461. ダイヤモンド・イン・パラダイス
《ネタバレ》 ブロスナン君、君も英国スパイから引退だ。ご苦労様。というわけで君は今から引退した大泥棒だ。 南の国のバカンスも用意したよ。ヌルい邦題もオマケだ。そこでゆっくり古い仲のFBIと仲良く過ごすがいいよ。 なぁに、アクションは顔を隠してスタントマンがやってくれる。君はちょっと通気口に潜っているだけでいいんだ。 あとは男同士で釣りをしたり、日焼け止めを塗りっこしたり、一緒に一夜を共にしたりしてくれ。 ま、ちょっとアホっぽくてユルい映画さ。泥棒映画として見たら肩すかし食らうだろうけど、みんなだらだら楽しんでくれるって。 …という製作陣の声が聞こえなくもない内容で、まぁマフィアのボスが単身で殺しにやってきたり、恋人を裏切るほどダイヤに夢中になる、とかちょっとアレな所もありましたが、ジェームズ・ボンドから晴れて解放されたブロスナンの慰安バカンス映画でした。 [DVD(吹替)] 5点(2015-10-22 23:59:33) |
462. リベリオン
《ネタバレ》 ストーリーはよくある統制社会モノSF、しかし感情までも抑圧されるのはなんて厳しい世界だろう。 色調のない無機質な世界ではあんなに雑多な古めかしい本や玩具が輝いて見えてしまうのには驚いた。そして主人公の感情の高ぶり方…ちょっと過程がわかりにくかったけど、今まで抑圧されただけあって、こちらにも怒りや悲しみが伝わってきます。 でも、まぁ、その…さ。アレだよ。そんな事はホントはどうでもいいだよ。ガンカタだよ!ガンカタ! あの銃捌き!一切無駄が無く洗練されたあのアクション!衣装のデザインの真っ黒さも相まって厨二心をダイレクトにくすぐりますね!敵がメチャ弱く見えるのも彼が強すぎるからでしょう!あぁカッコいい!強すぎる…! でも最後はなんだかんだで革命が起きてレジスタンスが一気に雪崩れ込んで問答無用に兵隊を皆殺しちゃう「なんだかなー」と思う、呆気ない終幕でしたね。けど僕は満足です。ガンカタご馳走様でした。 [DVD(吹替)] 6点(2015-10-22 23:54:02)(良:1票) |
463. ピクセル(2015)
《ネタバレ》 宇宙からなんか攻めてきたぞ! ギャラガだったりパックマン、ドンキーコングだったりがドットのまま巨大なスケールで現実の世界で襲ってくるシーンには圧巻!しかもデカい!しかもやたらゲームネタがマニアックなのでコチラとしては負けじとゲームキャラが出てくるたびに「えーっとコイツはたしか…。」などと勝手に盛り上がれること必至だ・・・と、映像とアクションやゲームネタだけ見ると面白いけど、とにかく勢いだけで作られたような感じで作りはちょっと荒い。まぁオタクがなんで現実でもあんなに強くて運転がうまいのかは野暮かもしれないけど。 ただゲーム以外のギャグや小ネタにはあまりノれず、知ってるゲームはともかく、センチピードやQバート(とても可愛かったけどね)など日本で馴染みの薄いゲームはやはり感動は少ないのが日本人的には寂しい。 それと女戦士の架空のゲームも出ちゃってちょっとモヤモヤしちゃったけど、なんと本作のためにゲームが作られて配信されてるみたいでビックリ。 なんだかんだ荒さはあるけれど賑やかでゲーム好きにはグッとくるキャラクターばかりなので面白かったです。 けど点数的には5点ですね。 [映画館(字幕)] 5点(2015-10-15 02:25:26) |
464. THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 実写として始まったシリーズもラストの長編。まるで2の焼き回しのような内容に見えるけどちょっと違う。 ズケズケと己の道を行く後藤隊長に比べ、どこか後藤田さんは控えめ、出来るなら関わりたくないが、どのみち二課が潰されるならやっちまおうという具合。 それに正義の見方とは決して思えない三代目第二小隊の連中、そしてやってくるのは暴れん坊のステルス戦闘ヘリ娘。 面白いのは公安の高畑が後藤田を食う勢いの主役っぷりどーみてもヘリを落としたのも彼女、真相に迫ったのも結局彼女、二課は殆ど彼女の駒扱いでしたね。 それにしても相変わらずレイバー残念すぎるくらいお荷物で敵をおびき寄せる以外に殆ど役に立っていないのがパトレイバーらしいというかなんというか…。 そのかわりカーシャの肉弾戦は圧倒的迫力!ここまでキレッキレのアクションはハリウッド並!でも画面がちょい暗い! そして今回のDC版でやっと頭のモヤモヤ晴れる。通常版はなんだったのかと思うくらいのまさに完全版。 カーシャのスピーディなアクションは更に増え、謎多き灰原零の正体、そしてその裏側もサラリと語られている。 どこか歪だった通常版とは違いこれが本当の首都決戦でした。 [映画館(邦画)] 6点(2015-10-10 22:57:37) |
