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フライボーイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  ブレイブハート 《ネタバレ》 
ああ、この映画は観る度に評価が上がっていくな~。自分も当初はウォレスと皇太子妃の関係に不満を持ったが、この部分は完全なるフィクション。暴虐の限りを尽くしたエドワードに一矢を報いる最良にして唯一の方法は、暴力ではない、という製作者側のメッセージを感じる。暴力に暴力で対抗した男(ウォレス)は度重なる裏切りに遭い、拷問の上処刑されたが、女(皇太子妃)は一切の暴力を用いずに、内部から帝国を崩壊させることができるのだ。メル・ギブソンが全身全霊を懸けて撮った渾身の一作。ジェームズ・ホーナーのスコアも泣けるわ。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2007-09-16 23:16:09)(良:1票)
42.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
〈大統領になるよりギャングになりたかった〉少年ヘンリー・ヒルは、13歳から組織の使い走りを始め、20歳になる頃にはいっぱしのギャングになっていた。強奪のジミーや血の気のトミーらと共にのし上がって行くが、麻薬に手を出したことからボスのポーリーに見放され、遂には仲間をも売ることになる。あれほど憧れていた世界に背を向けて…。『ゴッドファーザー』のような幹部クラスではなく、あくまで末端のチンピラに焦点を当てたスコセッシ監督の演出は、スピーディーで実にパワフル。全編を彩るロックナンバーも最高だ。語り手であるレイ・リオッタ、キレたら怖いジョー・ペシ、さすがの貫禄のデ・ニーロと、文句なしのキャスティング。90年代のギャング映画の中では文句なしの最高傑作。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2007-09-10 01:24:23)
43.  遠い空の向こうに
何なんだろう、この映画は。こんなに泣ける映画は他にない。泣ける泣けないで映画を評価したくはないのだが、この映画は別格。涙腺に直撃するのだ。夢に向かうことの素晴らしさ、仲間との友情、父子の確執、そして和解。いまどき珍しい実直でコワモテの父親像を体現するクリス・クーパーが素晴らしい。おっかないけど、今の日本に必要な頑固親父です。
[DVD(吹替)] 9点(2007-09-10 00:40:59)
44.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
ここ最近女優復帰しているミポリンでありますが、やはりこの頃が一番輝いているな~、と。一人二役というのも、若く美しいミポリンを堪能するのに充分な配慮で、この少女漫画的世界を見事映像化してみせた岩井俊二の力量は凄い。中学時代のシーンが特に鮮やかで切ない。素敵なラブストーリーなのに、やたら落ち着かないカメラワークと、滑舌の悪いトヨエツに減点。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2007-08-26 19:52:01)
45.  カリートの道 《ネタバレ》 
デ・パルマ×パチーノの傑作ギャング映画。血生臭いバイオレンスに彩られた『スカーフェイス』とは異なり、大人の落ち着いた作風になっている。ストーリーはシンプルなやくざの出所後物語だが、哀愁に満ちたパチーノと狡賢いショーン・ペン(この作品での彼の変貌振りは凄い。『アイ・アム・サム』と同一人物とはとても思えない)の演技が超絶過ぎて、スクリーンから一瞬たりと目が離せない。デ・パルマの演出テクニックも冴えまくり、クライマックスの駅構内での〈追いかけっこ〉の緊迫感、恋人ゲイルとの再会や別れの切なさは筆舌に尽くし難い。ラストは男泣き間違いなし。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2007-07-27 09:37:12)
46.  シックス・センス 《ネタバレ》 
あの女の子の幽霊は、別に復讐を望んでいたわけではなく、幼い妹を助けたかっただけなんだろうと思う。いきなりゲロ吐きながら出てきたら誰だってびっくりするが、彼女の気持ちを考えたらやりきれない。コールと母親の車の中での会話にも泣かされました。ただの「オチ」映画ではない、ヒューマンドラマの名作。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-26 22:06:53)
47.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
ヒロインのエリザベス・ペーニャさんがわりと無意味に裸を晒してくれるところが、いかにもエイドリアン・ライン監督らしい。脚本のブルース・ジョエル・ルービンは、『ゴースト/ニューヨークの幻』を書いた人で、常に「死」や「死後の世界」を題材にしており、本作でのネタバレ禁止ラストは号泣ものである(大ヒットした「あの」映画にまんまとパクられてしまったが…)。いろいろ怖いシーンがあるのだが、一番イヤだったのは、恋人やアパートの住人に無理矢理氷風呂に入れられるところ。その後の夢のシーンがまた切ない。
[DVD(吹替)] 8点(2013-03-15 12:31:22)
48.  エクソシスト3(1990) 《ネタバレ》 
前作(『エクソシスト2』)の不出来さに怒った原作者のウィリアム・ピーター・ブラッティが、「それなら俺が監督しちゃる!」と演出を申し出た、『エクソシスト』の正統な続編。リーガン事件から15年後、双子座殺人事件を追うキンダーマン警部(ジョージ・C・スコット)が、悪魔祓いの果てに殉死した筈のカラス神父(ジェイソン・ミラー)と再会する。精神科病棟に隔離されていたカラス神父は、自身の肉体に憑依した悪魔に操られるまま、凄惨な殺人を続けていた…。キリスト教圏の人が観たら、失神しそうなほど罰当たりな描写が満載。〈天国行き列車〉の駅構内での死者たちと天使の楽団、首を切り落とされたマリア像、天井を這い回る分裂病の老婆、巨大鋏での首切断、と一度観たら忘れられない映像の数々で、ブラッティの面目躍如といったところ。本作が気に入った方は、『トゥインクル・トゥインクル・キラーカーン』もオススメ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 22:06:44)
49.  欲望の翼 《ネタバレ》 
「脚のない鳥」ヨディは、実母との邂逅という果たされない願いを満たそうとするかのように、次々と女性と関係をもつが、心から彼女たちを愛することはできず、いつも孤独の殻に閉じ籠もっている。そんなヨディに想いを寄せる踊り子のミミとサッカースタジアムの売店で働くスー。そして、そんな彼女たちを見守るヨディの弟分サブと警官タイド。一方通行の恋、満たされない想い、過ぎ去る時間。誰もが心に抱えているであろう孤独や愛の喪失を、湿気に満ちた60年代の香港を舞台にフィルムに刻み付けた、ウォン・カーウァイ監督の出世作。香港映画のイメージを一新させた功績は大きく、レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュンといった俳優たちの転機ともなった。ラストのトニー・レオンは、「第二部へ続く…」という意味だったらしいが、結局続編が作られることはなく、あそこだけ意味不明になってしまったのが惜しい。
[DVD(字幕)] 8点(2013-01-21 20:12:50)
50.  デーヴ
日本でも総選挙が終わったばかりだが(AKBではない)、デーヴのような政治家がいればと心から思う。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-12-29 07:42:48)(笑:1票)
51.  評決のとき 《ネタバレ》 
正直なところ、判決の結果にはあまり納得がいかない。殺人を犯しても無罪なら、(そこにどんな理由があるにせよ)法が私刑を認めたことになるからだ。では何が問題なのかと言うと、判決の結果云々ではなく、そもそも少女を強姦した犯人の刑が最高でも10年、場合によっては無罪になることもあり得る現実であり、人々の心に深く根ざした人種差別という社会的病巣だろう。ただ正義感から弁護を引き受けただけの主人公の周囲の人物が命を狙われ傷ついていく。巻き添えを食った警官は片脚を失い、狙撃された警備兵は重度の障害を負い、襲撃された秘書の夫は心臓発作を起こし死亡した。一見ハッピーエンドのように見える結末も、本当の意味では何も(誰も)「幸せ」になんかなっていないことは明らかだ。しかし、それでもこの闘争には意味があったのだろう(と思いたい)。ところで、もし自分の幼い娘が暴漢どもに強姦されたら?無論自分だって犯人たちを殺すだろう。何の躊躇もなく。
[DVD(吹替)] 8点(2012-04-04 22:46:18)
52.  ブルー・イン・ザ・フェイス 《ネタバレ》 
『スモーク』の撮影中にアドリブで即興劇を演じていた役者たちに感化され、急遽製作された〈姉妹編〉。撮影日数はわずか6日。シナリオはなく、おおまかなアウトラインが書かれた〈役者のためのノート〉を元に、幾つもの即興劇を繋ぎ合せた。オーギー・レンの煙草屋に集まった人々の群像劇をドキュメンタリータッチで描き、とにかく出てくる連中が〈顔が真っ青になるまで(ブルー・イン・ザ・フェイス)〉喋りまくる。そんな映画だが、これがもう最高に面白い!ブルックリン愛、煙草愛、野球愛、そしてもちろん人間愛に溢れた極上のコメディに仕上がっている。マドンナ、ミラ・ソルヴィノ、マイケル・J・フォックスといったスター俳優から、ルー・リード、ジム・ジャームッシュといった連中まで出てきて、好き勝手なことを喋っては去って行く。誰も死なない、派手なアクションもCGもない。でもこんなに面白い映画は出来るのだ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-04-04 08:09:49)
53.  ミザリー 《ネタバレ》 
シンプルな状況設定を最大限活かしたサイコホラーの傑作。キング原作ものでも成功作の部類だろう。『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督、スリラー演出も意外と巧い。舞台は一軒家、主要人物は作家と看護師の2人という密室劇だが、2時間全く飽きさせることはない。それどころか、観ている者のアドレナリンと「痛覚」を激しく刺激するジェットコースター・ムービーとなっている。何と言ってもオスカー受賞のキャシー・ベイツの基地外演技が素晴らしすぎるが、対するジェームズ・カーンも負けてはいない。ひとりでナイフ抜きの練習をするところなんか好き(でもすぐに裏をかかれる)。何事も諦めないことが肝心だと思った。
[DVD(吹替)] 8点(2010-11-03 14:26:09)
54.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
バカ映画上等!いいもの見させてもらいました。掘削のプロを宇宙に放り出すというバカげたアイディアに「他の案は?」と訊ねるブルース。「ない」と言われ、「お前らNASAだろう!天才じゃないのか?」と食ってかかるシーンで、<原油流出もまともに止められない国>という2010年現時点の観点からすれば、この映画、思いきりリアリティあります(原油流出のニュースを見て、「いいからブルース・ウィリスを呼べ!」と思った)。また、最初のNY壊滅シーンで「サダム・フセインだ!」と叫ぶところなんかはギャグでやってるんだろうけど、9.11後に作られてたら洒落にならないよな~…などと、改めて発見が多かった。ちなみにいちばんオイシイ役は、ロシアの宇宙飛行士だと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-08-20 10:31:07)(良:1票)
55.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
前作とは比べ物にならないくらい面白い。4年でCGのレベルも格段に向上し、前作を踏襲したキャラクター設定と、ふんだんに盛り込まれたパロディ描写、本編終了後のNG集まで、全く隙のない作り。玩具コレクターに誘拐されたウッディ救出作戦という燃える展開に、おもちゃと人間の関係性を描いた深いテーマ性。やがては飽きられ捨てられる運命かもしれないけれど、「それでも俺はアンディのおもちゃであり続ける」というウッディの誇り高さに涙を禁じ得ない。この調子で3も観るぞ!
