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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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561.  ソルト 《ネタバレ》 
最早ハリウッドいち女スパイ役が似合う女優、アンジェリーナ・ジョリー。派手過ぎる顔立ちは、決してスパイ向きとは思えませんが。さて、ストーリーの方は二重スパイの嫌疑をかけられた主人公の逃亡劇をメインとしたサスペンス。そもそもハズレの少ないカテゴリーではありますが、ミスリードが上手く、それでいてヒントもフェアに出されており、脚本は上質だったと思います。展開にメリハリもありましたし。ただしヒロインの無敵感は、やや過ぎたかもしれません。これなら、エイリアンVSプレデターのノリでイーサンハントVSイヴリン・ソルトもアリじゃないかと思ったりします。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-02-15 00:23:53)(良:1票)
562.  チアリーダー忍者
①ドラえもんより忍者ハットリくん派だ。②チアリーダー目当てでスポーツ観戦に行ったことがある。③フェイバリット“加藤”は、加藤あいではなくミスターカトーだ。④モデルの水着より企画女優のヌードのほうが有難い。⑤日本刀は鞘が無くても安全だと思う。⑥“キャットファイト”という言葉の意味を知っている。⑦女装癖がある(あるいは憧れる)。⑧仮面ライダーの変身ベルトのぐるぐるに、うっとり見とれたことがある。⑨自暴自棄になって、目の前に横たわる等身大ビニール人形を投げたくなった(あるいは投げた)ことがある。⑩騙されてもわりと平気だ。…以上の設問のマルの数を数えてください。 ○の数が0の方。標準的な日本人です。ご安心ください。 ○の数が2~9の方。あなたの中のチア忍スピリットは眠っていますよ。安心していいでしょう。 全てに○が付いた方。あなたは立派なチア忍です。少し心配した方がいいかも。
[DVD(字幕)] 3点(2018-02-14 22:53:53)
563.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 
豪華女優陣の感想から。まずは、天海祐希(早乙女先生)。本サクセスストーリー上の真の主人公は、紛れもなく先生です。彼女の教育者としての信念と熱意が、偉業達成の原動力であったのは間違いありません。そういう意味では『スクールウォーズ』や『金八先生』のように、指導者にスポットをあてた物語に仕立てることも出来たはずです。しかし、何故そうしなかったのでしょうか。私が考える理由は2つ。一つめは、天海の女優としての資質の問題。華はあっても、ナチュラルな演技は厳しいタイプ(失礼)。正直言って演技派とは思えません。彼女が最大限魅力を発揮するのは『女王の教室』のような極端なキャラ設定のとき。本作では、なまじ実話であったがゆえに、デフォルメした人物像は難しかったかもしれません。2つめの理由の方が決定的と考えますが、これは後述としましょう。次に、中条あやみ(彩乃)。彼女は影の主役と言っていいキーパーソン。主将として、チアダンス部を牽引してきた功労者です。最後に檜舞台でセンターを外されるという悲劇も用意されており、感情移入しやすいポジションでもありました。しかしながら、美人で真面目という淡白な人物設定からも分かるように、あくまで準主役に届かない“脇役”に甘んじている印象です。彼女の魅力を際立たせる手立てはいくらでもあったと思いますが、あえて”控えた”と推測します。こちらの理由も後述します。そして冨田望生(ぽっちゃりさん)。キャラクターバランスの観点からも、体型に特徴あるキャラが欲しいのは分かります。しかし、ステレオタイプな配役の感は否めません。誰でも夢は勝ち取れるというメッセージかもしれませんが、全米制覇という途方もない目標の前に、早乙女先生が課した個のスキルアップには、当然ボディスタイルも含まれていると考えるのが道理かと。あれだけ厳しい練習をして、痩せない方が逆に不自然でしょう。