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カラバ侯爵さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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41.  たそがれ清兵衛
今日日の商業映画はいち早く状況に入ることを良しとし、それに慣れてしまっている自分としては今作のように悠然と説明を重ねていく作風を観始めた当初は退屈だろうと思っていたのですが、いやはやどうして全くそんなことはありませんでした。 それはひとえに清兵衛に親しみを感じたからのような気がしまう。 感情移入を誘う機微の捉え方が素晴らしいのですね。
[地上波(邦画)] 8点(2007-03-26 14:40:33)(良:1票)
42.  ハートブレイカー(2001) 《ネタバレ》 
しっかりと練られた脚本で好印象。 もっとコンパクトでスマートにまとめられそうな気もしますが、B級映画としては満点に近いと思う。 些細な点では、母親の顛末をあの男とくっつくのではなく、くっつくかもしれない程度に留めておく方が良かった。
[地上波(吹替)] 8点(2007-03-26 14:29:35)
43.  Mr.インクレディブル
新しいピクサー作品ですね。いまさら外部から新しい風を入れるなんてやりますね。見事に成功。  単身では失敗するが、次なる機会は仲間の協力で成功するという単純なプロット。しかし、娯楽に徹した見せ方や演出で秀作に。 個人的には家族の繋がりなんてわかりきってることだから、魅力に欠けます。 「カリオストロの城」も同じプロット(こちらは最初から次元もいるけれど)ですが、ルパン一味の関係性でそれをやるから魅力あるんだな~。
[試写会(字幕)] 8点(2007-03-25 05:24:24)
44.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
元々子供の喜びにはエネルギーがあるという設定にするのではなく、子供とのふれあいの中でそうしてはどうかという発想にこぎつける展開の方がいいと思う。 元々そうだったという設定ではどうにも取って付けた感が否めないので。
[試写会(字幕)] 8点(2007-03-25 05:10:53)
45.  花とアリス〈劇場版〉
ショートフィルム版は花の恋というドラマをしっかりと軸に据え、かなり完成度の高い仕上がりになっていると思います。 しかし、映画版はアリスのエピソード(家族やオーディション)を入れたために散漫になってしまった感がある。 どれも印象的なものでしたが、メインストーリーにとって有機的な意味合いを与えてはいない。付加された記憶喪失を用いたシチュエーションも秀逸なだけにもったいない。 サービスのつもりだったのかもしれないけれど、作品に仕上げることを優先してもらいたい。
[映画館(邦画)] 8点(2007-03-18 23:39:14)
46.  陰日向に咲く
原作本の出来はあんなに売れるほどの内容じゃないと思うものの、短編の教科書的な出来で好印象でしたが、映画化には全く向いていないだろうと思っていただけに、そのアレンジを案じるとともにどう調理されるのか楽しみでした。  そして、その結果としては・・・ 果たしてこの構成が正しかったのか微妙ですが、短編的内容で終わるのではなく、分かり易くドラマをみせるために追加・変更された設定は効果的で、心温まる余韻を残してくれます(何の繋がりもなく、毛色の違いからムードを壊すアイドルオタクのエピソードは捨てた方が良いと思いますが)。 個人的にはドラクエ4みたいにオムニバスとして章立てして、最終章で全てのキャラをフォローするようなみせ方がよかったと思ったりします(それでもアイドルオタクのエピソードは捨てたほうがいいと思いますが)。  それに、分かり易い人情噺をやたらに煽る演出故に冗長な印象となって、白けてしまう人も出てくるんじゃないかな。
[試写会(邦画)] 7点(2008-01-17 22:44:00)
47.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
非情な現実は逃避手段であった空想をも侵し、終いにはその中ですら裏切られてしまう救いのない悲劇。 そんな顛末にも拘わらず、気高い心を失わなかった彼女に拍手。 自分を恥じるような生き方をしなければ人は皆「天国」に行ける(自爆テロやってるような人にも言えることでしょうから、一概に肯定できませんが)。   宣伝ではファンタジーと謳われているものの、空想内容が幻想的なものだったということでしかないのでジャンル分けとして「ファンタジー」を用いるのは適切でないのでは? あの世界観は脈略がないので、すぐに空想なんだろうと察しはつくものの、ファンタジーという言葉に惑わさせて、この曖昧な世界も現実でしたなんて処理にしないでくれよと冷や冷やしながらの鑑賞になってしまった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-11 17:20:09)
48.  カンナさん大成功です!(2006) 《ネタバレ》 
先ず、初期設定の匠に感心。 このアイデアやシチュエーションは反感を買いそうな要素を多分に含んでいそうなのに、ちゃんと主人公に感情移入できるよう諸々慎重な配慮が施されています。 ですから、前半は感心しきりだったのですが、友人を傷付け、父親を傷付ける(本人は気付いてませんが)という展開をさせながら、あまり相手にせずにメイン・ストーリーを進ませるので、中盤方向性を見失いかける。これらの展開はサンジュンにバレるあたりへ集中させるべき。 プロットは優れていますから、脚本の段階で変な負荷がかかったか、迷いが生まれちゃったんでしょうね。 それにあのライブで彼女が唄う姿をちゃんと見せないのが腑に落ちない。父親と抱きあって終わりは違うでしょう。「自分のために唄う」というのはこの話にとって重要な行動。後日談でカンナとして唄っている場面が少し添えられていますが、あのライブで堂々と唄って、その姿とともにエンドロールという方が美しいのでは。  あと、エンドロールに添えられた友人が整形に臨む後日談は蛇足。 せっかく美容整形の是非とか、見た目の美しい方が得か、という次元ではない話にもっていけてたのに・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2007-12-20 19:57:41)(良:1票)
