401. 13ウォーリアーズ
これ、びみょ~だなぁ。嫌いじゃないんだよ、話自体は。でも、あまりに説明不足。あの首仮族は何? 北欧にあんな部族がいたのか?(w で、何の義理があってヴァイキング達があの村を守るんだ? しかも皆さん指摘されてるように、ヴァイキング達があまりに個性無さ過ぎ! ただの数の内になっちゃってる。きっと2~3年もしたら、頭の中でバーホーベンの「グレートウォリアーズ」辺りとごっちゃになってそう…。 5点(2004-08-07 09:59:47) |
402. ダンジョン&ドラゴン
うひゃ、やっちまったぜ…。そんな感じの映画。やりたいことは分かるんだが、ここまで詰めの甘い脚本と華の無いキャストじゃ、如何せんどうしようもない。ダンジョンはショボいし、ドラゴンは雑。何の苦労も無くスルリとクリア出来るダンジョンなどダンジョンではない。D&Dの看板に偽りアリだな。ハリポタやLotRの影響を指摘する声が多いが、自分的にはスターウォーズの多大なる影響が鼻についた。というよりハッキリ言って、舞台を中世に移したSWにしか見えなかった。王女はネヴァーエンディングストーリーのパクリだし…。「金が無い」と監督はボヤいたらしいが、もはやそう言う問題じゃない。やはり素人監督の限界か…。また、ジェレミー・アイアンズをキレた演技と評している方も居られるが、それはずいぶん好意的な見方でしょう。(笑) 自分にはヤケクソにしか見えなかった。(^^; 若干19歳の頃に私財をはたいて映画化権を買ったという監督の心意気に免じて3点くらいは差し上げますが…。 3点(2004-08-07 09:42:20) |
403. BROTHER
初めて北野武の映画を観たんだが、はっきり言って「なんじゃこりゃ?」と…。たけしの芝居は下手だし、在り来たりな脚本、無意味なカメラワーク、間の悪い編集etc,etc…。なんでこんなモンが評判イイの? 3点(2004-07-30 01:24:06) |
404. ロスト・ソウルズ
《ネタバレ》 深夜のTVで観て「あ~、そう言えばコレ、一昨年くらいに観たわ」と…。それくらい印象の薄いつまらない映画。話は結局「ローズマリーの赤ちゃん」の亜流であり、そこに「エクソシスト」と「オーメン」のフレイバーを混ぜてみました、みたいなオリジナリティの欠片も無い物。演出はのっぺりとメリハリ無く、山も無ければ谷も無い。当然見所と言える物も無く、役者はウィノナはさすがに綺麗だけれど色気が無い、相手役の男優を始めとする共演者連中には誰一人として華が無い…。と、無い無いづくしの一時間半はけっこうツライ。ラストもねぇ~…。男に何らかの変化が起きてバンッ! っつーのなら話も分かるが、「大丈夫だ。何も起きてない」と言ってる男を、ただ車のデジタル時計が666になったからと言って撃ち殺したんじゃ、ただの殺人だろーよそれは。殺人と言えば、パーティ会場で男を殺そうとした助祭は、取り押さえられて有無を言わさず首の骨を折られて殺される。おいおい、そりゃただの殺しだぜ。過剰防衛ですら無い。一事が万事この調子でチグハグ、全てにおいて詰めの甘さが気になる作品。 [映画館(字幕)] 1点(2004-07-24 19:22:14) |
405. ハリー・ポッターと賢者の石
劇場で観た時にはアレほど凡庸でツマラナク思えた作品が、先日TVで観ると意外にもけっこう観れた。ま、つまりはその程度の作品なんだよな。TVで、何かの片手間に観てちょうど良い程度の作品。原作もそうだが、この作品の最もキツイ問題は、一番の盛り上がりがラストに無い所。クィディッチでの初参戦初勝利が一番の盛り上がりになっているのに、それは物語の中盤にある。そしてタイトルにもなってる「賢者の石」の争奪戦は尻窄みに…。つまり観客としてはクィディッチ以降はオマケなんだよな。と言うよりあの程度の話であの長さじゃ集中力が持たない。まあ、コロンバスの凡庸な演出にも問題は多々あるのだが…。映画を撮る時点で「原作を越えられるとは思っていない」とコメントする志の低さ……。だったら辞めちまえよ。 4点(2004-07-12 23:43:26)(良:1票) |
