41. 炎のメモリアル
《ネタバレ》 真面目で真摯に描かれた良い映画だったと思うが、しかしだからこそ最後まで主人公には生き残って欲しかった。例えそれが甘っちょろいセンチな希望だったとしても、それが許されるのが映画ではないのか??辛く悲しい結末なんて現実だけで十分に思う。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-02 01:17:27) |
42. シベリア超特急
《ネタバレ》 先日、日テレの深夜枠で放映していたので思わず腰を据えて鑑賞してしまいました。驚いた事にオープニングで水野晴郎氏ご本人からのメッセージ付です。開口一番「さぁ今夜は皆さんお待ちかねの・・・」って待っちゃいねーーよ!!さっき新聞のテレビ欄見て知ったよ!!開口二番「いよいよ伝説の始まりです・・・」って始めちゃったよ!!伝説始めちゃったよ!!どんな黄金伝説の始まりだよ!!!!----それはさておき、この作品っていったいナニ人向けの映画なんでしょうかね??。だって全編通して日本語字幕と英語字幕がチャンポンなんですもん!!(←戸田奈津子御大が監修しているのもビックリだ)。それとウワサには聞いてましたが、水野晴郎氏の棒読みはほんと酷いですね。ほんと酷いですね。金曜ロードショー上がりの解説とテンションがまるで一緒です。その他にも誰もいなかった場所に突如人物が現れたりして(←それはもうニョキっと!!)、さながら場末の遊園地のビックリハウスの雰囲気を漂わせていたり、あるいはエンドロールの出演者の中に「子役」が二人記されていて、「子供??そんなの出てきたっけ??」と首を傾げたと思ったら、それもそのはず、その時点でまだ出て来ていない、これから出てくる子供のことだったりと、まさに掟破りのオンパレード、やりたい放題し放題のハリケーン状態です(←2000ヘクトパスカルはあったな)。そして水野晴郎氏がお楽しみと豪語するラストの「二重のどんでん返し」ですが、はっきり言って単なる楽屋オチのネタです。しかもグダグダです。ただのグダグダです。この作品を象徴するかのような強烈にグダグダの幕引きです。まるでどんでん返してなんかいやしませんでした。---さてさて、映画鑑賞のあとは、もう一度水野晴郎氏が登場してお別れのメッセージを送ってくれました(←この時点で微妙に目がイッちゃってる気が)。開口三番「来週はシベリア超特急2です・・・」ってやっぱあんたスゴイよ!!!! [地上波(字幕)] 0点(2005-08-06 15:26:52)(笑:4票) |
43. カンフーハッスル
う~ん残念がらイマイチでしたね・・・。何の変哲も無い市居の人間が実は達人だったと言う設定は大いに歓迎するところなんですが、どうも全体の描き方がパッとせず魅力が半減しているように思うんですよね。例えばブタ小屋マンション(だっけ?)の描き方とかがあまりに「汚すぎ」て親近感がもてなかったり、あるいは明らかに余計なキャラ(半ケツの住人、デブの兄ちゃん、ギャングのボスの側近のメガネ、あるいはお菓子売りの少女とか)が多すぎて「やっぱシンチー組の俳優だから無理してでも使ってあげなきゃなんないんだろな~」なんて余計な詮索をさせてしまうんですよね。他にもCGの使い方もあまりに細かい部分にまで多用しているため(服がなびくだけとか靴が飛ぶだけのCGとか)、そのせいで「琴奏者の殺し屋」のバトルシーンみたいにいい感じで使われている場面での迫力と感動が相殺されて薄くなってしまうんですよね(あとオバちゃんとの追いかけっこなんかも明らかに蛇足)。それとやはり最大の不満点はチャウ・シンチーの八面六臂の活躍が見たかったのにほとんど目立ってないと言うのはやっぱイカンでしょ!!!そもそもあの人は最初から住民側のキャラでもよかったんじゃないのかな??だって組織を裏切る動機や拳聖として覚醒するタイミングなどに説得力が欠けてますからね・・・。と言うことでやはり少林サッカーに比べると明らかに映画としての完成度がダウンしてしまったようで少々残念に思いました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-21 15:32:04)(良:1票) |
44. アマデウス ディレクターズカット
スクリーン(画面)を100分割して、そのどれ一つ取り出してみてもまるで隙がなく造り込まれた極上の素材に、「アマデウス(=神に愛されし子の意)」と言う名の調味料を振り掛けて仕上げられた究極の一品。天国と地獄を同時に感じる至福の味わいもさることながら、全体からほのかに漂う「サスペンスタッチ」の香りがたまらなく食欲を誘う。---「神のテリーヌ・サリエリ風」・・・さぁ召し上がれ。 [DVD(字幕)] 10点(2005-07-20 14:52:03) |
45. エド・ウッド
