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にしきのさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  バーフバリ 伝説誕生
唐突にミュージカルが始まって和むのがインド映画らしくもあり、一方でアクションにすごく手間暇かけててインド映画こんなに凄いんだと感心。100人殺すのは戦士、1人の命を救うのが神、って台詞に凄く燃えた。2とワンセットなのでぜひ通しで。ツッコミ所満載ですがそれも含めてすごくいい映画。何度も感涙しました。
[インターネット(吹替)] 8点(2018-08-12 02:42:04)
42.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
ファンタジーを第一次大戦という凄いリアルな出来事の中に落とし込んだもんだから、主人公ダイアナの言う事がとても荒唐無稽に感じられる。当然誰も信じない。ついには見ているこっちも疑い始める。ダイアナが母から教えられてきた事は全てお伽噺なのではと。実際悪の親玉を倒しても何も起こらない。しかしこれこそがこの映画に仕掛けられたトリック。無いと思っていた事があったという意外性の物語。てかお前かい!って役者からして意外過ぎる。ついには神々がどうとか人類創生とか原罪とかそんな所まで行っちゃって、愛こそ全てで纏めるというベッタベタなお話。ある意味基本に忠実と言える。だから感動もするし、何度もホロッとさせられる。外さない映画なので万人にお勧め出来ます。反面、これは新しい!って要素はさほどでもないのでまあ傑作ではないけど良作。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-07-17 09:45:19)(良:1票)
43.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
あーなるほど、人種差別っぽく見せてたのはフェイントだったんだなと思ったらやっぱり人種差別だった。見事にしてやられました。金持ちが集まって指折りして一体何をしているのかと思ったら…催眠術という要素もそれが根幹ではなくあくまで手段でしかない。こうした変人に陥れられる系の映画にしてはきちんと解決しているのでスッキリした。なかなかにして痛快且つ納得の纏め方。印象に残る魅力的なキャラがいればなお可だったが、まあ傑作ならずとも良作。
[インターネット(吹替)] 6点(2018-07-16 08:25:58)
44.  昼顔(2017) 《ネタバレ》 
終始制作者の「不倫なんかしちゃ駄目だよ!ろくな事にならないからね!」という声が聞こえてくるかの様な追い詰められ方だ。誰も幸せになる気配が無い。しかし後半やたらと順調に事が進み始め、そんなバカなと脳裏に猜疑心が過り始める。だからオチが早々に読めてしまった。てかもうこれはホラー映画だ。見てる間ずっと緊張しっぱなし。ホラーは好きだがしかしこれは俺が期待するホラーとは違う。なぜなら敵はエイリアンでも幽霊でもなく「自業自得」なのだから逃れ様が無いのだ。良く出来た映画だとは思うが、得るものが何もない。強いて言うなら、別れると決めたら情けなんか掛けないで徹底的に突き放すべきだと再認識したとそれくらい。俺が映画に求めるものは娯楽であって、教訓を押し付けられたくて観る訳ではないのだ。終始辛い映画で疲れた…主人公二人の演技は評価したいので気持ち加点して半々の5点。
[地上波(邦画)] 5点(2018-07-12 07:28:45)
45.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
なんか疑われまくるしプライベートは晒されるしで胸糞なんですよ途中までは。それがどうだふと気付いたらとても美しい話だ。爆発や着陸もド派手で見所が多い。大画面で見たい。
[地上波(吹替)] 7点(2018-04-13 06:55:44)
46.  凶悪 《ネタバレ》 
