41. blue(2018)
《ネタバレ》 たった12分の映画なのに、エンドロールが2分もあるというバランスの悪さ加減。 病人チックなおばさんが、ただ寝ているだけの内容。 [インターネット(字幕)] 1点(2023-06-13 22:19:29) |
42. 永い言い訳
《ネタバレ》 人生の古傷をえぐられる様な映画。 本木雅弘は魂のこもった演技をする凄い役者だ。 黒木華の悪女っぷりが記憶に残るレベル! [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-11 20:42:36) |
43. 真夜中モラトリアム
《ネタバレ》 同級生の女の子が亡くなり、それで集まった元クラスメイト達。 みんなで土に埋めたタイムカプセルを掘りに行くことになる。 そのタイムカプセルの中には、亡くなった女の子の秘密が書いてあって… 本作でも映像と音楽センス抜群の磯部鉄平監督。 夜明けの埠頭の景色がとても印象的。 夜が明けて一人一人帰っていき、やがて誰もいなくなるという、どこか気怠くて侘しい描写も心に残る。 亡くなった女の子に嫉妬する同級生の女の子、その悪酔い加減と悪口っぷりがリアル。 終わり方も味があって面白い。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-06-04 12:21:13) |
44. 平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー
《ネタバレ》 平成から令和に元号が変わるのに合わせ、ダンスを踊りながら曲を作る。 その過程を描いた内容。 登場人物たちがみんな個性があってどこか変なのだけれど、だけどみんな真剣にダンスをしながら曲を作ろうとしている。 くだらない内容にも思えるのに、みんな真剣に取り組んでるものだから、なんか応援したくなってくる。 都会で懸命に生きる若者たちに勇気を与える映画。 みんな孤独をどこかで抱えつつも、みんなの気持ちが一つになった時、孤独なんかじゃない、そこには一体感と感動がある。 心が躍動する瞬間がある。 言わずもがな伊藤沙莉の存在感とハスキーボイスは健在。 最初はその場に馴染めずやる気は乗らずも、懸命に頑張る仲間に少しずつ感情が乗っていき、最後は仲間と一緒に感極まる、そんな気持ちの動きを見事に演じていた。 どんな事でもいい、真剣に取り組んでいれば何かしら得るものはある、そんなメッセージが伝わってくる作品だ。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-27 16:28:05) |
45. 海へ行くつもりじゃなかった
《ネタバレ》 自分の好みど真ん中な日本映画。 音楽、映像、エンドロール、金髪、すべて良し。 二人が心を通わせる中で、女性の耳が不自由なことに触れない、そこがまたいい。 野暮なことを聞かないというか、相手の女性のことを考えた立ち回り、そのさり気なさ、しつこくない感じ。 別れる時も連絡先などは聞かず。 まさに一期一会。 なんて素敵な日本映画なんだ! [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-24 17:03:10) |
46. オーバーナイトウォーク
《ネタバレ》 磯部鉄平監督作品を初鑑賞。 人生に迷える姉妹が深夜の東京を歩くおはなし。 私も夜の東京、しかも本作のような何でもない住宅街を歩くのが好きだ。 なので、姉妹の会話の内容なんてどうでもよくて、「東京の夜を誰かと話しながら散歩する」という設定そのものが気に入った。 もちろん気心の知れた人との散歩が楽しい。 何でもない誰かの、何でもない日常を切り取ったショートフィルムとして秀逸な作品だ。 若い頃、将来の夢を語りながら、ひたすら歩いたあの夜が思い出された。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-20 18:10:42) |
47. 太陽の下で ー真実の北朝鮮ー
《ネタバレ》 タイトルに偽りあり。 太陽なんか出てこないし、空気は霞んでいて汚いし昼間から薄暗い。 そして真実の部分はほとんどなく、大部分は演出されたもの(ところどころに真実は見え隠れはするが)。 それじゃあ、この人たちが日本人より不幸なのかと言えば、必ずしもそうとは言い切れない気がする。 資本主義社会における競争では必ず敗者がいて貧富の格差もあるが、北朝鮮にはそれがない。 ラストで泣いてる少女は確かに可哀想だけど、資本主義の競争社会にだって負け組がいる。 北朝鮮をおかしなもの、間違ったものと決めつけるのは簡単だが、それはアメリカ的自由主義に毒された者たちの勝手な価値観じゃなかろうか。 とまあ、国家思想的なことはさて置き、このドキュメンタリー、市井の人々の暮らしぶりが見えてこず、いまいち面白味には欠ける。 それと同時に北朝鮮という国は世界一異質な国で、実に興味深い国であることを再認識できた。 そういう意味では見た価値はあったように思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-19 21:42:08) |
48. 危険な関係(2012)
《ネタバレ》 ラクロという人の古典小説がベースになっているらしく、ストーリーの骨格がしっかりしている。 ストーリーがしっかりしているのであとは演者次第だが、チャン・ツィイー(中国)、チャン・ドンゴン(韓国)、セシリア・チャン(香港)の3人とも素晴らしかった。 とにかく悲劇を追究したかの様な話でなかなか後味は辛いものの、見て損をした気はしない。 チャン・ドンゴンからのキスをチャン・ツィイーがついに受け入れるシーン、チャン・ツィイーが涙してるのを見てチャン・ドンゴンがキスをするのを止めたのが、なんとも言えぬ味わいで印象深い。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-23 17:27:04) |
49. リバースダイアリー
