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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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421.  ノロイ 《ネタバレ》 
まあでも、最初から明確に「つくりもの」として供されるホラー映画に比べても、私自身も昔観ていた(ウソかホントかやや定かでない)テレビの心霊番組てのは、率直に非常に怖かったという印象は今でも鮮明に残っているのです。やはり「ホンモノ」に優る恐怖てのは多分他に無いのであって、だから映画であれば(重ねて「つくりもの」とは言えの)何らかの「リアル」を、そしてこーいったモキュメンタリ・ホラーであれば尚更にそーいう方面のクオリティ・質感を、というホラーにおけるひとつの方向性は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や本作を嚆矢として(ここ10年20年くらいを見ても)非常に太い幹に育った…てのは確実なトコロだと言えるでしょう。個人的には本作も(今観ても)中々好い作品だったのではないかと思いましたです。特に「カグタバ」絡みのお話は、ごくオーソドックスとは言えそこそこ精巧に好く出来ていたのではねーでしょーか(「カグタバ」て音が個人的に妙にイヤ~な感じで)。  ただ、まず一つ考えてしまうのが、前述どおり私自身はこの手の「心霊番組」とゆーのにごく親しんだ世代だからこーいう映画の「つくり」自体がある意味リアルだとも感じられる、のですが、だからコレって実はキョウビの若者とかだとも~多少感覚として異なってくるんじゃねーかな…てのはある種の懸念としては在りますよね(=つくり自体がもうホンモノっぽく感じられないのではねーかと)。あとはやはり、昨今のホラー映画の映像のクオリティ向上はま~確かに凄まじいのであって、だから現代では本作当時より更に(この手のモキュメンタリにおいても)「地味なリアル」と「派手な虚構」のどちらを追い求めるか(=どうバランシングするか)というジレンマは確実に増大しているとも思いますね。本作でもやはりオーラスのごく派手な=だから多少不自然な映像に関しては少なからずの違和感は残るとゆーのが個人的にも正直なトコロなのです(⇒フツーに小林が行方不明になった事実のみを伝えて終わる…とかでもむしろ好かったのではねーかと)。  まあ、ひとつ多分明らかな「逃げ道」として今時点でも在ると思われるのは、現代の日本やアメリカではなくまずはもっと「田舎」な国で、或いは「昔の話・映像」としてやってみる…というコトですかね。こないだ『女神の継承』なんてのもありましたし、今後も新興国産のモキュメンタリ・ホラー(or ファウンド・フッテージ)とゆーのはジャンジャンつくられるコトでしょう(楽しみにしています)。昔の話…てなると(若干雰囲気違いますがちょっと前に『アントラム』とかってのも在ったモノの)チャンとやろーとするとむしろカネ掛かったりもすると思うので、少~し気長に待とうかと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2022-09-19 20:58:12)
422.  オカルト 《ネタバレ》 
コレも監督のモキュメンタリ作品だが、最初は『ノロイ』よりも更にリアル路線な…とゆーか、かなりの割合をもって宇野祥平演じる底辺フリーターの鬱屈した生活が(現代ドキュメンタリチックに)淡々と描き出されたりするので妙に高度なリアリティと見応えが在ったりするのだよね。ただ、中盤の「九頭呂」岩あたりからはかな~りチープでかつモロなつくりバナシ…といった風に雰囲気が急変する感じでもあって(内容も、特殊効果の感じとかも、コレもモロにユズナ&ゴードンの『フロム・ビヨンド』にソックリなのですよね=前述どおりクトゥルフを背景に置いているコトも含めて)つまらなくはねーケドちょっと下らないかな…ともね。  今となっては宇野祥平さんもだいぶメジャーな役者さんに成られてるので、初っ端から「あ、宇野祥平だ!…え、え江野祥平?」てのも正直ちょっと笑っちゃいましたよね。あと、その意味では黒沢清監督が無駄に出て来るのも(コレも今や)モ~逆効果だと思いました(ゆーてコッチは当時から意図した「ウケ狙い」だったのかとも思うケドも)。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-09-19 20:36:39)
423.  カルト 《ネタバレ》 
