Menu
 > レビュワー
 > 飛鳥 さんの口コミ一覧。24ページ目
飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384
>> カレンダー表示
>> 通常表示
461.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
最新CGを駆使しての迫力に、技術の進化を実感。ストーリーも40年程前のオリジナルに比べて、随分リアルに猿の反乱を描いていた。新開発のウイルスが猿の進化の発端になるのも、旧作のタイムトリップよりは現代風でありえる話に思える。 施設に収容されたシーザーが猿たちをまとめ上げるカリスマ性は圧巻。ゴリラのバック、オランウータンのモーリスと仲良くなり、ボス猿のロケットを倒してリーダーに君臨。猿たちを統率しての人間への反乱は、英雄が率いる精鋭部隊のクーデターのよう。シーザーがチェ・ゲバラに見えてくる。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2015-07-04 01:40:26)
462.  ルームメイト(2013) 《ネタバレ》 
性的虐待から多重人格になったという話は、ストーリー要素として今では手垢がついてしまった。なので、そこからいろいろ付け加えようとしたのだろうが、ごちゃごちゃと空回りしている感じ。 看護師の麗子(深田恭子)が二重人格で、凶暴なマリという人格がいる。と思ったら、実は麗子もマリも春海(北川景子)の別人格で、春海は三重人格だった。ところが、四番目の人格がいるらしいとなって、でもそれは春海とは別人の同じ性的虐待を経験したエリだった――と、ひねった上にひねったせいで、わけがわからなくなっている。最後の別人の設定が無理やりすぎて、ただ意表をついたどんでん返しをやりたかっただけに見えてしまう。 見た価値は・・・・今をときめく北川景子の美女っぷりに対して、深田恭子もまだヒケをとらないのがわかったくらい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-07-03 00:35:19)
463.  最後の猿の惑星 《ネタバレ》 
シリーズ全5作の最終話。人類との共存をはかるシーザーだが、権力を握ろうとする武闘派のゴリラ、放射能の影響でミュータントとなった集団も絡んで、平和が乱される。1作目につながるようになんとかまとめた感じだけど、ただの辻褄あわせの凡作に終わった印象。最後は期待感もなくコンプリートへのモチベーションと惰性だけで見たけれど、他にも同じ思いの犠牲者が少なくないような。 シリーズ5作の中、名作とされる1作目以降で鑑賞に堪えるのは、3作目だけ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-02 02:07:43)
464.  猿の惑星・征服 《ネタバレ》 
昔の黒人奴隷の役割を猿が担う世界。奴隷制度の解放のリーダーとなるのが、コーネリアスとジーラの遺児シーザー。猿への酷い扱いを目の当たりにし、育ててくれたサーカスの団長が尋問中に死んだことで、シーザーの人間への憎しみが燃え上がる。 シーザーは奴隷の猿たちを隠れて集めて人間への反抗を指導するが、そんなことを始めれば1日でバレそうなものだけど。シーザーに電流を流す拷問で、確認もせずに死んだと思い込むのも雑。猿が勝利を収めた反乱も、あまりに簡単で都合がよすぎる。リアリティに欠ける雑なところがたくさんあるが、そこはマンガや童話のようにスルーしないといけないようだ。後に作られた『創世記』『新世紀』も人間への反乱が描かれているが、それらに比べるとストーリーが相当浅い。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-02 02:06:27)
465.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 
シリーズ2作目が酷かったが、この3作目で持ち直した。一躍人気者になったコーネリアスとジーラだが、猿が人間を支配する未来が明るみになり、人類の敵として命を狙われることに。知らない間にこの二人に肩入れし、ジーラが愛おしく思えてくる。ラストの悲劇と救いに、強い余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-02 02:05:08)
466.  続・猿の惑星 《ネタバレ》 
昔、1作目に続いて2作目3作目も観たはずだが、3作目はよく覚えていたけど、この2作目は記憶にほとんどなかった。見直してみて、記憶に残らない理由がわかった。残したくなかったというべきか。これがあの名作と同じシリーズなのかと唖然とするほどの酷い出来。すばらしかった前作と合わせるとプラマイゼロになるくらい。続編は失敗するというが、その悪しき代表例か。 猿にチンパンジー、ゴリラ、オランウータンの三部族がいて、中で対立しているまではいい。テレパシーや幻覚を使うミュータントが出てきて、もう無茶苦茶に。ケロイドの顔に人間のマスクを被ったり、コバルト爆弾を神の兵器と祭ったり、意味がわからない。突っ込みどころ満載で、とにかく最後は地球を破壊して衝撃的な終わりにしたかっただけのよう。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2015-07-02 02:04:06)
