41. あなたに降る夢
”もし宝くじに当ったら”というのが題材の映画なんですけど、温かい気持ちになれる映画でした。普通、いくら約束したからとはいっても、懸賞金を半分もあげられませんよね(笑)。ニコラス・ケイジもブリジット・フォンダも人のために使うお金の使い方が、歯が浮こうが何しようが、良いんです。自分の中では、この映画はクリスマスに観たい映画ベストワンです。お子さんのいる家庭の方にも観てほしいですね。お金の使い方を教えられます。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:36:13) |
42. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 今まで見てきた黒人差別映画の中では、一角を担います。これまでの黒人差別をテーマにした映画は、大抵、白人と黒人が仲良くなりました、で終わりますが、この映画は少し違います。敬愛する父親を黒人に殺され、ハーケンクロイツを掲げ、黒人を敵視するエドワード・ノートンの抜群の演技力に尽きます。演技のためとはいえ、よくあそこまで肉体を極限まで鍛え上げたなぁと思いました。とても『ファイトクラブ』の序盤のようなひ弱な役者とは思えませんでした。後半、○○○での体験で黒人に対する見方を改めるあたりから、物語の真髄に入っていきます。後味も悪く、少しストーリーが破綻しているところもありますが、訴えるテーマは、白人と黒人は仲良くなりましょうだけではないと思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-25 17:29:08) |
43. コン・エアー
いい知らせとわるい知らせのくだりに、イラッときます。 [ビデオ(吹替)] 7点(2013-03-03 23:02:25) |
44. 恋におぼれて
メグ・ライアンがぶっ飛んでて可愛い。目がクリクリしているので、美人ではないけど魅力的。やはりラブコメの女王って感じ。イタズラが悪質だけど何だか許してしまうほのぼの感があります。とくに公園で子供たちを仕込むシーンには大いにウケました。みんなハッピーエンドで終わるから安心して観れます。 [DVD(吹替)] 7点(2007-04-16 22:05:05) |
45. マン・オン・ザ・ムーン
《ネタバレ》 怒らせて笑わせるのは難しい。泣きながら笑わせるのって、もっと難しい。 [DVD(吹替)] 7点(2007-02-20 17:56:48) |
46. プロポーズ
《ネタバレ》 花嫁の中にひとり、変なのが混じってる! [DVD(吹替)] 7点(2007-01-14 17:07:29) |
47. サウスパーク/無修正映画版
とても下品だけど爽快感があります。こういう悪ノリって大好き。子供たちは身近なテレビにモロに影響を受ける。汚い言葉を吐くことに不快を感じつつ、しかしこれも表現の自由か、と納得してしまいます。一方で親たちは『子供のために』危険な思想を正当化する。だから敵を作り、それを駆逐することを正当化させる。とても分かりやすくっていい。へんに表現をねじ曲げて、「戦争はダメだよ」とか言うよりもよっぽど効果的でした。ケニーの地獄絵図がとってもおかしかった(笑)。 [DVD(吹替)] 7点(2006-10-31 21:51:01) |
48. ロング・キス・グッドナイト
レニー・ハーリンは、バカのひとつ覚えで爆破シーンばっかり撮るわけですが、これは面白かった方だと思います。やりすぎ感の反省をこの監督に求めるのはムダなのであえて書きません。殺し方がエグいのですが、その手さばきたるや俊敏で、観ててカッコ良かったです。『ボーン・アイデンティティー』を思い出しましたが、これはごく普通の主婦が実は、という設定が面白い。ジーナ・デイビスさんは意外に好きな映画に準主役級で出ているのでこの映画は結構もうけもんかも。最後まで観て思ったことはひとつ。子供死ぬって、マジで。 [地上波(吹替)] 7点(2006-01-21 20:45:21) |
49. いつか晴れた日に