またまた監督作のモキュメンタリ…なのですが、今作はソレでもいちおう疑似ドキュメンタリ(テレビ番組)のテイをとってはいるものの、実質はごくチープなB級ホラーの劇映画として仕上げられてますよね(=むしろ高度に「つくりもの」感プンプンなヤツ)。特に霊能者連中のキャラはかなり漫画チックに非リアルでしたが、そーいったキャラや雰囲気(+低予算で可能となる画づくりのレベル、他諸々)とかを一切合切「調和」させてナンとか成立させる為の「ドキュメンタリ風」というコトに(個人的には)思えましたですね(=多少カメラワーク・特撮なんかの質が雑でもナンとかなるから…とゆーか)。その意味では、ホラーとしてまずまず纏まってはいるかとも思うのですが、重ねて所詮チープなB級ではありますし、前作・前々作に比べると明らかにコンセプトが違うのでソコは肩を透かされた…と感じる人も居るのではねーか、とも。  あとは正直、主演の3人娘のファンだとか、或いは肝心の「NEO」君のキャラが私ハマってもーた…とかいう人ならフツーに楽しめるでしょーね。私は率直にイマイチでしたケド…
[DVD(邦画)] 4点(2022-09-19 20:13:15)
424.  ヘルドッグス 《ネタバレ》 
ヤクザ・ヴァイオレンスとゆーか、も~ヤクザ・ファンタジー!てな如くに異様にスタイリッシュで格好の好い(格好付けまくりな)ヤクザの様子が終始描かれてゆくのですね。そしてソレを彩る殺人とセックス…実に男性的ではありますが、また実に普遍的・大衆的でかつシンプルな娯楽作品に仕上がっていたかと思います。アクションのキレ味にせよ、主演に岡田准一を起用できたコト(+その他キャストも男女ともに華と実力を兼ね備える面々で揃えられたコト)にせよ、また如何にも日本独自!といったヤクザ組織の在り方というテーマ部分を含めても、邦画のアクションとしては基礎的なクオリティに加えてユニークさも兼ね備えた良作だったかと思います。コレなら海外ともある程度は勝負できるのではないでしょーか(⇒ハリウッドのブロックバスターは別にしても)。  とは言え、お色気にせよアクションにせよもっと派手にやってる作品は外国映画なら幾らでも在りますし、あと本作って見映えはともかく中身は(実は)殆ど無いヤツかも知れないすかね。特に、コレだけヤクザをなんか凄そうな連中としてカッコ好く描いているにも関わらず、お話の結論としては内実はアンダーカバーだらけで一瞬で壊滅させられるという体たらくなワケで。オーラスは『ゴッドファーザー』のオマージュだったのかと(少しダケ)思ったりもしましたが、正直観終わってはちょっと笑ってしまいましたよね(なんか妙に可笑しくて)。  重ねて、ごく見映え重視で評価してのこの点数になります。岡田准一もそろそろハリウッドの方でも観たいですよね…
[映画館(邦画)] 7点(2022-09-18 17:09:01)
425.  ファニーゲーム 《ネタバレ》 
意図的に観客を不愉快にするためにつくられた映画。中盤は間延びしており、単純に退屈でもあり、本当にただただ不快なダケ…という。アヴァンギャルドと言ってしまえばソレまでなのかも知れないが。。。  以前、ホラー映画の監督連中に話を聞いていくというドキュメンタリ映画を観た中に、映画祭の舞台挨拶で観客と喧嘩になった話をする男が居たのだね。口論の末、怒り狂った観客は彼に向って「この人でなし!ミヒャエル・ハネケ!」と言い放ち、その男の方も「俺はあんな上から目線の変態じゃない!」とマジギレしたという。ここでいうその「上から目線の押し付け」こそがハネケの最大の特徴だと私も思っているのだケド、もし本作に「人を不愉快にする」以外に何らかの価値が有るとすればソレはおそらく一種の啓蒙、つまり、ヴァイオレンス映画を娯楽として消費するコトに何の疑念も持たない現代人へのハネケという賢人からの「警告」である、と。ソレ自体はまァ分かるツモリで掛かるなら(少なくとも何となくは)分からなくもない気もする、が、個人的にはソレだってソレこそ何様だテメーは!というコトでしかねーとも(また)思うのだよね。  以下、私なりの映画論(映画の在り方の基本的なトコロ)を僭越にも語らせて頂くなら、作品は映画である以上、その上映時間の中に何らかのオンリーワンな価値を残すべき(≒残そうとするべき)だとまずは思う。そして、観客を不愉快にするだけの映画などを今まで誰もつくったことが無かったのは、そんな映画にそーいう価値が明らかにナニも無いからである。本作には、過去から現在に至るまで一貫して無価値と断ぜられた「不快を齎す」という以上の何らかは本当にナニも無い(取り分けてユニークなモノは)。件の「啓蒙」についてさえ、コレは屁理屈を捏ねるのが巧い輩が思いついたコジツケを皆(とゆーかハネケ信者)が有難がって崇めているダケだと思っている。何故なら、もし本当に愚民への道標たることをハネケ本人が意図しているのであれば、もっと万人に伝わるような工夫をこの2時間の中にも盛り込めば好いではないか。まァこの「分かる人にだけ分かればいいよ」てのが正に「上から目線」なハネケ流そのものだ、とも思うのだケド、個人的にはどこまでも、クリエイターとしてはそれじゃ駄目ジャン!(基本的には)と思っているのですね。殊に、こんなに観客をネガティブにさせておいて、でも実はソコには高尚な意図が在って、なのにスタンスとしては「分かる人だけ分かりゃ好い」はも~「罪」ですよ爺さん!(人をあまりにも馬鹿にし過ぎだ)とね。
