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481.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》 
 ラジー賞の最低リメイク賞を獲ったらしいが、ナカナカどうして面白かった。最後の結末の絶望感は、映画化一作目に匹敵する。とりあえず女性を手に入れて、現地で生き延びられる可能性のある一作目と違って、絶体絶命的状況で、猿も近代化してしまっている今作のラストは、もっと絶望的かも知れない。  本作では、宇宙船が遭難する時に、時間が進んでいるのが明確に描かれており、戻るときも時間が戻っている。にもかかわらず、ラストの展開が時間関係的に逆転しているのは、時間がループしているということなのだろうか?ちょっと判りにくい表現になったと思う。この事によって、ラストの地球が、「あの惑星」の後の姿なのかどうか、よく判らないが、もしそうだとしたら、人間と猿とを区別しないで埋葬した、その後の世界がどう進んだのか?興味深い話ではある。  猿と人間の逆転という異常な世界を生み出した原因が、テーマというか、見るものへの教訓・警鐘になっているのが、この猿の惑星という物語のキモだと思うのだが、そこのところは、あまり重きを置いて描かれてはいない印象。 
[地上波(吹替)] 6点(2012-03-07 03:50:09)
482.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
 うーむ、なんか「シスの復讐」を見た後みたい。なるほど、そう辻褄合わせましたか、という感じ。  たしかに、物語途中でロケットが行方不明になったニュース、やってたし、人類が滅亡するのは、ウイルスのパンデミックだったと説明がついたし、何より猿が頭良くなっちゃう事の合理的な説明だった。いや、これが「猿の惑星」でなければ、普通に面白いんだが、あの物語の前日譚と言われると、言い訳がましさを感じてしまう。  スターウォーズでも、そうだったが、やはり神話の時代の物語は、あまり詳らかにしないほうが、面白いのではないだろうか? 
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-07 03:48:39)
483.  雪之丞変化(1959) 《ネタバレ》 
 主人公・雪之丞と義賊・闇太郎を、一人二役で演じるのが、何やら伝統になっているようだが…。一人二役というのが、作劇上の意味を持っていない物語というのを、初めて見た。というか、物語の中で別人に見えるように意図された一人二役を、初めて見た。最初の衣笠監督版と同じ時代に原作が書かれており、原作にも監督の名をもじった役が登場するなどしており、この配役も原作者の意思かも知れぬ。顔の違う別人なら、別の役者がやればいいのにとは思うが、どうやら、主演俳優のいろいろな役の演技を楽しみたい、ということらしい。うーむ、舞台の有名な役を、いろんな俳優が演じる、その違いなどを楽しむのと、似ているのかもしれない。  さて、このマキノ版は、娯楽に徹した大胆な脚色。特にお初が、かなり良い人になっている。雪之丞も浪路を積極的にコメ問題にひきずり込む。  どうも闇さんとお初っちゃんが主役の印象。孤軒先生と脇田一松斎の役が一つにまとめられたのはいいが、お初までもが雪之丞側に都合の良すぎる役になって、話は単純化した。  原作と違い、最後の土部三斎への決着が刀による勝負なのはよし。欲を言うと、ラスボスである三斎との一騎打ちは、もうちょっと時間をとって、魅せて欲しい部分でもあった。しかし、その勢いで、浪路まで切ってしまうのは、安直。 
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-08 02:43:55)
484.  雪之丞変化(1963) 《ネタバレ》 