エド・ウッドが亡くなったベラ・ルゴシに似た人物(町の整体師)を見つけて満面の笑みを浮かべ瞳を潤ませるシーンに思わず涙を流してしまった。おそらくあのときの彼の表情は、友人でありそして敬愛する偉大な映画人でもあったベラ・ルゴシを想うあまりの喜びから生じた物であり、あるいは他の誰もが「似ていない」と呆れたにもかかわらず、その整体師を代役として作品(完成度はともかく)を最後まで創り上げた彼の映画に対する情熱と人を想う慈愛は、素直に我々に感動を与える物であったように思う。そしてそれは最低であったのはあくまで彼の残した作品であり、監督として、あるいは一人の人間として、エドワード・D・ウッド・Jrなる人物がいかに「いいヤツ」であったかを確信させるのに何の疑問もないように思う。そして彼の死後、16年の時を経てこの「エド・ウッド」なる映画が現代の映画人たちにより創り出された。まさに「青は藍より出でて藍よりも青し」。偉大なる最低映画監督の生涯を描ききったティム・バートンとそのクルーに心からの拍手と感謝の意を贈りたい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-20 00:36:02) |
46. プラン9・フロム・アウター・スペース
飛行機のパイロット役の人が自分の奥さんに「(私の見た円盤は)葉巻型だった」って説明するシーンがあるけど、映画に出てくる円盤は明らかにアダムスキー型だよね??(←死ぬほどショボイけど)。で、もしこれが普通の映画なら「ひょっとして裏があるのか??」とか「何かの伏線か??」とか推測することも出来るんでしょうけど、エド・ウッドの作品である以上これは明らかに「いい加減なだけ」なんでしょうね~。まぁ未知の金属で出来てると言っておきながら、その円盤が豪快にメラメラ燃えてるという意味ではある種の葉巻型かも知れませんが(笑)。 [ビデオ(字幕)] 1点(2005-07-19 23:28:42) |
47. 死霊の盆踊り
「チチを語らずして盆踊りを語ること無かれ」---真夜中の墓場を舞台に繰り広げられる乳房のデカダンス。あるチチは細かくビートを刻み、またあるチチは激しくブルースを謳う。その華麗なる妙技の数々を前に人々は抗うすべを待たない。すなわち右チチは明らかにヨコ揺れをしているのにもかかわらず、左チチは軽くタテ揺れを起こしているのだ!!まさに四次元のシェイク!!まさに無次元のクェイク!!暴れ出したらとまらない反逆の乳輪ボンバイエ!!もはや我々に出来ることと言えば、彼女たち「乳術マジシャン」の胸元から発せられる強烈なバイブスにその身を委ねるのみである。さぁ踊るがよい、そのチチの枯れ果てるまで!!!! [ビデオ(字幕)] 0点(2005-07-17 01:33:14)(笑:3票) (良:2票) |
48. シークレット ウインドウ
俺の時間を盗みやがった。 [DVD(字幕)] 4点(2005-07-14 13:09:21) |
49. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
他の人には見えない霊体がジェダイには見えるので、平和が訪れた共和国であってもルークはスピリチュアルカウンセラーとして食っていけそうだ。 [地上波(吹替)] 8点(2005-07-13 23:58:21) |
50. スーパーサイズ・ミー
では、1日3本のクソ映画を1ヶ月間観つづける、なんて実験はどうでしょうか??3日目あたりできつくなってきて、1週間過ぎたあたりで恋人に、「お願い!名作も観て!!」なんて涙ながらに訴えられたり、あるいは10日目過ぎたあたりから、不眠・吐き気・めまい・胸の痛みなどの症状が現れ、ついには20日目過ぎたあたりに、医師から「これ以上のクソ映画は危険だ!!」なんて言われて、ドクターストップがかかったりして(笑)。※ちなみに作品のタイトル案は以下のとおり→「死霊の盆踊り・ミー」・「シベリア超特急・ミー」・「北京原人・フー・アー・ユー・ミー(なんのこっちゃ)」 。 [DVD(吹替)] 7点(2005-07-13 04:13:41)(笑:3票) |
51. アイ,ロボット
★ロボットの三原則に関して、以下の禁止条項を追加する。---その1:人間をはるかに超える運動性能でピョンピョン飛び跳ねたり、あるいは壁に張り付いてシャカシャカ動き回ってはならない。---その2:バトルドロイドのように横一列で運ばれて来てはならない。---その3:解体作業用のロボットがいきなりカッコ良くトランスフォームなどしてはならない---その4:夢のある未来の自動車がガメラのようにグルグルまわってはならない。---その5:ウィル・スミスはむやみに裸体をひけらかして観客にセクシーアピールをしてはならない。また少年のような無邪気な笑顔とクリッとした大きなお目メで世の女性をとりこにするのも禁止する。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-11 13:34:34)(笑:1票) |
52. オーシャンズ12
《ネタバレ》 悪ふざけにも程がある。何が「ジュリア・ロバーツに似てる」だ。それじゃぁ他の連中はジョージ・クルーニーにそっくりだし、ブラッド・ピットにもマット・デイモンにもそっくりじゃないか。現実と虚構をごっちゃにしたような脚本でスカした映画作ってんじゃねーっての。まったくもって観る側を無視した映画で腹の底から怒りが湧いてきた。200円のレンタル代でも金をドブに捨てた気がする。品性を問われるからこの言葉は使いたくないのだが、あえて呼ばせてもらえばまったくのクソ映画。何度でも言おう、まったくのクソ映画だ。 [DVD(字幕)] 1点(2005-07-10 04:12:45)(笑:4票) (良:3票) |