《ネタバレ》 9回の裏、2アウト、ランナー無しから逆転があったので7点入れちゃう。一番、真っ先に思った感想が、「おまいら、遊んでないでとっとと働けよ」でした。女の幸せって、結婚なんだろうけど、題材及び時代背景が近世の上流階級事情とはいえ、終始、金、金でムカついたのでつ。異母姉の態度にムカーッヽ(`Д´)ノ ときたかと思いきや、のんびりおしゃべりしてるオバハンたちの無神経さにムカーッヽ(`Д´)ノ 恋敵ルーシーのエリノアに対する恋愛相談にムカーッヽ(`Д´)ノ 何よりも皆が皆、玉の輿を狙っているという点に大いにムカつきました。あんまりムカムカして、パ○シロンとかソル○ックを服用する必要があったくらい。もうね、あまりにもエリノアとブランドン大佐がかわいそうでかわいそうで。だからこそ、2人が報われたラストに救われたのは僕自身なんです。エリノアたん、良かったなぁ(´;ω;`) ブランドン大佐、あんた男の中の男だよ (;´Д⊂) [DVD(吹替)] 7点(2005-12-30 01:53:21) |
50. ボディガード(1992)
実は犯人の正体にビックリしてしまったので高得点なんです。いやぁ、こっぱずかしい。今にして思えばベタだったのになぁ。ケビン・コスナー、同じ男ですけどキザじゃないので嫌いじゃないです。この映画あたりがちょうど人気の絶頂だったんだろうなぁ。平均点が意外に低いですけど、護衛もの(そういうジャンルはないけど)では一番分かりやすくてテンポもいいですよ。伊丹監督の『マルタイの女』でしたっけ? あれまだ観てないですけど、自分としてはこちらの方が昔っから好きですね。ボディガードって裏方だから決して日の目を見ない仕事だし、007などのスパイものがあったのにこういう映画がなかったという歴史から観れば、パイオニアだと思う。ラブストーリーだけど結末は、いや秘密にしておこう。なにしろ久しぶりに観たので、かなり新鮮でした。こういう映画もたまにあるから、みんなのシネマレビューの平均点もたまに当てにならないことがある。けっこう平均点5点ぐらいの映画に名作が埋まってますね。観て良かった。 [地上波(吹替)] 7点(2005-12-29 17:13:38) |
51. 9か月
ただいま、いらなくなったDVDを部屋で整理中です。このDVDがホコリをかぶっていたので、さっそくデッキに入れて鑑賞。このコテコテのコメディはツボにハマりました。終盤のドタバタがやりすぎなのは否定しません。でも、父親になるトマドイは同じ男として、身につまされるものがありました。X線カメラのビデオを観て、目を潤ませているヒューには、ついこっちももらい泣きしそうになってしまいました。男でも女でも子をもって初めて一人前の大人。生まれてくる子供が元気であれば、男の子であろうと女の子であろうと、それでいい。よし、このDVDは売らないでおこう。…、ちっとも部屋が片付かない。 [DVD(吹替)] 7点(2005-12-23 15:24:25)(良:1票) |
52. 妹の恋人
ジョニー・デップの快演に尽きます。『パイレーツ~』では怪演でしたが、こちらのほうがデップの演技力全開でしょう。お正月番組定番のスターかくし芸顔負けのパントマイムが絶妙です。メアリー・スチューアート・マスターソンも不思議ちゃんでしたが、デップの方がさらにその右ナナメ上をイッてます。ストーリー自体は、妹思いのいいお兄ちゃんのお話ですが、あんまし印象に残りませんでした。主役の演技を脇役が食っちゃう映画というのは、こういう映画ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-18 18:46:22) |
53. ザ・プロデューサー
《ネタバレ》 いたたっ! 髪の毛はやめてっ! 毛が、毛が抜けるぅ~(笑) [DVD(字幕)] 7点(2005-10-26 11:15:55) |
54. 未来は今