 主人公・雪之丞と義賊・闇太郎を、一人二役で演じるのが、何やら伝統になっているようだが…。一人二役というのが、作劇上の意味を持っていない物語というのを、というか物語の中で別人に見えるように意図された一人二役を、初めて見た。最初の衣笠監督版と同じ時代に原作が書かれており、原作にも監督の名をもじった役が登場するなどしており、この配役も原作者の意思かも知れぬ。が、この配役のために、雪之丞が復讐を果たす場面で「男の顔(亡き父の顔)になることが出来ない」というジレンマを持ったと思う。江戸時代の女形は、普通の生活時にも女の顔で生きていた、という設定を更に生かせば、戦うときにだけ男(父)の顔になる変身ヒーロー的にも描けたろうに。現に原作では、父の面影を仇に見せるようになっているのだし。  さて、この市川版。初代映画版のオリジナル・長谷川一夫も、さすがに年取っていて(当時55歳ですって!?)、最初のシーンで浪路が惚れるという設定にかなりムリムリな感じが漂う。この版は原作ほぼそのとおりの物語になっているが、それでも仇役が二人省略されて、さらにお初さんの悪巧みの部分がなくなり、ずいぶんと見やすい構成になった。  しかし、「時代劇」に期待される剣劇(チャンバラとは言いたくないニュアンス)の部分の爽快さがないのも、また原作譲り。せめて門倉平馬くらいは剣で倒してもいいんじゃないか。昼太郎と、雲助、島抜け法印の部分を削ってでも、もちっと楽しませる部分が欲しかった。 あと、お初さんと浪路さんは限りなく美しい。 
[DVD(邦画)] 5点(2012-02-08 02:36:42)
485.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 
 さんざん、「お父さんは、仕事仕事で家族を顧みない」的なことを言ってた娘が、いざ父親が「バタデンの運転手になる」と言った時の怯みようが面白かった。なんだかんだ言っても、親の力によって食べているんだし、学校も行けている。  奥さんのお店と、この娘の反発、これに絡めて50歳からの再出発というテーマだけで充分面白くなり得たと思う。  ここにあまりにもベタな、大病で倒れる母親、なんてストーリーを入れたおかげで、感涙必至的ではあるが、男の夢への物語の軌道を、脇へ引きずられた感じ。
[DVD(邦画)] 5点(2012-02-02 12:04:32)
486.  地震列島 《ネタバレ》 
 この映画が撮られた頃は、大地震が大都市をどのように襲うのか、見た者はいなかったので、何やらそこらじゅう爆発が起きて、宇宙人でも来襲してきたかのような描写なのは、ご愛嬌というべきか。  それでも、地球物理学者の人間ドラマによって、結構見応えのある物語になっている。あまりにも無防備な都市設計に対して、若い学者が警鐘の意味で「30日以内に直下型地震が来る」などと言ってしまうのは、ちょっと無茶だが、「東海地震だけを見ておれば良いというものではないでしょう」という言葉は、今にしてみれば重い。この映画では津波は描かれていないが、近年公開された災害映画でも同様のシチュエーションがあった、地下鉄に水が入り込んでくる描写が怖い。  離婚寸前の妻と地下に閉じ込められた学者は、英雄的な行為で皆を救い命を落とす。でも、他に待たせてる人がいるし、結果的にそっち側も旨く解決しそうとは言え、死んでメデタシにして欲しくはなかったとも感じた。つまり、パニック部分によって、なし崩し的に物語が幕を閉じた感が否めない。学者のその後の生き方を見たかった。或いは、反対の事を言うようだが、この「待たせてる人」の設定を無くして、シンプルに夫婦の話にしてしまうのも一考かも。
[DVD(邦画)] 5点(2012-01-24 09:46:12)
487.  エル・シド 《ネタバレ》 
 スペインの実在した英雄の話。  自身はキリスト教徒なのに、通りがかりの戦で倒した異教徒の王の生命を救うなど、今の時代の目から見ても立派すぎる人物像。かと思うと、父親の名誉のために、妻となる女の父を殺してしまい、女から「愛されつつも憎まれる」という何ともドラマチックな人生を生きた人。でも実在の人らしいから、小説よりも奇なり、なんでしょうな。  この若妻と、ラブラブの状況から仇となり、王の命により再び妻となるも心離れてから、結局深く結ばれ合う二人の話。あるいは、異教徒の王たちの命を救い、彼らと友情で結ばれ、後に助けられ共に戦う戦士の話。名誉を重んじ、王から何度も嫌われつつも、忠誠を尽くし、自身も多くの人から讃えられる男の話。それぞれが一本の映画になってもおかしく無い、魅力的なストーリーが1つにまとまって、3時間を飽きさせない大作。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-23 17:18:16)(良:1票)
