461. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
《ネタバレ》 普通に淡々と物語は進んでいくんだけど、何故か序盤からずっと目頭が熱くウルウルしっぱなしでした。 きっとそれは、この映画を鑑賞しつつ実際の自らの母子関係も並行して照らし合わせてしまったからだろうか・・・ オダギリジョーと樹木希林さんの演技も良かったです。 母親の愛は偉大です。 私は母子家庭という環境で育ったので身につまされます。 親孝行せねば・・・ [DVD(邦画)] 7点(2011-02-02 13:02:51) |
462. ストリート・オブ・ファイヤー
《ネタバレ》 これ最高です。 まさしくロックンロールの寓話。 単純明快なストーリーだが、難しいこと考えずにサクッと観れて爽快な映画です。 もうね、歌姫(ダイアン・レイン)が暴走族にさらわれ、 風来坊の元恋人(マイケル・パレ)が戻って来て、姉のカフェで暴れる序盤から、私の心はヒートアップ。 他の脇役陣もキャラがたっていて素晴らしい。 歌姫のマネージャー、一緒に歌姫救出に行くことになる男勝りの女戦士、適役の暴走族のリーダーも異様な雰囲気を醸し出している。 暴走族のアジトに乗り込み、高台から窓際に拉致されている元恋人の歌姫を発見した際に、ギターの音色がポロロ~ン・・・まさに現代版西部劇ですな。 歌姫救出に成功し、ひょんなことからバスでの逃亡を共にすることになる黒人コーラスグループのハモリを聴いて微笑む歌姫(ダイアン・レイン)の笑顔が何と可愛いことか・・・(この映画のダイアン・レインが一番可愛くて好きなんです、い・い・ん・で・す) いや~何度観ても、やっぱり最高だなぁ~・・・以上。 [DVD(字幕)] 10点(2011-01-26 12:51:48) |
463. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 公開時、劇場で鑑賞しました。 正直、その時は半分も理解していなかったかもしれない。 しかし何故か惹きつけられる映画で、その後何度も鑑賞して深い映画だなと思いました。 戦時下という過酷な状況の中で、価値観や宗教感の違う者達が、ぶつかり合いつつ少しずつ理解し合う・・・ 征服者と捕虜という関係でなければ、もの凄い親友になれたかもしれない・・・ ヨノイ大尉とジャック・セリアズ、ハラ軍曹とローレンスの関係は、友情とも違う変な一線を越えないギリギリの男同士の愛を感じました。 戦争映画特有のドンパチはありませんが、十分戦争の悲惨さは伝わってきます。 原題にもなっているラストシーンのハラ軍曹(ビートたけし)のメリークリスマス、ミスターロレンスと言い放った時の笑顔が心に残ります。 このラストシーンと坂本龍一教授の音楽が、この映画を高めていますね。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-26 12:36:29) |
464. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 この映画のヒリヒリとした空気感というか、殺伐とした感じが好きです。 『ヤクザ辞めたくなっちゃったな』なんてセリフが、イコール生きるのが面倒になったみたいに感じとれてしまって・・・(その後、現実にバイク事故起こしてしまった北野武氏ですが・・・) 北野武氏の死生観みたいのが垣間見える作品だと思います。 この映画での沖縄の海は綺麗なのに冷たく感じる・・・ その浜辺で自らのこめかみに銃を押し付けて、ニコって笑うシーンが印象深く残りラストにリンクします。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-26 02:56:20) |
465. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 こんな後味悪い映画も珍しいと思います。 ひたすらストーリーも暗く、共感できる部分も少なく・・・ 感情移入出来ないまま、ラストのバッドエンドまで来てしまいました。 主人公を演じるビョークってシンガーも、この映画で初めて知った訳で・・・(有名なシンガーなの??) 彼女のファンの人は楽しめたんだろうか・・・ まっ、ミュージカル場面は何となくアートっぽい映像だったんで、少しばかり点数を・・・ [DVD(字幕)] 3点(2011-01-26 02:39:22) |
466. 手紙(2006)
《ネタバレ》 犯罪加害者側を扱うテーマは良いのに、描き方が安直な部分があり勿体ない気がしました。 まず、主人公の行動がチグハグにおもえました(人前に出ずヒッソリと暮らすと言いつつ漫才師を志したり、資産家の娘と付き合い始めたり・・・) ただ、後に一緒になる女性の『逃げたらアカン』と言うシーン、勤務先の会長が社会との繋がりを説いて聞かせるシーン・・・ そして、被害者家族を訪問したシーンはジーンときました。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-26 02:19:59) |
467. パッチギ!
