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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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461.  空中ぶらんこ 《ネタバレ》 
ウフフ、この部屋にいらっしゃるに違いない、と思った、へちょちょさんが、やっぱりいらしたー。オー、キリコさんも。お仲間に入れてくださいましな。  昔、TVの名画劇場の定番作品のようだった本作。私は少なくとも2度は、もしかしたら3度くらいかもしれないくらい、見た覚えがあります。 主要キャスト3人が、実に「濃かった」ですよね。  三角関係も、私はハラハラいたしました。 てか、それが一番の見所と私は思ったんでありますが(^_^;)。  最後は、野心にまみれた若者より、疲れた中年男の背中を追っていくジーナ・ロロブリジダに、ほーお・・と何だかよくわかんない感慨をもったものでした。 
7点(2004-06-21 00:07:03)
462.  ビューティフル・マインド
私の親友は、統合失調症のためだったろうと思いますが、8年前に亡くなりました。たくさん振り回されたのですが、本当に才気のある、また可愛いところもある、大切な友人でした。何もできなかった自分がはがゆかったので、もっと以前にこの映画が作られていたら、たくさんヒントをもらえたかもしれないなあ、と思いました。    (ちなみに、旧・病名:精神分裂病は、主として病気について誤解を与える意味合いがあるから、という理由でだったと思いますが訂正され、現在の正しい病名は「統合失調症」です。ご存じない方もいらっしゃるようですので、お知らせしておきます。)  単なるお涙ちょうだいものの映画だと勘違いして敬遠していたので、同じように敬遠している人がいたら、そして、家族とか友人に統合失調症の人がいる人はなおのこと、ぜひ見てみてほしいと思います。 映画としては、ラッセル・クロウは迫真の演技で素晴らしいと思うのですが、出だしとラストに工夫が足りないと思うので、6点か7点か迷いました。でも、大勢に見てもらいたいので、やっぱり7点!
7点(2004-06-20 23:05:10)
463.  御法度
見たんですよ、見たんですけど、すごく眠くてトロトロしながらだったので、今までレビューはひかえてました。でもたぶん二度見ても、感想は変わらないかなあとも思いまして・・。  キャスティングは確かに面白かったんだけど、私が思うには、やや演技のすべってる方もいらして、ちょっとハラハラ。 その中では武田真治だけは意外や意外(あーそーそー、最近「以外」と書く人多いですけどねー、間違いだよー)よかったですね。でも、どうよかったかは忘れた。ごめんなさい。 松田の美しさが評判先行で大したことなかったのに対して、むしろ彼のほうが美しいなあと思った覚えがあります。役にも一番合っていた。  で、私としては5点くらいなんだけど、息子は「これは正真正銘すばらしい」と主張するので、まあネットぎらいの息子(この時代にめずらしいアナログ人間なんです)の意見とミックスして、大盤振る舞いの7点にしておきます。 だって「すばらしい」を連呼するんだもの。あのヘンテコな無声映画さながらの字幕もお気に入りなんだって。あのばかばかしさ、かろみがいいらしいデス。  まあだからね、何を言いたいかって言うと、やっぱ評判だけで判断しないで、気になる作品は見たほうがいいかもね、見てみたら自分には案外ヒットするってこともあるかもよー、と言いたい、ただそれだけなんですけど。
7点(2004-06-20 20:00:08)
464.  テルマ&ルイーズ
魅力、再発見。 映画の感想って、見たときの年齢や境遇に、かなり左右されるものですね。  映画は古くから多くの「こまった人(たち)なんだけど、なんてイキイキしていて、ステキなんだろう」という人物を大勢生み出してきましたが、彼女たちもまた然りです。 彼女たちをヒロイックにあつかうことにまゆをしかめる方々のお気持ちもわからぬではありませんが、似たようなシチュエーションの男たちの映画って今までも実はあったよね、だけどこんなふうにはたたかれなかったぞ、と思うのであります。 男のすなる破天荒を女がやってみると、バッシングになる。 現実ともオーバーラップしてくるところがあり、映画って世の中を教えてくれる羅針盤でもあるなあ、と思うであります。  残念に思うのは、ハーベイ・カイテルの役。 今くらいのハーベイの年齢で演じたほうが、いい味になったかも。 男性が、あの女性たちの心情を慮ることができるとしたら、ある程度以上の年配者ではないかと思うんですよ。 もう少し年長の、疲れた感じの男優に演じてもらったら、女性たちとの対比も、もっと生きたんじゃないでしょうか?  ちょっと惜しいところだったと思いました。
