441. パール・ハーバー
ひどい映画です。これぞアメリカ映画そのものでしょう。この映画は日本人はもっと深く考えて、作品を厳しく見るべきです。例え「愛国者」でなくても。私の知人のカップルがこの映画が直接の原因になって別れました。理由は女の方が感動して泣いちゃったらしく、あまつさえ、日本人って残酷!信じられない!などと憤激してたそうです。自分も日本人なのに。。。あまりにも物事の捉え所が単純過ぎると言う事で、男の方もいくらなんでも、短絡的な捉え方をした彼女に相当頭にきたようで大口論したそうです。つまらない話だったと思いますが、恐ろしいのは、この友人の彼女のように何も深く考えられず、短絡的に幼稚な物事の捉え方をする人が、「映画は大衆娯楽」であるが故にどうしても出てくる悲しさがあります。アメリカよ、なぜ「パールハーバー」をあんな風な内容に作ってしまったのか?めっちゃだっさいです 1点(2002-04-14 02:04:13)(良:2票) |
442. A.I.
CGって本当に凄い技術だな~っと思いました。久々に映像面で魅せられた映画でした。ただ、内容は・・・まぁ、こんなもんでしょう。最近のスピルバーグの作品は、私はもう期待しないで観てるようにしてます。 4点(2002-03-20 22:20:27) |
443. ファイナルファンタジー
あまりにもというか、凄まじい前評価の低さを刷り込まれていた私としては、まぁ。。。以外にクソ映画ではありませんでした(笑)。ただ、公開当日に映画館で観てたらなんじゃこりゃ~と言いたくなるのも無理はないでしょう、この内容では。とりあえず、ゲームと映画は違うんだと学べただけでも、私には収穫になった映画でした。内容2点、CG3点ってとこです。もう少し意味を分かり易くすればここまで酷評はされなかったでしょうに。ねぇ 5点(2002-03-20 22:05:13) |
444. プライベート・ライアン
ここ3年では、一番繰り返し観ている映画です。DVD持ってるので。しかし、この映画は本当になんなんでしょう?っと思ってしまう映画でよくわからんのです。冒頭の30分の戦闘シーンが凄いとか、最後の戦いでまた盛り上がるとか言われるのですが、本当にそれ以外は全く物語が深く感じないのです。率直な感想は「リアルな戦闘シーンを観させてもらった」だけなのです。今まで数多くの戦争映画を観てきましたが、確かに戦闘場面は今までのどの映画よりもリアルで、その点はさすがに凄いと思ったのですが、はっきりいってそれだけがやりたかった映画なのかな?と思いました。そしてこれは、やはり「戦勝国アメリカ」の映画なんです。いかにナチズムがいけなくても、そして敗戦国であっても、ドイツ人の描写はあれでよかったのだろうか?私にはあの映画のドイツ人は、ただの殺され役で(アメリカ兵もたしかによく殺されてはいるけど・・・)、頭の悪い間抜けな人達に見えてしまうんです。それが不快に感じるのです。近年の「パールハーバー」しかり、「シンレッドライン」もそうなんですが、とかく、ここ数年のアメリカが作る戦争映画は自国礼賛主義に走っているとしか、どうしても思えないのです。まあ、たしかにアメリカ人が作ってるので、それは止む得ないのかもしれないのですが。だからと言って、勝ったから何を作ってもいいのだろうか?しかし、かってはアメリカも80年代後半にベトナム戦争を題材にした、自国に対して反省とか、責任を感じさせる映画を作っていた事もあったのです。「プラートーン」とか。しかし、今は自信が蘇ったのか、他国の事を考えて作られた戦争映画は本当になくなってしまいましたね。やはりアメリカはアメリカがナンバー1なんでしょう。「プライベートライアン」、とにかくしっくり来ない映画です。10回以上観てますけど(笑) 3点(2002-02-21 18:47:45) |
445. ダンサー・イン・ザ・ダーク
ダウンタウンの松っちゃんが高く評価してたので観てみました。うーん、松ちゃんにしてやられたり(苦笑)。評価が真っ二つに分かれるのも頷けます。1回観た時はただただ、後味の悪さを実感。でも何故か気になってもう1回観たら、たしかにいい意味で強烈な映画なんだなと思いました。とにかく一生忘れられない映画になった事は間違いありません。ビョークの演技は迫真で本当に凄かった! 7点(2002-02-12 02:25:16) |
446. ブレイブハート
最初の父親の葬儀のシーンで、女の子が男の子に花を渡すシーンは、なんて美しい!・・のだろうと思わず唸ってしまった。こんなシーン、今時の日本映画や俳優ではちょっとやそっとでは出来ないとまで思ってしまった。ただ観てるだけで自然に涙。最後のブルース伯が「共に戦おう!」のセリフも最高。燃え滾るような、魂の熱さにひたすら震えた。 10点(2002-02-12 02:17:26) |