406. リトル★ニッキー
《ネタバレ》 バカバカしい! バカバカし過ぎるッ! 堪らんっ! あまりのバカバカしさに、立て続けに2回も観てしまったじゃないか!(^^; ヘビーメタル=バカという嬉しくない図式がある意味確立しているアメリカでは、時折この手の開き直りが効を奏して、ビル&テッドシリーズやこの作品のようなC級的傑作が出来る。まずは、この豪勢な顔ぶれでこの下らない映画を作ったことに拍手喝采。ギャグのタッチとしては「裸のガン~」シリーズに通じる物がある。いろんな映画を茶化し倒し、とことん下らないネタを「これでもかっ!」とばかりに連発して笑いを獲る…。個人的には2階建て、3階建てに弱いので、電車に轢かれ、バスに轢かれ、トラックに轢かれた辺りでもう大爆笑。また、ウェザースの「rollig hip! rollig hip!」も妙にウケた。あのアポロが~……。さらに、ふつーの映画なら終盤の大見せ場になるはずの長男との決闘が、スキットルが跳ね回って終わりという狙い澄ました肩透かし攻撃! 止めのOzzyに至ってはもう感涙もの。ただね~、今の若い人達は、オジーの鶏の首を噛み切る(もちろんフェイクですが…)ステージパフォーマンスを知ってる人がどれくらい居るのかな…。ところで、下の方がタランティーノは何所に? と仰ってますが、貴方がツボだったと言っている盲目の宣教師がクェンティンですよ~。 [映画館(字幕)] 7点(2004-07-05 23:34:40)(良:1票) |
407. 天国から来たチャンピオン
《ネタバレ》 昔観た時は、もうちょっと面白かったと感じた気がしたんだけど…。まあ、今見て全体的に古臭く感じるのは、実際に古いんだからしょうがない。でも、もう少し見せ方に工夫が欲しいよね。結局、誰になろうが姿がビーティだから、そこに差が出来ないのが辛い。大富豪の年恰好に関する描写(説明ゼリフででも良いから)があれば、まだそこに可笑しみもあったろうに。あの大富豪ってそんなに若かったんだろうか? ちょっと鍛え直してアメフトのプロ選手になれるほど? あと、誰かも書いていたが、あちこちで好き勝手に事態を引っ掻き回しといて、全部やりっぱなしってのは無いだろう。女のために会社の計画をぶち壊し、チームを買収し、富豪が殺されたら「じゃ、次行こ!」って、お前…。 4点(2004-06-01 19:49:04) |
408. スティング
映画史上に燦然と輝く名画中の名画。初めて見たのは20年以上前、まだ中学生の頃だったけれど、初見でもう完全にKO。それ以来何十回観たことか。寸分の無駄も無い脚本、スマートな演出…。ストーリーもラストも全て判っているのに、何度見ても引き込まれてしまう。役者陣は、主演の二人は言うに及ばず、敵役のロバート・ショウ、さらには脇役の一人一人に至るまでカッコイイ。ハリウッドでは、この映画のリメイクが何度も話に上るが、この作品を超えられるのか? と言う点で誰もが尻込みをして、結局着手されないんだとか。分かる! この映画を超えるのは並大抵のことじゃ無いね。それくらい素晴らしい! この映画を観たこと無い人がいるなんて信じられないっ、アタシにダマされなさいっ! 10点(2004-04-22 00:02:14)(良:1票) |
409. バリスティック