465. 学校の怪談2
《ネタバレ》 前作とは違い今回は現役の学校が舞台。なにやら確執も三角関係もあっちゃったりして今回も涙あり。今回も愉快な特撮全開の肝試しの始まりである。 ただ前回と比べると不気味さは随分落ちてマイルドに、お化けもちょっとコミカル度が上がってちょっと物足りないかも…というか前回は若干グロかったかもしれない。 それでも面白いのはギャグが面白いからか、笛少年と泥棒のやりとりはルークとR2−D2のようで面白いし、岸田今日子の幽霊も最後写真でドヤ顔になってるのには爆笑。終盤のよくわからんボス(でも造形は素晴らしい)はともかく、あの容赦ない崩壊シーンは結構迫力あるぞ、マジで危ないぞ!ってくらいの迫力だ。それにラストはちょっと泣かせる展開なのも嬉しい。ただあのカブトムシとクワガタはよくわからんw 1にはちょっと劣るものの今回も楽しく見れる一本でした。 でも野菜を投げちゃあいけないよ。 [DVD(邦画)] 6点(2015-10-10 00:06:40) |
466. スネーク・アイズ(1998)
《ネタバレ》 目を疑うほどの長回しと、天井から部屋を見て行く漫画的で効果的なセット、一つのシーンを様々な視点から見せるなど面白くも緊張感溢れる映像が一晩の事件をとても深い者にしている。ストーリーはちょっと出来過ぎなのと、あまりミスリードを誘わない直球な展開だけどそれでもやっぱり見せ方が上手いとこちらはとてもドキドキする。 まるでターミネーターのようにホテルを闊歩するゲイリー・シニーズはマジ怖いし、こういう役をやらせるとニコラス・ケイジはやっぱり上手。 それにハッピーエンドではないのもいいんじゃないでしょうか、それでもちょっとケイジの未来は明るいし。 そういえば気付きませんでしたがに音楽は教授だったんですね。 [DVD(吹替)] 6点(2015-10-06 22:33:48) |
467. ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
《ネタバレ》 今回も大惨事。ってやっぱり全部アランのせいじゃねーか! でも今回は収まりがいいのか悪いのか、オチも前回と変わらず違うのはその道のりだけ。 まぁその道のりが本作の醍醐味だがチェイスシーン以外はそこまでデカい事も起こらなかったし、起床時のインパクトも前回以上のモノにはならずでちょっと寂しい。 それでいてタトゥーはしたまんま、弟の指は無いまんま(とても満足そうだが)と、どこか腑に落ちない。どうせだったらダグも一緒に巻き込まれた方がよかったのかもしれない。 でも気になる第三部。この狼軍団がどのような末路を迎えるのかとても気になる。 それにしても、モンキーの演技にはビックリ、可愛かったなぁ…。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2015-10-02 22:54:55) |
468. 学校の怪談
《ネタバレ》 非常に面白かった。小学校の頃は予告がとてつもなく恐ろしくて見れたもんじゃなかったが、ホラーではなくグーニーズに近いアドベンチャーモノだったとは。 ユーモラスなホラーに能天気な大人もいて、それでいてちょっと恋もしちゃったり。そんなアホで無邪気な小学生時代を日本が舞台だけあって直にフラッシュバックさせてくれる。 特撮やセット、メイクも非常にアイディアに溢れ、楽しんで作られているのが目に浮かぶ、こちらも次になにが来るのかとワクワクして見れるのがたまらない。 なぜあのような怪奇現象が起きたかは具体的に特に語られていないし、あの妖怪達の正体がなんだったかなんてこの際考えるのは大人的な野暮な思考だから止めておこう、とにかく思いっきり俺たちもこの素敵な旧校舎を楽しめばいいのだ。 [DVD(邦画)] 7点(2015-10-02 02:40:44)(良:1票) |
