41. クロニクル
《ネタバレ》 ハリウッド版『AKIRA』。終盤の超能力の制御が効かなくなったあたりは面白い。前半のイタズラシーンなんかは、内容を濃くするか時間を抑えた方が良かった気がします。のほほんしてて好きなんですが、少しダレました。ゾンビ映画のようなハンドカメラ撮影も間延びするので不要。それと透明人間的な感じで、エロに走っても面白かっただろうにね。主人公の荒んだ生活環境や醜い性格が起こした事件ではありますが、あ~いうタイプの人間って学校に数人いたような気がします。超能力の元を一切説明しないスタイルも好感が持てました。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-12-14 17:20:34)(良:1票) |
42. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 「地獄でなぜ悪い」の影響で代表作のこちらも鑑賞。でんでんの迫真の演技が光ります。黒沢あすかのサイコぶりも評価できますし、神楽坂恵の美魔女ヌードも必見。ただ、内容は誰一人感情移入できず、そして臭う。バイオレンスには抵抗ないんだけど、汚いのはちょっとね。その辺が作品と合うかどうかじゃないかな。ラストは急に薄っぺらくなった気がします。「地獄でなぜ悪い」のリリーでも感じたが、上っ面だけ善人そうに見えても人間の中身まで解らないですよね・・・ほんと。 [DVD(邦画)] 5点(2013-12-14 05:37:16) |
43. 崖っぷちの男
ありえないというのが本音ですが、時間も抑えてテンポが良いので合格点。飛び降りとか父親オチはどうかなと思います。それとエリザベス・バンクスが主人公を信用し、上司まで彼女を応援する展開には無理があります。アンソニー・マッキーが見方というのは少し意外だったかな。観衆が自殺コールをしているシーンがありますが、リアルにそういう現象が起こるんでしょうかね?私自身、遭遇したこともありませんし、ノンフィクション映像も見たことないので疑問が残りましたね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-13 04:18:10) |
44. PARKER/パーカー
《ネタバレ》 いつものステイサム映画です。今回は怪我だらけで、ヒロインに身分もすぐにバレてしまうなど、詰めが甘い男です。後半のアバラ4本、手の平串刺しなどの重傷からの動きは人間じゃないですね。気の小さい悪党ハードウィックを演じていたマイカ・ハウプトマンは愛嬌のある良い俳優です。ヒロインとはくっ付かないパターンですが、ハッピーエンドでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-12 15:43:31) |
45. スプリング・ブレイカーズ
言われないと気づかないフランコにアイドルのセレーナとヴァネッサが出演しています。あとは、おっぱいとお尻と薬、酒のみ。他の方も言っていますが、ランボルギーニは作品とマッチしてカッコイイ。中身はほとんどなく、青春ものというジャンルにも当てはまらないかと。日本人には非現実的な空間で解り辛いですよね・・・こういう作品は。 [DVD(字幕)] 4点(2013-12-09 03:04:05) |
46. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 全てが中途半端で、残念な作品です。敵は強いのか弱いのかが解らない。地球まで侵略する技術があるのに、しっくりこないですね。敵の弱点なんかもいかしてないですし、ビジュアルもセンスがないです。キャラも薄いので、感情移入も出来ません。ラストの司令塔の破壊ですが、ロケット1発であそこまで総崩れになるものだろうか。アメリカ万歳映画というのは間違いない作品。「宇宙戦争」の方が、振り切っていて好きです。 [地上波(吹替)] 4点(2013-11-20 15:13:42)(良:1票) |
47. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 キャストの演技が振り切っていて良いですね。國村隼、二階堂ふみ、堤真一の表情が良いですね。そして、ふみちゃんのテーマソングが頭から離れない。胸の露出も高く、本作では非常に魅力的でした。髪型からして初め蒼井そらかと思うほど、似てましたね。ガラスの口づけシーンは強烈です。序盤は、作品のチョイスをミスったかなと思うほど、場面の切り替えが早かったですね。中盤以降から話に入り込め、終盤のはっちゃけぶりは最高でした。血は構わないけど、汚いのは苦手でゲロのシーンは苦手。量もありえないですし・・・。個人的には超お勧めですが、人を選ぶ作品。 [映画館(邦画)] 9点(2013-11-17 02:58:57) |
