421. リーサル・ウェポン
この、くらーいキャラクターだった頃のメル・ギブソンが好きでした。オーストラリア時代に何かあったんでしょうか? でもハリウッドでお金持ちになったから、明るくなれたんでしょうね、きっと。それはそれでよかったですね、ウン。 7点(2004-07-05 00:44:56) |
422. エグゼクティブ・デシジョン
予想外の部分でびっくりさせられて、その意味で忘れられない作品であるのは、観たほとんどの人も同様みたいですね。でもそういう変な作品なのに、あんがいちゃんと面白かったのはどういうわけなのかしら??? 6点(2004-07-05 00:22:39) |
423. クリムゾン・タイド
ギョッとする設定ですが、娯楽ものと割り切って見るなら、演技も演出もそれなりな作品で、男くさいけれど暑苦しすぎるということもなかったから、まあまあ。まだこの頃はエリートでヒーローを演じているデンゼルが新鮮にうつったりもしたのですから(彼以前に黒人俳優でこういうキャストに起用される人はまずいなかった!)、ふつうにワクワクしながら見てました。 6点(2004-07-05 00:15:57) |
424. イヤー・オブ・ザ・ガン
うーん、細かいことは覚えてないんですが、苦手なシャロン・ストーンにしては、これは面白かった記憶があります。ノンフィクションの映画化だそうですけど、ほんとかな? それにしちゃドンパチやってた記憶です。 7点(2004-07-04 23:51:10) |
425. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
ミッキー・ロークとジョン・ローンという組み合わせの「濃さ」がすごかった。それにしても、二人ともどこいっちゃったんだ!? 7点(2004-07-04 23:45:01) |
426. 学校Ⅱ
山田監督ってどうも苦手だし、ストーリーも相変わらずだなあ・・と思ってしまうんですけど 、この作品の吉岡、神戸、永瀬、彼らの自然ぽい演技がとてもよかったです。「学校」シリーズでほかに見たのは1だけで、3、4はストーリー、キャストを聞いただけでおなかいっぱいって感じであまり食指は動きません。この「2」は、私としては「1」よりオススメです。 8点(2004-07-04 23:34:36) |
427. ヒマラヤ杉に降る雪
なんか惜しかったですよね~。映像はとてもよかったし、工藤夕貴も鈴木杏もとてもいい感じだったんですけど。イーサンちょっと未練が激しすぎて、ひいちゃう感じだし、何かダラダラと長すぎた感も否めません。 6点(2004-07-04 23:22:55) |
428. Wの悲劇
澤井監督って丁寧な仕事をする方だと思います。脚本にうまいひねりを加えて、当時の薬師丸ひろ子のそれまでになかった魅力を引き出したり、大人が見てもそれなりに楽しめる作品に仕上げたのは大したもんだと思うけれど、じゃあ今これを見て楽しめるか、というとかなりキビシイと思う。アイドル映画の宿命かもしれませんが・・。 6点(2004-07-04 23:14:26) |
429. 39 刑法第三十九条
これは見て損はないでしょう。森田監督は確信を持ってグイグイと作っていくタイプだからコケたとき眼もあてられないようですが、これは作風が吉と出た感じがしました。 7点(2004-07-04 23:05:09) |
430. ロジャー・ラビット
アニメと実写が合体!?ってだけで、ビックリしたり興奮していたってことがすごいや。今観るとあんがい素朴な味がするかもね。 6点(2004-07-04 22:51:27) |
431. スニーカーズ
見た当時、レッドフォードはふけまくり、リバーは添え物扱いで、見ていて全然燃えなかった。ストーリーはつまらなくはなかったと思うけど。 6点(2004-07-04 22:45:24) |
432. シェルタリング・スカイ
うーん、疲れた、いろんな意味で。マルコヴィッチの知的で色っぽい雰囲気はわるくないけど。 6点(2004-07-04 22:32:55) |
433. ハイ・フィデリティ
アハハ、ふつう男ってここまで自分の心理をあからさまに言わないじゃないですか。ここまで自分のこと笑えちゃうジョン・キューザックにかえって好感持ってしまいました。みんなこれ見て勉強したらよろし。 7点(2004-07-04 22:24:54) |