7点(2004-06-20 10:30:33)
465.  クレイマー、クレイマー
よーく比べて考えてみてください。  勝手に女つくって、妻子を置いて家を出ていく男はけっこう多いけど、家族からは非難されても、他人からはあからさまな非難はされない。  女は男をつくってなくても、夫子を置いて家を出ただけで、家族からも他人からも非難される。  それっておかしくないですか?   最初から子どもと一緒では再就職もままならなかったでしょうし、また、夫が子どもを遺棄するようなそこまでひどい人ではないと考えて、置いていったのではないかと思われます。 確かに、子を置いていったことには夫に対する「復讐」のようなニュアンスもあったかもしれない。その道具に子どもを使っていいのか、という問題は残る。 しかしね、子どもに対する扶養の義務を負っているのは母親だけじゃないんですよ。 父親に半分の責任があるのは当然です。 父親が半分の義務を果たしていなかった時代、母親は一手にその責任を引き受けていた。 母親が義務を果たせない環境に身を投じた以上、父親が以前の不足分の反省も求められ、責任を果たさなきゃいけないのは、あたりまえだのクラッカーじゃあーりませんか。 中には、父親は経済を担うというかたちで責任を果たしていたじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、それは子どもへの責任のごく一部に過ぎません。親になるということは、ただご飯を多べさせればいい、ということじゃないんですから。(映画がそのことをこそ描いているでしょ?)  やがて、母親は安定した仕事と生活を得られた。いよいよ子どもを取り戻したいと思った。ごく当たり前の展開じゃないでしょうか?   彼女は「納得の行く生き方」を探して、やっとそれを得た。 結婚しているあいだ、彼は自分に満足いく生き方をしていたんでしょう。 でも、彼女は?  パートナーどうしだったら、彼女の生き方のサポートは彼の役割だったはず。 男は女にサポート役を要求し、自分のその役割は果たさない。 全員がそうだとは言いませんが、そういう鈍感な人が多すぎます。  ラスト、押し付けがましくなくて、好感度大だったと思います。
7点(2004-06-19 12:01:38)
466.  クイズ・ショウ
レッドフォード監督はきめ細かい、端正な描き方をしますよね。 センセーショナルに興奮させることを、あえて抑えよう、抑えよう、という演出です。 ちょっとこだわりすぎ?の感なきにしもあらずで、昔はそういう姿勢が苦手だった気もするんですが、今や逆転。 その「こだわり」がいいのです。 レイフ・ファインズ、ジョン・タトゥーロの緊張感の高い演技に、息苦しくなるんだけど、そこがいい。
8点(2004-06-19 10:57:30)
467.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
吹き替えで見るのは好きじゃないけれど、まいっか、と視聴。 但し結論はやっぱり「字幕のほうで観たかったなあ」。 声優さんたちも頑張っているらしいのはわかるんですけど、似たような声やしゃべり方の人が多かった感じ。あれじゃ単調では?  日本のTV局は、もっと声優のキャスティングや演出に神経をつかってほしいものです。  今回のリメイクにあたって陪審員に黒人を配したことは、むしろ自然さを感じさせてよかったと思いますが、さらにバランスをとろうとしてか判事を女性にしたのは、何だか安っぽかったですね。 あそこまでしなきゃいいのに。 とはいえ、なぜこれをリメイクしたかについては、そのあたりに企画の裏話が潜んでいそうな気もします。 かつての映画が、いくら名作といっても白人男性ばかりのキャスティングである為に、何か都合の悪いことがあったんじゃないかと。 たとえば学校教育でこの映画を子どもたち見せたいんだけど、でも使えない、といったような。 日本でも陪審員制度が取り入れられそうな按配ですけど、本作はテキストとしておおいに役立つんではないでしょうか。 「映画」としての緊張感はかなり薄かったと思いますが吹き替えだったからかもしれず、けっこう飽きることなく楽しめたので、この点にしました。
