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丹羽飄逸さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 149
性別
ホームページ http://wind.ap.teacup.com/zoku-guuguu/
自己紹介 8年ぶりにログイン。
その間、評価の投票してくださった方々には厚く感謝、誠にありがとうございます。

前もって好みだと思った映画を優先して観ているので、高い点数が多いのは自然な流れ。
批評が先にありきという見方は避けたいものですね。

10点…できれば世界遺産に
 9点…終生忘れ難き大傑作
 8点…大好きな傑作
 7点…好ましき秀作
 6点…そこそこの佳作
 5点…部分的良さは判るけど
 4点…面白いとは云えない
 3点…かなりしんどい
 2点…駄作
 1点…大駄作
 0点…我が人生最低作

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41.  北の零年
どこを切っても突っ込みどころで分かりやすい。絶えず大袈裟でやかましい音楽、「我々は捨てられた!」等といちいち状況説明してくれるセリフ、偶然だらけのベタ展開、オーバーで暑苦しい芝居……。そもそも小百合と渡辺謙を夫婦にキャスティングした時点で興醒め。序盤のキスシーンなんか強烈で、掴みのギャグか新手の嫌がらせにしか思えない。叔母と甥みたいな夫婦に違和感抱くなという方が無理な話だ。まぁ、こういう無茶さが全編に横溢しているので、最後までどこで感動するのか図りかねたが、間違っても「大感動巨編」と謳わず最初から「史上初の開拓コント映画」として喧伝していれば、少しは罪も浅かったのではないだろうか。
[地上波(邦画)] 3点(2007-08-11 08:16:25)(良:1票)
42.  ツィゴイネルワイゼン
グロテスクなのに美しい。意味不明なのに胸に響く。下手なのに魅惑的な藤田敏八。そんな様々な矛盾が絶妙に織りなす奇跡の怪作。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-10 21:29:22)
43.  ゆきゆきて、神軍
状況は違えど、戦争の極限状態を考えると、ふと手塚治虫マンガ『奇子』における天外仁朗のセリフを想い出す。「こういう異常な状態にまともな論理が通用すると思うなら、きみは狂っている」…そう、狂って当たり前なのだ。この映画は、そのサンプルに最適である。もっとも、奥崎氏の狂気は戦争云々以前の問題だろうが。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-01 02:44:39)
44.  CASSHERN
“眼球に厳しい映像”と“耳障りな音楽”を攻撃的に垂れ流すこと約140分。その苛烈な状況は「新感覚の拷問」と呼んでも差し支えない。 名優・三橋達也の遺作がよりによってこれかよ。
[地上波(邦画)] 3点(2007-08-01 02:36:53)
45.  冬の猿 《ネタバレ》 
ジワ~ッと心地よい余韻が押し寄せる秀作。静かに老いゆくアルベールの心情を思うと、ヒシヒシ哀愁を痛感。絶妙な空気感を醸す酔っ払い大会も然り。冬の花火シーンも素晴らしいが、ラストの駅のシーンが絶品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-01 00:13:47)
46.  女中ッ子
これほど慈悲に満ち、哀感極まる人間ドラマはない。初を慕う余りに無茶をする勝美、菩薩の如き心で勝美を守り育てる初。この愛情深さ、切なすぎるラストに胸が張り裂けそうになった。そして映画初主演を堂々こなした左幸子。不器用ながら誰よりも心優しい女中を体当たりで演じきった素晴らしさ。憎たらしくも愛くるしい子役の伊庭輝男も見事。一生忘れられない作品は数少ないだろうが、私はその中の一本であると100%確信する。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-01 00:08:48)(良:1票)
47.  華麗なる賭け
雰囲気は悪くないがストーリーが微妙で、マックィーンも適役とは言い難い。やたら出まくる分割画面にも飽きる。「ヒントでピント」じゃあるまいし。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-31 23:51:21)
48.  あの子を探して 《ネタバレ》 
素朴にして濃密な感動。子供の無邪気さが至極精密に活写されている。ずっと厳しい表情を崩せなかったミンジも、いつも締まりのなかったホエクーも、一つの笑顔となった時の瞬間の輝き。たった三文字を書いて心揺さぶるラストは他に類を見ない。益々監督への畏敬の念が強まった大傑作。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2007-06-12 00:38:54)
49.  ウィスキー
説明的な要素を排し、静けさに包まれながら淡々と進行する物語。大人の微細な心理を伝える映像表現の確かさ。遠き南米の人間に己自身を垣間見た気がした。あの仮初めのカップル写真も感慨深い。判りやすい外面ばかりを追った映画が多い中、中年の秘めたる内面を捉えた紛れもない傑作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-11 22:50:34)
