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午の若丸さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 546
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

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501.  月に囚われた男 《ネタバレ》 
最初は状況がつかめなかったのですが、話が見え始めてからはなかなか興味深くなってきて、あとはストーリーをどのように畳むのか注目しました。 2人のサムやロボットどおしの裏切りなどがあって、結果的に何事もなかったように終わるのでは・・・という有り勝ち、かつ、バッド・エンドを予想したのですが、いい方向に予想が外れました。 結果として、シンプルで後味の悪くない終わり方をしてくれたと思います。 2人のサムのみならず、ロボットのガーティまでもが、けっこう「人間味」があって心温まりました。ガーティに表情の表現をつけたのはプラスポイントだと思います。中盤の「泣き」表情にホロリとさせられました。 古典SF映画の雰囲気(それほど映画を知らない私でさえ有名映画を連想しました)を漂わせており、その点も個人的に気に入りました。地味映画ですので好き嫌いは分かれるかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-28 13:26:17)
502.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
魅力的な登場人物・・・いや登場おもちゃ、無駄のないスリリングな展開、もの悲しげな表情などなど完成度の高さに驚かされました。 前作は「陳腐化により飽きられるというおもちゃの宿命」、そして今回は「子供の成長とともに存在意義が薄れるおもちゃの宿命」というように一貫してぶれないテーマが根幹にあることが完成度の高さにつながっていると思います。よく「1」の人気にあやかり、とってつけたような「2」物がありますが、この作品はそうではありません。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-15 14:22:54)
503.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 
リメイク元作品はパニック映画というより人間ドラマという側面に感銘を受けたのですが、この作品はパニック強調で元作品の肝心な部分がなくなった感じです。パニック映画としてはそれでいいかもしれませんが・・・(パニック映画に目が肥えている人なら、むしろ満足しないのでは?) 元作品と比較ばかりで申し訳ないですが、この作品は登場人物の個性がもう一つ際立たず、感情のぶつかり合いもそれほどなく、全体にインパクトに欠けました。また、最後の脱出シーン、あそこまで描く必要があったのか・・・沈み行く船の横でボートが助かるというのがどうもリアリティがなく蛇足っぽく感じました。 不満ばかりになってしまいましたが、元作品に欠けていた波にのまれる場面の迫力、これが補填されていたのが救いでしょうか。
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-14 20:16:47)
504.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
難しく考えて観る必要なし。もう単純明快、典型的なSF、ハッピーエンドストーリー。これまでのシリーズをうまくまとめ上げた印象です。もともと複雑な話ではないのでまとめるのは容易だと思いますが・・・大きく風呂敷を広げつつ回収しない作品よりかなりマシです。けして名作、感動作ではないでしょうけど、悲壮感もなくリラックスして楽しめる、良い意味での娯楽大作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-14 18:07:17)
505.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 
どう評価すべきか迷ってしまった。いろいろ詰め込んでいた印象だが、一つ一つがやや間延びして退屈な印象、序盤など果たして必要なのか?といったシーンもあって少しストレスでした。一方、ヨーダの登場や、ダース・ベイダーとのやり取りなど見所も多く、ラストも次回作に期待をもたせる終わり方(前作の無理やり大団円に比べるとかなりいいのでは?)だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-14 17:49:53)
506.  スター・ウォーズ
まあまあ普通の作品と思っていましたが、EP1~3を観たあとで俄然楽しませてもらいました。映像は古いとはいえ当時では最高なのでしょう。というより今でも非常に心地よい。星や要塞の爆破シーンがあまりにアッサリしすぎなのは置いておくとして・・・CGに比べ異星人がいい味出してます。登場人物も個性あってインパクトあり。ストーリーもサクサク進んでストレスを感じさせませんでした。こう考えるとEP1~3はこの作品の引立て役として意義はあったのかなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-14 10:20:13)(良:1票)
507.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