7点(2004-06-19 10:56:37)
468.  虚栄のかがり火
冒頭の長回しやら、トム・ハンクスにおおよそ似合わない役柄、この当時はまだ「ダイ・ハード」で出てきたばかりだったブルース・ウィリス、さまざまな要素から、これが実験作だったことに、疑いの余地はない。 スターを起用して、よくある役柄で手堅い作り方をしていれば、そこそこ商売にはなるかもしれないけれど、それでは作り手として面白いわけはない。 本作は確かに興行的にはうまくいかず、売れかけたトムもかなりこれで一時期沈んでしまったらしいが、私は欠点だらけかもしれないこのビター味の作品が、けっこう好きだ。 一番がんばってたと思うのは、メラニー・グリフィスかな。
7点(2004-06-19 10:55:24)
469.  ドゥ・ザ・ライト・シング
ひえ~、レビュー、すくなっ!  スパイク・リー作品を1本でも気に入った人は、これは見とかなくちゃね、と思うんで、私も1票。 その後の監督の作品と比べ、熱気というか温度というか、迫力が格段に違う。 ほとばしっていました。荒削りなんだけど、それが吉と出ていたと思います。 タイトルも秀逸。無理矢理にオリジナル邦題をつけなかったことに、プラス1点。  但しこの採点、かなり昔に観た時の印象で言ってます。 細部は忘れました。 ノリは軽いんだけど、ひねりがたくさん効いていて、ひとすじなわじゃない・・そんなことを覚えています。 ほかのレビューヤーの皆さんも高採点だし私も同様ですが、少なくとも誰にでも合うという映画ではないはず。そこ、割引いて読んどいてほしいですね。  それと、リー監督が主張したかった、黒人のアイデンティティーの、その熱さは、正直、最近の映画での黒人の俳優の方々の活躍ぶりを見慣れた人たちにとっては、「?」というところもあるかもしれない。 ですが、昨年のアカデミー賞の、デンゼルとハル・ベリーのコメントを思い出すと、この映画の伝えようとしているものも、わかりやすいかも、と思います。 月並みですが、映画とはほんとにすばらしい。地球レベルでの私たちの共有財産ですね。
9点(2004-06-19 10:53:47)
470.  秘密と嘘
何だかふつうの映画とずいぶん雰囲気が違うという記憶があったのですが、あるサイトに「いわゆる脚本はなく、簡素なメモを元に、俳優たちとの長期リハーサルで作られた」とあり、納得しました。 舞台などではよく使われる「口だて」という手法に近かったのでしょう。 だからこそのリアリティーだったのかも。 子宮内膜症?と思われる女性がお腹にカイロのようなものをあてがって苦しんでいるさまも、ほんとにリアルだったので、もしかしたらあの女優さん自身の実体験だった可能性もあるかも、と思います。 そのだんなさん役(主人公の弟)のティモシー・スポールという役者さん、私は名前こそ覚えていませんでしたが、とっても好きだなあと思っていました。何と「ラスト・サムライ」に出ていましたね。 ブレンダ・ブレッシンもかなりユニークな女優。日本で言うと藤田弓子さんみたいな感じかな。 目が印象的な黒人女優、マリアンヌ・ジャン・バチストは、TV女優出身で作曲もこなすミュージシャンとか。なーるほど、という感じ。才人なのね。 とはいえ一人として有名な役者さんは出ていませんでしたが、すごく味のあるキャスティングでした。  ストーリーは、1エピソードこそ「えっ!?」と驚く仕掛けが用意されていますが、描かれているのは単調な日常。そういうストーリーが好きかどうかが、評価の分かれ目ではないかしら。見ている間、息苦しさを感じないわけではありませんでしたが、娘の聡明さと弟の優しさ、最後のシーンに救われた気がします。
8点(2004-06-19 10:52:01)
471.  私生活