488.  太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 
 先生の日本を脅迫する動機がさっぱり伝わらない。自分は当時、純朴な高校生だったのでよく判らんのだが、当時のもうちょっとお兄さんたちには判る感性なんだろうか?  アクションシーンはよく頑張ってる感はあるが、そこ主題の映画とは違うよな。  学生程度の物理の知識とウランがあれば、原爆なんて作れるんだ、という元アイデア一発で、映画製作者も先生も突っ走っちゃった映画。と判断させて頂きます。 
[DVD(邦画)] 3点(2012-01-20 13:03:56)
489.  チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 
 原子力発電所にトラブルが起きると、いつも名前の出される映画である。しかし、カラーバーで始まりカラーバーで終わる、この映画の主眼は、原発の恐ろしさでは無く、組織犯罪に対するジャーナリズムという部分なのだろう。だから、「チャイナ・シンドローム」という部分を期待してみると、ちょっと肩透かしを食ったような気になる。  しかし、巨悪とそれを暴くジャーナリストという構図は他に沢山あるが、証拠物をめぐる追っかけっこに終始しがちな凡百とは違い、事故を追い詰めるサスペンスをじっくり見せてくれる。  地域住民が発電所側に、新発電所の中止を求める、討論会のような描写があるが、これが何とも感情に訴えるだけで、説得力と内容が無く、滑稽に見えてしまうのも、映画の主題をよく表しているといえる。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-20 05:28:08)
490.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
 この映画の幸せ感って、何かを「見る」ことのか。  希和子が薫に言った「綺麗なものいっぱい見ようね」が、幸せの一つの実現とすると、八日目に他の蝉が見られなかったものを見た、つまり成長した薫が”八日目”に見た「綺麗なもの」は、十数年間憎んでいた育ての母の、自分への愛情と、その思い出だったのだろう。  それが、最後に「まだ見てもいないこの子のことが~」となる結末は、巧い。 運命に翻弄されたこの少女が、母親の愛情を知った事を、希和子に教えてあげたくなった。「良かったな、お母さん」と。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-01-15 17:25:18)(良:2票)
491.  岳-ガク- 《ネタバレ》 
 山の雄大さと気高さを感じさせる、佐藤直紀氏の音楽が素晴らしい。また、雪山をはじめ、山の空撮・自然の景観も美しくダイナミック。  しかし人間のドラマの方は、何故だか感動しないんだな。それが、どうしてだか判らないが、一つ気になった事がある。  救助隊長さんは、「撤退する勇気」を力説し、ヘリの操縦士も「これ以上無理」と一人残したまま撤退の判断をする。長澤の成長を語るシーンでも出てくるこの言葉は、彼女の成長を描くこの物語の重要なテーマにつながっていると思ったのだが、長澤はそれを受け入れず、ヘリから飛び降りるように、救助に向かう。小栗旬もプロが踏み込まない吹雪の山に入り、救助に向かう。驚いた事に、隊長さんも、小栗の救助を黙認して、あまつさえ「あとどのくらいだ?」などと尋ねている。やらせる気まんまんじゃねえか。それでも部下は行かせない。  結局、この二人が要救助者を助け切って、メデタシメデタシ。という、言う事とやる事が、合ってない物語が、感動をもたらさない一因なのだと思う。   また演者がビッグネームであるからか、彼らが死んだり遭難したりする気が全くしないのもイタイ所。長澤まさみは絶対に目を開けると確信できたし、小栗旬は雪崩から救われると思っていた。(それにしても、あんなに簡単に雪の中から出てこられるのかね?何でもできるコナン少年だって、雪崩に埋もれて自力で起き上がんないぞ)