467.  ソウォン/願い 《ネタバレ》 
韓国映画は本当にあざとい。日本ならちょっと恥ずかしくて避けるようなことも、照れもなくやりきってしまう。やりすぎだと引くこともあるのだが、そのド直球に魅せられることも。よくヤツ裂きにしたくなるような人非人が出てくるが、ここではいたいけな子供を陵辱する暴行犯。人工肛門をつけなければならないほどの傷を負い、心にもトラウマを負う我が子を見て、親のやりきれない心痛が伝わってくる。 子役の演技にも感心させられる。日本でもてはやされる芦田愛菜クラスが韓国映画やドラマには何人もいて、下手な子役は見かけない。特別な訓練でもあるのかと不思議に思うほど。ぬいぐるみを被って奮闘する親とか、犯人に殴りかかろうとする親を止める子供とか、あざとさ満載の作りなのだが、子役がすごいので見入ってしまう。  この映画の元になったナヨン事件は、外国のニュースではあったがあまりにも非道でショッキングな事件だったために覚えている。実際の事件はいくつかの点で映画とは異なっているが、幼女をターゲットにした人間の仕業とは思えない凶悪犯罪という点は同じ。被害者の少女が重傷を負ったのは、実際には犯人が証拠隠滅のために自分の精子を吸い取ろうと清掃用のラバーカップを使って大腸を吸い出して水で洗ったため。あまりにも生々しく陰惨な描写になるため、ここはさすがに変えたのだろう。 酒に酔っての心神耗弱で12年の刑に減刑されたのは映画と同じ。証拠隠滅を図っておいて何が心神耗弱だと怒りを覚えるが、仮に酩酊状態であったとしても、酒を飲めばそうなる可能性があるのは初めからわかっていること。酔っていたことは何の言い訳にもならない。酒の過ちとして犯罪さえも大目にみるのは悪しき風潮で、そんなものに手心を加える必要はない。この犯人の場合、過去に何度も性犯罪で捕まっているのだから、なおさら情状酌量の余地などない。  少年法もそうだが、凶悪な犯罪者に甘く、被害者に寄り添わない法律に反吐が出る。犯人が被害者の親に報復を臭わせるような言葉を吐いたのは、徹底的に悪人に描くための脚色だろうけれど。被害者の親なら犯人を拷問死させたくなる。でも、復讐や憎悪は何も生まない。この映画の親子のように自分たちが幸せになることだけを考えたほうがいい――なんてことは頭ではわかっていても、できるものじゃないような。やっぱり死をもって償わせたくなる。法が味方してくれないのなら、自分でと。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-28 00:36:55)
468.  ロシアン・ドールズ 《ネタバレ》 
『スパニッシュ・アパートメント』の続編とは知らずに、前作を未見でこちらを見てしまった。そのためか、皆さんご存知の――ってノリで当たり前のように次々と出てくる登場人物にちょっと馴染めず転校生の気分。たぶん、前作を見ていれば違っていたと思うが、それでも男女の恋愛の機微は楽しめる。  完璧な人間ではないことは重々承知で、欠点も含めて愛してくれる女。そんな女よりモデルの美女の元へ走ったバカな男は、やっぱりこれじゃないと後から気づく。時すでに遅しの後悔パターンだけど、ヨリを戻せたのは結果オーライ。 マトリョーシカで一番奥で待つ最後の小さな人形。人形を開ける度に、これが最後か?と自問自答する。良い得て妙なタイトルだけど、続編とわからなかったのが玉に瑕。前作を先に観ておきたかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-28 00:22:51)
469.  スキャンダル 愛の罠 《ネタバレ》 
昔捨てた女と16年ぶりに再会してまた関係を持とうとしたら、薬を盛られて監禁されたバカな男のお話。ベッドに縛られた男が、最初はSMプレイかと余裕があったのに、女の狂気を感じてからは顔色が変わってくる。男にとってはただの遊びだったが、女は男を想い続けていた悲劇。男への復讐心と愛憎にとりつかれた女(ラウラ)と、母に張り合って男を取り合う娘との軋轢も加わって。 中身はグダグダで、母と娘の葛藤や、娘が男を誘惑する動機も伝わってこない。イタリアのセックスシンボルだったラウラ・アントネッリも、この頃になるとさすがに年齢を感じさせる。娘役のクリスティナ・マルシラックの若くキレイな肢体が、余計にそれを感じさせる。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-06-27 00:25:03)
470.  ブルース・リー/死亡遊戯 《ネタバレ》 
ブルース・リー本人の撮影分がラスト十数分ほどで、後は代役と編集を使って強引に映画にしたものだから、いくら苦肉の策で変装や編集でごまかしたところで無理がある。シリーズが替わって役者が替わったり、年代の違いで二人の役者を使い分けるならわかるのだが、一つの作品で違う人物が同じ役をやったので何とも珍妙な仕上がりに。代役と丸わかりなのに、本人のカットを時折り編集で挟むものだから、ものすごい違和感。コロンボの吹替えでドラマ中に声優が時折り入れ替わる回があって、それも気持ちが悪かったが、本作はそれ以上に違和感が強い。無理に映画にせずに、本人の格闘シーンはドキュメンタリーとして使えば良かったのに。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-06-25 23:33:09)