469. デモリションマン
《ネタバレ》 いやぁ、楽しかったぁ。 冒頭の96年は何かの冗談かというくらいの荒廃っぷりに爆笑。パトカーはハマーを使う時代とは恐れ入った。そんな中叫びながら敵の基地に潜入するスタローン。もうこの時点でこの作品が僕好みの映画だということがわかりました。 そして未来世界へ。思った以上にちゃんとSFしてるんでビックリ、しかも極端な二分社会はHGウェルズの「タイムマシン」のオマージュと来た。でも緊張感は皆無、だってツッコミ所満載なんだもん。半分コメディのような仕上がりなのもこの作品の楽しい所だ。 そんな超潔癖社会にスタローンはヘタヘタ、まったくどうやって貝殻で尻を拭くのやら。でもその未来設定は作り込まれているし、美術もかなり凝っている。今でもなかなかセンスフルな未来を体験出来るし、ピザハットは最強だ。パトカーや車などほとんどこの映画のためにデザインされて作られた者ばかりで見ていて飽きない。 途中から三つどもえの展開になったりとストーリーもテンポ良く進み、超殺人鬼スナイプスのイカれた所業もなかなかだ。ただスタローンと戦うとどうしても弱そうに見えちゃったのが残念かな。 それとサンドラ・ブロックは終始お茶目で可愛いのがたまらんかったね。 総じてアクションとSFが相見え、それでいて飽きない未来設定をふんだんに盛り込んだ素晴らしい作品です。最高! [DVD(吹替)] 8点(2015-09-25 01:06:53) |
470. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
《ネタバレ》 バカだこいつら…。 ハメを外してホテルに散乱するやっちまったモノを頼りに辿って行く小規模な冒険はなかなか痛快だ。 コメディにしてはやたらと伏線が多くそれがどのようになったものなのか…というかコイツらがハメを外しまくったせいなんだけどさ。 とにかくその理由がいちいちため息をつくようなバカっぷりで面白い。そのつどそのつど出会う連中も3人よりイカれた奴らでそれもまた笑える。 若干予想出来ちゃう所と下ネタが多いのはアレだったけれど続きも見たくなりました。ちなみに一番面白かったのはあの警察官。 [DVD(吹替)] 6点(2015-09-19 22:56:10) |
471. アビエイター
《ネタバレ》 長かった…ヒューズ氏の幾多に渡る才能による成功と先見の明。そして同時に自分の心に潜む病に悩まされていくのが丁寧に描写されている。 でもまぁとてもスローなペースで進行して行くのでちょっと退屈な所もあるし、助長な所は多い。 しかし神経質でいつも何かに怯えるヒューズの役をディカプリオは上手く演じきったと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2015-09-18 19:33:24) |
472. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 何度も見た。至上のSF。あの美しい宇宙。カッコいい宇宙ステーション。HALの可愛さ。モノリスの不気味さ。そしてラスト、土砂流のように目に雪崩れ込む映像。 カッコ良くて、美しくて、よくわからなくて、それでも面白いと思える最高の作品です。 だけど本作の良い所はそこだけではありません、この作品は寝ていても『良い』映画だと思ってます。だって凄い心地良いんだもん。 映画館の暗く冷房の効いた空間、リラックス出来る柔らかい席で、本作はとても気持ちよく眠らせてくれる。(でもいびきをかいちゃダメよ) 素晴らしい音楽、美しい映像、静かな宇宙、見ているとだんだん心地よくなってくる。 目を閉じてうつらうつら意識が遠くにいくあのなんとも言えない気分…二周目以降の楽しみ方の一つだと思っています。 [映画館(字幕)] 10点(2015-09-18 14:46:56)(良:1票) |
473. ファンボーイズ