あの『○』を自信満々に見せびらかすティム・ロビンスがたまんない。この映画、一言で言うと、テンポがサクサクしていて非常に心地良いです。時間の長さが感じない映画ということは、面白かった!という一つの尺度ですからね。あの『○』の決済の進め方には、おなかが痛くなりました(笑)。善人っぽい役しか観てこなかったポール・ニューマンが実にあくどいです。コーエン兄弟特有の毒がチラホラあります。力を抜いて観たのが良かったみたいです。 [DVD(吹替)] 7点(2005-08-13 23:08:59) |
55. ブルー・ストリーク
目的はともかく、結果的に悪党を懲らしめてるよ、マローン”刑事”(笑)。この映画の素晴らしいところは台詞回しです。警察官たちが、マイルズをマローン”刑事”と信じてやまない様子が面白いです。勧善懲悪ばかりではない、犯罪大国アメリカを逆手にとった、センスの利いた脚本だと思いました。 [DVD(吹替)] 7点(2005-06-27 20:32:26)(良:1票) |
56. ザ・ロック
《ネタバレ》 いくら昔はマッチョだったとはいえ、ショーン・コネリー御大に、よくもまぁ、あそこまで走らせたもんです。対テロリスト映画としては、ダイ・ハードの次に評価できる映画だと思いました。ジョン・ウーに撮らせたら多分、無意味な爆破シーンが多いところを、マイケル・ベイなので、金に糸目をつけずかつ効果的な爆破シーンになっているところのウケが非常に良い。『アルカトラズからの脱出』→『告発』と観てからこの映画を観ると、なんだか3部作を観たようで楽しめますよ。 [DVD(吹替)] 7点(2005-06-23 09:36:48) |
57. ナッシング・トゥ・ルーズ
ハチャメチャ、ドタバタしておいて、マーティン・ローレンスの自宅でのシーンでホロリとさせる。ズルイ。ティム・ロビンスは脂がのっているころでとても面白かったです。監督がジム・キャリーの映画を担当していたことも、このホムペで知りました。しっかし、”失うものがなにもない”ってのは、こわいですね(笑)。 [DVD(吹替)] 7点(2005-06-22 23:58:15) |
58. ディープエンド・オブ・オーシャン
《ネタバレ》 家族について考えさせられる映画でした。実の親か、育ての親か、一緒に暮らすのは子供にとってどちらがが幸せなんでしょうか?いくら実の親といえど、簡単にそれが決められるんでしょうか?たしかに人さらいは犯罪です。しかしそれによって不幸になるのは必ずしも被害者だけではないということを学びました。なにかと弟を挑発する兄貴を最初、(なんてムカツク奴なんだ!)と思ってましたが、それは弟に対する悔恨と戸惑いの裏返しだったのですね。 [DVD(吹替)] 7点(2005-05-25 15:20:54)(良:1票) |
59. ドクター・ドリトル(1998)
よく考えるとベイビー・トークのパクリなんだけど、エディ・マーフィの軽さが上手く合っていました。無難といえば無難。2を先に観ましたがダメだったのでどうかな~と、この1を観る前は思ってました。自分が幼少時そうだったように娘の個性を変に思わない、とか、動物たちだって本能だけで行動しているわけではなく、感情を(この中身がこの映画での面白さなんだと思います)もって生きている、など、こっちの映画の方がテーマがあって良かった。ただひとつ、サーカスの団長が志茂田景樹に似ていたのがちょっと気がかり。 [地上波(吹替)] 6点(2006-01-21 21:08:05) |
60. ドク・ハリウッド
田村正和といえば『古畑任三郎』であるように、マイケル・J・フォックスといえばマーティというイメージがどうしてもついてしまう。『バック・トゥ~』の直後に撮ったこの映画ですが、どうしてもイメージをひきずってしまうのは実に惜しい。でもこういう小さな町で本当に自分を必要としてくれる人たちに出会える幸せというのは、僕が今、ひそかに目指している転職にも通ずるものがあり、そういう意味ではつい共感してしまうものがありました。コメディとしてはいまいちでも、こういう町ぐるみの交流のお話としては悪くなかったです。特にあの頑固者のおじいちゃん医者の存在はスパイスが効いていて良かったです。あらためてマイケル・J・フォックスが好きな役者であることを再認識。難病に負けず頑張ってほしいと思います。 [地上波(吹替)] 6点(2006-01-21 20:53:43) |