[DVD(字幕)] 1点(2022-09-16 19:36:49)(良:1票)
426.  ザ・ハント(2020) 《ネタバレ》 
中々に変わった映画ですよね。まず、見た目に反して決して単純なスリラーでもない(=例えば登場人物にほぼ感情移入できない or そーいう暇も無く瞬殺されていく)という意味ではコメディ風味の方が当初からより強くも感じられるのですが、一方でアクション面にもそこそこ以上の見応えが備わってますし、そのワリに(=実は一貫性のある「中身」が大して無いのに)展開運び自体は結構に複雑で(=言い方を変えると「大仕掛け」が在るとゆーか)ソコを踏まえると確かに今作には全編を貫く「社会風刺」的な意図が在ったのだ…と解釈したくなる気持ちも分からなくはないのですよね。ただ、個人的にはやっぱりそーいう意味での「中身」とゆーのは無い作品に見えており、別にずーっと後になって(=この21世紀初頭のアメリカの「分断」の状況を知らん人でも)或いはそーいうの関係無い国の人とかでもフツーに頭空っぽにして楽しく観れる作品…だとは思いますケドね(否、そーいう楽しみ方の方が正しいとすら思います)。  重ねて、ある程度普遍的、かつ非常にシンプルなクオリティを備える娯楽作(アクション・スリラー・コメディ)だと思うのですが、且つはそのクオリティの何割かが確実に主演のベティ・ギルピンの個性的なキャラ(と演技)に在るとは言えるでしょうね。ソコでまた素晴らしいのがズバリ、結局彼女の正体てのが全く明らかにならないコトだと思うのですね。もし彼女の存在がもっと「血肉の通った」モノであったならば、どーしたって今作は比較的に一辺倒なスリラーに成らざるを得なかったでしょう。しかしソレがそーでないが故に、今作は同時にまたコメディで在り続けられるのだ、とも思うのですよ。重ね重ね、コンパクトながらストーリーとアイデアの在る、そして色々な味も楽しめる良作だったかと。暇なら是非。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-13 17:08:36)
427.  NOPE/ノープ 《ネタバレ》 
最後まで観ると、まず予想よりはかな~りシンプルな映画だったと思いましたし、とは言えど含まれるその「予想外」だって決してソコまで「驚愕の&鮮やかな」という代物ではなかったかと思うのですね。一方で、中盤までは(後から考えると)ま~ミスリードだらけだったとも思いますし、だから結局「ココまで思わせぶりにやっといてそ~んなオチ⁉」てのが(むしろ)最大の驚愕だったとも思いますよね。個人的に一番モヤっとする点としては(コレは『アス』でも書いた感想になりますケドも)やっぱ内容≒オチの衝撃度に比してとにかく尺が長すぎるよ!(+フリが大きすぎるよ・建付けが大袈裟すぎるよ)てコトだとはも~言わざるを得ないのですよね。なんとなく、少~し自縄自縛と言っても好いよーな状況に監督が陥ってるという気もします。  ただコレも結局、なんで私がそんなコト言いたいかとゆーと、本作も(或いは前作『アス』も含めて)映画としてまた映像の出来自体はシンプルに実に良好だと感心してるからなのですよね。結果的にはホラーとは言えないよーな作品ではありましたケド、本作でも例えば中盤の「血の雨」のシーンとかは個人的には実にホラー的で斬新な好いシーンだったと思ってますし。ぶっちゃけ、もっと全っ然単純な映画を(ソレこそフツーのホラーとかアクションとかヒーローもんとか怪獣映画とか)且つは「90分で」そしてもっとショートスパンで(毎年の様に)撮ってくれたりしねーかな…とか思ったりなんかして、ですね。
[映画館(字幕)] 7点(2022-09-12 10:54:14)(笑:1票)
428.  のぼる小寺さん 《ネタバレ》 