471.  ワイルド・アパッチ 《ネタバレ》 
特別居留地を抜け出して入植者を襲うアパッチと、それを捕まえようとする騎兵隊の戦い。バート・ランカスター扮する老兵は、達観した目で戦況を見つめている。ところが、新任の隊長の経験のなさが、騎兵隊から多くの犠牲者を出した。復讐と憎悪に燃える若き隊長と、老練で悟ったようなマッキントッシュが対照的。 実際にあったウルザナの襲撃を基に、西部劇にしてはリアルなグロ描写があちこちに。ウルザナらアパッチ族を略奪・強姦・虐殺の限りを尽くす極悪非道な部族に描いている。確かに強くて野蛮な好戦的部族だったようだが、白人たちに侵略されて土地を追い出されたわけだから。西部劇にありがちな、戦いの原因にほとんど触れない白人目線の描き方は気になる。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-25 00:44:06)
472.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
知的障碍者の弟に、父の自殺で過食症の超肥満体となった母。姉や妹とも小さないざこざを起こしながら父親代わりとして一家を支えるギルバート。その肩にかかるずっしりとした重みが、こちらにも伝わってくる。 小さな田舎町の家に縛られた閉塞感に、家を捨てた長兄を恨む気持ちもあったはず。店の常連客の奥さんと不倫でもしなければ息が詰まったのだろうか。ずっと我慢していたギルバートが思わず弟に手を上げてしまったところにはどっぷり感情移入。誰だって理性の糸が切れてもおかしくない状況だ。 母を死んでからも皆の笑いものにしたくない一心で下した苦渋の決断。古い家ごと母の遺体を焼いた四人の子供たちは、どういう思いで炎に包まれた家を見つめていたのか。そこに慟哭するような悲壮感はなく、これで良かったのだという少しの安堵と解放感のようなものも混じっていたような。自分たちを縛りつけてきた家に別れを告げ、再生の時を感じとっていたのかも。ギルバートとは対極にある旅する女性が救いとなって、ラストは自由を得た明るさが感じられる。 主演のジョニー・デップも良かったが、障碍者の少年役のデカプリオは見事な演技で感心されられた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-25 00:38:38)
473.  冷たい月を抱く女 《ネタバレ》 
サスペンスとしては最後まで引っ張られるのだけれど、かなり無理のある設定とストーリー。レイプ事件が本筋にどう絡んでくるのかと思ったら、夫の無精子症を事件解明に使いたいためだけだったとは。いくら医療過誤の裁判で大金がもらえるとしても、美しさを誇る女が自分の綺麗な体にメスを入れるリスクまで冒すだろうか。自分が何よりかわいい女はこんなこと絶対しないと思う。超一流の外科医がリスクを冒して詐欺に手を染めるとも思えない。二人でこんな手のこんだリスクの高いことをしなくても、もっとうまい方法はありそうなものなのに。 ネタバラシされても、それって明らかに無理筋だよねと感じてしまうので、せっかく張り詰めたサスペンス感が一気に萎む。タイトルとニコール・キッドマンということだけでも悪役の予想がついてしまって、医療ミスの被害者というカモフラージュが効かなくなっている。 キッドマンは安定の美しさ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-25 00:35:49)
474.  エル・ドラド(1966) 《ネタバレ》 
ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムの二大スター共演だけど、ちょっと緩い西部劇だった。アル中の保安官、年寄りの牢屋番、対立する一味のボスの身柄拘束と、どこかで観たような映画だと思ったら、同じハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』だった。リメイクではないようだけど、これだけ似ているとさすがにネタ切れ感が。ヒリヒリするような緊張感とはまったく無縁で、早撃ちの名手とのライバル対決も、肩透かしのような呆気ない決着のつけ方。ラストで松葉杖で並んで歩く両雄の姿が、のんびりとした物語を象徴している。 若造ミシシッピのジェームズ・カーンがフレッシュすぎて、『ゴッドファーザー』の長男ソニーと一致せず、後から気づいてビックリ。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2015-06-23 01:02:29)
475.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