《ネタバレ》 もンのすごく期待外れ。ちょっとビックリするほどの面白く無さ。まず話の見せ方が下手過ぎる。謎を小出しにして焦らして行くわけでもなく、単なる説明不足だから観客は置いてけ掘り。何がナンだか分からないうちにドタバタとアクションが積み重なって行くだけ。そのアクションにしても、目新しい物は何も無い。ただ鉄砲撃って、発破かけて、ド突き合いして…。っつーか、敵が間抜け過ぎる。あそこまで敵(DIAだっけ?)をマヌケに設定しちゃうとアクションに緊張感が生まれ得無い。また終盤の決闘では、わざわざ持ってるマシンガン捨てて、ホルスターから拳銃捨てて、素手で戦いだす意味のわからなさ。しかもそのアクションがトロい! なんじゃそりゃ? くらい見応えの無いアクションに失笑。悪者の行動原理も意味不明。ナノテク殺人マシーンの密輸入は分かるのだが、表立った自分を殺してまで別人に成りすました男が、何の為に部下の嫁さんを寝取らにゃならんの? ナンかねぇ、文句付け出せば切りが無い。今旬のルーシー・リュウにバンデラスを絡めてこの出来じゃあねぇ。悲し過ぎるよ、全く。 2点(2004-04-19 19:48:32) |
410. ドラキュラ(1992)
ドラキュラに不死の悲哀だとかセクシーさなんぞを求める人って、その元にあるのはベラ・ルゴシやクリストファー・リーが作り上げたドラキュラ像なんだろうな。でも、原作ファンから言わせてもらうと、アレは全くの亜流。原作のドラキュラは醜く矮小な小男。つまり忌むべきモンスターなんだよ。過去の映画化作品なら『ノスフェラトゥ』が一番近いだろう。 はっきり言う。コッポラ、アンタ、ホラーの才能無いよ。コレと言い、フランケンシュタインと言い、モンスターの何たるかが分かって無い。味噌汁で顔洗って出直しやがれ! モンスターは恐れられ、忌み嫌われてなんぼだろ。 この映画は原作に忠実に作った、との触れ込み……。おいおい、なぁにが原作に忠実なもんか。ラストでミナがドラキュラの元に駆け戻るなんて、改悪もいい所。男達は何の為に遠路遥々トランシルヴァニアまで化け物退治に出かけたんだ? それを「ドラキュラ様ぁ~」みたいに駆け戻られちゃ立場無ぇだろが。原作ファンとしては断じて許し難い。『ドラキュラ』というと、みんなドラキュラを主人公にしたがるんだな。でも、原作では本当の主人公は、ヴァン・ヘルシンクであり、ミナを救出に向かった男達なんだよ。原作の『ドラキュラ』は、ミナ・ハーカー奪還&モンスター退治の物語なのだから。 モンスターってのは、恐怖の象徴。恐れられ、忌み嫌われるから魅力的なのだよ。攫ってきた女に同情されて腕の中で死んでいくドラキュラなど魅力の欠片も無い。ハマー映画見て勉強し直せよ、コッポラ。 [ビデオ(字幕)] 0点(2004-04-19 04:54:06) |
411. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
《ネタバレ》 かなり頑張って作ってる作品だと思う。話が安直との声もあるけれど、この手のバカ話は安直な程度で丁度イイでしょう。あんまり凝ったストーリーだと気楽に楽しむという部分がスポイルされてしまうしね。確かに少々人物の描き込みが浅過ぎるという難点は気になったが、まあそんな所を見る映画でも無いし、総合的には僕は楽しめました。ただ、登場人物の性格や能力が大幅に改竄されてるのが、やっぱりマンガが原作だな…、と思う部分。ミナにあんな能力は無いはずだし、ドリアンは絵を傷つけられたら死ぬんであって、本人が見ただけで死ぬわけじゃない。ジキルは性格が狂暴になるんであってハルクに変身するわけじゃあない。ネモ館長はいつからインド人に? その他にも洒落たつもりなんだろうけれどイマイチ垢抜けないセリフや、洋上でどーやってノーチラスの外装を修理したんだぁ~! パテ埋めか? などなど突込み所も多数。でもそれもまた楽しい所なんだけどね。個人的には、敵のMがモリアーティってのは結構喜んでしまった。ヒーロー達がレジェンドなら、敵もまたレジェンドなのね。あとは、格闘シーンになると画がバタバタして見難いのが残念。 7点(2004-04-19 04:25:53) |
