561. 美女と野獣(1991)
この作品や「アラジン」等、90年代前半のディズニー作品は好き(最近、微妙におかしくなって来てないか?ディズニーは)。分かりやすい懇切丁寧な映画作りをしているので観易いです。粗のない良質のディズニーアニメを安心して観たい時に。 7点(2004-01-03 16:05:46) |
562. パラダイム
カーペンター監督…。あのね、あの水。緑色の水ね。あれ筒の内側に緑のセロハン貼って、くるくる回してるだけじゃない…。床屋の外にあるくるくるみたいに…。そういうとこ、突っ込んじゃ駄目なのですか?カーペンター作品だから?この監督のやることには疑問が付いて回ります(笑)。でも、何だかたまに観ちゃいます。だって別に嫌いじゃないもん(笑)。 4点(2004-01-03 15:51:42) |
563. タンク・ガール
ストーリー云々はどうでもいい。ほんとにどうでもいい。有って無いようなものだから。これは「女の子映画」。パンクでキッチュなタンク・ガールのクールでキュートな魅力を堪能する映画。彼女のファッション、最高!公開当時この映画は、10代の女の子向け某ファッション誌に特集を組まれていた。それを見た10代の私は、「イイ!」と思いましたよ。それにしても今考えると、当時のロリー・ペティーもナオミ・ワッツも、結構大人だったのですね。勝手に20歳前後位かと思ってましたよ。タンク・ガール、三十路だった。DVDが出ないので残念だけれど、こないだレンタル落ちでビデオを100円で入手しました。得しました。 8点(2004-01-03 00:43:02) |
564. ワイルド・アット・ハート
全員揃ってほんとは一体どこに行きたかったのか、訊ねたくなってしまう位異色な映画。一般的な映画で括っても、リンチ映画で括っても、異色。ほんと一体みんな何をしたかったんだろう(笑)。何とも言えず良い感じに粘っこいハイテンション。生々しいのに何だかシュール。主人公カップルを始め、出て来る人出て来る人、過激でクールなのにどうしようもなく野暮ったくて間抜けで滑稽で必死でお馬鹿な感じが素敵だ。 7点(2004-01-03 00:24:30) |
565. グリーンマイル
原作にあまりにも忠実だと感じた。驚いた。私が原作を読みながらイメージした刑務所の状景が、映画でも全くイメージ通りだった。誰かがそう言っていたのを聞いたこともある。内容も原作にかなり忠実。こりゃあキングが喜んだ訳ですよ。 6点(2004-01-03 00:02:43) |
566. ゆりかごを揺らす手
女性の怒りや嫉妬のベクトルは、男性でなく女性に向かうことが多いと思う。例えば彼氏に浮気をされた場合、浮気した彼氏よりも浮気相手の女性に怒りを向けたりする、というような話も結構あったりする。…うーん、私には解せない話だけれど、それの究極なのかなぁ、と思う。事情の差、大小の差はあれど、こういうことはあるのかも知れない。とりあえず、こういう逆恨み系の女性に今まで出会うこともなくて良かった、とは思う。 5点(2004-01-02 23:48:19) |
567. ジャイアント・ピーチ
桃がとても印象的。ストップモーション・アニメで表現する、じゅくじゅくとした有機的でジューシーな質感。そういうところにちょっとしたエグさ不気味さを感じたり。ティム・バートン的なそういうちょっとした毒、好きです。ただ私は、なぜかこの世で1番嫌いな生き物がミミズだという人間なので、奴の出ずっぱりは相当きつかった。うん?ああ、どっちかというと、ミミズより人間の方が嫌いかも知れないですけど。 7点(2004-01-02 23:33:54) |
568. アラジン(1992)
ディズニーはやっぱりこういうのは上手い。素直に感動させる。映像の美しさにも見とれた。ついついビデオも買ってしまった。主題歌も好きだった。CDも買ってしまった。キャラも可愛い。ジーニーがモノマネをするシーンは、当然外タレばかりなので、全部は分からなかった。元ネタの分かるアメリカ人は楽しめただろうと思う。 7点(2004-01-02 23:22:59) |
569. 壁の中に誰かがいる
若かりし頃、友人と一緒に家で観た。本当に壁の中に誰かがいた。観終わって一言、二言。「あいつ、いい奴だったなあ…」「うん、いい奴だったね…」誰のことなのかは観れば分かります。キの字夫婦の切れっぷりもさることながら、そもそも作品自体にかなりの異色っぷりを感じました。正統派ホラーではないし、何ともシュールな映画でした。 5点(2004-01-02 15:38:26) |
570. ツイスター
飛んでゆく牛ちゃんに5点。 5点(2004-01-01 16:08:54)(笑:1票) |
571. スティーヴン・キング/痩せゆく男
キングのホラー小説の映画化としてはまともな方だと思う。有名な俳優を使わないことで作品がいい方向に運びました。痩せていく様がリアルです。特殊メイクの手腕はすごいですね。 5点(2004-01-01 16:05:30) |
572. コピーキャット
ハリウッド女優トップクラスの大柄さを誇るシガニー・ウィーバーと、トップクラスの小柄さを誇るホリー・ハンターの凸凹コンビが印象的。公開当時サイコサスペンスが大流行で、この作品の解説の上で「羊たちの沈黙」や、「セブン」がよく引き合いに出されていた記憶があるけれど、あの2つには及ばないと思う。物語自体結構オーソドックスなサスペンスで、これといった意外性と斬新さに欠けている気がした。インパクトもちょっと薄い。 4点(2004-01-01 15:59:27) |