《ネタバレ》 なんて気持ちの良い連中なんだろう。 高校の親友4人組のスターウォーズ狂いのオタク達、そんな彼らも歳を取り大人になって行く。 ルーカスフィルムでEP1のフィルムを盗みに行くのが目的だが、それは彼らの冒険の終着点に過ぎない。 彼らはその長い道のりの間に悩み、決意し、恋をする。様々な出会いでハチャメチャな騒動になったり、トレッキーとぶつかり合ったり、どうみてもこちらが悪い事をしたりもする。だけど彼らにとってはスターウォーズより大事な思い出になったに違いない。 スターウォーズの役者本人も出たり、なぜかカーク船長まで登場しちゃうどこか豪華でちょっと切ないロードムービーでした。 彼らにもフォースの導きがあらんことを。 あと背中にジャージャーの入れを墨彫ってしまった人。御愁傷様です。 [DVD(吹替)] 7点(2015-09-18 00:58:31) |
474. ガタカ
《ネタバレ》 遺伝子が劣等、不適正者というだけで差別されて来たヴィンセント。夢は宇宙に行く事だった。 だけど誰よりも努力しても不適正者というだけで認めてもらえない近未来。不適正者と言うだけで犯罪者扱いされる近未来。 彼のした事は不正。しかし彼の能力は紛れもなく彼の物だった。 そしてヴィンセントの夢ために自分の名前と遺伝子を差し出すジェローム、彼もまた完璧に生まれたばかりに事故で全てを失ってしまった男。 その男同士の友情かなんなのか彼らの持ちつ持たれつの二人のジェロームの生活はどこか切ない。一人は夢に向かって歩き、一人は夢を捨てた。 最後、一人は宇宙へ旅立ち。一人は焼却炉に入る。彼が唯一のジェロームになるために。そのために彼は最後に身をも捧げたのだ。 美しい構図と美術、柔かな音楽そして張りつめた緊張感がありながらも、希望を胸に夢へと向かう男の切ない物語でした。 [DVD(吹替)] 8点(2015-09-16 17:10:47) |
475. 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
《ネタバレ》 荒唐無稽、無軌道で不条理、意味不明なノリと理解する前に雪崩のようにやってくるギャグというか、なんというか。 でもどこか深い意味を含んだ気がするような、なんというか。 それでいて登場人物のテンションがわかりにくいような、なんというか。 でもお役所ギャグはちょっと古い…もしかしたらそれも故意なのかもしれないが・・・まぁ、なんというか。 とにかく人を選ぶ内容だ。 でも映像がいいんだよね、それでいてイルカの歌もいい。シュールなデザインの宇宙人もいい。 ディズニーらしいテンポの良さと世界観の賑やかさ。 意味はよくわからなかったけど映像が面白い、テンションが楽しい、なんというかリラックスできる映画でした。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-08-30 16:01:02) |
476. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 大迫力だ、巨大戦艦入り乱れる超迫力の空戦に四刀流チャンバラ、そしてオビワンとアナキンの死闘。映像はまさにトップクラスの出来です。 話が進めば進むほど、彼はベイダーとなり、アナキンという名前は聞くたびに、こちらも心を痛むほど彼は暗黒面に堕ちていく。恐ろしくも悲しい。 そしてオビワンとの決着、ダースベイダー、そしてルーク、レイアの誕生。パドメの死…。 わかってはいたけれど、希望に向かう道の過去にこんな悲劇があったなんて。これから旧三部作の見方もさらに深い物になっていきそうです。 それに旧三部作と繋がるレールが繋がって行くのが気持ちいいですし、だんだん共和国の戦闘機や戦艦がおなじみのデザインになっていくのも面白い。 にしてもR2って凄いドロイドなんだなぁ。C3はアッサリ記憶消されちゃいましたね。 さぁルークよ!憎き邪悪なるシスの首領!パルパティーンの野望を阻止するのだ!!無限のパワーが君を襲うかもしれない!でも君には仲間達がいる、師匠がいる!さぁ話はまだ終わっちゃいない!EP4の始まりだ! [DVD(吹替)] 8点(2015-08-28 11:00:51)(良:1票) |
477. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 生意気ボーイになってアナキンが帰って来た。 思春期&反抗期で手を焼くオビワンは大変面倒な弟子をクワイガンから頂いちゃいましたね。 そんなアナキンボーイの目の前を邪魔するのは恋、そして悲劇。 怒りも悲しみもぶちまけるアナキンはジェダイである前に若者、フォースが揺らがない方が無理ある。 そして今回は悲劇が連鎖的に起こる、恐るべき最後の曇りがだんだん消えてくる内容だ。 母の死からのタスケンへの殺戮。ジャンゴの死から見える幼きボバの末路。 そしてラストの、クローンと言う命がありながら消耗品の兵隊と、大量生産されたバトルドロイドの戦争は空しさしかない。 本作はEP5など比べ物にならないほど、どこまでも後味が悪くEP3への足取りもどこか重く感じるモノとなった。 アクションシーンに関しては言う事無いですね、クリストファーリーもやたら動きますし、ヨーダも凄いセーバーさばきでビックリ。でも今回も情報量もアクションもとてつもなく多いので結構長く感じました。 ちなみに今回はオビワンの健気というかなんというか一人で頑張る姿がなんとも言えない。EP4でも生きているのにどこかギリギリ感があり、「本当はここで死んじゃうんじゃないか?」と思わせるスリリングさがある。そんな訳で僕はなぜか彼を応援してしまう。頑張れオビワン!死ぬなオビワン! なんだかんだで今回はあんな終わり方でしたがEP1と比べると順調に面白くなって来ています。さぁEP3見るぞ!!!頑張れオビワン!!死ぬなオビワン!! [DVD(吹替)] 7点(2015-08-27 01:00:03)(良:1票) |
478. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
《ネタバレ》 フォースの導きか運命かなんなのか、とにかく偶然の出会いがコレから先とんでもない事になるんだなぁ〜っと。 まぁ旧三部作とどうしても比べられちゃう新三部作一作目。若かりし頃のオビワンその他の姿や、EP4に繋がるいろんな事が見え隠れする、まさに一作目に相応しい作品だと思う。 SW名物、チャンバラあり、ドッグファイトありなんだけど、豪華な幕の内にしてはちょっと味付けがマチマチで、ちょっとバランスが悪いのも確か。 まぁ今回は世界説明とアナキンゲットが軸だからかやたらめったら、アナキン坊やの活躍を見せてくれる。 ただどの活躍もフォースの力にしても出来すぎていて、なにか心の中で煮え切らないものがあるのは気のせいではないはず。特に最後の基地爆破。 にしても今回の見所はやっぱりあのダースモールの戦闘シーン。いやぁカッコいい。ちょっとあっけないけどカッコいい。ジェダイは複数で一人を相手にする事が許されているのかはこの際気にしないでおこう。 それでもやっぱりスターウォーズ。この先アナキンがどうなるのか、シスとは何物なのか、気になる事だらけなのでEP2もなんだかんだで見たくなりますね。 [DVD(吹替)] 6点(2015-08-25 03:19:31)(良:1票) |
479. レオン/完全版
見ようと思いながらもずっとたじろいでいた作品でした。 このどぎまぎしながらも仲良い二人は見ていて良かったですね。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-08-24 23:23:21) |
480. フェイス/オフ
《ネタバレ》 トロイはまさに悪魔。そんな奴の顔を被ってしまった真面目なアーチャーの悪夢が始まる。反面、狡猾で巧みなトロイは自分の立場をすぐ様理解しアーチャーをこれでもかと追い込んでいく。観客を巧みにミスリードさせ、急展開と壮絶な銃撃戦でこちらの目を釘付けにさせてくれる。 それに何と言ってもトラボルタとケイジの180度逆になった演技が凄まじい、本当に魂が入れ替わった様だ。特にケイジの狂気のトロイから悲しみのアーチャーになった時の変わり様は脱帽モノ。 本作はSFの様なとんでも状況を作りつつも、素晴らしいバランスで積み上げられ、役者の演技が冴え渡る傑作サスペンスアクションだ。 でも手術シーンはグロいぞ。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-08-19 14:44:59)(良:1票) |