50.  ロイドの要心無用 《ネタバレ》 
チャップリンやキートンに比べると、ロイドは余り好みじゃない。無駄に爽やかというか、キザったらしいというか。ただ本作は代表作と呼ばれるだけあって面白い。前半の展開はロイド扮する主役がズルく、自分らが悪いのに「(警官を)やっつける」など言語道断なのだが(翻訳の問題かも知れんが)、後半のビル登りは圧巻。革靴と背広姿でスパイダーマンのようなことをするロイドに敬意を表したい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-11 22:22:23)
51.  男たちの挽歌
ベタすぎる展開がむず痒い。まぁ、日本のVシネマよりはマシなのかな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-11 22:04:15)
52.  萌の朱雀
何度も観たが、本当に瑞々しい感動を覚える名作。90年代の日本映画ではマイベスト5に入るほど。尾野真千子も最高。惜しむらくは、人間関係が判りづらいこと。説明過多もいけないが、説明が無さ過ぎるのも困る。
[ビデオ(邦画)] 9点(2007-06-11 21:55:34)
53.  エバースマイル、ニュージャージー
名作『アンダーグラウンド』 のナタリア役が絶品だったミリャナ・ヤコヴィッチは、本作でも非常に魅力的だ。特に表情の使い分けというか、眼の芝居に非凡を感じるっつうか…、まぁ、とにかく良いものは良いのです。全体的にも、淡々とした味わい深い空気の中で、笑いと哀愁を心ゆくまで堪能できる異色にして傑作のロードムービー。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-10 20:48:44)
54.  地下鉄のザジ 《ネタバレ》 
妙な清々しさを覚えるほど捉えどころが無い怪作。とても『死刑台のエレベーター』や『さよなら子供たち』と同監督作品とは思えぬシッチャカメッチャカぶりで、終いには思考停止に陥る。まともな登場人物は皆無に近いが、中でも美しいザジの叔母の鉄仮面のまま移動するのが面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-10 20:28:24)
55.  男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 《ネタバレ》 
ううむ、シリーズ後半の最高傑作は本作か『知床』か迷ったこともあった。何せ日本一笑える法事が催されているのだから。中井・杉田の恋は、公開当時としてもチト若者描写にズレがあるような…。マドンナの竹下景子はイイ。彼女も“その気”だったことを思えば、あの切々たる駅のシーンは実に堪らない。あと、忘れちゃいかんのがレオナルド熊。冒頭とラストで持ち味を発揮し、渥美清と見事に伍している。もっと長生きして欲しかったな、熊さん。
[地上波(邦画)] 9点(2007-06-10 19:58:24)
56.  パール・ハーバー
駄作界の大横綱。誤った歴史観以前の問題で、ストーリーの稚拙さに唖然。冒頭の視力検査から虫酸が走るが、以降延々と間抜けな恋愛劇を繰り出し、過剰な音楽も耳障りで仕方がない。無為な三時間を過ごした徒労感だけが重くのし掛かること必至である。
[ビデオ(吹替)] 1点(2007-06-10 19:50:38)
57.  尻啖え孫市
私が初めて読んだ司馬作品が原作の同名小説で、孫市に対してもかねてから関心を寄せていた。その映画化である本作は、錦之助が孫市、弟・賀津雄が秀吉、勝新が余り似つかわしくない信長を好演しているが、全体的に躍動感がイマイチ。奔放な孫市とは対照的なこぢんまり感がする。決してツマらなくはないが、惜しい出来の作品。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-06-10 19:30:31)
58.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
大女優の老醜を単なる見せ物とせず、常にいとおしむ視線を逸らしていない。映画界の内幕を描きながらも品位を感じさせる所以は、ひとえにその点にあると思う。ラストは見事な狂気で締めくくるが、涙を滲ませながら見つめるシュトロハイムもまたグッと心を捉えるのだった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-06-10 19:19:09)
59.  わたしのグランパ 《ネタバレ》 
物語は至ってくだらなく、不良の描写も古臭くて学生連中もカラッ下手だが、無駄にハシャぐこともなく淡々と綺麗にまとまったコメディになった。特に雰囲気が良かったのは、正月パーティの場面。文太の歌う姿は実に決まっている。最後は爽やかな哀感と感動を残す、結構な佳作。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-06-09 20:35:32)
60.  忠直卿行状記 《ネタバレ》 
上に立つ者の孤独を描いた傑作。菊池寛の原作とは大きく異なる点もあるのだが、映画的な味付けとして問題ない。あと、『七人の侍』とは正反対の憎々しい奸臣を演じた稲葉義男が実に巧かった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-06-09 20:23:41)
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