501. ゲッタウェイ(1972)
ゴミにまみれるシーンや国境越えの緩さが印象的。盗んでいいのは銀行の金、殺していいのは悪人だけ、愛ある男女は裏切らない、こんな味付けされると、ただの犯罪映画もそこそこ共感してしまう。逃げまくるマックィーンもとてもクールだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-30 23:05:55) |
502. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
脚本+演技力なのか、マドンナに不自然さが無いのでみんなに感情移入できる。今まで観た寅さんシリーズで一番グッときた。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-08-27 16:57:06) |
503. 男はつらいよ 柴又慕情
女性たちのミニスカート姿がいかにも昔っぽい。他人事だから楽しく観ていられるけど、寅さんが身内にいたら鬱陶しくて面倒くさそー。今も昔も「いかにも演技してます」風の吉永小百合にもうちょっと感情移入できるといいんだけど・・・ [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-26 22:22:18) |
504. リバティ・バランスを射った男
《ネタバレ》 脅しに屈しない正義感の強いインテリ法律家のジェームズ・スチュアートはいつも通り安定感のある演技。銃が幅を利かす社会では彼は無力で、とても勝ち目のないリバティ・バランスとの対決で、驚いたことにこの無法者を撃ち殺してしまう。このインテリをさりげなく助けていた西部劇のヒーロー、ジョン・ウェインは、自分が思いを寄せている女の心がインテリ法律家に移ってしまったのを悟ると、やけ酒の揚句彼女と暮らす予定だった建てたばかりの新居を燃やしてしまう。最後にリバティ・バランスを射ったのは西部劇のヒーローだった事が明かされるが、今まで観たジョン・ウェインの作品の中では切なくも一番かっこよかった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-25 21:32:39) |
505. 最前線物語
他人事だと思っている頭に最前線の極限状態を想像させるには十分。それぞれのエピソード云々より、死と隣り合わせの駒のような歩兵の虚しさに目が向いてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-24 23:22:23) |
506. 秒速5センチメートル(2007)
風景には感情移入できるけど、中味がねぇ・・・。思春期の恋バナをウジウジ引きずられても全然響かない。年かなぁ? [地上波(邦画)] 5点(2016-08-22 21:58:04) |
507. パットン大戦車軍団
確かに興味深い主人公だけど中味はとっても退屈。これだけユニークな人物なら映画の出来ももう少し何とかなったんじゃないの? [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-08-15 13:45:32) |
508. トランザム7000
吹き出すシーンはいくつかあるけど、総じて可笑しくない。メチャクチャな突っ走り感も伝わってくるけど、爽快感を満喫するにはちょっと中途半端。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-08-10 23:09:46) |
509. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 負け戦をボロボロになりながらも秩序を保とうとするゲルマン魂、もはやこれまでと我が子たちを毒殺する帝国の母、描き方は違うけどまるで「日本のいちばん長い日(1976)」を見ているような緊張感と凄味が伝わってくる。ラストで「語り部」である元秘書が吐露するホロコーストやアウシュビッツに対する大甘な言葉に、違和感と同時に自己否定を避けようとする人間の本質を感じてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-06 00:46:16) |
510. 奇跡のリンゴ
《ネタバレ》 津軽弁がヘタな人がいたけど津軽魂は伝わってくる。家族の生活を犠牲にする身勝手な主人公を支えてくれる貧乏を苦にしない嫁はんが羨ましい。義父と三人の娘も嘘みたいに素晴らしい。10年経っても成果が出ず自ら命を断とうとする主人公、大分脚色されているのだろうけど、結局運と家族に恵まれたってことか。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-08-04 22:46:18) |
511. 俺はまだ本気出してないだけ
分相応の人生が一番楽と分かっていても、なかなか己の欲求をコントロールできないからね。自分はいつも本気出してる(つもり?)だけど、主人公には結構共感できる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-28 22:48:57) |
512. バケモノの子
言いたいことはよく分かるけどお伽話以上のものを感じない。作為的なキャラクターやさりげなさに欠ける演出がちょっと鬱陶しい。 [地上波(邦画)] 4点(2016-07-27 22:38:25) |
513. 肉弾(1968)
皮肉たっぷりに人間の本質を描いているのでその面白おかしさに思わず共感してしまうが、作者との価値観の違いみたいなものが徐々に伝わってきて後半はちょっと退屈。しかし安い製作費を考えると抜群のコストパフォーマンスは流石です。それにしても昔の映画に裸が多いのは何でだろ? [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-26 21:52:24) |
514. がんばれ!ベアーズ
オーソドックスではないストーリーは味わい深いけど、粗いシナリオと中途半端な演出で大人も子供もキャラクターの魅力が伝わってこない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-26 00:02:10) |
515. 死霊館
ビックリするのは最初の方だけで、途中からは悪魔ではなく睡魔との闘い。お化け屋敷アトラクションみたいなビックリ演出の連続にウンザリするが、作品の高評価に改めてビックリ。 [地上波(吹替)] 2点(2016-07-22 22:53:09) |
516. 柳生一族の陰謀
随分史実とかけ離れたフィクションだけど、そうそうたるメンツで迫力十分。歴史は勝者によって作られるといわれるけど、とてもリアルな「本能寺の変431年目の真実」も早く映画化してもらいたいものです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-20 20:56:44) |
517. 続・悪名
「ヤクザも戦争という大きな出入りの中では虫けら同然」「戦争も所詮国の縄張り争い」、中味よりセリフの方が印象的。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-19 21:58:53)(良:1票) |
518. ニューヨーク1997
ありえない設定や世界観は嫌いじゃないけど話が退屈。それでもハラハラドキドキしたのはなんでだろ? [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-18 17:31:19) |
519. スターシップ・トゥルーパーズ
《ネタバレ》 SF昆虫大戦争みたいな映画だけど、集団で襲いかかってくるシーンなんか見てもボスを含めてとても知的生物には見えない。歩兵と機関銃みたいな兵器で対応しているのにも違和感あるけど、映像やストーリーは変な怪獣映画より良かった。 [地上波(吹替)] 6点(2016-07-18 13:25:44) |
520. ゴジラVSビオランテ
一概に子ど向けとも思えないストーリーだけど、ドラマにもSFにもファンタジーにも見えないのは演出のせいか。演じている役者がみんな大根に見えてしまうのも演出のせいか。そのへんに目をつぶればテンポだけは良かった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-13 22:37:52) |