例えば『寝ても覚めても』という映画なんかは、私も初見時はかなり好い作品だと思いましたし、その頃は世評も全然悪くなかったと記憶しています。しかし最近は(とゆーか例の「事件」以降は)各所で木っ端微塵に酷評されていて、でもソレって強ち間違ったコトでもないよなあ…なんて思ったりもね。役者とゆーのはある面では自分の「色」を消し、ソコに作品で必要なキャラクターを纏ってゆくものだと思いますが、その一方で消し様が無い「個性」とゆーのを備えている…てのがそもそも存在価値なのだと思います。ソレがふと崩れてしまったならば、当然観るひとに与えるトータルの印象(=演技者としての端的なクオリティ)は変化・劣化せざるを得ない…というコトでしかないのかな、と。  その意味でゆーと今作は、実質主役なのがコレも「例の」伊藤健太郎だ、てのが(悪い意味での)ポイントになってしまうかなあ…と思いましたよね。そもそも彼が演じる近藤というキャラは、率直に言って(特に前半は)相当に印象の芳しくない、正直気持ちの悪い男のコだ、ということなのですよ。その部分を「純朴・純粋」とかゆう別の属性に読み替えられるか…という段になって、でも演じてるの「あの」伊藤健太郎だよ?となってしまう様にどーしたって感じるのですよね。例の件で彼の人間性が露になった後では、どーにもソコに「つくりもの感」がプンプン臭い立つとゆーか、何つーか表現として上っ面で浅薄な様にも見えてくる、とゆーか。コレも率直に本作は、最初は何だかよく分からないケドも次第に何となく朧げな「カタチ」が見えてくる…という類のごく繊細で奥ゆかしい作品だと思うのですよ。ソコにのっけから差し挿まれるこの「疑念」とゆーのが、個人的にはだいぶ致命的にも思えますのですよね。  小寺さん役の工藤遥ちゃんに関しては相当に頑張ってたと思いますよ(ホントにほぼ「のぼってる」だけでしたケド)。彼女のボルダリングのシーンはたぶん完全にガチでしたね。コレがスポーツ的にどの程度までスゴいモノなのかは私には分からんのですケド、全くスゴくないというモノでもないのは何となく分かる…とゆーかね。そして、少なくともその部分は決して「紛いもの」ではないのだろう、ともね。
[DVD(邦画)] 5点(2022-09-12 01:48:08)
429.  ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 《ネタバレ》 
埋もれた名画を発掘する…という美術分野の側のお話の方は、単純にまずまず興味深いしややサスペンス風に適度に緊迫する感じもあるので率直に中々面白かったと思うのですね。しかし本作はもう一方の側面として、とある老画商の親と子・孫の人生に関わる人間ドラマの要素を孕んでいるのですが、ソッチの方が端的に薄っぺらいとゆーかかなり適当だな…と感じられました。テンポやバランスを重視してか全体の尺がごくコンパクトなコトもあり、人物描写やその背景(描かれない時間軸における事情やら諸々)とかが総じて少し描写不足なので何かどーにも表面的だとゆーか取って付けた感じがあるとゆーか。そもそも、名画とゆーて精々10万ユーロ程度(=我々庶民にとっては十分に大金だ、とは言え)の代物ですし、ソレはソレを得られた・得られなかったから人生の失敗と成功が引っ繰り返る…というモノではないとはやっぱり思うのですよね。そーいうお話の締めくくりにコレ見よがしに主人公を殺してしまって、で一切合財ヒト絡げにして「でもイイ話だったよね!」と言われても、私は正直「ナンだかなあ…」と思わずには居られなかったです。個人的には少なくとも、もうチョイとシンプルにホッコリホコホコと終わって呉れてれば…なんて思っちゃったすね。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-12 00:53:01)
430.  ダークハウス 《ネタバレ》 
うーん…ラスト付近の「ドンデン返し」とかは、少なくともB級ホラーとしては観る価値の無いモノでは全くないかな、と思いました(=コレよりアイデア無くって観る価値の無いB級なんて幾らでも在るぜ!つーか)。しかし、ソコまでのお話は正直好くあるヤツで大して面白くもないし、ゆーてそのラストだって「意外性」50%+「無理筋」50%の合いの子だとも思いましたし、結論的には結局紛うコト無きB級、てな感じですかね(=暇潰し以上に使おうてのはどだい間違ってますゼ!的な)。  ホラー描写は大体が(非常にシンプルな)驚かし系ですが、そのキレ自体はそこまで酷くはありませんかね。量は若干ケチってる気もしますケド、全体の尺自体が短めなのでかったるい・間延びしてる・薄っぺらいという感じもあんまししないです。重ねて、極力期待をせずに観にゆけば損まではしない…様な気もします(じゃあ「得」が出来るか…と言われるとまた困るのですケド)。私はアマプラでタダで観たのでその点に何の感情も生じませんでした(迷いに迷ってこの評価としておきます)。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-11 14:55:04)