スケジュール的に難しい面もありましょうが、徐々にシェイプアップされていくキャラがいても面白かったかなと思います。さて、最後に広瀬すず(ひかり)。実は今まで彼女の出演作品を観てこなかったのですが、正直度肝を抜かれました。何と言う存在感。圧倒的主役感。持っている熱量が桁違いの女優さんでした。更に演技も上手い!「チアの気持ちが生まれながらに備わっている」というひかりへの抽象的な人物評に説得力が生まれるのも、広瀬ならでは。その一方、サッカー部の彼への片思いがリアリティを欠くという不具合が生じてしまうのも、同じ理由と言えましょう(広瀬をふる男などこの世に存在するはずがないのです!)。彼女の前では、元宝塚の大スターも、S級美少女も霞んでしまう化け物女優でありました(誉めているように聞こえませんね笑)。こうなると、無理に準主役級のキャラを仕立てるより、脇は脇に徹した方が全体のバランスは取れるでしょう。本来なら主役クラスの天海や中条の扱いが軽かった点も合点がいくというもの。広瀬すずの配役が決定した時点で、本作の方向性が定まったと考えます(すみません。完全な決め付けです笑)。青春サクセスストーリーとしては、全てのピースが揃っているところから始まるため、ややドラマチックさには欠けますが、その分子供たちのメンタルと技術向上の過程を丁寧に描いた印象です。とはいえ、イチ女優の魅力だけで本作は既に成立してしまっているのも事実。何とも不思議な映画との評価です(長文失礼しました!)。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-02-10 00:58:48)
564.  ジオストーム 《ネタバレ》 
“シネコンで作品選びに迷ったらディザスターを選べ(決して携帯小説原作のラブストーリーや、間違っても堤幸彦監督を信用してはならぬ)”という家訓(又は偏見に満ちたでっち上げ)に習い、今回は本作を劇場鑑賞しました。『彼氏も凍る!』なんてチープなTVCMのキャッチコピーからして、大して期待していなかったのですが、これがなかなかどうして面白かったです。とはいえ、お目当てだった驚天動地の地球破壊スペクタクルシーンは意外や控え目で、本筋は”国家レベルの陰謀に果敢に立ち向かう正義の主人公+家族愛“というアメリカ人が大好きなトンデモサスペンス。ですから、目新しさやオリジナリティなんてものはございません。何度も観てきたお馴染みのヤツ。でもそれで十分でした。優秀なレシピに余計な工夫は要らないワケです。リアリティとか科学的考察なんてものは、とりあえず棚上げして、映画館の重低音と大スクリーンでハイスパート地球崩壊パニック祭りに参加するのがよろしいかと思います。個人的には“男の仕事と娘との約束”というポイントで比較するために『アルマゲドン』を予習しておくことをお勧めします。
[映画館(字幕)] 8点(2018-02-05 00:25:16)(良:2票)
565.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
コレ『実話もの』だったのですね。どうりでストーリーにドラマチックさが足りないワケです。もっともあの流れで主人公が助かるはずもなく、結末には納得しています。“雪山で非情な決断ができない者は死ぬ”法則が破られたら一大事ですから。ただし、ジャーナリストが助かったのには驚きました。鼻と両手を失ったとしても、命が助かれば十分でしょう。それにしても権力とはスゴイものですね。無理が通れば道理が引っ込むヘリ救出。2次被害の危険性なんてお構いなし。まさに地獄の沙汰も金次第です。人間が生存してはいられない領域=デスゾーンとは、すなわち三途の川。三途の川ライン下りは、おそらく世界で一番贅沢な観光アクティビティでしょう。ヒトの冒険心(あるいは好奇心または虚栄心)という“業の深さ”には恐れ入ります。ストーリーは兎も角も、せっかくの世界最高峰の山。画的なダイナミックさ≒恐ろしさ≒荘厳さが、もう少し欲しかった気はします。
[DVD(吹替)] 6点(2018-01-30 22:49:44)(良:1票)
566.  劇場版 マジンガーZ/INFINITY 《ネタバレ》 