49.  容疑者(2002)
確かにタイトルやパッケージからサスペンスを期待してしまった人には不満があがるでしょう。主人公は刑事だし、殺人起こるし。 ちゃんとヒューマンドラマだと認識できていれば、構造的に見せている良質の文芸作品だと思う。 ただ、2つ目の殺人はもう少し早く起こった方がいいような気もする。
[DVD(吹替)] 7点(2007-12-17 03:53:54)
50.  アザーズ
ホラーの秀作。 短編的内容なのでもうちょっと短くまとめて欲しかった。
[地上波(吹替)] 7点(2007-12-05 05:20:15)
51.  g@me.(2003) 《ネタバレ》 
まず前段としての佐久間が利用されるまでは、語り口のせいで丸わかり。 捜査サイドを見せないので狂言誘拐の狂言では、と疑うし、そこへ父親が絡んでくるので父親もグルなのだろうと普通に疑ってしまう。 反撃の展開は楽しめるものの、佐久間と娘の色恋は説得力が無いままに突き進み、白けっぱなし。 何だか非常に残念な仕上がりです。満点近い評価になり得た内容なのですが・・・。  しかし若い役者陣は下手だね。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-26 01:10:33)
52.  とらばいゆ 《ネタバレ》 
傑作コメディだと思うのですが、終盤のドラマ処理に尺をとりすぎているのでコメディという印象が薄くなるのが残念。 それにドラマ部分はどうにもなし崩し的に快方に向かっちゃうので更に残念。 姉の方が勝っちゃうなんて特に(どこにもそんな流れはなかったし、勝たせなくても成立したと思うけど)。  コメディなんだと意識できず、ドラマに集中しすぎた人はイラついちゃう人もいるんでしょうね。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-16 15:32:53)
53.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 
ころころ変化するシチュエーションは楽しく観れるのですが、主人公として配してある歯医者が終盤まで成り行きを見守るだけの存在に成り下がり、作品自体の方向性がどうにも判然としないままに進むので、つらい。
[地上波(字幕)] 7点(2007-10-10 09:55:12)
54.  レッド・ドラゴン(2002)
このシリーズはレクターをどう扱うかが見どころなのでしょうが、今回は独房に入りっきり。 それなのにこうも彼の執念(情熱)や狡猾さを描けるなんて、ある意味素晴らしい。  展開自体は結構単純だと思うのですが、魅了してくれる要素を多分に含む。
[DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 09:29:28)
55.  セルラー
ディテールへ突っ込むのも野暮なのでしょうが、どうしても評価の下がるところ。 それに動機付けはちゃんとしたものが欲しいですよね。 それでも至極全うな良作。
[DVD(吹替)] 7点(2007-09-03 01:19:43)
56.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 
構成はしっかり施されていて好印象なのですが、設定のB級感が勿体ない。その設定を使用した陥穽や犯罪の隠蔽が成されているわけだから・・・。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-30 19:44:30)
57.  メルシィ!人生 《ネタバレ》 
職人芸的秀作喜劇。 ただ、サンティニへの派生ドラマに随分と尺をとった割にはメイン・ストーリーに絡むものではないのはどうしてなのだろう、と疑問。 テーマの補完かしら。
[DVD(吹替)] 7点(2007-08-07 08:36:17)
58.  キサラギ 《ネタバレ》 
構成自体はまとめただけだったり、伏線といっても殆どが事前に見せておくだけの内容だったりで結構稚拙なのですが、全てのキャラクターに愛情のある扱いをしているのには確かな「芸」を感じ、感服いたしました(正直言えば、家元の処理に至るまでは凡作だと思いながらの観賞でした)。 ひとりの人間を扱う作家の責任を果たし、その人物への愛情を感じられて好印象。  しかし、自分たちが関与していたという解釈で清々しく納得しているこいつらって何なんだろう、という疑問も残る。 
[映画館(邦画)] 7点(2007-08-01 18:15:53)
59.  天然コケッコー
映画化に伴い、原作も読んでいたのですが、そちらではより多くのエピソードを絡めることで異分子である大沢が田舎に溶け込みすぎになってしまい、如何なものだろうかと思っていました。しかし、映画版では大沢を常にある程度浮いた存在に位置付け、そよにさざ波を立て続ける役目を十分に果たしてくれていたので大成功。  エピソードの積み重ねでしかない構成に退屈する人もいるかもしれませんが、ジュブナイル性の高いほのぼのエピソードはどれも秀逸。 良質の低空低速ジュブナイルを堪能しました。  それにしても、何故高校生となった夏帆の制服をあんなコスプレのような嘘っぽい感じのものにしたんだろ?
[映画館(邦画)] 7点(2007-07-28 14:31:22)(良:1票)
60.  リリイ・シュシュのすべて
前半部分ばっさりカットしてもいいくらい・・・作品の半分が説明ってのは辛い。 見返す時は蒼井優登場あたりから観ることが多いです。
[映画館(邦画)] 7点(2007-07-17 08:10:50)
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