『ファーゴ』でも感じたが、コーエン兄弟の作るキャラは独特の味がある。バビエル・バンデムのシガーがとにかく強烈で、圧縮空気ボンベを携えてのイカレた殺人鬼ぶりが凄い。ここまでくればホラーのモンスターの域で、狙われ追われたら悪夢。 コインの賭けを強いられた店主はさぞ不気味だっただろうが、賭けの意味を知らずに生きていくわけか。不条理で気まぐれな運命のようなものを感じる。それは、シガーが青信号で車を横から突っ込まれたのもそう。  モスが昼間そのまま置き去りにしたメキシコ人に、水を与えるために夜中に現場に戻ったのが何気に良かった。ちょっとしたところにも人物に生の立体感が出ていて、コーエン兄弟のキャラ造形の巧さを感じる。ただ、ストーリーはまとまりがなく、収束せずに謎めいたままの尻切れトンボ。定石をあえて外してくるようなところがあるが、それをやりすぎると破綻するしスノッブにも感じてくる。これがアカデミー賞に値するかは大いに疑問。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-21 00:28:23)
476.  トップガン 《ネタバレ》 
トム・クルーズ主演らしい映画。教官との立場を超えたラブロマンス、トップガンをかけたライバルとの戦い、コンビを組んだ親友の死、エリートとして自らの才能への驕りと敗北、芽生えた恐怖心と挫折、それを乗り越えての復活。エンターテイメントの王道要素が詰まって、しっかりまとまっているのでそこそこ楽しめる。その反面、型通りなので予想がついてしまい、意外性も感動もない。話自体はあまり後に残らないものの、カッコいいテーマ曲と戦闘機のコラボは、無邪気な童心をくすぐってテンションを上げる。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-06-20 00:24:18)
477.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
事件に居合わせた全員に犯行の可能性と動機がある。ポワロはそれぞれに事情聴取するのだが、全員に対してあからさまに犯人だと決め付けるような挑発的な物言いをする。これはあまりにも無礼で、ドラマとしては違和感を覚える。コロンボも無礼ではあるが、もっとリアルに婉曲的な攻め方をするし人間味あふれるやりとりがある。こういう点で、本作は推理ドラマというよりも推理ショーに近い印象。 犯行手口にも無理がある。サイモンが撃たれた状況で、一人になって犯行を行うだけの時間を作るのはほぼ不可能。騒ぎを聞きつけて誰かが部屋に来る確率のほうが高く、抜け出すのはリスクが高すぎる。また、母親が殺されているのに、ロザリー(オリビア・ハッセー)が下船時にポアロにうれしそうに婚約報告しているのも呆気にとられる。 犯人も含めて何人も死んでいるのに、それを防げたかもしれないポワロたちは憂いもなく、事件解決で何事もなかったかのような表情。つまり、あくまでも机上の推理クイズの延長戦上にある映画だということ。それがわかった上で、推理クイズを楽しめればよし。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-20 00:13:41)
478.  地中海殺人事件 《ネタバレ》 
全員に動機がある中、ポアロがそれぞれの証言を検証していくのだが、ナゾ解きがあまり面白くなかった。犯行が偶然に頼った印象でスッキリできず。時計を細工されたリンダは、クリスティンと別れた後にレックスにも会っているのだから、体感での時間差でも違和感を感じそうなものだけど。アリーナの絞殺体にはクリスティンに殴られた跡がはっきりとあったはずだが、ポアロらがすぐに気がつかなかったのもおかしい。犯行動機もドラマ性が薄く、その点でも『オリエンタル殺人事件』や『ナイル川殺人事件』のほうが出来栄えは上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-20 00:11:59)
479.  そして父になる 《ネタバレ》 
キャスティングがすばらしく、福山雅治、リリー・フランキー、尾野真千子、真木よう子の四人ともキャラが立っている。野々宮家と斎木家の価値観と子供への接し方が対照的で、時にヒリヒリとした緊張感を生むのがたまらない。子供だったらやっぱり斎木家のほうが楽しそう。赤ちゃんをわざと取り違えた看護師は、償いようのない酷いことをしたものだが、現実にはこういう人は証拠を固められて逃げられなくならない限りは絶対に罪を告白しないと思うけど。そこはすごく嘘っぽく、都合のいい展開だと感じた。でも、監督や役者がいいこともあって、この状況をどう打開するのだろうかとストーリーの中にドップリ引きこまれる。おもしろかったけど、ラストでこの先どうなるかを観客に委ねる映画は基本的に好みじゃないので、終わり方が中途半端で物足りない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-18 00:10:58)
480.  脱出(1972) 《ネタバレ》 
4人の楽しい川下り冒険が、2人組の悪漢に絡まれてとんだ事件に。巻き込まれ型なので、誰もがこうならないという保証はないだけにどうなることかと引き込まれるが、最後はなんだか中途半端な幕切れ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-18 00:07:29)
070.42%
1241.43%
2734.35%
320512.21%
426515.78%
536821.92%
631618.82%
724614.65%
81176.97%
9452.68%
10130.77%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS