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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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561.  マグノリア 《ネタバレ》 
すごく新しい、ということはわかるんです。こういう感性が支持される時代なのかなあ、自分はちょっと遅れてしまったな、と思います。でも見栄を張っても仕方がないですからね。これは正直、あんまりピンと来なかった。ひとつひとつのエピソードは、ものすごく良いと思います。トム・クルーズの熱演なんかは、いやいや良くやってるなあ、とかね。でも不条理がテーマであるからと言って、説明のつかない落ちはやり逃げって感じで納得行かないですよ。これではトム・クルーズを始め、素晴らしい演技をした一人一人がちゃんと浮かばれてない感じ。不可解なオチでさえあれば何でもよかったみたいな狡さを感じでイヤですね。ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、とにかく出て来た人たちみんな良かったです。素晴らしかったです。残念ながら総合点が低い。オチが全てを台無しにするってことあるんですね。演出者が、役者の努力をムダにしてはいけません。観る人に対する監督の嘲笑が見えて来るような、非常に後味の悪い作品でした。エイミー・マンの楽曲があれほど素晴らしくなかったら、3点でもちょっと甘いくらいです。最後の5分までなら、あと2、3回観てもいいような気がするんですけど。
3点(2003-11-29 17:54:30)
562.  ブルワース
すいません、ちょっと観たことを忘れたい部類に入る映画です。全体的に笑いのセンスがサブイですし、テンポも良くなく観ていて辛く感じました。殺し屋を雇って自分の命を狙わせる、という着想は面白かったのに、ウォーレン・ビーティがもう一つおバカになり切れなくて笑いの方向性がズレてしまった気がします。せっかく面白いシナリオなんだから、コメディが本業の人でちゃんと笑わせた方が良かったかも知れないですね。個人的にどっちつかずな映画ってダメなんです。社会派なのか、おバカ映画なのか、どっちでもいいからちゃんと真剣にやれ、って感じです。どこかで知性を感じさせちゃうプライドが邪魔してますね。コメディのハードルってけっこう高いです。なめるな、と言いたい。
1点(2003-11-29 17:42:04)
563.  マルコヴィッチの穴
ウーン。狙いすぎてちょっと空回りした感アリ。特に悪くもないんだけど、狙いだけで突っ走るには弱かった気もする。キャメロン・ディアズは役選びがムチャクチャで良いですね。この映画、ジョン・マルコビッチが出演OKしなかったらどうするつもりだったんだろう。アイデア勝負モノとしては、極端なあざとさは感じられないので特に否定はしませんが。
5点(2003-11-29 17:36:51)
564.  ディック・トレイシー
特に原作またはウォーレン・ビーティの大ファンでもない限り、観ても観なくても誰の人生にも大した影響を与えない、良くある普通の映画。たまたまタイトルを見かけなければ、観たことさえ滅多に思いだすことはない。完全に忘れてしまっても特に困ることはこれから先もないだろうし、思い出したからといって不愉快になるほどでもない。ここまでどっちでもいい作品というのもむしろ珍しいような気がするのでなんか評価してあげたい気持ちにはなる。そういう意味ではスゴイ。
2点(2003-11-29 17:33:16)(良:1票)
565.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
90年代で最も美しい映画。人間の嫌らしさをとことん暴き出しながら、最後に人間の善意を全面的に肯定してくれる手腕は見事。ジム・キャリーの浮世離れした個性が、生まれた時からセットの中で暮らしているトゥルーマンに見事にマッチした。彼を支配しながら屈折した愛情を見せるエド・ハリスの快演も素晴らしい。ちょっと風変わりなホーム・コメディの様相を呈しながら、ラストで突然号泣の嵐をもたらす不思議な映画。でもこのオチが良い。人間ってみんなが思うほど悪いものではないよ、っていうポジティブなメッセージを、イヤミなく伝えることのできた数少ない映画だと思う。
9点(2003-11-29 17:29:44)(良:1票)
566.  ブロードウェイと銃弾
正直、「カメレオンマン」以来初めてウディ・アレン作品を楽しいと思いながら観終わることができた。かつてのクローズドされた私小説的世界から、開かれた作風への突破口ともなった気がする。以前のウディの自虐的な語り口が良い面で花開いた感じ。設定一発モノのシチュエーションコメディだが、右往左往する人々のおバカで人間臭いところが良い。ウディ・アレンからセンチメンタリズムを差し引くと、人間の本性をあっさりさらけ出したおバカなコメディが出来上がる。楽しい映画。
8点(2003-11-29 17:24:58)
567.  ショート・カッツ
もう一つ、アルトマンの世界には馴染めずにいる私だがこれはそこそこ楽しめた。これが売り物の豪華な顔ぶれも、豪華すぎずでマル。それぞれの個性が微妙に絡み合って、独特の雰囲気をかもし出している。全体の雰囲気もウェルカムなムードで誰にでも入り込みやすい仕掛けになっているし、いろんな意味で楽しい映画だったと素直に思う。何か痛烈なメッセージとか感動を期待するのは難しいが、ひまつぶしにはお勧めの一作。
7点(2003-11-29 17:21:12)
568.  ザ・プレイヤー
映画界の裏側ってどんな感じかな?と素朴に楽しむには良いのではないかと。サスペンスとしては今イチですが、豪華な顔ぶれとあちこちにどっさり隠れているカメオ出演者たちの「ウォーリーを探せ!」的な楽しみ方はできる作品。あまり小難しく考えず、雰囲気一発で楽しむのがお勧め。結果、可もなく不可もなし。劇中劇のおバカさ加減が楽しい。
6点(2003-11-29 17:17:51)
569.  Uターン
イヤな映画でしたねぇ(爆)。こういうおバカな後味の悪さってボケ防止に良いんじゃないですか?神経を逆撫でする面白さというか、人間って可哀相な生き物だなあとつくづく思わされましたね。そもそも明るい泥沼系って私は大好きなんですが、明るく素直に前向きに生きて行こうとする普通の人にはあんまりお勧めできません。とにかくあらゆる意味で腹黒い笑いに満ちた映画。特にニック・ノルティやビリー・ボブ・ソーントン、今や国民的スターになったジェニファー・ロペス、もうみんなとことん腹黒くてステキです。我こそは腹黒いぞ、という方には是非お勧めしたいですね。
8点(2003-11-29 17:14:55)
570.  ワイルド・アット・ハート
デビッド・リンチの作品としては、まあまあ普通に楽しめる作品だが、やはり一般作品と並べてしまうと観る人を選ぶ映画なのは否定できない。この雰囲気に素直に入れる人には良いが、ダメな人は未来永劫受け付けない排他性がリンチ作品にはある。個人的にはこういうヘンな世界は決して嫌いではないのでちゃんと楽しめたが、広く世間にお勧めするにはちょっとリスクが大きいかな?という感じ。ニコラス・ケイジって決して好きな役者ではないんだけど、何をやるにも非常に真面目で真正直なところには好感が持てますね。ウィレム・デフォーの強烈な個性がここでも光ります。これは名演。
7点(2003-11-29 14:41:36)
571.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
一発芸としては極めて高く評価できるのだが、リピート鑑賞には堪えなかった。しかもオチがあると予め知っていたら特に驚くほどのオチでもなかった。ケビン・スペイシーは上手いとは思うが、オスカーを獲るほどの素晴らしさは感じられなかったし、アイデアは買うけど映画としてどうこうと言える出来ではないように思う。あくまでも映画であってテレビドラマではない以上、2度目、3度目でも楽しめるかどうかが評価の分かれ目。1回だけ観るなら良いと思いますが・・・
4点(2003-11-29 14:36:31)(良:1票)
572.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
テリー・ギリアム作品にはいまいちピンと来なかった私だが、ギリアムファンから総スカンを食らったこの作品には大いに笑わせてもらった。とにかく物語そのものが成立してないジャン、と気づかされるラストのオチには呆然自失。出だし快調、あちこちで同じ格好で洗われているブルース・ウィリスの背中に爆笑、「オレは未来から地球を救いに来た」と大真面目に語る間抜けぶりに爆笑。おそらくブラッド・ピット以外の全員が、真剣にSF映画を作っていると信じ込まされているかのような異様なひたむきさが余計に笑いをそそる。これはテリー・ギリアムとブラッド・ピットが徹底的に世の中を笑い飛ばしちゃった映画。テーマは矛盾、だから笑われているにもかかわらずヤラレタ感からついつい笑ってしまう自虐的な作品。ブラピのキレっぷりだけは確信犯だったような気がします。何度観ても笑える、コメディだとわかって観ていればこれほど楽しい作品はない。「12モンキーズ」という意味ありげすぎなタイトルにも打たれました。撃沈です。過去最高に笑った映画でしたが劇場で笑っているのは私一人だったのが微妙に寂しくもあり嬉しくもあった。マジメな人には向かないだろう。
10点(2003-11-29 14:30:56)
573.  ミザリー
今まで観た映画のうちで一番コワイのはどれ?と聞かれたら、文句なく5本の指には入る作品。古今東西、スプラッターやオカルトまで含めても、このコワさはちょっと異質なもの。何度も観たいとはあまり思わないんだけど、とりあえず観ている間中ドキドキハラハラ楽しめたので、こういうのもありかなあ、とは思う。キャシー・ベイツの存在感を確立した作品。どんな血みどろの作品にも真似のできないコワさですね。これはコワイ。
7点(2003-11-29 14:24:10)(良:1票)
574.  プリティ・ウーマン
ジュリア・ロバーツの印象のみが鮮烈に残る作品だが、時代に逆行した徹底的な男尊女卑映画として70年代だったらボコボコにされたんじゃないかと思える前時代的なストーリー。バブル時代を象徴するような映画なんだけど、わざわざ選んで見るほどの映画ではない。こういう時代もあったのね的作品の代表とは言えるかも。
4点(2003-11-29 14:20:44)
575.  テルマ&ルイーズ 《ネタバレ》 
20世紀の「俺たちに明日はない」として語り継がれるにふさわしい作品。アメリカン・ニューシネマの心意気を今なお持ち続ける最後の1人がイギリス出身のリドリー・スコットだというのは実に不思議なところだが、「青春をモチーフとしたアンハッピー・エンドのロードムービー」をニューシネマの定義付けと見るならば彼ほどその流れの中心に居続ける作家は珍しいであろう。「エイリアン」など一見してそれとわかりにくい作品も多い中、これはベタベタに真正面からニューシネマの再現を目指した異質な作品。加えて女に本当の友情はあるか、という人類永遠の命題にも取り組み、いくらかファンタジックすぎるきらいはあれど女性にとってはある種のカタルシスを感じられる仕上がりとなっている。男に依存して生きることしかして来なかったテルマが、逃避行の中で女を取り戻し、やがては予想外の方向に羽ばたいて行く様子など、絶望的な負のベクトルに突き進みながらもネガティブな「解放」を描いて小気味良い。ハーヴェイ・カイテルの報われない善良さ、心に傷を負いながらもひたむきに生きていたはずのルイーズの失墜ぶり、実にドラマティックに、不条理そのものを正攻法で描いた作品として、長く心に残る映画である。おそらく映画史上どこを見回しても、オンナがカッコよく死んで行く映画はなかった。だから私はこの映画を、永遠に支持する。
10点(2003-11-29 14:15:08)(良:1票)
576.  ロレンツォのオイル/命の詩
普通のお涙頂戴モノ、と思って見始めるとけっこう動揺するかも?な、意外性の高い闘病モノ。愛する息子がある日突然、不治の病を宣告される。いかにも普通の闘病モノなんだけど、普通だったら「限りある余生を幸せに過ごさせてあげよう」とか思って心温まる展開が期待されるところなのだが、この両親は戦うことを決意する。ニック・ノルティとスーザン・サランドンという組み合わせも熱いが、この二人が腹を決めて戦闘態勢に入ったらどうなるか。このあたりから映画は異様な盛り上がりを見せて行き、観ている側までうっかり脳の仕組みや効きそうな薬品について妙に詳しくなってしまう。親というのは何とありがたいものなのだろうと驚嘆に近い感動も与えてくれるし、最後の最後にこれが実話だと知って死ぬほどたまげてしまった。いやはや親って子供のためならここまで必死になれるんですね。これ観てしばらくは親に優しくなりました。
9点(2003-11-29 13:45:24)(良:1票)
577.  ネル
一時ははっきり肥満していたジョディ・フォスターの痩せっぷり以外、特に見るべきものがあるとは思えないのだが・・・特異なシチュエーションで育った子供、といういわゆる覗き見趣味系の作品としては、まあまあ面白い映画なのではないか。残念ながら特段の感動というものはなかったが、野生児が人間社会に適合して行く姿によくある普通のカタルシスはある。凄い、というほどでもないのが惜しいところなんだけど、まあ普通。
6点(2003-11-29 13:36:24)
578.  白い刻印
DV犠牲者のトラウマを扱った作品としては月並み感が否定できない。ジェームス・コバーンの絵に描いたような荒くれオヤジぶりも痛いが、殴られている子供たちのあまりにも典型的な「濡れた瞳」も痛い。ニック・ノルティが歯を抜くシーンも痛いし、ボケたコバーンの年寄りぶりも痛い、とにかくあらゆる意味で痛い映画。ジェームス・コバーンのオスカー受賞から、さんざん待たされてやっとの思いで観たワリには、私の期待は満たされなかった。ポール・シュレイダーの映画って当たると大きいんだけどハズレた時の痛さもひとしお。父コバーン、長男ノルティ、次男デフォーの組み合わせはまったく家族にしか見えないので笑える。コバーンは確かに頑張ったけど、「トゥルーマン・ショー」のエド・ハリスを押しのけての受賞にはまったく納得できない。冥土の土産にオスカーを贈る悪習はやめよう。
3点(2003-11-29 13:26:39)
579.  依頼人(1994)
はっきり言ってコレは好き。貧乏な家の子供が事件に巻き込まれてしまったら、という設定がそもそもオイシすぎるが、たまたまそのコに助けを求められてしまったスーザン・サランドンの擬似母性が、あまりタフではないシングルマザーのメアリー・ルイーズ・パーカーとせめぎ合っているバランスが絶妙。対するトミー・リー・ジョーンズの憎み切れないワルさもいい感じだし、これはもうメンツの勝利に尽きますね。もちろんストーリーがオイシイのは言うに及ばず。ブラッド・レンフロの生意気な個性もこの頃は素晴らしかった。おもしろいストーリーと、上手い役者が揃えば、それなりの映画が出来るという一つの手本にはなっていると思う。何よりレジー・ラヴ可愛いです。満点。
10点(2003-11-29 13:23:15)
580.  若草物語(1994)
特に騒ぐほどの欠点もなく、さりとて讃えるほどの素晴らしさもないが、普通に楽しめる普通の作品。何か感動とか際立ったモノを求める人にお勧めしたいとは思わないが、ヒマな午後などにはこういう映画もアリかな、と思える程度。ジョー役にウィノナ・ライダーはかなりオイシかったような気がする。だから何?とか思うタイプの人はやめておいた方がいいかも。
6点(2003-11-29 13:17:35)
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