的支援団体が、必ずしも行く先々で歓迎されるわけではない。とゆーなかなかリアルな実体を知ることができました。  井戸に投げ込まれる死体。親を失った子供。廃墟となった街。なるほど、反戦映画としての価値はあるのかもしれません。  ですが映画に娯楽ばかりを求める私のような人には向かない映画。  なにせ淡々とロープを捜すだけの、ちょっとしたロードムービーのような映画。  吊るされた両親。地元軍による検問。道に横たわる牛の死体と地雷。銃を持った子供。  緊迫したシーンは数あれど、幾度と無く挿入される他愛のない会話がいちいち話の腰を折る。どーにもテンポがよろしくありません。  極めつけは主人公の色恋沙汰。  例えば牛で立ち往生してからの夜のキャンプまではまあ良かったのですが、そこから先の男女のやりとりがまあだるい。マンブルゥとカティヤのプライベートな話なんてどーでも良い。  最後のオチは好き。ただあの巨体が浮き上がってくるには浮力が足らん気もしますが・・・。  教科書的な意味合いでは大事な映画だと思います。  ですが、なにせ退屈という気持ちが大きすぎて、大切なメッセージが素直に心に響かなかった次第です。
[DVD(字幕)] 3点(2021-05-06 14:11:54)
391.  ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD- 《ネタバレ》 
 これはお洒落というのか硬派というのか、なんとも形容しづらい作風です。  いや、映画として説明不足すぎじゃないですか。  そもそもギャントがなぜそこまでミッチェルにこだわるのか、まるで意味がわかりません。  『俺の下で働け。嫌なのか?じゃあ死ね。』  ざっくり言うとこれがギャントの言い分でしょ?マフィアの世界は映画でしか見たことありませんが、こんなめちゃくちゃな言い分って実際あるんですかね?  ビリーは最初から最後までただのクズだし。襲われたホームレスは耳が聞こえないふりをしていて、なんや思わせぶりで何かあると思っていたら何も無いし。  そしてキーラ・ナイトレイの存在価値。  おそらくミッチェルとシャーロットの恋愛を取り入れることで、より悲劇を際立たせようっていう狙いなんでしょうが、これがものの見事に機能していません。むしろ、この二人の恋愛パートで映画が間延びしちゃってます。  ラブストーリーとしてもドラマとしても中途半端だけど、サスペンス部分はそれなりに面白かったかな?  とは言え、何か起こりそうで何も起らないのに大分疲れてきて、途中が結構だるかったです。  大物を倒し、小物に刺されるっていうオチは悪くないけど後味は悪い。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-05-01 00:01:34)
392.  グリーン・ホーネット 《ネタバレ》 
 行き当たりばったり系の映画は苦手なんですが、これは楽しく見られました。  こちらが落ち着いて考える間もなく、次々と話が展開していくからかもしれません。  主人公はあんま好きじゃないです。最初は嫌なやつでも良い。そこから成長してくれたらそれで良い。  ブリットはどうでしょう。最初から最後まで嫌な奴。なんでブリットにカトーがつきあってやるのか理解に苦しみます。まあ気が合ったのかな?  最初のほうは面白かったんです。カトーの凄さを目の当たりにしたブリットがカトーを大絶賛。ブリットの潤沢な資金力とカトーの類稀なる才能で生まれるニューヒーロー。こーゆーの好きです。  ハイブリッドな車やガスガンなど、ユニークなアイテムも良い。キャメロンディアスも良い。容赦の無い悪党も良い。本格的なマフィアって感じの登場シーンがとても良かった。そんなマフィアが悪ふざけのようなヒーローに翻弄されるってのが痛快。  やはりブリットのキャラかな。終盤で『君に嫉妬していたんだ』って心情を吐露しますが、もっと早く言って欲しかった。  カトーとレノアを二人ともクビにしたのはドン引きです。まさに何不自由なく育ってきたボンボンの、一番クソな部分が出ています。とても応援できないです、こんなやつ。  そういえばクライマックスで、突然ブリットがカトーと同じような能力に目覚めるシーンがあったんですが、あれは一体何?いや、別にそーゆー展開にもっていっても構いませんが、だったら伏線の一つくらいはってほしいものです。  と、ちょっと文句が多くなりましたが、見ているときはなんだかんだでずっと面白かったのも事実です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-04-30 23:45:43)
393.  半分の月がのぼる空 《ネタバレ》 