本作は、スキャンダラスな女優だったブリジット・バルドー自身を最も投影した作品、と言われていますね。 当時、フランス国内の映画賞もとったとか。 そもそも昔のこの人は、かわいくてセクシーでほっとけないキャラで、マリリン・モンローと双璧の人気だったと言っても過言ではないが、モンローが死によって伝説の人になったのと比べ、動物愛護でヒステリックに叫ぶオバチャンになってしまって、おそらくかつてのファンも離れ、すっかり過去の人になってしまったんでしょう。ザンネン。 でもそれで映画愛好者にも忘れられていってしまうのは、積年の末端ファンは少しさびしい。  本作は、たまたまスターになってしまいマスコミ攻勢につぶされていく、無邪気でコケティッシュな女の子がたどる運命ってことで、BBのかわいさ以外にさして見るところはないかもしれないのですが、ラストシーンのうまさ、きれいさ、残酷さが、なぜか私の脳裏に鮮やかに残っています。
7点(2004-06-19 10:45:29)
472.  チャップリンの黄金狂時代
映画、そしてチャップリンへの愛の深い人には、呆れられそうですが、「そうだったのかー、雪山で悶絶していたチャップリン、靴を食ってたチャップリンは、黄金狂時代だったのかー」とやっと気づいた私。 ずいぶん昔、お正月にやっていたテレビの放送で、大勢でガンガン笑いながら見た記憶のほうが強烈で、タイトルをよく理解していませんでした。 いやもうほんとにすごすぎるおかしさと感動でしたよね・・って、無知にもほどがある、とはこのことですね。
9点(2004-06-19 10:44:06)
473.  緑の館
安直な手法だがソフトフォーカス(だったと思う。何せこれも昔の記憶だから)で幻想的な雰囲気の中、ひたすらに美しいオードリーとトニパキ(この呼び名を覚えている人はすでにほとんど皆無? 私は最後の生き残りかしら)が見られりゃそれでいいじゃん、の、いわばアイドル映画であります。 どこかの局でやってくれたら、私は飛びついて見るでしょう。 ま、見たら見たでガッカリするかもしれないけど。 原作も昔は必ず文庫に入っていたりして有名だったみたい。私は読んでないけど。 あれ?ほんとかな。うっすら読んだ気もするなあ。 忘れちゃった。 歳とると、昔だったら「ありえないだろう」みたいなもの忘れをするんですよ。 ヤバイ、ヤバイ。  話が脱線した。まあとにかく古いアイドル映画ですよ、ということです。
6点(2004-06-19 10:43:07)
474.  永遠に美しく・・・
あれだけ荒唐無稽なんですから、まじめくさって見るもんじゃないでしょ。 風刺と皮肉をこそ楽しまなくちゃね。 私は思い切り笑えました。 自分はあんなことでジタバタしたことないけど、私の母は私の小さい頃から老いやシワ、白髪を極端に嫌って、整形こそしなかったものの、それ以外のありとあらゆることはしてました。そういう母を、内心「バカみたい」と思っていたから、この映画で溜飲をさげた感じかな(^^;)。  いつも「優等生」イメージがあったメリルが、この映画ではハジケていて、ちょっと見直しましたねえ。 いがみ合っていた二人が最後には・・というのも、面白かった。 ただエグい、苦いだけじゃなくて、ちょこっとかわいさもまぶしたキャスティング、ストーリーが、なかなかオツだったと思います(ブルース・ウィリスも○でした)。
8点(2004-06-19 10:31:24)
475.  ディア・ハンター
評価が極端に分かれている作品ですが、私は「アメリカ人の自己憐憫」とは思わない。「あんなに身勝手なことをしておきながら」という解釈は、映画人と為政者を同一視しているように思えて、私には違和感があります。  ところで、ここからは映画と直接には関係ない話。 本作は、約20年前、TVの日曜洋画劇場の長時間ワクで視聴。 息子が0歳でビデオデッキも持っていなかった当時、もし息子が目を覚ましたら中座せざるをえませんから、最後の最後まで「余計な音を立てて、息子を起こさないように・・」と息を詰めるようにして見たのが個人的に大変記憶に残っています。 よく泣く子だったにしては、目を覚まさなかった息子も、よく耐えてくれました(?)。 ですから観終わったときの最大の思いは、「やれやれ目を覚まさなくてラッキー」でした。 重苦しい作品に衝撃も受けつつ、でも、とにかく久々に長い映画を心ゆくまで見たぞ、という満足感が残ったのでした。
7点(2004-06-19 10:29:44)
476.  Love Letter(1995)
他の岩井作品と比べると、素直っぽい。 叙情的。 邦画に期待したい方向性の一つです。 ハリウッドには、こういうものは作れないよ。  神戸で雪が降り、小樽で桜が咲きます。 映画だからできる、ってこと、まだまだたくさんありそうですね。