53. 死霊のえじき
「けっきょくにんげんの敵はにんげんなんだなぁ」みづを。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 14:46:32)(笑:2票) |
54. APPLESEED アップルシード
ふ~ん・・・未来の自動車って宙に浮くクセに、衝突してもエアバックすら開かないのね。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-03 23:00:30) |
55. トップガン
この映画が公開された当時、一部の映画ファンの間では「(当時の)トム・クルーズと(当時の)松尾伴内が薄~く似ている」との噂があった。残念ながらこの説はあまり広く根付くことは無かったようだが、それは21世紀に至った現在においても、「口裂け女」や「人面犬」のようにある種の都市伝説として語り継がれているそうである。 [地上波(吹替)] 8点(2005-07-02 03:57:10) |
56. アニマルマン
この映画は実はある意味貴重な作品で、それは何かと言うとアメリカCBSで放送されていた大人気の視聴者参加型テレビ番組「サバイバー」の初代参加者として人気を博した「コリーン・ハスケル」がヒロインとして出演していることなんですよね。いや~自分、本当にサバイバー大好きだったんですよね~。当時、日本でもTBSの深夜帯に放送してたんだけど、とにかくメッチャはまってましたね。個人的には第三シーズンが好きかな?アフリカ編の(ちなみに日本版も作成されたけど全然面白くなくてコケた。こっちは嫌いなので認めてない)。それはさておきコリーン自身はこの作品のみで、その後はこれと言った女優活動はしてないみたいでちょっと残念ですが(まぁもともと素人だし仕方ないか・・・)、自分のようなサバイバー好きな人間にとってはなかなか印象深い作品であったりします。ただし映画としてはチト微妙。ダメ警官が動物の力を借りてスーパーコップに変身するというアイデアは面白いんですけど、見せ方と言うか持っていき方がヘタッピで、動物の本能に意識がのっとられてしまうので基本的に下品なシーンが多いんですよね(オシッコを引っ掛けたりするのとか)。もっと普通に警官のまま身体能力だけ動物並にスーパーな人間に変身していった方が面白くなったんじゃないかと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2005-06-29 23:19:17) |
57. アメリカン・サイコ
へぇ~~ヒューイ・ルイスとかフィル・コリンズとか聞くんだ~。ウソ?!悪魔のいけにえのビデオも持ってんの??!!アハハハ、なんか君とはいい友達になれそうだね。でもサ、何でオノなんか持って(グシャ!!!) [DVD(字幕)] 5点(2005-06-29 14:36:41) |
58. ロード・オブ・ザ・リング
プルルルル、プルルルル、プルル・・ガチャッ。「はい、こちら探偵事務所・・・ええ、そうですが・・・なに、調査の依頼??で、そちらのお名前は??・・・なるほどそうでしたか・・・解りました、お受けいたしましょう・・・詳細は追って知らせると言うことで・・・ええ、そうです、それでは(ガチャリ)」----「ボス??どうしましたか??仕事の依頼ですか??」「そうだ、イライジャからの依頼じゃ」 「イ、イライジャさんからの!!!確か彼からの依頼じゃ2年以来じゃ!!??」「そうだ、確かにイライジャからの依頼じゃ2年以来じゃ」「と言うかイライジャですか??ジライヤですか??」「ジライヤは関係ない、イライジャだ」「ではイレイザーですか??」「イレイザーと言えばやはりワニだな」 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-25 01:27:21) |
59. スター・ウォーズ
今更冷静に採点しろってのが無理。10点つけるぐらいしか。 [DVD(字幕)] 10点(2005-06-25 00:36:28) |
60. タイタンの戦い(1981)
子供の頃にオヤジに連れられて初めて劇場で見た映画がコレなのですが、テレビの深夜放送でやってたので思わず観てしまいました。で、やはり幼少の記憶どおりメデューサ戦はハリーハウゼン作品としては屈指の出来栄えですね(思わず姿勢を正してしまいます)。目線が合うと石化してしまうという神話上での設定もさることながら、薄暗い地下迷宮をつんざく「ギュゥィィーーーンン!!」と言う弓矢の音がタマリマセン!!(ヤツは弓の名手でもあるのダ!!)。ん~~やっぱりこの頃のダイナメーションはいい味出してますね。特撮ありきの作品ではありますが、ああいった手作り感はやはり観ていてワクワクさせてくれます(と言うことで7点献上)。それはさておき主役のあんちゃん顔濃いいな~。なんかペルセウスと言うよりもバトルケニアって感じです(笑)。 [地上波(字幕)] 7点(2005-06-18 16:23:49)(良:1票) |