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神谷玄次郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  お葬式
チエホフの「桜の園」をすごく意識して作られたのか、親戚、隣人など、配役とキャラクター設定がとても緻密。セットも伊丹監督の自宅を正面から見据えた舞台として見せるなど、工夫されていて面白い。佐野浅夫、左右田一平、関山耕司、横山道代、藤原鎌足などのたたずまいも、とてもリアルだった。宮本信子だけがウソ臭いのが残念・・・。
8点(2004-02-02 20:08:56)
42.  二十日鼠と人間(1992)
強烈ではないが深い感動をもたらす作品ですね。ゲイリー・シニーズもジョンマルコビッチも、今後もこの作品が代表作となっていくであろう歴史に残る名演技だったと思います。スタインベックの語る希望のない時代にあって、大切な友をもっとも幸せにするにはどうしたらよいか。目の前に希望を抱かせたまま静かに休ませることが彼の選択だったわけです。ラストの湖畔のシーンで映画はバンと終わってしまいますが、その後の主人公の苦悩をを考えると、この部分を下手に映像にしなかったことがよかったのではと思います。
8点(2004-02-01 02:32:05)
43.  タンポポ
伊丹監督の、エンタテイメント指向と悪趣味さが爆発した作品で、他の作品と異質な仕上がりになってはいるものの、オムニバス形式という全体の組み立てなど、「見世物」風なテイストが成功して、一般人の拒絶反応を薄めることに成功している。映画監督という高慢なシェフは、ややもすると自分の主張をふりかざし、身勝手なテーマで「究極の料理をどうぞ」と見せたがるものだが、この作品は、さながら二流ホテルで開かれたパーティーのバイキング料理のようにも見える。冒頭で役所広司が、映画館の観客に語りかけるシーンがあるが、この手の語りかけは伊丹映画では鼻につくものだが、ことこの映画に関して言えば、「ご自由に料理をお楽しみください」というさりげない導入として奏功していると思う。だからこそ、何度見ても飽きが来ない。噛めば噛むほど味が出る。最後のシーンは、赤ん坊がおっぱいを飲むシーンで終わるが、人間は「食」というものを、さも高尚なことのごとく、それに対する理解や知識をもまた品格の序列に用いたりてしているが、何を言っても最初は母親のおっぱいを飲むんだよ、というメッセージが伝わってくるかのようだ。この映画は世界でヒットしたらしいが、役所広司、渡辺謙という、世界で評価を受けた俳優も登場する。やはり俳優のオーラも少なからずヒットに貢献しているだろう。
8点(2004-01-31 20:14:45)(良:3票)
44.  ファイト・クラブ
後半にわかってくる真実がばれてしまっても、プロットがしっかりしてるからガッカリすることはないんですよね。実験的な映像や見せ方も、二人の味に実にマッチしていたと思います。エドワード・ノートンは若くして名優の誉れが高いわけですが、なかなかどうして、ブラピもすごいじゃないですか。未来のデ・ニーロとニコルソンを想像してしまいました。
8点(2004-01-22 02:03:14)
45.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
こういうの好きですねぇ。モンティ・パイソンっぽくて。ピーター・セラーズはほんとに全然わからなかったです。これだけふざけた内容でありながら、しっかりお金かけて作ってるっていうのは、すごいですねぇ。
8点(2004-01-12 22:18:53)
46.  スティング
軽妙で口あたり爽やか、にもかかわらずどっしりした風格のようなものを感じるのは、脇役も含めた俳優陣のうまさなんでしょう。ポール・ニューマンの登場シーンにはひっくり返ってしまいました。ただひとつ残念なのは、この復讐劇を敢行する必然性の説明が弱かったこと。これだけのクセ者を一瞬にして集められるのならば、わざわざここまで趣向を凝らさなくても乗っ取れるのではないかと思いました。やはり登場人物を後押しする形で楽しむ映画は、この部分が弱いというのは物足りない気持ちがします。
8点(2004-01-09 22:13:25)
47.  アメリカン・ヒストリーX
エドワード・ノートンはうまい!正直言って、刑務所の中での回想エピソードはありきたりのものでうすっぺらい気はするが、ノートンの代わりぶりで「いろいろあったんだね」と思わせられる説得力があったと思う。表情の作り方や仕草にデ・ニーロの影響が多分に見て取れます。題材は黒人差別に対するものですが、テーマとしては、肉親への愛情や、後生担わねばならない業のようなものを強く感じました。
8点(2004-01-07 17:29:46)
48.  ターミネーター2
パート1のスリルをそのまま引き継いで、ドラマ的要素を追加しているところは、パート2としては大成功ではないでしょうか?期待通りだったと思います。
8点(2004-01-03 22:30:01)
49.  マルコヴィッチの穴
意識と実体というものの存在を掘り下げるために、このストーリーを思いついたのだとしたら、このアイデアはスゴイ。コメディとしても楽しめますが、なんだか騙し絵を見ているようで、それでいて考えさせられるところが多い。一回観ただけでは本質まではわかりませんでした。気がついたのですが、「真剣に演じている」のではなく、「真剣さを演じ得ている喜劇」が面白さの秘訣なのかなと思いました。