431.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
年代的にはソレこそMCUの「インフィニティ・サーガ」、その特にフェイズⅠ(=最初の『アベンジャーズ』まで)と同時期という三部作なのですよね。そして、ヒーローものとしても雰囲気・質感はごく非常に好対照という感じでもあり、んで個人的には(三部作でまとまり好く終わったコトも含めて)実はコッチの方が大いに好みではあるのです(=向こうが嫌い、というコトでは決してなくて、あくまでほんの少しだけコッチが単に好きだ、というコトでして)。特にその高度なシリアスさ、そしてそのヒーロー像の多面性(=複雑さ)、また物理的・映像的な側面としての「CGに頼りすぎない」という監督のポリシーとかが、個人的にはも~好きで堪らないというコトなのですよね。やはり、私はそもそもノーランという監督がシンプルにかなり好みだ(=フィーリングが合致する)というコトなのでしょう。重ねて、とは言えやはりシンプルな娯楽作(の一大シリーズ)としてはMCUの方が結論的にはより優れていた・時代の希求により応えていた、のだろうと思うトコロではあるのです、がしかしそれでもまたコッチの系統のヒーローものだってMCUと同じ位にもっと盛り上がってってくれても好かったのではないか…と思ったりはするのですよね。  今回観直して、またやはりこの一作目は「導入編」としての色合いが濃く出ているとも思えてまして、少なくとも二作目『ダークナイト』そして根本的には三部作を通して鑑賞しないと評価もクソも無い映画だとは思うのですね。その意味ではまた、やはり二作目におけるケイティ・ホームズの降板は少なからず惜しいコトに(再度)思われてしまいました。他の部分の完成度が実に高度なダケでほぼ完璧に近いダケに、どーしたってココが気にならないとゆーのは嘘になるかな、と(今作見返しても、やっぱそのキュートさはかなり印象的なモノだったりしましたので)。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-11 03:22:59)
432.  グッバイ・クルエル・ワールド 《ネタバレ》 
最近は(こと新作は)ほぼ映画館の予告編のみしか事前情報を入れていかないのですケド、今作はなんか銃撃戦の派手さを強めにプッシュしてたよーな…という印象しかなかったので正直も~ちょいスカッとイカせてくれる系のクライム・アクションを期待して観に行ったのですわ。そしたらですね、意外にも終始かなり重くて暗い系統の人間ドラマの比重の方がバリ高くって、んでアクションは派手と言うよりはむしろただ悲惨・凄惨(=死人の数が無暗に多い)てなモンでして、かつソレもあくまである種の「彩り」でしかない…という感じではありましたかね。全体としても、とにかくテンポからして実に重たいのですよね…(=コトの発端から終局までの「日数」とてもそもそも結構長かったり)。コレは私のよーに「思ってたんと違う」コトになった人とか、あとそもそもキョウビの娯楽系犯罪映画に慣れてしまってる人とかだとも~ちょっとキツイかも…という気もしますですね(少なくとも、確実に好みは割れる方の作品かと)。  私自身は、まずこーいう重めのテンポの映画が決して嫌いではないコト、かつその重めのテンポ(で描く)にそぐうダケの「人生の重さ」とゆーのもそれなりにキャラ各々に備わっていたとは思えるコト、あとはそんな彼・彼女らの重い暗い辛い演技だって(どちらかと言えば)まま優れたモノの方が多かったかな…とも思えたコト、そこら辺を鑑みるとソコまで悪い作品ではなかったかな~というコトでいったんこの評価としております。若干ながらアートみとゆーか、特に宮沢氷魚&玉城ティナという現時点イチ押しの美男美女を揃えての「狂乱の美」の描き出しなんかを含めても、最近私が観たヤツだとレフンの『ドライヴ』なんかにちょっと似てるな…(=アレ私相当に好きなのですよね)とか思ったりなんかもして…ですね(この二人に関してはもう一つ『BLACK LAGOON』の双子とかにも少し似てるかな…とか思いもしましたですケドね)。  ただね………評点を迷ったとしたら(どちらかとゆーと)もう一点下げるか…というコトでもあるのでして、なんちゅーかツッコミたくなる箇所とゆーか少し完成度の低さが随所で垣間見える…と言いますか。論うと結構キリがねーのですが例えば、前述どおりアートみやらファンタジック、或いは見た目の美しさ・インパクトを少し取り込もうとした結果として、他方でややリアリティを欠く場面が所々目立ってしまっていて、ソレがこーいうごく「血肉の通った」物語とは相性が好くなくも思えたという点とか。