販促ポスターを見て、山田孝之が凶悪なのかなって思っちゃった訳ですよ。予備知識なしに視聴して、なるほどと。一見紳士的な先生だがとんでもなく残虐、凶暴な須藤は逮捕後には宗教観に目覚めて(という振りなのか分からないが)おとなしくなり、正義感で動いているはずの主人公・藤井は人の死を強く望んでいる事を悟らされる。人の表裏というか二面性をテーマにしているのだろう。それはさておき嫁さんに対していくら何でも無関心過ぎでしょう。そっちばかりに不条理を感じてしまって痛々しかったよ池脇千鶴可哀想。リリーフランキーとピエール瀧の好演が素晴らしいのでそこは加点。朗らかな園長さん役でCMに出ておられるリリーさん、俳優に吹き替えにといずれもコミカルで楽しい役ばかりのピエール、両者の鬼気迫る演技が見所。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-02-22 15:14:00)(良:1票)
47.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
怖いです。久々にのっそり迫るジメッとした怖さを堪能出来る映画に巡り会えたので気持ち高得点。それにしても謎が多い映画だよねぇ。小便漏らしながら迫ってくる子がいたけどなんで?グレッグが死んだ直後ジェイは湖で水着になり複数の男達に向かっていく訳ですが、あの後どうなったのだろう…感染せてなかったよね結局。プールが血だらけになったのは何故なのかとか。そもそも奴はなぜ追ってくるのか。幾多の不可解要素は何かしらのメタファーなんかなぁと考えてはみたものの。むしろこの映画そのものが一つの大きなメタファーなんだろうかと疑ってかかったらもう全部が訳わからなくなっちゃって考えるのをやめた。とりあえず怖かったです、色々謎のまま終わります、深く考えちゃいけませんこの映画は演出ありきで細かい事は気にするな、以上。とストレートに受け止めるしかない。鑑賞後に謎解き読んで二度おいしいマルホランドドライブ的な楽しみ方が出来ればもっと高得点なんだけど今の所謎解きらしきものが見当たらない。 ラスト。ポールは売春婦に感染したのだろうか。感染せば当面の安全は保障されるだろうが、多分そうしなかったのだろう。自分が死んだら標的はジェイに戻ってしまうので、必然ジェイは自分を大事にする様になる…という、冴えない男のしたたかな計算が垣間見える。彼女を振り向かせるための命懸けの算段、そう解釈すると決して浅くはない、闇深い青春ドラマであったという見方も出来て面白い。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-01-27 01:43:23)
48.  レッドタートル ある島の物語 《ネタバレ》 
懐かしい感じのする、お伽噺的なファンタジーの香りが漂うお話。浦島太郎とか、鶴の恩返しとか、人魚姫とか。しかしこれらの様に決して悲劇的なラストを迎える訳でなく、主人公が天寿を全うする事によって愛する妻と生涯を共に出来たという心温まるラストに繋がる。 しかしまあこんなに可愛らしい映画だとは思わなかった。目が点の人物も、前歩きするカニも、みんな可愛く親しみやすい。評価が高い割に全くヒットしなかった本作だが、宣伝が上手くなかった。CMからはどんな映画なのかまるで伝わってこない。キャッチコピーは「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」いや分からんて。抽象的過ぎて。せめて小さな島で命を捧げた小さな愛の物語(すいませんセンス無くて)とか軽くネタバレしてくれればお金出して見てみようかなって興味が沸いたかも知れない。 さて、この物語には幾つか謎があります。なぜ赤亀は男の元に訪れて女の姿に変身したのか。 解釈としては、雌亀が人間の男に恋をし、島からの脱出を阻んで留め置き、ついには上陸して側に来たが案の定恨まれ、殺され、ファンタジーな力で女の姿に転生し、想いを遂げる…といった所。もちろんこれでもいいと思う。自分も最初はそう思った。イカダを破壊した犯人がはっきりしないのも、そこをボカす事によって赤亀が悪者になるのを回避するという配慮で、男が亀を殺してしまって申し訳ないと思う様にもなるし、その方が生き返ってくれた時に喜びひとしおだし、すんなり恋愛に繋げられますからね。 うん、でもね、この解釈…ちょっとエゴイスティックですよね。