有安杏果さんのももクロ卒業を明日に控え、モノノフ(ファン)が今観る映画はやはりZだろうと本作を選択。と言うのは半分冗談ですが、何やら良さそうな噂を耳にしておりましたので劇場鑑賞に至りました。懐かしのスーパーロボットが今風のアプローチでどう生まれ変わったのか興味津々でしたが、まあ、何と言いますか、馬鹿映画というか、変態映画というか、滅茶苦茶でしたね。『シン・ゴジラ』チックなリアルシミュレーションエッセンスもありつつの、トンデモSF理論やら中2病的倫理観やらが混在するカオスな世界観。さらに劇画風お馴染みキャラと新顔の美少女萌えキャラの作画の差異も違和感アリアリで、食べ会わせがいいんだか悪いんだか。兎に角、リクエストのあったもの全部ぶち込みました感が凄いです。そうそう、火薬の量も半端なかったので、やはり馬鹿映画で間違いありません。良くも悪くも振り切れている作品なので文句はありませんが。
[映画館(邦画)] 7点(2018-01-20 20:48:41)
567.  幕が上がる 《ネタバレ》 
原作3回読了。劇場鑑賞4回。幸運なことに貴重な舞台も観劇させていただきました。その上で、映画版『幕が上がる』について考えてみます。夏菜子の横顔が印象的な劇場ポスターのイメージカラーは青です。文字通り青春の“青”であり、澄み渡る空の“青”でもあります。いや、あえて国立競技場の空の色と言いましょうか。「私たちは、舞台の上でならどこまでも行ける」本作を代表するキャッチコピーは、希望に溢れた、堂々たる青春宣言。でも、それ以上に重要なのがその後に続く言葉でした。「でも、どこにも辿り付けない」漠然とした不安が、絶望としてかたちを成した時、さおりは自らの立ち位置を悟ったのだと思います。いつまでも子供ではいられない。そして道標は、吉岡先生は、もう居ない。希望と絶望、その狭間で彼女たちが出した答えに、本作が伝えたいメッセージがありました。だからこそ、今、この瞬間を大切にしよう。目の前の課題に全力で取り組もう。それが宇宙の果てまで続く、私たちが進む道。これは、ももクロの生き様にも重ね合わせる事が出来ます。紅白出場も、国立競技場ライブも、目標だったけれど通過点。彼女らが目指すのは果て無き“笑顔の天下”です。徹底してシンクロする富士ヶ丘高校演劇部の生徒たちと、アイドル・ももクロ。これがアイドル映画最大の強みと知りました。劇中のキャラと、実在するアイドルグループのイメージが共鳴し合い、物語に深みを与えます。『Chai Maxx ZERO』『行く春来る春』『Link Link』『走れ! -Z ver.-』そして主題歌『青春賦』。劇中使用されたももクロの楽曲には、その全てに思いが込められていました。アイドル映画というジャンルを正直ナメていた自分が恥ずかしいです。極めて高度なエンターテイメントで間違いありません。映画版の結末は原作ファンを裏切り、県大会上演直後に設定されています。読点(、)は打っても、句点(。)は打たない。それがももクロ。そしてアイドル映画の美しさです。でも物語としては消化不良でしょうか。いえいえ、ご心配なく。「勝てる気しかしない」「楽しみ過ぎる」彼女らの力強い言葉と自信に満ちた表情は、これまでの地道な稽古と積み重ねてきた努力の証明。コンクールの行く末を十分に物語っています。みなまで語らぬ、映画の流儀でしょう。優れた原作と脚本、そして演者の個性を熟知した監督の手腕が結集された至高のアイドル映画『幕が上がる』。この映画を観て涙が出るのは、私たちが経験してきた青春の真実が其処に在るからです。小さな思い込みや勘違いの結晶が、多分『夢』と呼ばれるもの。それを丹念に重ねていく過程が青春であり、かけがえのない人生に違いないと思うのです。初めは単なる友達の付添の、平凡な少女が“その気になって”舞台演出家を目指すなんて、嘘から出た実(まこと)もいいところ。でも、これこそが人生の醍醐味です。素晴らしき人生讃歌。なんて素敵な映画なのでしょう。この映画に携わった全ての人に、そしてももクロファン(モノノフ)という立場でこの映画に出会えた幸運に、心から感謝します。 2018年1月15日、有安杏果さんのももクロからの卒業が発表されました。ファンとしてはまだ、現実を受け止めきれませんが、今言えるのは「8年間お疲れ様でした」。“奇跡の5人”杏果さん、ももクロにいてくれて本当にありがとうございました。幸せな時間でした。
[映画館(邦画)] 10点(2018-01-16 02:39:51)