あとは非常に具体的なポイントなのですが、登場キャラは総じて人生に行き詰まってそして「行き着く先」に行き着いてしまう…という人間で揃えられて居る、にも関わらず、何故か斎藤工ダケはそんなに人生に行き詰まってるという感じが(実は)なくって、で中盤で意外なホドにアッサリと頓死してしまって、かつ(何よりも)そんな彼が確実に前半はイの一番に目立っていた…という重大な「不揃い」とか。あとね~重いのは重いので嫌いではねーんですが、さっき挙げた『ドライヴ』はゆったりしたトコロはゆったりしてるケドその分「緩急」がハッキリしててソコにはキレも兼ね備えてた…というヤツなんすよね。しかしながら今作には正直、そーいう緩急てのがほぼ無いのですわ(その「急」たるべきアクションシーンとて、アクションとしては確実にじっくり見せる方のヤツばっかりで)。コレも正直(重ね重ね)好みは分かれるコトになってしまうだろう一つの「元凶」だとは思いますよね。  もう一つダケ、コレはオーラスなのですケド、銃声が一発だったのは(私がちょっと思案した結論としては)大森南朋はあの場で殺したケド西島秀俊はいったん生かした、というコトですよね(=カネの行き先を吐かせないといけんから)。だとしたら、このお話って結局まだアソコでも(完全には)終わってなくって、ソレってやっぱ(映画として)ちょっとイケてなくないですか?と思っちゃったりなんかして…ですね。そもそもココって、二人ともあんな重傷で片や東京・片や山梨からどーやって(多分)伊豆まで来てんの?(流石に無理でしょ?)とかも悩んでもーたりして…
[映画館(字幕)] 6点(2022-09-10 04:16:22)
433.  寝ても覚めても 《ネタバレ》 
正に(※但しイケメンに限る)な展開で、非モテの私からすれば虫唾が走る映画。そして、内容的にはかなりオーソドックスな「元カレ戻ってきた系」なのも確かにそう。  ただ、この映画のキモは(登場人物の年齢設定からするとやや意外な程に)非常にピュアな恋愛を静かに美しく描く点にあり、その意味では落ち着いた演出と飾らない地味な色遣いのセンスも良いし、そして、唐田えりかの素朴としか言い様の無い演技と透明感抜群の無垢なルックス、加えて役の年齢よりも大分若いことが非常に効いている(この娘の演技力がそこまで高いとは思わないし、演技の引き出しも無さそうだけど、別に東出昌大も本作では特筆するほど演技が良い訳では無いし⇒ただ助演の若い3人は相当に上手いと思う)。あと、月並ではあるが「愛が恋に勝つ」結末も清々しさは中々(決してカスイケメンが振られたからではありません)。  最終的な評価として、イケメンと美少女の起用を前面に押し出したこの手の邦画の恋愛ものとしては、キャスティングを生かし切っている点でも良い映画製作が出来ていると思うし、重ねて言うが演出も意図と結果の両面で優れている。キネ旬邦画4位も納得な出来の、最高レベルにオススメな恋愛映画。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-09-10 02:09:51)(良:1票)
434.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 
4Kリマスター版公開と聞きつけ、新宿のIMAXレーザーで久方振りに鑑賞。初見は大学入り立ての頃ですかね。夜中に観始めて、明け方観終わって、であまりに面白くて即座にもう一度最初っから観ましたよ(若かったすね)。映画も仕事も大事なヤツは、やはり真夜中に取り掛かるに限りますね。  ヒトの魂は結局は記憶であり、記憶とは単なる情報に過ぎない(そしてそれは必ずしも個々人の脳内に在るものだけに留まらない)筈なのだから、現実問題として大多数の人間の脳が(様々なデヴァイスを通じて)ネットと常時「接続」された状態にある現代では、ネットの在り方とゆーのはヒトの魂の在り方そのものだ、とゆーのにも尚更納得は出来るのである(そーいう時代になったのだなあ、と)。今どき必ずしも「進歩」している様にも見えないその在り方を何処となく憂うと同時に、ソレを公権力が統制してゆこうという昨今の風潮にもまた、疑問と同時にヒトの「情報の単なる器」としてのある種の限界とゆーものまで、そこはかとなく感じ取れる様にも思うのである。
[映画館(邦画)] 9点(2022-09-09 19:56:11)
435.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 