8点(2004-06-19 10:21:50)
477.  アサシン(1993)
リメイクものって、うっかり見てしまってガッカリ・・、ということが多いのですが、これは案外良かった。 素材がそれだけいいということでしょう。 見る前は、線が細すぎて合っていなさそう、無理では?と思ったブリジット・フォンダも、クールさがよかった。 でもアンヌ・パリローには正直負けています。顔の表情の深みが違うのよね。 フレンチで出てくるコーヒーと、バーガーショップのアメリカンコーヒーくらい違う。 但しこれはアサシン(暗殺者)の映画だから、バーガーショップの味もわるくはないということ。
7点(2004-06-19 10:16:54)
478.  スタンド・バイ・ミー
ふとあるとき思いました。「自分もこんな少年(少女)時代を体験したかった」と。 体験した痛みもあれば、体験しなかった痛み、というのもあるんだよね。きっと。 ノスタルジーってそういうものなのかも。 少年ものなのに、私たち女性の心をも打つのがなぜか、少しだけ分かったような気がしました。 まさに、「ずっとそばにいてほしい」映画です。  あとから小説も読みました。映画のほうがよかった部分もあれば、小説のほうがよかった部分もある。 映画が気に入った人はぜひ読んでみてください。
9点(2004-06-19 10:08:01)
479.  シコふんじゃった。
「ファンシィ・ダンス」で周防サンに「はまった」私は、公開直後に銀座で見た。 立ち見も出る盛況ぶりはちょっと意外だったが、「みんなわかってんなー」とうれしくもなった。 で、その満員の観客が、みんな椅子からころげおちんばかりに笑っていて、映画館のたてもの全体があそこまで揺れ動いているような感覚に陥った経験は、あとにも先にも、この映画1本きり。 あー・・あのシアワセ感は、あのときあそこにいた私達だけのもんだったなー・・。  とまあつまり、こんなふうに映画にしかない醍醐味をめいっぱい味わえた私にとっては、誰が何と言おうと、この映画は10点!なのです。
10点(2004-06-19 09:58:18)(良:1票)
480.  女はみんな生きている 《ネタバレ》 
とりあえず褒めてから文句を言おう。  冒頭の映像の華麗さ、音楽のキレのよさから、久々に正統派フランス映画に出会えそうな気がした(「正統派って何なのよ?」などという質問は無しよ。←図々しいパクリごめんなさい、STING大好きさん)。 日本人の感覚で言うと、この先きっと「こんなにひどい男ばかり出して、男を悪く描きすぎ」という声が上がること必至だろうけれど、さすが「男と女」に長けたお国柄だけあって、平静は男が隠している本性をズバズバとすっぱ抜いていて、小気味いい。いやもちろん、女の本性もよく描かれている。 その他、古い名画のシチュエーションをさまざま彷彿とさせる展開もあって、この監督の色んな方向に目配りの利いた実力はさらに開花し素晴らしいなあと思わせる。 キャスティングや、役者たちの過剰に力が入りすぎてないナチュラルな演技も素晴らしい。  しかし、ここからは文句。→そもそも邦題が意味不明。もう絶対にイヤだ。好きになれない。 それと、最初の室内シーンで、(漢字とか書が欧米で流行なのは聞き及んでいるけど)どう見てもサカサマになってる掛け軸が目について以降、細部についてのアラはかなり目についてしまった。 だいたいノエミはいったん心停止にまで至りリハビリだって難航していたのに、突然ふつうにしゃべり出し歩き出すんだから、とっても不自然。 彼女の独白部分もやや冗長。もっと前のほうで彼女のプロフィールを幾分かは誰かに語らせるような演出は、とれなかったものだろうか?  後半、ノエミからエレーヌの夫や息子への接近の動機や考えが不鮮明だし、あれだけ直情型の夫が最後怒りも見せずに涙まで流してしまうのも唐突。  まあでもいいんですけどね、フランス人て日本人にはほんとに理解できないところの多い人たちだから。よくわからないところも、実はフランスふうなんですよ、何となく(^_^;)。 ラストがまたフランス映画らしい鮮やかなものだったから、終わりよければすべてよしかな、と。 
7点(2004-06-17 10:25:32)
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