573. フィオナの海
この映画を傑作だ、と言う人は私以外にいないような気がする。退屈な、何でもない映画と一蹴すべき映画なのかも知れない。アイルランドの荒涼とした原風景に、神秘的な海鳴り。寓話的でひどく浮遊感のある、現実性のない不思議な空気。どうしてだろう、私の琴線に触れてしまった。折に触れては観たくなる映画。そして、観ることのない映画。亡くなる前の淀川長治氏が、その年の良作の1つとして挙げていたのを後に知った。とても好きな映画。あまり人の手に汚されて欲しくない作品。だから、また観たいと思うけれど、なかなか観れずにいる。私自身が、この映画の孕む不思議で神聖な空気を汚してしまいそうな気がしてやまないのです。 10点(2004-01-01 15:47:18)(良:1票) |
574. チャイルド・プレイ3
《ネタバレ》 このシリーズ、ホラーというよりむしろ「アンディ少年の受難物語」。ああ、もう16歳だってさ…。このシリーズの何が良いって、シリーズ全作、ものの見事に90分以内に収めているってことですよ。だから観易いです。このシリーズはそこんとこ上出来だと思います。3は2よりもラストの20分の展開が唐突ですね。軍学校からいきなり遊園地に飛んじゃいますから。ご都合主義が素敵ですから。点を考えるのが面倒。このシリーズ、もう一律6点。 6点(2004-01-01 14:01:59) |
575. チャイルド・プレイ2
《ネタバレ》 ラストの20分が好き。「夢のチョコレート工場」などなど、おいらは工場ものには弱いんです。おもちゃの遊園地みたいな感じで何だかわくわくする。でももうほんと、チャッキーについてはげんなりです。あんな粘着質野郎、普通に嫌です。でもアンディ少年を病人扱いする大人たちを殺ってくれるのは何気にスカッとします。アンディ少年がそんな目に合うのはそもそもチャッキーのせいではありますが。 6点(2004-01-01 13:55:43) |
576. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 相変わらず可愛くない人形。何であんな人形が普通に売り出されるのか…。このシリーズ何がびっくりかって、チャッキーはSFXでも何でもなく、実際に中に人が入って演じていることですよ。知った時は、「着、着ぐるみなの!?」とその激・アナログっぷりに驚いた。に、人形ちゃうやん…。普通に人やん…。中に入っている方、ただでさえ苦しいだろうに、その上更にボコボコにされたり焼かれたりと、色々お疲れ様でした。 6点(2004-01-01 13:50:31) |
577. アウトブレイク
ちょうどこの頃、アフリカにおけるエボラ出血熱感染拡大のニュースが頻繁に報道されており、何てタイムリーなんだと思った記憶がある。あまり映画に関する造詣が深い方ではないので、この映画以前にこのようなウイルス感染ものの映画があったのかどうかは分からないけれど、凄いな、新しいな、と素直に感動した。エボラをモデルにしているのだろうけれど、実際のエボラ感染者の死に様なんて、とんでもなく凄惨。細胞壁が破壊されてどろどろに溶けた臓器を、体中の穴という穴から噴き出しながら死ぬのだから。そういうのを娯楽にしてしまうというのは本当はとても不謹慎だけれど、基本的に「人類の破滅」的な話は何かもう凄く大好きなので、わくわくしながら観れた。 7点(2004-01-01 13:33:35)(良:1票) |
578. L.A.コンフィデンシャル
私は脳細胞が、自分でたまげる位に活発でない人間なので、こういう複雑な人間関係の話はとっても苦手です(だから基本的に私が好きな作品は登場人物が少ないものばかり)。これも最後まで人物関係がよく分からなかった。私の中では、勝手にタイトルも変わっています。「L.A.コンフィデンシャル(秘密)」ではなく、「L.A.コンプレックス(複雑)」です。頭の良い方は楽しめそうなので、羨ましい限りです。 4点(2003-12-31 21:01:52)(笑:1票) |
579. E.T.
子供は、変な思想とか大志なんか持たなくていい。半径数メートルの近しい者を、理屈なんてなく、ただただ守りたい。それで世界が完結していていい。勝手だけど、とても大事な気持ちです。いやらしい理屈なんか抜き。そう考えたらいい映画です。 8点(2003-12-31 20:29:33) |
580. 心の旅
それまでの地位や名誉を失った時、どれだけの人間が自分の側にいてくれるか?利害抜きで付き合ってくれる人がどれだけいるか?この映画だけの問題ではないと思う。例えばの話、定年退職後、会社から離れた自分をそれでも慕って家に来てくれる部下はいるか?腹を割って付き合っていける同僚はいるか?そして仕事人間だった自分がいざ家に戻った時、それまで無下にしていた家族は暖かく迎えてくれるか?砂上の楼閣に奢る者の末路は切ないもんです。やっぱマイホームパパが最高ですよ。ちなみにこの作品の脚本家、若かったです。執筆当時は大学生だったとか。 5点(2003-12-31 20:14:31) |