日本の観客からすると、まず本作における日本の描き方が総じてどれもメチャクチャ!という指摘はまァその通りだろうと思います。が、個人的にはソレは別にイケナイこととまでは言わんでも好いかな、と。こーいうのって結構「意図的」なヤツではあるんだろーな、とは(最近は特に)そー思ってたりするのでして。その他の部分のやや支離滅裂な感じを含めてもリアリティ・整合性よりは大いにツッコミ待ちのボケをふんだんに盛り込んでコメディ風に仕上げるのを重視している作品には見えていましたし。  捻りの効いた文学的な台詞回しなんかとか、また諸々と確かにタランティーノ作品を彷彿させるという感じでもあります。がコレもよりシンプルな娯楽作に大いに寄せてはつくってるかな…とも(=コレはも~最近はワリと流行りの質感…てな感じかと)。テンポも良好でアクションも手頃に派手、で全体としてはお話の中身も決して分かり難いモノではなく、気楽に楽しめる作品だと思いました。とは言え、伏線の多さとか細かい部分でややこしさ皆無…というワケでは決してねーですし、エロは抜かれてますがヴァイオレンス描写のグロ度合(血ミドロ万歳!的な)とかはそこそこ高めなのでお子様・ファミリー向けとは全く言えませんケドも。  入れ替り立ち替り色んな人(=だいたい殺し屋)が乗り込んで来てはまた様々な企てを持ち込んで来てくれるので、重ねてまずまずの密度とテンポで2時間見事に走り切った…という感じではあります。んで終盤もかなり盛り上がって終い方もスッキリ!巧くいったとも思いますし。とは言え、ラス前が少し目に見えてスローダウンしたコトに加え、若干「無駄に」複雑・或いはエピソード(or キャラの存在自体)として不要カモ?という部分も(個人的には)無くはなかったかな、とも。も~少しダケ削ぎ落して疾走感を高めてくれた方が好みだったかな…という感じでもあるのですね(このタイトルにもより適合するんではねーかと)。まあゆーて、全然面白く観終われたので不満というレベルのモノは特にナニも無いのではあるのですケドね。
[映画館(字幕)] 7点(2022-09-03 16:08:14)(笑:1票)
436.  バイオレンスアクション 《ネタバレ》 
ぐぐぐぐ…期待値を(激しく)落として観に行ったので、最初は思いのほか楽しめてた…様な気もしなくもないのですが、この終盤は流石に……  橋本環奈ちゃんが思い切り前面に出てるから、というワケではありませんが、正直キャラもの映画でしかない…とは思うのですね。結果的には大いにヤクザ・ヴァイオレンス風なアクション・コメディなのですが、お話にも大して内容はねーしアクションもごくチャッチい(特に環奈ちゃんは正直キレもねーし)のでございますから。とて、その肝心のキャラにしたって、まずは滅多矢鱈と出て来る数だけ多いし、でどいつもこいつも(⇒主役の環奈ちゃんでさえも)全くその中身=どーいう境遇の如何なる人間なのかが非常に雑にしか描かれない…ので、実に表面的な滑稽さとかしか感じ取るコトが出来ないのですよね。率直に、ナンとも薄っぺらい映画だな~と思って白けて観てましたよね。そして終盤は、コレもまずはシンプルにかな~り間延びしてますし、で結末の付け方もまた極めて雑ですし、そもそもこの辺は編集・場面の繋げ方自体とかだって(このレベルの娯楽映画としてもちょっとあまり観たコトねーくらいに)相っ当にいい加減だったよーにも感じました(⇒アレ、途中でやる気無くなっちゃった?とすら思われるレベル)。  なんか大コケしてるらしーですケド、正に然も在りなん…てな感じすね。キャストの感じ的に決してB級って雰囲気でもねーので、重ねてこのクオリティはもはや少しヤバいとすら思います。ピンク髪のハシカンちゃん自体は(少なくとも)そこそこには可愛かった…とも思うのですケドね。
[映画館(邦画)] 4点(2022-09-03 10:11:46)(良:1票)
437.  サバカン SABAKAN 《ネタバレ》 
非常にシンプルな青春もの・ファミリー映画だと思いますが、だからソレこそ誰でも共感できるという作品だと思います。大部分では実際の子役が物語を演じてゆきますが、導入・結末とナレーションで入っている草彅クンのお蔭で大人でも容易に作品に入り込んでゆける、と言いますか。私は世代的にもドンピシャで、実に心地好いノスタルジィと夏の楽しさ、そして一生ものの友情の片鱗を感じ取れて大満足でした。是非家族で観ていただけると好いなあ…という感じですね(ごく手堅くオススメできる作品ですね)。
[映画館(邦画)] 7点(2022-09-02 16:26:35)
438.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