《ネタバレ》 出演者が皆パワーがあって、熱い映画。 色々考えさせられるテーマですが、サクッと観れて面白かったです。 仲良くなれたチェドキのお通夜で伯父にどやされた時は、本当に『悲しくてやりきれない』想いにさせられた。 そして『イムジン河』を唄う時には、南も北もない・・・朝鮮人や日本人という隔たりもないという想いになり、ジーンとさせられました。 アンソンが、新しい生命を抱きかかえた時には、涙・涙・涙。 笑いどころの『あなたの犬が食べたいです』とラストの『二人で一緒にヤリたいです』もツボでしたし、涙あり笑いありの傑作でした。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-17 13:58:39) |
468. ディア・ドクター
《ネタバレ》 自分にはテンポが合わず、ダラダラとラストまで来てしまったという感じ。 ただ、笑福亭鶴瓶氏は怪演だと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-17 13:47:30) |
469. 波の数だけ抱きしめて
《ネタバレ》 爽やかに切なく甘酸っぱい青春映画・・・ 好きな映画です。 夏になると鑑賞したくなります。 バックに流れる名曲の数々も良し。 はっきり言うと映画的には微妙なのかも知れませんが、好きなんだから仕方がない(笑) 何かね、こういう大学の?サークル活動みたいな男女がワイワイガヤガヤみたいのって羨ましいと思う高卒の私な訳で・・・ さも劇中の人物等と一緒に活動しているメンバーの一人と錯覚しての、この点数です 今の携帯電話があって、すぐ連絡やメールが打てる時代じゃない・・・ならではの映画ですね。 ハッピーエンドじゃないんだけど・・・ 夏、海、恋、青春だなぁ~。 織田裕二は優柔不断な役やらせたら天下一品ですな。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-17 13:37:08)(良:1票) |
470. さびしんぼう
《ネタバレ》 ちょっと私には、いまいちでした。 良いセリフや、ほくそ笑むシーンもありましたが、何か無駄なシーンも多々ある気がします。 何か物足りない・・・ もう一捻りあれば化けて良い映画になる余地がありそうな・・・ [DVD(邦画)] 3点(2011-01-11 14:51:54) |
471. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 心に残る名作です。 もう二度と戻って来ない少年時代・・・ 大人になって忘れてしまった感情を思い起こすのに、時々鑑賞したくなる映画です。 オープニングの大人になった主人公が、少年時代の友人が亡くなったという新聞記事を読むシーンと、ラストのPCに『もう あの頃のような友達はできない・・・もう二度と』と打ち込んだ時の余韻がたまりません。 誰しもが持っているであろう淡い少年時代の思い出を呼び起こさせてくれます。 [ビデオ(字幕)] 10点(2011-01-11 14:39:32) |
472. CUBE
《ネタバレ》 謎の部屋に閉じ込められるサスペンス。 設定は素晴らしいと思いますが・・・ この状況、私なら先走って真っ先に死んで死んでしまうでしょう(笑) あと私は数学が苦手なので、素数やら何やらの時点で頭パニクります。 こういう閉ざされた状況だと普通の人間も狂気染みてくるのが、色々な罠より怖かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-10 12:20:44) |
473. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 『セカチュー』って騒がれてた時から、少し経ってから鑑賞しました。 小説も未読ですが、普通に楽しめました。 劇中の朔太郎とほぼ同年代の私には、ウォークマン、ラジオから流れる佐野元春の『SAMEDAY』、同級生のバーの店名が『ENTER THE DORAGON』(燃えよドラゴンの原題)だったり、そうそうこの頃は原チャリはノーヘルでよかったんだよなぁ~と。 そして、その原チャリで二人乗りのシーン・・・ 朔太郎『あんま ひっつくなよ おい』 亜紀『胸あたる?』なんて言った時の亜紀(長澤まさみ)の笑顔のチャーミングなこと、この上なし・・・ この映画での彼女は魅力的でした。 んでもって『どうして忘れちまうんだろうな、大切なものあんなにあったのに・・・』なんて思いにふける朔太郎と共に、私の涙腺が・・・あぁ。 個人的には結構ツボな映画でしたよ。 [DVD(邦画)] 8点(2011-01-10 12:08:40) |