 感動しました。泣きました。でも何でしょう。この腑に落ちない感じは。  時系列トリックで奇をてらい、この映画ならではのサプライズ企画。ですが結局ヒロインが亡くなってしまう悲劇にしちゃうんだったら、結局星の数ほどあふれているお涙頂戴難病ドラマの枠から出ないと思うのです。もういい加減、誰も死なない難病ものが見たいです。  それにそもそもこのトリックは必要だったのでしょうか。そりゃあ驚きましたし、虚をつかれたことは否めません。ですが振り向いた女の子が違う子だったとき私は頭が混乱し、ヤンキー少年が大泉洋に喰ってかかったときには、完全に置いてけぼりになってしまったのです。『意味がわからない』という意味ではなく、『もしかして・・・だったらやだなー』という心の置いてけぼりです。そしてその嫌な予感はものの見事に的中してしまうのです。  私はうんざりするほどワンパターンな映画が好き。  裕一が、最後は大泉洋演じる心臓外科医にお願いして里香を助けてもらう、そーゆーべたな映画だと思い込んでいたし、それで良かったのです。里香が助かって、2人幸せな未来を築きましたっていうオチなら満点つけたって良い。  ついでに言うと、裕一は子供と大人で役者が変わったのに、里香は同じ役者さんなので、どーにも変な感じを受けてしまいます。  一人一人の役者さん達の演技はもう素晴らしかった。とりわけ主演二人は最高です。  それだけに、最後まで大人裕一に感じる違和感を拭えなかったのが残念です。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-29 03:13:58)(良:1票)
394.  シーサイドモーテル 《ネタバレ》 
 いわゆる群像劇。苦手なジャンルなんですが、これはまだ見られるほうでした。  特に借金取りのエピソードは緊迫感があって面白い。  それぞれのエピソードは基本的に独立。本格的に交わることはなし。  だけどスーパーの社長の女装や、ぎっくり腰で呼んだ救急車が、ちょっとずつ他のエピソードに影響を与えているのが面白い。そもそも亀田とキャンディが出会ったのも、元はと言えばスーパーの社長がキャンディのお店に電話したのがきっかけ。こーゆー絶妙なつながりを楽しむってのも悪くないもんですね。  登場人物はドラマを面白くするために多少デフォルメされている部分はありますが許容範囲。  山田孝之は好きな俳優さんですが、彼が演じる今作での朝倉はクソヤローで最低。柄本時生演じるチー坊も躊躇なく女を殺そうとしたり、引き金をひいたり、ちょっと笑えないキャラでしたね。  ただそれ以外は眉をひそめるほどの悪人は出てきません。だけど魅力的な人物もいない。見ていて『誰がどーなっても、まあ別にどーでもいーや。』って感想しかありません。  一番つまんなかったのがキャンディとセールスマンのエピソードなんですが、最後にはあの二人にうまくいってほしいと思っていたので、いつの間にか感情移入しちゃったようです。  あと温水さんよかったです。一瞬だけ凄むシーンがあるんですが、目付きが怖い怖い。凄んだときの迫力はさすがベテランといった感じ。とは言え、爪きりでの拷問はまじで痛そうなので勘弁してほしかったです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-27 04:50:54)
395.  フリークス・シティ 《ネタバレ》 
 人間、ゾンビ、ヴァンパイアが共存している街にエイリアンが襲来するトンデモ映画。  なんですが、ストーリーが割とまじめに作られています。とゆーか、まじめに作りすぎて、前半30分がまあだるい。  特殊な舞台設定を除けば、そこらに凡百とあるティーンの青臭い青春ドラマと変わりません。  それをだらだら見せられるのが前半30分。かったるいですが人間関係や状況の把握はしやすいです。  で、エイリアンがやってきてからが本番。  もともと人間とヴァンパイアは折り合いが悪く、エイリアンがきっかけで本格的な抗争へと発展。UFOが来たのが、お互いの陰謀だと罵りあい、最後は殺し合いを始めちゃう。そしてなぜかそこにゾンビ達も参戦。この人たちは人間を食べにきただけ。もうブラックユーモアにあふれていて、結構犠牲者が出てしまう始末。特にゾンビはひどくて、助けてくれた人だって見境なく食べちゃう。  更にこの殺し合いの最中にエイリアンまで攻撃を開始して、かなりカオス。  そしてなぜか最後は3種族が一致団結してエイリアンを撃退しちゃうっていうお話。  正直、これと同じ映画はまずないと言い切れます。  主人公が実は人間ではなく、4番目の種族だったというサプライズがまた面白い。とは言え、カンの良い人なら主人公の正体は早い段階でわかると思いますが。  グロ映像はありますが、恐怖映画ではありません。  万人に愛される映画とは言えませんが、個人的には好き。  B級好きなら押さえておきたい作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-26 15:06:30)
396.  ビキニ・カー・ウォッシュ 《ネタバレ》 
 青春セクシー系サクセスコメディ。  セクシー路線なんですけど、女優さんたちはそこまでかわいいってわけではない。  それなりに露出があるので家族で見るには不向き。かと言って1人で見て興奮するようなレベルでもない。  そっち方面を期待しても、期待しているほどのもんは出てこないと思っておくのが良いでしょう。  ブリタニーとトリは個人的にかわいかったですが、ブリタニーは水着にすらなりません。  ストーリーはある洗車場を経営し、1週間で利益をあげるというもの。  こーゆー目的がはっきりしたビジネスドラマは単純明快で好きです。すべてがトントン拍子に進んでいくので、ストレスフリーですが、うまくいったときの爽快感もかなり薄味。サクセスものとしては淡白な仕上がりです。  主人公は真面目。友人は適当。計算に強いけどモテナイ男の子。あとは水着女子。人物設定もありきたりで、水着美女が洗車すること以外の真新しさはない映画です。  『水着で洗車』のシーンはうなるほど出てきます。だから中盤には飽きます。  ただ個人的にみんなで協力してひとつの仕事をするっていうのが好き。一番好きだったのは街中でビラを撒くシーン。あーゆーのやったことがないので憧れます。とはいえ、ほとんど学園祭レベルのノリではあるんですけど。  ヤクザ、教授、厳格な父といくつかハードルが用意されていますが、たいした苦労もなく乗り越えます。  気軽に見られる一方で、超薄味な作品であることは否めません。B級映画としては楽しめるほうだとは思います。