[DVD(邦画)] 4点(2012-01-07 06:48:13)(良:1票)
492.  女囚701号 さそり 《ネタバレ》 
 有名な作品だし、梶芽衣子の代表的な作品ということで、見てみたが、まあメチャクチャ。刑務官が、一人ずつ軍用ライフル持ってるし、しかも直ぐ撃つし、懲罰内容は、タダの嫌がらせだし、何かというとすぐ女の服を切り裂くし。ナミは何故か、下着姿で男に復讐しようとするし。「抵抗すると公務執行妨害で射殺するぞ」とか言うし。  しかし、演出的には、多分大胆な実験的な表現だったのだろう、カラーライティングや、回り舞台など。特にガラス張りの床に転がされたナミの怒りのカットは凄い。  とうとう脱獄を果たしたナミは、自分を裏切った男と、それに関連したワルには復讐するのに、あれだけ理不尽なイジメをした刑務官には、何もしないのが、若干気になる。しかもその後逃げるでもなく再び刑務所に戻るとは。復讐時のナミはカッコイイんだが、実際に苛めた彼らをやっつけないと、観ている者のカタルシスは得られない。   数々の突っ込みどころには、目をつぶるとしても、評価できる点が、大胆な演出と梶芽衣子の魅力のみでは、2点がいいトコ。
[DVD(邦画)] 2点(2012-01-07 05:57:13)
493.  イキガミ 《ネタバレ》 
 劇場で見た時には、おいおい泣きました。そりゃあ、泣きますよ。余命を宣告されて、精一杯に生きようとする若者や、妹に角膜を提供する兄の物語など、見せられたら。しかし、よくよく考えてみると、不治の病によって余命あと何ヶ月、とかいうよくある感じの物語とそんなには差はないような気がして、ずっと気になっていた。  この映画は、この異常な法律とその考え方について、ごく控えめに将来において法律をなくすと、語るだけで、そのほとんどの時間を使って、余命宣告された人たちの感涙物語を一所懸命に語る。その物語に涙して「感動した。泣いた。命の素晴らしさを見た。」という私のような観客は、実は物語中の女議員候補者の言う、国繁法支持者の視点と同じである。観客を巻き込んだこういう構造を、観客自身に突き付けているとしたら、そこにこそ映画のメッセージがあるとしたら、これは実に毒のあるすごい映画だと思う。が、多分違うんだろうなあ。 
[地上波(邦画)] 4点(2012-01-02 14:05:42)
494.  星守る犬 《ネタバレ》 
 それにしてもおじさんの物語は実に悲しい。40半ばで職を失った我が身なれば、その辛さはひとしお身に沁みる。そのおじさんとハッピーの物語だけで充分涙を誘うのだが…。かつて飼い犬を虐めてしまった青年は、達観したかのように「望んでも望んでも手に入らないものがある。だがそれでいい。人はみな生きている限り星守る犬だ」などというが、このおじさんの人生、これが「星守る犬」でいいとは悲しすぎる。  そして、一緒にいた少女。彼女は「星守る犬」に甘んじるつもりは無く、踏ん張りながら星を手に入れる努力をしている。映画的にはこれを切るか、もっと焦点をあてるかするべきなのでは?なんか、ここんところの違和感がどうにも気になる。   あっ、つまらんツッコミだが、骨壷って普通、人ひとりの骨くらい、余裕で入るように作られてると思うんだが。
[DVD(邦画)] 5点(2011-12-25 14:43:04)
495.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
劇場での3D鑑賞でなかったのが悔やまれる作品。ラプンツェルの時もそう思ったが、その理由は正反対。 こちらは、3Dでなければ、ほとんど魅力を見いだせないからだ。
[DVD(字幕)] 3点(2011-12-23 12:48:50)
496.  カーズ2 《ネタバレ》 