48. ハナミズキ
《ネタバレ》 ガッキーがとにかく可愛い!!沖縄出身なのに北海道に違和感なく馴染んでいるのが良いですね。他に褒める点はないです。まず、釣り合わないでしょう・・・あの二人。主人公が女々しく餓鬼すぎる。一方、ヒロインは学生時代から努力し続けているキャリアウーマンです。既婚なのに浮気はするわ、仕事もぶれるわ、駄目男で感情移入がまったくできません。ストーリーもかなり強引で、カナダのシーンはありえない。ガッキーのファンなら見る価値がありますね。余談ですが、田舎の視野の狭さには驚きます。恋愛、結婚、離婚が作中によく出てきますが、全て近すぎでしょう。実際、こんなもんなんですかね。 [地上波(邦画)] 5点(2013-11-15 03:07:17)(良:1票) |
49. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 笑福亭鶴瓶の関西弁はかなり違和感がある。ただ、すぐに慣れてしまうので問題はない。でも、ここは標準語で吹き替えをするべきでしたね。ストーリーは子供に見せるには十分な出来です。黄色いキャラがかなり可愛く印象に残ります。グルーの子供に対する感情の変化は理解できますが、博士は半ば強引でしたね。親子愛のテーマにした作品では良作。続編も鑑賞してみます。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-11 01:25:06)(良:1票) |
50. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 それほど小難しくなく、早口でテンポが良いので私は嫌いじゃないですね、主演3人のキャラが出ていて、彼らを中心に物語が進み、感情移入しやすいです。若干の盛り付けはされているとは思いますが、和解の結果や登場人物がリアルなので、あまり気にならないです。企業には何かしら人には言えないことをしてると思うので、フェイスブックだけの問題じゃないと思います。フェイスブックを利用したことない人には勉強になるかも。アメリカには他を圧倒的に凌駕する天才が突如として現れるが、日本にはこういう飛びぬけた若者が少ないのは残念ですね。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-09 17:54:59) |
51. 凶悪
《ネタバレ》 事前情報なしに鑑賞しましたので、濃厚で癖のある作品を存分に楽しむことができました。リリー・ピエール・山田の演技力は凄まじく、特に血も涙もないリリーの怪演ぶりには脱帽です。特に電気屋のじじいの殺害での力の入れようは半端ではない。これでもかと老人虐待を続けます。ただ、実話とは言えども盛ってる感が始終漂っているのが気になるところ。あれだけ人をバンバン殺しているんだから、あんな回りくどいことをしなくてもね~。体も傷だらけだし、意味がない。この作品には主人公を含め、善人がでてこない。奥さんも警官もクズばかり。でも、最後の最後まで負のループから抜け出せなかったのは、藤井ただ一人。皆事件を忘れる中、奥さんとも結局離婚して死ぬまで事件の呪縛から解放されないんでしょう。ストーリーとは直接関係ないですが、痴呆症はほんとやっかいな病気ですよね。自分の親がならないか心配になってきます。えげつない描写があるので万人向けではないが、耐性がある人にはお勧めです。 [映画館(邦画)] 9点(2013-11-04 21:21:44) |
52. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 普通に楽しめましたが、設定に無理がある。さすがにあの短時間で金相場を変動させるのは厳しいかと。ジョン・トラヴォルタの悪役はハマっていましたが、デンゼル・ワシントンにオーラは感じない。犯行の動機も曖昧で、感情移入できない。タイトルだけ見るとスリルのありそうな感じですが、地下鉄といえども車両が停まっているので、スピード感は皆無です。 [地上波(吹替)] 7点(2013-11-03 08:59:29) |
53. ディパーテッド
《ネタバレ》 オリジナルは未見です。アカデミー賞作品ということは鑑賞後、知りました。緊迫感のあるストーリーは見応えがあります。ただ、両主人公が餓鬼っぽいのがマイナス。それを抜いても豪華俳優陣で固められており、観て損はしない作品。ジャック・ニコルソンとレイ・ウィンストンの小汚いコンビが結構、ハマります。ラストの攻防は意外でしたが、この世の中では悪が勝っても良いような気がします。 [地上波(吹替)] 7点(2013-09-27 08:18:50) |
54. 貞子3D