[DVD(吹替)] 8点(2010-08-15 09:50:52)
56.  ブルースチール(1990) 《ネタバレ》 
公開時のコピーは「『ダーティハリー』を卒業したら、観ていいよ」だったと思う。正義感溢れる婦人警官と殺人マニアのストーカーとの対決を描いた、80年代ポリス・アクションの傑作。脚本のエリック・レッド(『ヒッチャー』)は、サイコ犯との神経衰弱ギリギリの戦いを描かせたら巧い。しかし、この映画の最大の見所は、何といっても主演のジェイミー・リー・カーティスの熱演だろう。血塗れになりながら犯人を追い詰める彼女の、何と美しいことか。サイコ犯でなくても惚れてしまう(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-02 07:28:15)
57.  ショート・カッツ 《ネタバレ》 
レイモンド・カーヴァーの短編小説をベースに、ロバート・アルトマンが豪華キャストで作り上げた群像劇の傑作。カーヴァーの作品を全部読んでいるわけではないけれど、ざっと見たところ、「ささやかだけれど、役に立つこと」「足元に流れる深い川」「犬を捨てる」「ダイエット騒動」「出かけるって女たちに言ってくるよ」「頼むから静かにしてくれ」「隣人」「収集」「菓子袋」あたりがストーリーに織り込まれている(興味のある方は是非原作を読んでいただきたい)。それぞれの作品の登場人物が微妙に重なったり重ならなかったり、さらにはアルトマンの創作したオリジナルキャラやエピソードがいくつも挿入されている。また、出てくる女優さんのほとんどが脱いでいるというのも、いかにもアルトマンらしい(脱ぎっぷりのよいジェニファー・ジェーソン・リーは今回服を着たままだが、テレフォンSEXのバイトをする主婦という設定。過激なトークを展開する)。これだけの豪華キャストで3時間の長尺を全く飽きさせないアルトマンの手腕は見事というより他なく、クライマックスにおいて、登場人物全員がある自然現象を同時に体験するという展開は、ポール・トーマス・アンダーソンの『マグノリア』にも影響を与えている。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-18 10:16:35)
58.  ニキータ 《ネタバレ》 
今観るとファッションが微妙にダサかったり、アクションシーンもわりと雑に感じるのだが、公開当時はスタイリッシュに思えた。「これが私の愛し方だ」と、非情な任務を言いつけるボブおじさんに男泣き。やさ男のマルコも『ベティ・ブルー』に続く好演で、二人が対峙するラストシーン、「お互い寂しくなるな」の台詞に鳥肌がぶわっと立った。殺し屋の映画なのに究極のラブストーリー。アンヌ・パリローが20代に見えないのが難点か。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-09 19:37:06)
59.  ヒーロー・ネバー・ダイ
ジョニー・トー先生はこういう格好良い映画ばかり撮るものだから、本当にたまらない。殺し屋同士の友情、愛に殉じる女たち、美しき銃撃戦。ジョン・ウーが構築した香港ノワールの精神は、トー先生に確実に受け継がれている。「スキヤキ」に泣け!
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-09 10:41:38)(良:1票)
60.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
いや~、面白かった!ホワイトハウス大爆破、UFOと戦闘機の空中戦、エイリアンを素手でぶん殴るウィル・スミス、「人類の独立記念日にしよう!」と大演説をかます大統領、巨大宇宙船に特攻するオヤジ…これぞエンターテインメント!アメリカ映画だからアメリカ万歳なのは当然で、そういうのがいやなら初めから見なけりゃいい。とにかく頭からっぽにして楽しもう。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2010-01-15 09:56:20)(良:1票)
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