401. 昭和歌謡大全集
石原慎太郎知事の「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア」発言ってのも有りましたが、昭和の残骸オバちゃん軍団VS平成育ちの少年たちの繰り広げる最終戦争ですか。やっぱり出演者のオバちゃん達がキレイます、昭和なオッちゃんの私にはエロスを感じられますからねえ。もっとイケルかイケナイかが微妙なラインのオバちゃんを使った方が面白かったと思います。 3点(2005-02-26 23:58:44) |
402. 大統領の陰謀
今どき同じネタで撮ったらどれだけの銃弾が飛び交い、何人の死人が出る映画になったことだろう。ジャーナリスト精神、報道の自由、巨悪VS新聞記者、徐々に明らかにされていく真実をシリアスに見せてくれる。ただ報道姿勢、取材体制に?なシーンも少々。朝日VS国会議員&NHKなんてスケール小さいもんなあ。 7点(2005-02-26 22:53:44) |
403. ネットワーク
国営放送会長辞任問題やCX対LDのLF買収問題でチョッと思い出したんで見てみました。視聴率至上主義、視聴率のためなら何をやってもいい、TV画面に映っている人間が狂っているのか、その番組を作る製作者が狂っているのか、はたまたそんな番組を喜んで見ている大衆が狂っているのか。この映画の中に変な恋愛物語は必要だったのかが良く判らない。久米宏は使い捨てキャスターを拒み、みのもんたは裸の王様を選んだのだなあなんて思いました。 7点(2005-02-26 22:33:35) |
404. 愚か者 傷だらけの天使
気持ちは分かる、傷天を名乗らなければ、傷天っぽい雰囲気があっていいんじゃない?って言えたと思われる。 5点(2005-02-26 22:11:27) |
405. 毎日が夏休み
ぎこちない台詞回しは義父と連れ子の微妙な関係であるための演出なんだよねえ。でも2人の距離が縮まっても終始変わらなかったのは芝居が下手なだけなのか?エリートに対するアンチテーゼは判るが世の中そんな甘いモンではない。 4点(2005-02-26 22:05:58) |
406. チャイナ・シンドローム
この映画ヒットの最大の強運&功労者はスリーマイル島原発事故でしょうねえ、あまりにタイムリーすぎるからねえ。皆さん仰るとおり、ケネディ~ベトナム~ウォーターゲートetcこの当時、米国内に蔓延する国家に対する不審感や見えざる大いなる力といったものに対する恐怖が、映画にも良く現われており、いかにもこの時代の映画といった気がする。 7点(2005-02-20 22:06:37) |
407. 悪太郎
【すぺるま】さんと想いはほとんど同様です。清順&木村コンビとしては余りにもノーマルな青春映画で、何かあるぞと邪推しながら見てしまう。和泉雅子が後に北極横断するとは想像できないし、山内賢はあばれはっちゃくの先生って事くらいしか浮かばないし、野呂圭介もどっきりカメラくらいしか浮かばない。しかしこの悪太郎、なんかとってもいけ好かない野郎です。 5点(2005-02-19 19:31:00) |
408. 座頭市と用心棒
マジンガーZ対ゲッターロボ、ゴジラVSモスラなど、この手の夢の対決って大体面白くない。やっぱり夢のままであり続けるべきなんでしょう。用心棒=三十郎ではなく、三十郎によく似た別の用心棒という事で無理矢理納得しておけばギリギリ有りでしょうか。 としても三十郎ファンとしてはやっぱり納得できないか。 4点(2005-02-19 18:49:12) |
409. ジャズ大名
ラストの城中総出でのビッグバンドにええじゃないかのコラボレーションが延々と続く様がとても印象的であり、幕末の混沌とした世相の雰囲気がよく出ていた。 6点(2005-02-19 18:36:46) |
410. リアリズムの宿
ほとんど面識の無い2人が繰り広けるロードムービーと言うかなり非日常的な世界であるのにも関わらず、物語の世界はとても日常的な香りが漂い、いい間を掴んでいるので、シュールで有り得ない出来事も、あるかもしれない独特の笑い生んでいる。ただショートコントを羅列してる様な流れがありすぎ、前フリがラストをキレイにサゲる、みたいな部分が欲しかった(童貞の恋~女子高生)これがひょっとしたらそうなのかな。だとしたら、いまどきオチにならないし、弱いよねえ。 6点(2005-02-19 14:31:56) |
411. オペラの怪人(1925)