私は車の事はあまり、というか殆ど知らないのだが、この物語に出てくる「敵側」の車は、世界的に有名な欠陥車だそうで、それ故の虐げに反発して、彼らが陰謀を企む、という一面が描かれる。黒幕には他の理由(実はこれも成り立つのかどうかギリギリで意味不明感満載なのだが)もあるのだが、どうにもこの一点が気にかかる。これ、人間で言うところの「ハンデキャップ」なのではないだろうか?そういう事情のある相手に、それらをバンバンやっつけて解決、という構造は、何か第一作でマックイーンが到達した価値観と相容れない、ちょっとまた逆戻りした感があって、評価しづらい。 
[DVD(字幕)] 6点(2011-12-19 04:04:13)(良:1票)
497.  カーズ
アニメーションの第一義は、何と言っても子供のもの、と思っているので、こういう、ベタではあるが友達の大切さ、を描いたアニメーションは、大好きであるし、ぜひ子供たちに奨めたい。また、古いものをちゃんと評価する事の大切さというものを、教えられる。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-19 04:03:11)
498.  上海バンスキング(1984) 《ネタバレ》 
 蒲田行進曲の夢をもう一度、という感じ満載の、有名舞台の映画化作品。  映画版独自の場面、火薬をふんだんに使った戦闘場面・日本軍による中国人の虐殺シーンが重すぎて、フツーの反戦映画のように見えてしまう。元々ダークな物語だが、主題は戦争にあるのではなく、戦前のジャズメンたちの「バンスキング」な生き様だったと思う。この映画を見ると、何でもリアルに写実的に描けばいいってもんじゃない、というごくアタリマエのことが、よく分かる。  原作舞台では、このダークな物語とバランスするような、華やかなダンスホールでの演奏・歌唱が見所の一つなのだが、この映画は残念なことに、そのシーンに魅力を感じられない。演奏は失敗もなくまとまっているのだが、ライブ感にかけ、ボーカルもそのハーモニーも凡庸。 
[レーザーディスク(邦画)] 3点(2011-12-17 07:46:46)
499.  赤穂城断絶 《ネタバレ》 
 原作がどうなのか知らんが、タイトルが何しろ「赤穂城断絶」だし、もっと違う切り口の物語かと思ったら、思ったよりも普通の忠臣蔵。 お城にまつわる話しでないのは、まあ諦めたとしても、これが単なる仇討ちではなく、吉良家お咎めなしという裁定に対する、意趣返し的な意味だという部分を、もっと膨らませて見せて欲しい気もした。  忠臣蔵って、今では各テレビ局が年末に力入れて、細かいとこ描写してくるから、映画だってそれに対抗して、進化しないといけなくて、大変だとは思うけどさ。そういう部分を考えても、公開当時には、しょぼい感じがしたよ。
[DVD(邦画)] 4点(2011-12-13 00:39:41)
500.  ルパン三世 血の刻印~永遠のmermaid~<TVM> 《ネタバレ》 
 新しい声優さんたち、概ね良いと思う。クリカンが跡を継いだ時、たんなるソックリさんを使うなんて、「演じる」という部分を蔑ろにした志の低さに、失望したものだが、今回も前のイメージを踏襲した、「似た感じ」の人選のようだ。とは言っても、新たな声優陣はベテラン揃いで素晴らしい働きだったし、クリカンもかなり上手くなってきていると感じる。  絵柄が何か、カリオストロ風なのは、作画監督が、ジブリ作品に関わった人だからなのか。五右衛門だけ、もうちょっと目つきを優しげにして欲しかったが、全体的には好印象です。  但し、この絵柄で、「悪者が財宝の鍵となる美少女をさらい、ルパンがそれを助け、不二子がどっちつかずに見えて、結局ルパンにつく。結局財宝は持って帰れるもんではなく、少女を残して、逃げる。」という物語だと、どうしてもカリオストロを思い出してしまい、その呪縛にとらわれている感じがして、しょうがなかった。それと、新作が出るたびに思うのだが、ルパンの中でどれくらいSFやオカルトを許容出来るのか、というのが新しいルパンを受け入れられるかどうかの、カギじゃないかと思っている。私自身は、八百比丘尼の若いままの遺体までは良いけど、怪物は駄目だった。 
[地上波(邦画)] 6点(2011-12-08 10:42:14)
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