434. 宋家の三姉妹
映像、音楽をはじめ、各要素の平均点の高い作品。飽きさせずに見せながら歴史もわかりやすく教えてくれる。監督の志の大きさもわかる。男性が見ても納得させられる女性映画の筆頭ではないかしら。 8点(2004-07-04 22:09:18) |
435. 變臉~この櫂に手をそえて~
朱旭さんの名演とクーワー役の子の眼力は、どちらもすごくて、一級品。 しかもハリウッド作品さながらにテンポよく進み、飽きさせません。 でもちょっとシナリオがクサイかなあ。 朱旭さんの出演作では「心の香り」のほうが好きです。 7点(2004-07-04 21:18:07) |
436. トト・ザ・ヒーロー
苦いお話なんだけど人間に対する愛があるからかな、あとあじが悪くなかった。それと、この映画の本編より印象に残っているのは、公開当時、竹中直人が本作を絶賛していたこと。彼に、こんな味わいの日本映画を撮ってもらいたいなあ・・難しいとは思うけど。 8点(2004-07-04 20:16:45) |
437. 裸足の1500マイル
脇役に徹し、無知で傲慢で野蛮な文明人を体現しきったケネス・ブラナーを、初めて本気で賞賛したくなった。 やっぱりうまい人なんだな~。 でも映画全体は味が薄くて、肩すかしだったかも・・。 ケネス、少女たちの瞳、大地の力、音楽の魅力。 いくらパーツがよくたって、それに頼りすぎている感じで、映画としてのマインドが感じられない。残念。 5点(2004-07-04 20:02:05) |
438. ラヂオの時間
「楽屋オチ」ギリギリのセンスに賛否が分かれるんでしょうね。 ラジオ番組制作の現場、というレアなシチュエーションだったことも、足をひっぱったかも。 私は面白かったですけどね。 キャスティングが凝ってて、三谷さんのドラマ作りにかける真剣さも伝わってきました (あ、だけど今やってる某国営放送番組はダメ。あれ、私はキャスティングゆえに見ない。丸顔のアヤツと泣き顔のアヤツさえ出てなかったら見てもいいんだけどナ~)。 7点(2004-07-04 19:41:48) |
439. ブルースチール(1990)
コワイ、という点ではかなりの一級品。 女性が主人公のハードボイルドとして、男性が見たときにチャチくないだろう、という点も、かなりなもの。 余計な修飾のない、恐怖という一点に集中していく緊張感も、なかなか。 だけど、女性心理をてだまにとられている感じがして、決してあとあじのいい映画ではなかった。 女性監督作品には思えないけどなあ・・と思っていたら、この人ってかつてジェームズ・キャメロン夫人だった人なんですねえ・・知らんかった・・。それでこの作風だったのか・・わかったようなわからないような・・(^_^;)。 ストーリーを聞いて、見たくないという人には「そうしたほうがいいかも」と言うでしょう。でも逆に、「見たい」という人には、とめません。 それは、ひとえに、ジェイミー・リー・カーチスという女優がステキだから。そこに、2点おまけ。 彼女の作品でなかったら、4点くらいです。 6点(2004-07-04 19:04:56) |
440. 婉という女
没落によって座敷牢に長年幽閉されてしまった武家の家族。 悪事をはたらいたというわけじゃないのに、「あの一族気にくわない」で座敷牢ですよ、信じられます? 一族の娘、岩下志麻演ずる婉は、ものごころついたときにはその環境におかれ、身の自由と学問の自由を渇望しながら、やっと40代になって解放されるのです。 現代の私たちから見たら信じがたいほどの抑圧に耐え抜き、さらに待ち構えていた現実社会の生き難さにも毅然と立ち向かっていく強い人間像に、高校時代の私は強く憧れました。 が、この映画のことなんか長いことサッパリ忘れてたなぁ・・。そんな私の40代はむちゃくちゃ軟弱でした。今こそ改めて、婉という人の精神の強さを学びなおしたほうがよいかもしれません。 ちなみに、本作は大原富枝原作で、数々の賞にも輝いた同名小説です。 男の誇りを描いた硬派の作品は数々あれど、女の誇りの高さを格調高く描いた本作のような作品は希少で貴重だと思います。誰かリメイクしてくれる監督いないかなあ・・。 〈2004/07/03追記 本日、週刊誌で本作の名前を発見。時代考証のちゃんとした映画で、女優たちがきちんとお歯黒で演じている数少ない作品の例として書かれていました。〉 7点(2004-07-03 00:24:21) |