568.  少女は異世界で戦った 《ネタバレ》 
本作のセールスポイントは格闘アクション。ルチャ・リブレを彷彿とさせる空中戦+ソードアクションの融合はなかなかに見応えあり。スローモーション等のエフェクトに頼っていない点も好感が持てます。ただ、今一つ物足りないというのも事実。“動ける女優”を集めているので、想定の範囲内というか。みな同じ動きがツマラナイというか。もっと各女優の個性・特技を活かしたアクションを観たかった気はいたします。SF設定の方は彼女たちに戦う理由を与えるためだけのもの。それ以上でも以下でもなく、その部分でややマイナス査定か。折角パラレルワールドなんていう素敵な設定を持ち出してきたのですから、多角的なアプローチ・ストーリー展開に挑戦して欲しかったと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2018-01-15 23:07:58)
569.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
小難しい理論は差し置いても、この映像美は大ご馳走。折りたたまれるビル群、歪む次元、私たちの知る法則の外の世界。映画館の大スクリーンで鑑賞したら、さぞや楽しめた事でしょう。それにしてもティルダ・スウィントン。『コンスタンティン』の大天使役のときも感心しましたが、年齢性別を超越した存在感は素晴らしいですね。折角魔法を題材とした物語ですから、よくわからない念の縄みたいな攻撃だけでなく、様々な種類・属性の魔法を見たかった気がしますが、続編に期待ということで。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-01-10 18:21:15)
570.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
女優(キャラクター)の魅力だけで成立してしまう映画がたまにあります。『ローマの休日』のオードリー然り『キック・アス』のクロエ然り。本作もガル・ガドット嬢演じるダイアナちゃんがノーベル賞級のアダルトキューティ。主演女優のキャラクターだけで、ほぼ作品が成立しています。素晴らしい。しかし、残念ながら“ほぼ”なのです。大切なのは、ダイアナちゃんの魅力を最大限に引き出すこと。その点で本作は不完全燃焼であったと判断します。物語の仕立ては、『300』のような格闘アクション+『クロコダイルダンディー』的カルチャーギャップの面白さ。後者の比率が大き過ぎた事、またクライマックスの戦いの格闘要素が弱くカタルシス不足であった事が、不完全燃焼の要因かと。構成の問題。とはいえ、このキャラクターは映画界の宝でしょう。続編に期待します。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2018-01-05 19:29:56)(良:1票)
571.  たまこちゃんとコックボー 《ネタバレ》 
廣田あいか(ぁぃぁぃ)は、所属するアイドルグループ・私立恵比寿中学において、切り込み隊長兼エース的なポジションの人気メンバーです(私的見解)。普段の幼げなアニメ声からは想像がつかないパワフルな歌声、ポップなファッションセンスに鉄道オタクと(フックの数が多いこと!)、際立つキャラクターがセールスポイント。一般的には“不思議ちゃん”(実際はそんな事ありませんが)にカテゴライズされると思われます。本作は、そんな廣田のパブリックイメージを存分に活かした作品でありました(※映画化の背景は、くるきまきさんが丁寧に解説されております。参考になります!)。現実世界とアニメ世界を行き来するファンタジー系アイドル映画でありながら、テーマは意外とシリアス。社会問題である“引きこもり”を扱い、甘々な味付けの中にも苦味が感じられる仕立て。ポスタービジュアルで想像していたスイートな茶番劇とは違いました。これは嬉しい裏切り。“夢見がち”というより“現実逃避”な主人公が苦難(?)を乗り越え成長していく展開は、王道青春映画のプロットなれど、問題解決がほとんど運と他人任せなのはご愛嬌。いや、人はひとりでは生きられない、成長出来ないというメッセージと受け取りましょうか。