三作目にして完結編な今作は、まあとにかくその「終わり方」でしかないかな、と思いますね。つまり、その意味で個人的にはこの上無く至上に適切・的確な三作目だったと思っています。三部作を通じてココに辿り着くべく組み立てられた精密なシナリオにせよ、細かい部分のテクニカルな伏線の張り方にせよ、どれも実に素晴らしかったと思いますし、重ねてソコがずば抜けて一番に重要だったという作品だとは確信しています。単品としても傑作だったかと。  他、特に言いたいコトも大して残っては居ないのですが、一つだけ言い加えるならこの三作目もまた役者の演技や雰囲気(=キャスティング)とゆーのはまたコレも優れた仕事だったと思いますね。キャットウーマンの妖艶さ・しなやかさ・強かさはどれも出色でしたし、ごく非常に賢明そうでありつつも決して裏が無いなんてコトもなさそーなコティヤールも実にハマってたかと思います。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ロード・オブ・ザ・リング』に並ぶ三大三部作(=確実に一日を楽しみ尽くすコトが出来る)なんて言っても好いかなと。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-01 23:30:40)
439.  鵞鳥湖の夜 《ネタバレ》 
『薄氷の殺人』という映画が世界的にも極めて高い評価を受けている理由というのは、ストーリー部分はよくあるノワールなのだけど、作中に中国社会の底辺の独特な猥雑さ・暗さ・やるせなさ等をふんだんに描き込む一方で、そこに中華映画界30年の逸材グイ・ルンメイを叩き込むことで、それと相反するアジア的な「人の美しさ」をいとも簡単に融合させてしまった、という点に在るのかも知れないと思っている。  今作、やってることは要するに前作とほぼ変わらない。ただ中国底辺社会の描かれ方という点に関しては、タイトルに『夜』を冠するだけあって暗さ・陰湿さという部分は前作を間違いなく上回るし、加えてスリリングさという部分のノワール的な価値はこれも前作を少し上回るよーにも思われる(とは言え、今作もお話自体はさほど面白くないのが事実としてはあるのだケド)。率直に、これは続編として観る方が面白く観れる作品だろうかと思う(なので、コッチを観たかったら先に『薄氷の殺人』を観た方が好いと思いますね)。  問題は、そのグイ・ルンメイの出来なのだ。当然彼女も齢を重ねている、とゆーのも厳然たる事実として在るのかも知れないが、個人的には『薄氷の殺人』で彼女を観たときに得られた衝撃、というホドのものが得られたということは全く無かったのである。役柄的には彼女は「水浴嬢」と言われる娼婦であり、なのだからもっと普通に男に「媚びた」風貌であっても好いハズだと思うのだが、端的に少しボーイッシュすぎるというか、髪も短すぎだし眉毛も整ってないし、何故こーしたのだろう、と少し疑問に思ったのが正直なトコロ。その点で、前作以上の評価とはし難い、という感じすね(あくまで個人の感想に過ぎませんが)。
[映画館(字幕)] 5点(2022-09-01 11:09:20)(良:1票)
440.  黄龍の村 《ネタバレ》 
以前、同監督の『ファミリー☆ウォーズ』とゆーのだけは観てるのですが、正直あの作品は印象が(極度に)好くなかったのですよね。為に今作もなんかそこそこ話題になっていたよーな気もしたのですが観るのはココまで遅くなりました。でコレも正直なトコロ、今作とて恐らくはコテコテのB級でごくシンプル、そしてまた結構グロい系のヴァイオレンス映画でしかねーんじゃねーかなーと思って鑑賞に臨んだのですケド、今作はソコでいちおう中盤に仕掛け的なモノが備え付けられていて前半(⇒よくある「ヤバい村」系のホラー)と後半(⇒カンフーアクションチックな)に諸々とが明確に分けられる、という作品ではありました(一種の「二度美味しい」映画というヤツかと)。  んである種また予想どおりとゆーか(監督の作風として)前半はヤバめな人達のヤバい感じが+後半はシンプルにアクションが、それぞれメインディッシュというヤツでもありますね。かつ、コレも予想どおりではありますが全体の質感としてもモロB級!という範疇からは決して全く外れてはゆきません(好くも悪くも)。とは言え、尺もコンパクトで無駄も無く(=前述のメインディッシュに色々とをごく集中して)駆け抜けてゆくという感じですし、その肝心のメイン要素の出来はどちらもそこそこ悪くなくもあるので、結論、ヘンに期待し過ぎずに観る分にはごく手堅いB級映画だ、と思ったりもします。気楽に+お手軽に(=お安く)観れるのであれば、観て損までは(まず)しなくて済むかと。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-09-01 00:48:11)
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