8点(2004-01-03 16:59:29)
50.  デルス・ウザーラ
シベリアの大自然という素材を十二分に使いこなしていると思う。淡々とした抑揚のない展開の中にも、少しずつではあるが力強く押し込んでいく推進力のようなものを感じる。音楽も美しい。
8点(2004-01-01 08:30:34)
51.  12モンキーズ
一般うけするだけあって、テリー・ギリアムにしてはめずらしくスケルトンな映画だと思った。物語の骨組みがわかりやすい。タイムトリップやパラレルワールドをちらつかせ観客の目をそらせておいて、「実は12モンキーズってのはな、」っていうどんでん返し。そこでいったん緊張を弛緩させたうえで、「え?じゃあだれが?!」というもって行き方。娯楽作品の王道を行っていると思います。ブルースウイリスや、ブラピのような、鋭利な刃物ではない「鈍器」を使って料理したところが、味にコクを加えていると思います。
8点(2003-12-26 05:46:58)
52.  スリーパーズ
名前の大きさだけでなく、演技派として名を成す人ばかりなので、超豪華キャストを嫌味なく堪能できる作品だと思います。話の展開がスリリングで、先の展開を読むのが楽しみ。大人になってそれぞれ違う人生を歩むわけですが、あまりにも違いすぎて、現実感が薄くなっているのは残念です。出所後の過程についても説得力のある描写が欲しかったと思います。
8点(2003-12-25 18:08:43)
53.  プレデター
当時流行っていたエイリアンものに、シュワルツェネガーのとりあわせということで、バッタ物臭い映画だろうと思ってみると、なかなかどうしてこれが面白かった。プレデターの姿の見せ方も不気味でうまいと思った。こりゃすごい監督が出てきたなとおもっていたら、のちのダイ・ハードでブレイクし、この監督の才能を再認識した。
8点(2003-12-23 16:12:39)
54.  ゆきゆきて、神軍
ちょうどこの映画の撮影されている頃に、「コミック雑誌なんかいらない」も取られていたのでは。「カメラ入ってる?」とか「音出てる?」なんかは、現実のキナメリが存在しているかのようだ。戦友の母親と対面するシーンは泣ける。そして充填されたパワーがカメラに向けてほとばしる!
8点(2003-12-21 21:35:16)
55.  レインマン
ダスティン・ホフマンの演技にイヤ味が無いのがよかった。
8点(2003-12-21 21:23:58)
56.  バックドラフト
子供の頃、自宅で火事を出したことがあり、消防署で調書をとられたのですが、帰り際、「こういうところに勤めるなよ」と冗談交じりに声をかけられました。確かにこういう男達だったような気がしました。バックドラフトという謎めいた現象をを題材にしているところが映画全体を締めた感じがします。スコット・グレンがかっこよかったですね。デニーロの演技はいうまでもありませんが、第一線は退いても現場で一目置かれているという人間の役を見事に演じていたと思います。ハンス・ジマーもいい仕事してます。
8点(2003-12-21 21:15:00)
57.  未完の対局
二人の主人公の、感情を内に秘めた演技が胸を打つ。数十年前に、このようなことが現実にいくつも起こったと思うと、なんともやりきれない。友情と師弟愛と男女の愛。運命に逆らえない人間は苦悩しつつも、また生き続ける。そして新たな命が芽生える・・・。この映画はビデオなどでもなかなかお目にかかれないが、このような映画こそ後世に語り継ぐべき作品だと思う。
8点(2003-12-21 16:29:26)
58.  メジャーリーグ
ダメダメな描写をウソ臭くなく見せているところは良かった。どうしてもインディアンズと阪神タイガースとをダブらせて観てしまうので、最後は涙なしには見れなかった。メジャーリーグに関する予備知識が日本に比べてあまり無かったのも幸いしたかもしれない。ただ最後、打順間違っていると思うのですが・・・。
8点(2003-12-21 15:39:55)
59.  キング・オブ・コメディ(1982)
デニーロの「狂気」といえば「タクシー・ドライバー」がよくあげられますが、私は断然こっちをとりたい!狂気といえば、殺人・暴力などで表現されますが、本当にリアリティのある狂気って、むしろこんな形で表現されるのかと感心しました。(知人にも似たようなやつがいて、時折ブラウン管で茶の間の雰囲気を汚しているんです)今でいうと、ひどく「イタい」人ですね。ルパート・パプキンは。最後のダイアン・アボットのいかんともしがたい表情が印象的でした。
8点(2003-12-16 22:40:24)
60.  ミッション
やっぱりこの映画は巨大スクリーンで見たい。最初の滝落としのシーンは自分の足もすくむほどでした。ジェレミーアイアンズがよい味出してます。その後の出演作からは創造できないほど、大人物を演じきっていますね。さすがの奴隷商人デニーロもその徳に触れることになるのも頷ける、という名演技だったと思います。最後のシーンは、映像と音楽だけですべての虚しさを表現していましたね。重い題材ですが、楽しめ、感動できる作品だと思います。エンニオ・モリコーネへの弟子入りを考えたきっかけとなった作品です。(考えてるだけですが・・・。)
8点(2003-12-16 22:26:27)(良:1票)
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