結末は腑に落ちるもので、ひよ子が垣間見せた悲しげな(そして諦めと納得の)表情がなかなか魅力的でした。本質的には影ある役が廣田には合っている気がいたします。“ファン向け”の範疇を出ない作品には違いないものの、真摯なつくりで全体印象は悪くありません。(以下映画に関係ない余談)さて、主演を務めた廣田あいかは、平成30年1月3日の日本武道館公演をもってエビ中から転校(脱退)します。芸能活動は継続する模様。『いつかやれると思って今を抑えるのはもうやめよう』そう語った彼女が、どの方向を目指すのか承知しておりませんが、廣田の才能と芯の強さをもってすれば、心配は要らないでしょう(謎の親目線すみません)。旅立つ彼女への餞別に+1点、お年玉で+1点とさせてください。頑張れぁぃぁぃ!そしてエビ中在校生6人へも心からのエールを。突き進め!私立恵比寿中学ー(サドンデスの中山莉子風に)。
[DVD(邦画)] 8点(2018-01-01 00:00:00)(良:1票)
572.  本能寺ホテル 《ネタバレ》 
今やカワイイ天然キャラをやらせたら右に出る者なし。流石、綾瀬はるか。彼女の魅力で無理筋なファンタジーや、理想主義で説教じみたテーマも、何となく納得させられてしまう仕掛け。ほんわかしてしまうんですね。凄い才能だと思います。そして何より素晴らしかったのは、ボディライン際立つ白ニット!トップとアンダーの差は、一体いくらあるのかと。たすき掛けポシェットの強調感たるや最早悪魔的かと。『おっぱいバレー』より、余程おっぱい祭りでありました。綾瀬はるかが遂に本気を出した本作を、目隠シストは有無を言わさず支持します!(師走に何言ってんだか)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-12-30 00:55:00)
573.  DRIVE 《ネタバレ》 
2017年の時点で観ると、まず驚くのがキャストの豪華さ。松重豊、ピエール瀧、津田寛治、松雪泰子ら人気と実力を兼ねそろえた味ある俳優がチョイ役で色を添える贅沢ぶり。まあ15年も前の作品ですから今とはネームバリューが違いますけれども。ホント、どのキャラクターも濃いめの味つけで自分好みでした。趣としては、『世にも奇妙な物語』風のファンタジックな仕上がり。テーマは人の縁。マヌケな銀行強盗たちと生真面目主人公の偶然の出会いが化学変化を引き起こし、各人の人生が好転していく様は観ていて気持ちの良いものでした。因果応報の原則が効いているのかいないのか微妙なところですが、強盗たちは皆その後お縄になったと考えるのが自然なのでしょうね。
[DVD(邦画)] 7点(2017-12-25 19:50:57)
574.  吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」 《ネタバレ》 
ほろ酔いではございません。ほぼ泥酔しております。
[DVD(邦画)] 5点(2017-12-20 18:36:22)
575.  CUTIE HONEY TEARS 《ネタバレ》 
本作はそもそも『キューティーハニー』を創りたかったのか、あるいは主演女優ありきで企画されたのか、気になるところです。というのも、ハニー=西内がどうにも府に落ちないから。強くて、可愛くて、ちょっぴりエッチな無敵のヒロイン。いわばアクション系小悪魔。確かに ルックスだけなら問題ありません。充分小悪魔です(あるいは悪魔かもしれません)。それくらいカワイイと。しかし、もうひとつの重要な要素、アクションの方はどうでしょう。二の腕付け根のプニプニ感を見る限り期待薄。案の定、格闘シーンに見るべき部分はありませんでした(ビンタは得意と聞きましたが嘘)。そこで考えられるのが、冒頭の説。西内主演ありきでキューティーハニーが選定されたのであれば、何となく意図が理解できるのです。西内の本業は何でしょう。モデル?歌手?タレントさん?演技経験の少なさは、感情希薄なアンドロイドという設定を免罪符にし、バトルシーンは、カットやエフェクト等演出でカバーすると。あとは、西内の美貌で言いくるめればok。勿論これでは正当な『キューティーハニー』にはならないので、SFテイストを効かせてタイトルを英語に変えたのではないかと推測します。オリジナル脚本で勝負出来ない(させてもらえない)邦画の現状を垣間見た気がします。