この映画で上手いと思った部分と言えばSTING大好きさんも仰るとおり影の使い方、見せ方の上手さでしょうか。怪人が連れ去る場所は暗い地下、恋人同士逃げる場所は屋上の塔?の上など光と闇を対称させてるんでしょうね。怪人が市民に追い立てられリンチに遭い川に投げ捨てられる。人々に恐怖を与えていた怪人以上に恐ろしい存在は誰なのかを知らしめる。そういえば怪人は水遁の術を使ってましたね。 5点(2005-02-16 00:26:29) |
412. サンシャイン・ボーイズ/すてきな相棒<TVM>
仲違いしているかつての名コンビという設定はわかるのだが、何年振りかの再会であっても、いざ仕事となれば息の合った所を見せるのがプロですからねえ。そういった意味では仕事をこなせない時点でコンビ解消も当然。でも仕事を離れればヤッパリ一番気心の知れた存在なんでしょうね、そんなラストの感じは嫌いでは無いのだが・・・ 4点(2005-02-13 00:18:53) |
413. 自由戀愛<TVM>
女学校での同級生の明子と清子、天真爛漫な陽の魅力を持つ明子、地味で控えめな清子が明子のチョッとした行動からオンナの嫉妬、情念に火を付け一人の男を奪い合う。大正の風土が女たちに自由恋愛を職業婦人という新たな考え方を芽生えさせ、男もまた一人の女を愛する事よりも、2人の女を愛しつつ自立する女性へとサポートしていく。ドロドロ愛憎三角関係ドラマとは一風変わった味をもったドラマでした。ハセキョーと木村佳乃の2人が想像以上に良く、充分楽しめました。 6点(2005-02-13 00:07:05) |
414. のど自慢
「NHKのど自慢」が何時から続いているのか知りませんが、何十年の間に予選・本選含めて膨大な数の延べ出場者、それぞれの想いを込め歌い上げるそれぞれの人生、ウ~ンこれはソウルだ!のど自慢がソウルだとは思わなかった、井筒を見直しました。もうワンパンチあればノックアウトなのに敢えて空かしてしまう井筒流、もっとベタベタにトドメを刺してもいいと思います。 7点(2005-02-12 23:28:12) |
415. 紀ノ川
明治・大正・昭和の時代を、紀ノ川と共に生きる紀州の名家、母子3代に渡る年代記。内助の功で夫を陰ながら支える祖母、両親に逆らいデモクラシーと共に新しい生き方を目指す母、進歩的な母を見つつ伝統との共生を目指す戦前派の娘。それぞれ個性は違えども祖母・花の持つ芯の強さは、紀ノ川の流れの如く脈々と流れていく。 7点(2005-02-12 11:42:33) |
416. さよなら、クロ
周りの大人の俳優さんたちがしっかりしており、安定感はあります。ラブストーリーは微妙でコレだったら無いほうが良いのでは?松本、安曇野、北アルプス、松電の古臭い車両などロケーションとチューリップ?財津和夫?の歌のマッチングがよく、トータルでは好きかな。 6点(2005-02-11 13:30:00) |
417. 風林火山
鎧、甲冑姿の武者、騎馬隊が実にカッコ良いです。村上勢の騎馬弓隊が特によく、川中島より良かったです。川中島の有名な信玄・謙信のシーンは錦ノ介信玄VS裕次郎謙信のアップばかり、引きの映像が一つも無いから迫力も伝わらず大減点です。でも一太刀交えた後の裕ちゃんのニヤリ微笑む顔がニクイです。山本勘助が天下平定のような野望を持っていたとはにわかに考えがたいが、どんな人も年と共に思考は鈍るんですねえ。子供時代の勘九郎君もなんか微笑ましかったなあ、将来息子に泣かされるとはねえ。 6点(2005-02-08 23:59:11) |
418. 曼陀羅(1971)
原始共産主義的ユートピア思想を能書きタップリに聞かせてくれる。だんだんどうでもいいよと言う気になってしまうが、ウルトラセブンをタップリ見て育ってるんで許せてしまう。映像的にもセブンで見たような映像満載で嬉しくなってしまう。 7点(2005-02-08 23:41:45) |
419. 白いカラス
で結局何が言いたいの?と言う想いだけが残り実に中途半端でボケボケ。白いカラスにテーマを絞って作れば良かったのに・・・キャスティングも主役の2人からしてまるで合っていない。印象に残らないどうにもならん映画でした。 0点(2005-02-08 00:04:12) |
420. 美しい夏キリシマ
15歳の多感な少年の目を通して、戦争、生と死、性を幾重にも重ね、丁寧に描く事から、何のために生きるのか、如何に生きていくべきかをジックリと考えさせてくれる。ただ原爆が落とされたとか戦争が終わったというセリフが余分だった気がする。何の前フリも無く、竹ヤリを持って進駐軍に突進していく少年・一発の銃声の方がインパクトがあって良いと思う。 7点(2005-02-06 23:30:12) |