単純に楽しめました。1、2でどうかと思いましたが、3は浅いファンでもわかりやすいストーリーだったと思います。むしろ、3をメインに1、2短縮の1本映画で充分なのでは・・・?  たしかに、往年の「スターウォーズ」へのつなぎ以外何物でもない作品だと思いますが、単体作品として主人公がどうしようない悪のまま終わる作品(当たり前ですけど^^)というのも珍しいのでなかなか新鮮でした。最後のエピローグはもう少し丁寧に終わって余韻をもたらしてほしかったです。この場面に限りませんが、シーンの切り替わりのスクロールの仕方がどうも目障りで(監督のセンスかもしれませんが)演出がいまいちという印象でした。 シリーズ通して全体的にキャラの薄さ、ストーリーのアッサリ感は否めませんでしたが、旧作の4以降を改めて楽しみたくなる、そんな気にさせてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-14 06:10:05)(良:1票)
508.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
この作品に限りませんが、どうもCGによる多数の兵士の表現に限界を感じます。観ていて全くリアリティや迫力が感じられません。ほかにも、ヨーダはいいとして、あまりにもアニメっぽい描写シーンが多すぎて、ストーリー以前に気が散って入り込めませんでした。 アナキンにしてもキャラクターに特に魅力は感じなかったですが、何とか3への期待感がつながったので、どうなるか楽しみにしたいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-13 21:36:47)
509.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
スターウォーズに熱狂したわけではないので、先入観なく鑑賞したつもりです。エピソード1としては今後に期待感持たせる感じで終わりましたが、単体作品としてはちょっと盛り上がりにかけたような印象です。何といっても主要キャラクターの個性が薄すぎ、対決シーンもあっさりしすぎ・・・これもアナキンより出すぎてはいけないということで仕方ないということでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-13 18:42:01)
510.  知りすぎていた男
最初に事件に巻き込まれる展開に無理が感じられ出だしからストーリーに入り込めませんでした。 全体として期待していたスリリングさ意外さもほとんどなし。 これだけ大きなことを企てる犯人グループが、拍子ぬけするほどあっけなく素人にやられていることがその象徴だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-02 21:50:10)
511.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
ストーリーを知らなかったので、当然、最初に出てきた女優がメインで話が進んでいくものと思っていましたが、話が半分くらいまできて主役チェンジ(?)の思い切りに驚かされました。 白黒の映像により、恐怖感や得体の知れない感覚が増幅されていたのもよかったです。 結末は予想どおりで意外性は感じませんでしたが、そんなことで評価は下げようとは思いません。おそらくオチの予測がついたのは、後年に小説やら漫画やらが何らかの形でこの類の結末を用いているからだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-02 18:21:22)(良:1票)
512.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
今更ながらこの作品の内容を全く知らず、かつ、サスペンスや推理ものにそれほど免疫がないことが幸いして、2回にわたるドンデン返し(なのでしょうか?)に充分引っかかりました。 というわけで、全体として非常に面白く感じました。 ただ、ラストの唐突さはいまいち意味がわからず、何となくスッキリしません。 途中流れる音楽が個人的に合わず、ちょっと眠気に襲われました(これも「めまい」効果?)  
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-12 18:20:34)
513.  チャップリンの殺人狂時代 《ネタバレ》 
チャップリンの笑顔は、ときに喜びだったり、どこか憂いがあったりいろいろですが、この作品では殺人者の恐怖を感じました。 語らずしての表現は言うまでもないですが素人目にも凄いと思います。 ラストのメッセージは前作よりは変化球でしたが、言っていることは一理あれ、かと言って犯罪者がこんなことを言っても許されるわけがありません。 そんな理不尽なことはチャップリンは承知でしょうが、それでも表現したかった・・・それほど反戦を訴えたかったのだという印象を持ちました。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-12 18:19:11)
514.  ソラリス
「惑星ソラリス」をレンタルしたかったが、なかったので衝動的にこの作品を借りました。 ドンパチうるさい作品は好きではありませんが、静かすぎるのもどうかと・・・ 言わんとすることは何となくわかり、訴えようとしているところもしっかりしていると思います。 しかし、如何せん退屈すぎました。もともと映像化するのが難しい作品なのかもしれません。 しかし、「惑星~」はさらに難解、退屈ときいてちょっと遠慮したくなってきました。
[DVD(字幕)] 2点(2010-05-12 18:18:04)
515.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