412. ロッキー3
ロッキーの試合スタイルに、初めて“ガード”、“ディフェンス”という概念が加わる記念すべき作品。www この3はシリーズ中でも結構好きな作品だなぁ。まあ、1には到底及ばない事は言うまでもないが。話の内容も然る事ながら、ラストシーンのロッキーとアポロのスパーでパンチが交錯する瞬間にストップする辺り、シリーズで一番かっこいいラストシーンじゃないだろうか。そして、これはロッキーがハングリー精神を取り戻す話であるとともに、エイドリアンの成長の話でもある。せっかくアポロがトレーナーを買って出てくれたと言うのに、全く気合の入らないロッキーをエイドリアンが叱責する。ロッキーと互角に怒鳴りあうエイドリアンに、ロッキーは驚きながら「強くなったな」と……。やはり母は強いのだ。そしていつの世も、男を動かすのは結局女なのである。 [映画館(字幕)] 8点(2004-03-14 04:16:26) |
413. ロッキー
この映画一本で、俺はシュワルツェネガーよりもスタローンを支持する! 10点(2004-03-14 04:11:05) |
414. レオン/完全版
この手の御伽噺は、主人公達を取り巻く周りのディテールがしっかりしてないと、ただ腑抜けた夢物語になってしまう。ところがこの映画のディテールは、主人公二人の御伽噺のために合わせたご都合主義ばかり。もうバカバカしくて観てられ無い。N.ポートマンの可憐さに3点。コレでもこの映画の評価としては高すぎるくらいだぜ。 3点(2004-03-14 03:58:40) |
415. レガシー
この映画、大好きです。遺産を受け継ぐ候補者が次々と死んでいき、最初は恐ろしい魔力の遺産に恐怖し、戸惑っていたロスが、次第にそれを当たり前として受け入れていってしまう辺りがじわ~っと怖い。 8点(2004-03-14 03:44:42) |
416. レプティリア
2000年に作られたとはとても信じがたい作品。いや、百歩譲ってCGの巨大ワニがチャチなのは許そう。お金が無かったのね、と言う事で。しかし、あのスピード感の無い展開、キレの無い演出はなんだ?! 3点(2004-03-14 03:37:12) |
417. レモ/第1の挑戦
ガイ・ハミルトンらしい、奇想天外、荒唐無稽な映画。こういう映画は、突っ込み入れながらワイワイ言って見てると楽しい。 7点(2004-03-14 03:28:57) |
418. ルームメイト(1992)
なんかみんな点良いねぇー。10年くらい前に見たんだけれど、「ふ~ん」くらいの感想しか持たなかったなぁ…。先日ビデオで見直したけれど、やっぱり「ふ~ん、そう」でした。っつーか、今は現実の方が映画よりも怖いからねぇ~。嫌な世の中になったもんだ。 4点(2004-03-14 03:24:43) |
419. ルル・オン・ザ・ブリッジ
おいおい、夢オチかいっ! とは思うんだけれど、ナンかこの映画好きだなぁ~。ま、人には勧めないけどね。 6点(2004-03-14 03:19:02) |
420. ウルフ
この映画を最初に見たのは7~8年前だったと思う。べつにナンという事も無い映画。まさに5点。可も無く不可も無く…。先日ビデオで見直すと、やっぱりナンという事も無い映画だった。ジャック・ニコルソンが狼男になったって、いまさら驚かん。だって、狼に噛まれる前からそんな顔してるじゃん。あ、これはお話には関係無いか。実際の所、あの映画の話よりもあの後、後日談の方が気になるわな。ニコルソンは、森に逃げた後どうやって生きていったんだろう? あんな生き物めっちゃくちゃ目立つと思うんだが…。 5点(2004-03-14 03:11:30) |