随分と亀が身勝手に感じてしまいます。これではとても「可愛い恋物語」では済まない。男の一生を台無しにした訳ですからね。色々と引っ掛かります。 そこで、こんな解釈もしてみた。 あの赤亀は過去幾度となくあの島に漂着した人間を見ており、皆同様に島からの脱出を図っては失敗し死んでしまったのではないか。フカに襲われでもしたらさすがに助けられないし。男の離島を阻んだのは、次こそは助けてやりたいという思いやりではなかったか。当然男は阻止される意味が分からないから恨まれてしまう訳で、殺されるのを覚悟で上陸し、贖罪のために人の姿に化身し、救助が来るまで支え続けると決意したのでは。(これまでの前例から救助が来ない事すら察していたのかも知れない。)長寿の亀だからこそ、それだけ長きに渡り、多くの漂流者を見て来た。だから亀という動物がこの映画に起用されたのではないか。 では息子の場合はどうなのか。遠い国に憧れ、イカダも使わず泳いで島を離れる事に母は危惧しなかったのか。否、亀の特性も併せ持つ息子は父と違ってそう溺れないのである。だから島を離れる時、亀さん達が迎えに来たんでしょう。伏線は幾つかあった。男がかつて落ちた窪みに息子も落下してしまい、危険を顧みず助けに行こうとした男を女が引き止め、息子に単身潜って生還する様に指示したり。思えば息子はあまり足を使わず亀っぽい泳ぎ方しますよね。 なので女と息子が津波で無事なのは分かるとして、男はなぜ生き残れたのか。そこはやはり、女が身を挺して助けたのでしょう。そのためか女は足に大怪我してましたしね。結果的に息子が亀の力を借りて漂流する父を救出する事になるが、常識的に考えて津波に飲まれて漂流で済むとは考えにくい。 出会うなり貝の食べ方を男に教えたり、迫る津波の前に呆然と立ちすくむ男の手を取って逃げるなど、ただひたすらに男の命を守り続けた健気な赤亀のお話…と解釈すれば、この映画がより一層美しい物語に感じられるのです。実は恋ではなく、献身→愛の物語だったのかも知れません。 幾度となく透明な瓶が出て来るけど、何のメタファーなのかなぁと考えた。あれは「井の中の蛙大海を知らず」に気付いた息子が大海(おそらく父が絵で教えた人間の世界)に出る、一人立ちの意味が込められているのかなと。そんなに多くの動物が登場する訳でもないこの映画、途中おたまじゃくしとカエルが出て来るのを見ると、まさしく井の中の蛙が成長し巣立ってゆく事への暗示なのかなぁなんて。(井の中の蛙~は英語圏でも通用する諺だそうです。)ではなぜ子の一人立ちを描く必要があったのか。決して絶海の孤島で孤独に生き死んでいった訳でなく、家族の暮らしを満喫し、子を世に送り出すという使命を全うし、満足して死んでいった…という、主人公の幸福な人生を象徴したのかなと勝手に解釈してみます。
[地上波(邦画)] 9点(2018-01-19 19:26:43)
49.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
ネタバレは極力避けて劇場に足を運んだが、これまでの新海氏の作品を知る者としてはかなり予想を裏切られた。まさかパニック映画だったとは。これは良い意味での裏切りで、今回も都会と自然を行き来するのんびりした人間模様かなと普通に連想していた。この想像を飛び越えてくるとは、まずここで感動した。この題材は大きなヒットを期待する上では悪くない。90年台のハリウッド大作に目が慣れている我々映画ファンは、SF、パニック、救出、恋愛、再会の複合要素をきちんと楽しめるように出来ている。しかしこれらを揃えたところで決して面白くなるとは限らないのは、アルマゲドンの亜流が毎年のように作られては駄作となるパターンでお馴染み。今作で新海氏が最も力を入れていたのは人物のウェットな部分、潤いである。喜怒哀楽がきちんと説得力をもって美しく表現されている。瀧が三葉の死に気付いた後に再び三葉の体に戻るや感慨深く乳を揉んだり泣きながら妹に飛び掛かろうとしたシーン、嬉しいやら笑えるやらで観客の多くが反応していた。こうした人間臭さの表現に少々固さを感じた氏の過去作からすれば大変な進歩である。また、救出・再会を題材にする上で重要となる「焦らし」の技術が大いに向上している。