全体的に面白いシーンが続く中、ラストに、どスレレートな演説を持ってきたことは衝撃でした。 あれを持ってくることで作品のバランスが崩れかねません。 そこまでしてでも、あのメッセージを入れたかったというのが、ものすごく伝わってきました。 あのご時勢に、あのようなキャラクターのヒトラー(もどき)を出してきたことも驚きです。 2人が入れ替わった後の様子をもっと面白おかしく描写すれば、さらに笑える作品になったかもしれません。 それをせず入れ替わり後のヒンケルをほとんど映さなかったのは、皮肉った相手に対するせめてもの思いやりなのかと思いました。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-09 13:33:21)
516.  ガス燈(1944) 《ネタバレ》 
序盤で犯人がわかり、もう少しして大半のストーリーの察しがつき、終盤に入る手前でほぼ全ての内容が読めます。そのままどんでん返しもありません。時代が新しくなるほどもっとひねりが必要になると思いますが、この時代の作品としてはこんなものでしょう。もちろん、ここで何か意外性があればもっと点数は高くしましたが・・・ ラストで復讐する気配が少しありましたが、結局無難に終わり、これはこれで後味が悪くなくてよかったと思います。 映像、音楽はベタなんでしょうが雰囲気を感じました。またバーグマンの美貌も個人的には高ポイントです。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-08 06:45:54)
517.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
異性人モノやホラーは、相手の姿が現れた時点で冷めてしまうのですが、この作品は相手の得体が知れないことで緊張感がありました。 また、周りが誰も信じられないという状況により恐怖感が増しており、生き残った2人も何となくお互いが信じられないような微妙な空気で終わったような感じがします。 リメイク作品ですが、前作とはかなり内容が違っています。 名作のリメイクはハードルの高さゆえ失敗し、凡作のリメイクはやはり凡作というイメージが個人的にはあるのですが、この作品に関しては前作をかなり宇上回っていると思います(特に緊張感の面で)。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-07 21:52:16)
518.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
前作よりさらに合戦シーンが多くなったが、映像は相変わらずすごいものの、ここまで来るとさすがに免疫ができてしまい、いかにもCGという映像に嫌気がさしてきてしまった。 相変わらずフロドは何をしているのかよくわからず、相棒サムの活躍が妙に目立ち、3作通してサム、アラゴルン、ガンダルフくらいしか目立ってないような気がしました。 要するにフロドは指輪を運ぶだけで大変なんだということなんでしょう。 しかし、その割りに最後は誘惑に負けて指輪をはめてしまい、それをたまたま奪われただけであって、自分で何とか克服したわけではありません。 一番肝心なところで、存在感を示していなかったように思います。 全体としてストーリーが単純なため、映像に頼って大作として作りあげるしかなかった…そんな印象を受けました。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 22:08:27)(良:1票)
519.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 
1作目から興味をそそられ楽しみにしていましたが、結論から書けば、かなり裏切られました。 相変わらず映像、音楽はすごいですが、敵のキャラクターが気持ち悪すぎる…これだけで作品レベルを落としている気がします。 また、大集団で戦う中で主要キャラクターの個性が完全に埋もれてしまっていました。 個性が埋もれる以前にフロドは存在感すらなし(主役じゃなかったの?)。 そもそも敵キャラクターはほとんど個性なし。 悲壮な戦いのわりに、主要な登場人物が死ぬこともなく、裏切ることもなく、いわゆる少年ジャンプ的な展開を期待しましたが、これといった面白みはありませんでした。(ガンダルフが復活してきたことくらいでしょうか?はっきり言ってこれはどうでもよかったです。) これは原作が古典なので仕方ないのかもしれません。 鑑賞後に疲労感だけが残りました。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-05 21:41:55)
520.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
   3部作合計9時間超ということで覚悟して観ました。 いきなりプロローグから結構長く重厚な内容になっていてこれからの展開に興味をそそられました。 9人の終結がややあっさりした感がありましたが、少年ジャンプやRPGで育った世代としては、入り込みやすかったと思います。 パーティにこれだけの人数がいると当然気になるのが、これから誰が死ぬのか、裏切るのか・・・ そして終盤では2人悲壮な離脱、さらに仲間が3つに分断されるなど、定番とも思える展開がむしろ安心感を生み、今後に期待を抱かせてくれました。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 21:23:07)
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