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-26 13:27:34)
397.  感染列島 《ネタバレ》 
 こちらでの評価が芳しくなかったので期待していなかったのですが、予想以上によくできていました。  ドラマとして誇張されている部分はあるにせよ、このご時勢に見ると絵空事とは思えません。  大都市が廃墟みたいに荒廃しちゃっているのはやりすぎだと思いますが、病院内の様子っていうのはこれに近い状態があるのではないでしょうか。  感染源疑いのある人への差別。非難。学校でのいじめ。院内感染。買占め。軽症者は自宅療養。命の選別。ブレイム病棟の専属スタッフは家にも帰れない。ワクチンも治療薬もないので、対症療法しかできない。  この映画ではすべてフィクションとして描かれていたことが、コロナ禍においてそのほとんどが現実のものとなってしまいました。もしこの映画の公開当時に見ていたら、『そんな馬鹿な』と一笑に付していたかもしれないです。  映画としても非常によく出来ています。  まず冒頭のフィリピンでの新型鳥インフルエンザがミスリードとして効いています。これによって、中盤明かされる真実に少なからず衝撃を受けることになります。  劇中感染症で亡くなる人物に規則性が無いことも重要。夫、父、母、恋人、医療従事者と多岐にわたります。そしてそれぞれの家族の悲しみがそのたびに映し出されます。こういったひとつひとつの家族のドラマを描いている点は高く評価できます。  パニックものとして誇張しすぎている部分はありますが、買占めに殺到する人々の様子はやけにリアルで恐ろしい。  感染源の調査や主演二人のラブストーリーに時間を割きすぎたせいで冗長になってしまった感は少なからずあります。  余計なものを排して純粋なパニックものとして2時間以内にまとめていたら、歴史に残る傑作になっていたかもしれないです。  
[DVD(邦画)] 8点(2021-04-26 01:12:53)
398.  デビルクエスト 《ネタバレ》 
 好きなジャンル。ニコラス・ケイジも好き。思っていたよりホラー色があって、そっちの意味でも楽しめました。  クレア・フォイ演じるアナは独特の迫力があって、たびたび驚かされます。  冤罪なのかクロなのか。疑心暗鬼が旅をよりスリリングなものにしてくれます。  街や村に着けば、ペスト患者と死体だらけ。ゾンビ映画さながらの異様な光景。何が潜んでいて何が出てくるか分からない、そんな不穏な雰囲気作りはA級映画に匹敵するクオリティです。  不気味な魔女疑いの女。ぼろぼろの吊橋。凶暴化した狼。ゾンビ修道僧。アドベンチャー映画ならではの娯楽要素はきっちり満たしているようです。  ラスボスの悪魔は拍子抜け。  外見よりも中身がつまらない。結局は『ソロモンの書』目当てだったというのがまずしょぼい。『この書物に長い間どれだけ苦労させられたか!』っていうクソ雑魚い台詞が更にしょぼい。女性の姿のほうがよほど怖い。  しょぼい悪魔とクソださいタイトルはさておき、終始楽しめる優良ホラーアドベンチャーだと思います。  過剰な期待をしないのがポイントですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-04-24 00:24:37)
399.  エアベンダー
・・・・・・・・シャマラン?・・・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 0点(2021-04-22 14:48:31)
400.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
 テンポが良い。スピード感がある。主人公のフィアンセがテロリストってのも意外性があって驚く。全然退屈しない。退屈しないんですけど、なぜかどーにも気分が乗らない。  なぜでしょう。悪い意味でワックスが超人すぎるからかもしれない。  なんか似たプロットの映画を以前見たことがあったせいで、ワックスが悪徳捜査官で、リースが最後はワックスと直接対決をして正義の鉄槌をくだすようなイメージが勝手に浮かんじゃったのです。全然違いました。ワックスは最初から最後までただの凄腕捜査官でした。  ですので、内容の割には緊張感に欠けます。  リース目線でストーリーが始まったのに、気付けば映画はワックスの独壇場。リースは蚊帳の外に置かれ、ほとんど傍観者扱い。リースと一緒にこちらまで蚊帳の外に置かれている気分になっちゃいました。  リースの足手まとい感が凄くて、終始新人研修につき合わされている気分。  フィアンセはお気の毒で辛い結末なんですが、そもそも感情移入しづらい作風なので、そんな結末にも関わらずさらっと見られるサスペンスアクションでした。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-04-22 01:23:47)
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