[DVD(邦画)] 4点(2017-12-15 20:53:42)
576.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
映画の日に劇場で映画を観ないワケにはいかないと本作を鑑賞(スミマセン。つく必要のない嘘をつきました。たまたまです)。物語の背景は知りません。関連作品では『マン・オブ・スティール』を観たくらい(後から調べて関連を知りました。もち偶然です)。でも支障はありませんでした。何故ならストーリーはオマケみたいなものだから。”皆で協力して敵を倒しましょう”という目的さえ理解していればOK。『プリキュアオールスターズ』や『仮面ライダー・戦隊もの大集合』と同じお祭り映画との認識です。(注:ただし『バットマンvsスーパーマン』は観ておいた方がいいかも知れません。本作の前日譚にあたりますので、BvSの結末がネタバレしています。)本作のメインディッシュは、バトルアクション。その観点で充分な満足度を得たなと。スピード感、重量感、戦闘の視認性、破壊のカタルシス、どれも標準以上。足りないのは、”痛み”くらいでしょうか(キャラの能力にばらつきがあるため、その攻撃でどの程度のダメージを受けたのか?が解りにくいです)。劇場の大画面と重低音で体感するタイプのアトラクション映画でした。『2012』とか『インディペンデンス・デイ』と同様のディザスター映画の側面もあります。それにしても、ダイアナちゃんが魅力的なこと。知的な大人セクシー。最強で最高です。後れ馳せながら、『ワンダーウーマン』も観ることにしますね。(以下余談)スーパーマンが横綱級としたら、ワンダーウーマン、アクアマンが関脇、サイボーグやフラッシュが十両ってとこでしょうか。バットマンは、序二段?谷町?パワーバランスが取れているような、取れていないような。このアンバランスの妙が、本シリーズの魅力かもしれません。
[映画館(字幕)] 7点(2017-12-05 00:27:09)
577.  ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! 《ネタバレ》 
頭のテッペンから尾っぽの先まで“ザ・エドガーライト”印のサスペンス風味コメディ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ホット・ファズ』と『宇宙人ポール』を足して3で割ったようなと言えば、ファンなら容易にご理解いただけると思います。ある意味『男はつらいよ』クラスの安定感さえ漂う定番の味。ただ、かの作品との大きな違いは、作品ごとにキャラクター造形が全く違うこと。今回のサプライズは、ニック・フロストの常識人設定。あのグータラダメ人間が弁護士先生とは。でも完璧にこなしてしまう辺り、役者としての技量の高さが窺えます。“酔っ払いには何を言っても無駄”という全世界の共通認識が、宇宙人相手にも通用した結末は実に爽快でしたが、それだけに猛烈にネタバレ(?)している邦題(副題)は何とかならなかったのでしょうか。いや、むしろ世界救ってないじゃんてツッコミ待ちのボケなんですかね。
[DVD(字幕)] 8点(2017-11-25 22:21:00)
578.  恋するマドリ 《ネタバレ》 
「丁寧に~慎重に~モノを壊すのはリングの上だけ~」こんな掛け声の引っ越し屋はイヤだなと苦笑いで観始めた映画は、驚くほど典型的な王道ラブコメでした。それも主演“新垣結衣”が魅力的に映るよう最大限に配慮されているのが特徴です。空港突破の件など“ガッキーが両脇を抱えられながら連れ去られる(キュートで可笑しい)画”が欲しかっただけの無理筋な脚本。ラブコメに似つかわしくない性格俳優を新垣の相手役に選定したのも同じ理由でしょう。そういう意味では、間違いなくガッキーは可愛かったので、この映画は大成功と判断します。ただ個人的には、ラブコメはベタならベタなほど好みなので、例えば柴咲コウみたいな“ザ・美人タイプ”、竹野内豊のような“正統派男前”そして瀧や中西学ではなく本職のコメディリリーフを使った、キャスティングの方も王道のラブコメを希望する次第です。
[DVD(邦画)] 5点(2017-11-20 23:46:21)(良:1票)