《ネタバレ》 観る前から酷いのは解っていたが、ほんと酷い出来です。製作人の中にも「正直、これは・・・」と考えている人多いでしょうね。ゾンビ?バッタ?コメディ?アクション?よく解らない内容。「リング」の派生作品が出される度に、オリジナルのブランド価値が下がります。日本のホラーはそろそろ過去を捨てて次の段階にいかないと駄目。それでも教師役の石原さとみは可愛いんですけどね。 [地上波(邦画)] 0点(2013-09-13 16:44:01) |
55. スチュアート・リトル
《ネタバレ》 吹き替えなのでマイケルの声を聴けなかったのは残念。中途半端なSFで、動物と会話できるのは良いとして、全体的に設定が甘く、感情移入できない。ねずみだけが人間と会話できるのも最後まで府に落ちない。子供向けのファミリー作品なので、細かい突っ込みするのはどうかと思うが、大人が一人で観るには厳しい。猫と鼠も状況によっては仲良くできる可能性があるということでしょうか。確かに他動物同士が仲良く寝ているシーンや共棲しているシーンをTVで放送してたりしていますよね。 [地上波(吹替)] 5点(2013-08-25 01:57:49) |
56. 赤い風船
《ネタバレ》 アカデミー賞の影響なのか評価が高いが、自分には合わない。確かにモンマルトルの町並みや鮮やかな風船は綺麗で、良作なファンタジーなのかも知れない。しかし、短編の割には時間が長く感じましたし、風船に生命が宿っているような描写が生理的に受け付けなかったです。 [地上波(字幕)] 4点(2013-05-31 20:17:41) |
57. キャビン
《ネタバレ》 クリーチャーが暴走するシーンが快感。中盤にかけてのホラーシーンからの明るい画面への切り替えしにすごいフラストレーション溜まってたおかげで、いっきにガス抜きできた感じです。ただ、やはり前半は退屈というか見所がないですね。ゾンビに魅力もなければ、B級お決まりのお馬鹿ヌードシーンも弱い。やはり一番の問題点はネタバレを序盤からしていることでしょう。前半から中盤にかけては、こてこてのホラー作品に仕上げて、終盤でいっきにSFファンタジーの流れにした方が、やられた感満載で楽しめたかと。シガニーのチョイ役はB級ぽくって好きですね。主演のクリステン。コノリーは綺麗な女優さんでしたね。他作品も見たいところですが、ちょい役が多いので、あまり日本で大々的に観れる作品はなさそうですね。 [映画館(字幕)] 7点(2013-05-28 14:55:43) |
58. クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
《ネタバレ》 今回は評価が高めだったので、映画館へ足を運びました。オープニング及びエンディング曲のチョイスはくれしんにマッチしていて良かったです。ちょこちょこ笑えるシーンがあり、その点は評価できますが終盤がかなり弱く、笑えるシーンがほとんどない。キャラに魅力も感じませんし、今回はひまわりが空気みたいな存在でしたね。B級グルメが美味しいのはわかるがA級グルメも美味しそうなので、イマイチストーリーにも入り込めない。B級グルメばんざいというのはしっくりこない。大人が映画館へ足を運ぶまでの映画ではないと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2013-05-27 19:03:35) |
59. くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~
《ネタバレ》 ケイティのパパ役の田中直樹が無機質で気持ちが全然入っていない。プロの声優に任せるべきでしたね。そもそもストーリー自体あってないようなもので、幼児でも退屈するような内容。ケイティが病気になる流れなんかは唐突すぎます。「チェブラーシカ」のおまけ上映らしいが、絵本のままで良かったと思います。 [地上波(邦画)] 0点(2013-05-25 00:48:51) |
60. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 前作よりは遥かに良作。ストーリーを褒めている訳ではなくて、アクションシーンとCG技術のことです。クリーチャーに目新しさはないが、数と暴れっぷりで補っています。脱出間際に子供を助けに行くミラの行動とか人間離れしたキャラの動きとか違和感ありまくりです。もはや気にするレベルでもないので、予想していたよりは楽しめました。ミシェルの復帰は個人的に良かった。次作は「ターミネーター」の世界に突入のようで。ゾンビウォーズを見届けたいと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-17 14:44:25) |