十分に溜めてから展開し、そう簡単には解決せず、何度も失敗を繰り返し、もう駄目かと思ったら成功するという、漫画でもよく使われる引っ張りのテクニックである。例えば三葉(瀧)とその友人2人が町民を避難させようと尽力するシーン。何とか爆破が完了し、放送室からの避難指示が始まり、人々が移動を始めるや父の説得に失敗し妨害されてしまう。かくして隕石は落下し、ミッションを結実させるに至るまでの成果が見えてこない。徹底的に引っ張り続けるのだ。再び2人が再会する事を期待するものの、それ以前にまず三葉が無事であるかが大きな懸念となる。この三葉の生還と再会という2つの大きなイベントを同時に行う事はせず、ラストにかけて段階を置いてじっくり見せていく盛り上げの上手さには驚嘆した。これまでの新海氏の作品は全て見ているが、これらの盛り上げ方や人々の感情の高まりの表現は前作「言の葉の庭」で飛躍的に向上し、今作で一気に開花した印象がある。またこれは多くのレビューにもあるが、同監督の「秒速~」を知る人は、終盤に2人がすれ違う時に「もしかしてまた振り返らないのでは」と大いに不安を抱く事になる。しかもまたしてもここですぐに結果を出さない。1度はスルーして「溜め」るのだ。この「溜め」があったからこそラストの感動がさらに盛り上がる。映画館で泣いたのは数十年振り2度目である。見事にしてやられた。自作を伏線として利用するとは、数々のヒット作を生み出し続ける巨匠ですらそう上手く使える技法ではない。自身の作品を十分に客観視し、学び続けてきた証が見て取れる。この作品のヒットは間違いなく氏の努力の結実。諸手を上げて祝福したい。そして次回作にも大いに期待したい。10点を差し上げてもいいのだが、自分が10点を付けた作品は長い歳月全く飽きる事なく何度も見ては何度も感動し続けたものばかりで、この「君の名は。」もそうなる事を期待する。
[映画館(邦画)] 9点(2018-01-04 23:12:45)(良:2票)
50.  パニック・トレイン 《ネタバレ》 
ただ走ってるだけの電車内でどんどん人が減っていく訳ですよ。決定的な殺人シーンも無いのに。ミステリーのような、サスペンスの様な。とてもB級ですが、最後に列車がイカれるシーンはなかなかCG頑張ってると思います。怪しげな手品師が最後までいい味出してて、何よりヒロインを演じるカラ・トイントンが可愛いんだなこれが。貴重な加点ポイント。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-12-11 06:37:45)
51.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
新鮮味が無い。CGに関しても25年前から特段進化したとは思えないし、ストーリーに至っては一作目の焼き直し。恐竜いっぱい作りました→観光用に恐竜ランド作りました→悪い人の私欲→強くて頭のいいのが逃げちゃったーさあ大変→子供二人がピンチ→恐竜に詳しい男女二人が助ける→ラプトルすげえ→Tレックス最強→最後に思わぬ助っ人恐竜の突然の乱入で勝利…とデジャブのオンパレード。さらに痛いのは登場人物。悲しいくらい魅力的なキャラがいない。子供が嫌いなのに頼られるうちに良きパパになるセコい学者もいない。恐竜に愛情を注ぐ優しい女学者もいない。警笛を鳴らし続ける癖のあるカッコいいジェフゴールドブラムも、孫思いの恐竜じいさんも、可愛い女の子もいない。いるのは女好きで危機感もなく弟をどんどんピンチに追い込むボンクラ兄貴、まるで共感出来ない中原麻衣っぽい人(いっそ中原麻衣にやらせろ。どうも声に違和感あると思ったら木村佳乃か…)、あとは悪人と無能ばかりで、恐竜思いの飼育係の黒人はどんな活躍を見せてくれるのかと思ったら木の下に隠れたのを最後に姿を見せなくなり、マッチョのカッコいい主人公一人の活劇でしかない。そもそもこのシリーズは「恐竜ってこんななんだ…すげえ!」が売りなはずなのに、遺伝子操作で新しいの作っちゃいましたってそれもう恐竜映画じゃないでしょ。これは純然たる怪獣映画です。モンスターアクション。ひたすら怪獣と戦う!ついには怪獣同士で戦う!草食恐竜との心温まる触れ合いなどありません。ゴジラの新作か何かだと思って見て下さい。