《ネタバレ》 視点を変えて同じシーンを何度も見せる手法、真新しさはないものの面白い。 問題なのはストーリーを面白くさせる為なのか、細かいところで不自然な部分が多かった点。 最後の終わらせ方は巧かっただけにもったいない。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-28 16:37:52) |
50. 閃光
《ネタバレ》 男女二人が街の公園で出会い、束の間のひとときをふたりで過ごす。 何気ない男女のやりとりを捉えた映像は、どこか儚げで寂しさがつきまとう。 ハードルが低いというか恋愛とも言えないふたりの時間。 正直言えば、こんな寂しい出会いなら要らないかな。 でも重苦しくはないんだよな。 そういう意味では良いのかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-28 15:16:49) |
51. 湯を沸かすほどの熱い愛
《ネタバレ》 オダギリジョーは何故、緩和施設に見舞いに行かなかったのか。 怖かったからか。 この映画を見て改めて思った。 私はカミさんより先に死にたいぞ、と。 ところでラスト。 銭湯で燃やして、その熱で家族全員で銭湯に入るヤツ。 ギャグなのかマジなのか知らないが、そのセンスについていけず。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-02-12 09:49:07) |
52. 灼熱の魂
《ネタバレ》 最初の1時間は非常に退屈、後半は気色が悪い内容。 ストーリーが分かりづらいし、分かったところで気分が悪くなるというクソ映画。 [インターネット(字幕)] 1点(2023-01-24 20:46:28) |
53. 生きてるものはいないのか
《ネタバレ》 途中からいかにも舞台劇という内容になってきて映画化する必要があったのか疑問に感じた。 染谷将太はただ一人生き残ってどうするのか?それが気になる。 いかにも石井岳龍監督らしい爆音が炸裂していたが、その影響でセリフの聴き取りづらさが半端ない。 人が死ぬシーンばかりで後半は飽きてきた。 ただ綺麗な方がちらほらと出ていたのは個人的に気になるところ。 女子大生三人組の一人を演じた池永亜美は髪の毛綺麗でスタイルも良く好み。 あと、女医さんに付き合ってくださいと言っていたむさ苦しい男が、その女医さんが死んだ後にキスをしようとして結局しなかったのはご愛嬌(私ならしちゃうけどなぁ!)。 まあこの男がキスをしてしまったらホラー映画というよりヘンタイ映画になっちゃうか。 [DVD(邦画)] 6点(2023-01-01 13:36:26) |
54. 味園ユニバース
《ネタバレ》 序盤の渋谷すばるのアカペラ、うますぎて度肝を抜かれた。 音楽ものは苦手だけど、さすがは山下敦弘作品だけあってすんなり入り込むことができた。 ラストはなかなかの後味! [DVD(邦画)] 7点(2022-12-30 22:04:30) |
55. ブルックリン
《ネタバレ》 アイルランドに戻った際、結婚してるのに思わせぶりな態度を取り、男をその気にさせたひどい女のおはなし。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-12-28 23:07:04)(良:1票) |
56. サンザシの樹の下で
《ネタバレ》 森の中を二人で歩くシーン。 川を渡る際、男が女に手を差し伸べるが女は恥ずかしがって一度は手をつなぐことを拒否した。 すると男は木の枝を女に差し出し、女はその木の枝をつかみ、一緒に川を渡った。 川を渡った後もしばらく二人は木の枝の端っこと端っこを握り合って歩いていたが、女は少しずつ男の手の方へ握り手を近づけていき、最後は女の方から男の手を握りにいった。 このシーンは実に素敵だ。 チャン・イーモウ✖️チョウ・ドンユイにして、チョウ・ドンユイの記念すべきデビュー作。 ラブストーリーで片方を死なす結末は、個人的には好きにはなれないが、そこまでの二人の愛を紡ぐ数々のシーンは大好きだ。 [DVD(字幕)] 8点(2022-12-11 22:42:55) |
57. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 あらゆることに万能な天才女性ハッカーも、好きな男の心はハッキングできなかったか… 変態デブオヤジにイタズラされるシーンが最大のインパクトだった、恥ずかしながら。 細かい謎解き部分はほとんど理解できず、これも恥ずかしながら。 ただし、長い上映時間の割に長く感じず見られたのは、音楽と映像センスの良さ、展開のスピーディーさ、そして見せ方の巧さのせいか。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-11-26 19:29:29) |
58. ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
《ネタバレ》 ここでの点数が高かったので見てみたのだが、全く自分には合わなかった。 品行方正というか、人畜無害感がどうにも性に合わない。 退屈で、とても長く感じた。 [インターネット(字幕)] 3点(2022-11-22 21:58:35) |
59. 最愛の子
《ネタバレ》 子供の誘拐が中国で社会問題化してるかは知らないが、自分には実感の湧かない内容だった。 それと、いくら育ての親で夫が誘拐してきたのを知らなかったとしても、後から誘拐してきた子だと知ったなら、素直に諦めるべきだ。 という訳でいまいち感情移入できず、長く感じてしまった。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-11-20 21:16:43) |
60. おとなのけんか
《ネタバレ》 キャラの全く異なる4人による会話が実に面白かった! 後半、携帯を花瓶に投げ入れたり、ハンドバッグを投げ捨てたりと大暴れ。 不思議とスカッとした。 (追記) タイトスカートを履いたケイト・ウィンスレットが妙に色っぽかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-11-20 07:08:25) |