474. クローズZEROII
《ネタバレ》 前作に引き続き楽しめました。 前作は高校の頂点を目指す物語。 今回は他校との争い。 個人的には、前作より今回の方が好きです。 元?チンピラ役、やべきょうすけの「生きる」ことについて熱く語るシーンに 不覚にも心打たれてしまいました。 [DVD(邦画)] 7点(2011-01-09 11:55:33)(良:1票) |
475. クローズZERO
《ネタバレ》 原作は知りません。 喧嘩三昧のアツい男達の青春物語ですが嫌いじゃなく、普通に楽しめました。 山田孝之が存在感ありますね。 チョイ役の岸谷五郎も凄みがあります。 黒木メイサは・・・?? こういう映画は、ヒロイン(女性)が出ない方が締まると個人的に思います。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-09 11:41:13)(良:1票) |
476. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 松子の人生は壮絶で普通に描いたら、とてつもなく暗い映画になりそうなところを、笑いを散りばめたミュージカル風にして見せたのは良かったと思います。 結構、良かれと思ってやったことが裏目に出る人って実社会にもいるから、こんな風にミュージカル仕立てにでもしないと逆に観れないというのもある。 それでも一言、切ない・・・ 何はともあれ、中谷美紀は大熱演です。アッパレ!! [DVD(邦画)] 7点(2011-01-08 13:47:56) |
477. しんぼる
《ネタバレ》 すべらない筈が・・・ すべるシーンあり・・・ しんぼるに触れることによって、あらゆる現象が起き、やがて・・・ 確かに笑えるシーンもあるんだけど、笑えないシーンの方が上回っていました。 メキシコパートとの繋がりも、それ程重要ではなかったし、何かシックリこない感じでした。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-08 13:05:21) |
478. 大日本人
《ネタバレ》 お笑い芸人としての松本人志氏は好きなのですが、この映画は・・・ 深読みすれば、傍若無人な北朝鮮?に為す術もなく何も出来ない日本・・・ 何でも正義という名の暴力で解決してしまうアメリカ・・・ そんなアメリカについて行くしかない日本・・・ そして、一生懸命頑張っても視聴率という数字でしか評価されないテレビ業界・・・ 松本人志なりの日本人観、自身が置かれてる立場を表現したのかな?? [DVD(邦画)] 5点(2011-01-08 12:57:03) |
479. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 観終わった後、一生懸命この映画の良い所を振り返ろうとしましたが、私には見出せませんでした(そもそも一生懸命にならなきゃの時点でダメですが・・・) こんな映画、親や子等と家族団欒で観れないし(団欒で観れるモノだけが映画とは言いませんが・・・) とにかく嫌悪感しか残りませんでした。 それが狙いの映画なのですかね・・・ 好きな映画は何度でも鑑賞したくなるものですが、この映画は私の中で二度と鑑賞したくない映画のダントツ1位です。 そういった意味では凄い映画ですね。 [DVD(字幕)] 2点(2011-01-07 15:26:22) |
480. 下妻物語
《ネタバレ》 全く期待せずに鑑賞したら・・・ これまたビックリ面白い映画で得した気分になりました。 テンポ良く、独特の色彩感覚もGood!! 深田恭子のロリータ娘と土屋アンナのヤンキー娘の笑いあり涙ありの友情物語。 この二人以外の配役も良かったです。 個人的には、土屋アンナがヤンキーになるキッカケになった、小池栄子の男前?なセリフに心打たれました(笑) [DVD(邦画)] 8点(2011-01-07 15:14:29) |