てかプテラノドン増やしすぎでしょ。そんな危険な肉食獣をなんでそんなに増やしたの。Tレックスっぽい頭のくっついたプテラノドンきもいです。パニック映画にしたかったんでしょうが、プテラノドンに襲われるなんてこのシリーズで過去とっくにやった挙句に大して受けなかったでしょ。プテラノドンがメインの映画もあったじゃないか。そういや子守させられた女性はあれ結局死んじゃったのか?ちょっと殺す人間違えてないか?調子いい事言ってた東洋人の学者はさっさと逃げちゃうし、なんだかなぁ。続編用に生存させてあるの?いいよもう…続編作るなら原点に立ち返って下さい。名曲のメインテーマもせめてラストに流そうよ。序盤の一回だけとは残念。最後に頑張ったラプトルがかわいかったんで甘々加点。
[3D(字幕)] 5点(2017-11-28 23:01:34)
52.  バトルシップ(2012)
ミリタリーマニアのカタルシスとロマンチシズムを凝縮した様な映画。結構燃える。
[地上波(吹替)] 7点(2017-09-13 18:48:48)
53.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 
感情のバランスを保つためには泣くのも必要だという事がよく分かります。カナシミはデザイン的に萌えだったので楽しめました。
[地上波(吹替)] 6点(2017-06-20 16:15:18)
54.  セッション 《ネタバレ》 
どんな映画なのか最後まで読めない目まぐるしい展開、ドラムの技術…も凄いが、最も着目すべきは自身に怨念を抱く敵を、想定外の卓越された技術で感動させ味方に引き込んで終わるという点である。最後は部屋にいながら拍手してしまった。低予算でもここまでやれる。勉強になりました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2017-04-13 01:14:19)
55.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
…ありゃ?何となくデジャブ。塔の上のラプンツェルを見てるような…森で出会った男性の助力でとか、結局その人と恋仲にとか…真実の愛は男ではなく別の所にってのもマレフィセントで見たな。いやマレフィセントの方が後に公開されてんだけど自分は先に見てしまったもんで、新鮮味がイマイチ。つまり大した感動は得られなかったので、なぜこの作品が空前の大ヒットを記録したのか分析してみたい。結論から言うと多分に女性向け。まず、どういう訳かミュージカル形式は女性に受けるらしい。さらに「ありのままの」のくだりは抑圧された女性諸君が共感するに足るシチュエーションと歌詞で、綺麗な自分だけの城を、欠点だと思っていた能力を駆使して自由自在に築いていくという逆転の発想によるコンプレックスの解消と開放感が得られる訳よね。あの場面を徹底的にプッシュして宣伝したのは戦略として大いに頷ける。いい曲だし、歌詞も共感ポイントだし、画は綺麗だし。共感出来た人はさぞかしあのシーンは気分が良いと思う。オチに関しては、男に頼って生き残ろうとしたけど結局は真実の愛は色恋沙汰ではないよ男に依存すんなよ本当に大切なのは家族だよって所でしょうか。うん、ターゲットを明確にしたのは戦略として正しいと思う。しかし個人的にはどうしても新鮮な感動は得られなくて、いつも通りのラセターだなぁって感じ。かと言って決して悪いストーリーではないし、CGもカッコよかったから半々の5点としておきます。
[地上波(吹替)] 5点(2017-03-06 03:48:38)
56.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