579.  IT イット “それ”が見えたら、終わり。 《ネタバレ》 
ホラーの看板を掛けながらにして、その実売るのは青春ドラマ。恐頭青肉。普通なら誉められた商売手法ではありませんが、 極上のジュブナイル映画を見せられては文句など出るはずもありません。それにしても、邦題の悪質なこと(笑)。映画ほど予習不要な娯楽は無いですね。個人的には嬉しいサプライズでありましたが。まず素晴らしかったのが人物造形。典型的なキャラクターの例示は、あなたもこの中のひとりですよの意。みんな愛すべき“私たち”です。ミステリーとしての手際もなかなかのもの。次々と提示される“ピエロが見える理由”。複数の仮説を観客から検証してもらう仕立てです。廃墟でメガネくんの失踪チラシが出てきたときには震えました。このような絶妙なタイミングでのフェイントやフェイクが、謎解き要素を終盤まで持続させてた所以。見事な手際でした。さて、メインとも言うべきピエロはどうでしょうか。ジェイソンやレザーマスクのように表情を見せない&喋らない派が主流の殺人鬼業界にあって、彼のようなスタイルは異色です(ゆるキャラ界のふなっしー的存在でしょうか)。はっきり言って、怖くないのです。特に大人視点だと子供騙しにしかみえません。そこに意味がありました。ピエロは、子どもが大人になるために乗り越えなければならない壁。それを恐怖の対象に据えたと。このアイデアが秀逸でした。早く大人になりたいと背伸びしつつも、行動はガキそのもの。ホント思春期の子供は、自身がピエロに相違ありません。大人の階段を昇る子供が戦う相手は、勿論自分自身でしょう。それに大人になるのは、確かに怖いことですから。守られる立場から、守る立場へ。自分自身を守ることが最初の一歩。そういう意味では、子どもなのに全然守られていない(あるいは過度に守られて腐る寸前な)“毒親持ち”が複数人いたのはショックでした。恐怖に立ち向かう勇気の源を、そもそも持たせてもらってないなんて酷い話です。それでも負け犬連合には、幸運にも仲間がいました。一人で駄目なら、皆で戦えばいい。私自身そういうことが出来るタイプではなかったので、彼らが羨ましく思えました(ピエロに立ち向かう姿は、まるでノロイと戦うガンバとその仲間たち)。ベバリーが言うように、戦った記憶さえ無くしてしまうのが大人になった証拠なのでしょう。それは多分当たり前のことであり、だけど少し寂しいこと。だからこそ大人は、自身の記憶の欠片を呼び起こして胸を熱くするのだと思います。劇場には多くの若者の姿がありましたが、この映画のメインターゲットは彼らではありません。そう、この映画を観て、大いに笑って、感傷に浸って、大人になった自分自身を誉めてあげて欲しいのは、かつて子供だった皆さんです。
[映画館(字幕)] 9点(2017-11-15 00:27:03)
580.  ジグソウ:ソウ・レガシー 《ネタバレ》 
“レガシー”は的を射た邦題。一作目の偉大なる遺産『良脚本』をトレースしているのですから。そういう意味では、出来が良くて当たり前です。反面オリジナリティに乏しいとも言えますが、シリーズ脱落組としては久々に見応えを感じたのでこの選択は歓迎いたしましょう。ゲームは最早アトラクションの域ですね。ジグソウランド。一体製作するのに幾ら掛かるんだとツッコミたくなる凝った殺人装置は、素晴らしく悪趣味かつアイデア豊富。努力賞ものでしょう。心と体に響くグロテスクな描写も容赦無しで、まさに『ソウ』シリーズ正当の系譜の作品でありました。あまりに都合よくジグソウ先生の仕掛けに引っかかる展開や、CIAも真っ青のターゲット調査能力は“お約束”以外の何物でもありませんが、エンタメホラーの様式美と考えれば腹も立ちません。ただし、ジグソウ先生の人生哲学の講義には心底辟易としました。独りよがりなお説教を聞くために、お金(劇場鑑賞料)を払いたくないなと。イデオロギー無し、脚本の出来とゲームのアイデアで勝負する続編ならばいいですが、ソウじゃないなら、モウいいです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-11-15 00:12:03)
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