 ヒトラーというと目がギョロついた小柄な人物を連想するが、この役者さんはカッコいいねぇ大柄で。可愛らしいし。そこでまず笑っちゃったよ。今までの映画に無いヒトラー像だよね。  最期の12日間のパロが始まって大爆笑。まさかヒトラーでなく、ヒトラーを追い出した側でそれが展開されるとは。こういうお遊びを終盤まで忘れないのが偉い。  ヒトラーが金稼ぎに似顔絵屋を始め、飾ってある絵はすごく上手いのに、いざ模写を始めるや前衛的過ぎる絵が次々と完成しては客が喜ぶ。芸に対してではなく、笑わされた事によって少ない金を恵んでいるのだ。ほとんど物乞いだよね。茶化されてるよなぁ。茶化してるけど。いや、いくら総統だからって洗濯屋でパンツは脱がないでしょう。この映画がヒトラー賛辞でない事は分かるんじゃないかな。ネオナチに殴られて重傷を負ったりね。色々と間抜けなんですよ。愛犬家だったヒトラーが犬を殺しちゃって、それが原因で人気急落とかね。  ヒトラーを見出したザヴァツキは彼が「本物」である事に気付き、ヒトラー暗殺を企てる。結局失敗し頭のおかしな人扱いされて隔離される訳ですが、これがどんな意味を持っているか。これも見た人によってそれぞれだと思いますが、少なくとも殺人を肯定する映画でなかった事は確かです。ちなみにヒトラー暗殺未遂事件は実際に何度も起きていますが全て失敗し、犯人はことごとく処刑されてしまいました。  ラストは通行人達に手を振るヒトラーと、ヒトラーを否定する歌でエンド。手を振り返す人もいれば、中指を立てる人もいる。ヒトラーがどんなに口が上手くとも、昔の悲劇をこれからの人々が学び続ける以上、アウシュビッツが復活する事は無い。  本当に危険なのは、「ドイツ人はドイツから出て行け」という台詞を聞いて何も感じない事だと思う。
[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-16 20:52:26)(良:1票)
57.  IAM A HERO アイアムアヒーロー
あら?やたら評価が高いから特別な何かがあるのかと思ったら、普通~のゾンビ映画でした。いや、ゾンビ物は好きなんでアクションシーンはそこそこ楽しめる訳ですが、いかんせん序盤のテンポが悪い。英雄もちょっと弱すぎてイライラ。あと色んな人が色んなとこで早く逃げろよなんで逃げないのって軽くイライラ。これだけ本格的な「日本が舞台の終末ゾンビ映画」は初めての様な気がするので嬉しいが、プラス要素とマイナス要素が相殺して本当に普通な感じ。ゾンビ好きは一度見ておいてと言えるけど、二度目を見る気になるかというと疑問。有村架純が可愛いのでちょい加点。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-02-12 20:47:48)
58.  ポルターガイスト(2015)
死者と戦う訳だからカテゴリ的にはホラーなんだけど、もう起きる現象が凄すぎてほとんどSF。ぼっこんぼっこんに家を破壊していく、幽霊というよりは「ポルターガイスト」という名の、とんでもないパワーを持った未知の生物との遭遇と思って割り切って観て下さい。有無を言わせぬ迫力に自分は十分楽しめました。
[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-07 12:36:14)
59.  マギー 《ネタバレ》 
えっ、シュワちゃんがゾンビ映画に!?と期待するも、バイオハザードのジョボビッチやワールド・ウォーZのブラピのような派手なサバイバルアクションではありません。ゾンビとなっていく娘を見守るお父さんの映画。しかも基本的に田舎の家の敷地内で展開するお話なので、非常に牧歌的でスローなテンポ。ただ、ひたすらのどかな映画かというとそうでもなく、一つ屋根の下で暮らす家族がじわりじわりとゾンビになっていく緊張感がそこはかとなくホラー。これもうゾンビなんじゃない?いやまだか…と終始ハラハラ。すっごく怖い訳ではないけど、断片的にちょっと怖い。ちなみに少しだけどシュワちゃんはゾンビと戦います。そこはアクションスターたるシュワちゃんのファンとしては嬉しい所。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-02-05 09:29:00)
60.  ターミネーター:新起動/ジェニシス
普通。サラ・コナーが可愛かったんでちょい加点。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-01-31 19:04:11)
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