Menu
 > レビュワー
 > 東京50km圏道路地図 さんの口コミ一覧。33ページ目
東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131
>> カレンダー表示
>> 通常表示
641.  ジャズ大名 《ネタバレ》 
大政奉還から薩摩藩邸焼き討ちそして戊辰戦争。藩主は尾張から来ているというのもポイント。そんな中、尾張の徳川慶勝は西軍についてしまう。駿河の小藩の運命や如何に。という時代背景や地理的条件が理解できていないと、作品のオモシロさがわからないかもしれない。南北戦争に疲れた楽隊が混乱の幕末日本に流れ着く。世直し・信仰としての「ええじゃないか」と倒幕としての西軍の進軍ラッパ。そして非武装中立としてのジャズ演奏の見事な対比構造。刀・鉄砲の代わりに楽器を手にし、地下に篭って「勝手に戦争してろ!俺たちにはカンケーネー!」とばかりになんでもアリアリのドンチャン騒ぎ。これぞまさに「THE・自由」。結果、戦禍に巻き込まれる事なくメデタシ・メデタシ?ならジャズ大名は名君ってことに・・・。ずいぶん皮肉の効いた作品だなと思ったら、エンドロールで原作:筒井康隆とわかり納得。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-16 14:17:38)
642.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》 
裏切りの理由が「労働者に未来はない!」って所が何とも言えない。冒頭から暴力での応酬が始まるので、オイオイと思ってしまう。勧善懲悪・仁侠映画的には、嫌がらせやイジメに耐えに耐えて最後に爆発というパターンなので。カンフーアクションは小出しにしていかないと客がついていけないのか?そこがキャラや演技だけで引っ張れないカンフースターの限界なのかなと思ったり。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-16 12:18:41)
643.  ピンチクリフ・グランプリ
これはアニメなのか?人形劇なのか?サンダーバードとも違うし。作りが細かくて独特の趣がある。群集が手を抜きすぎだが、仕方ないのか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-16 12:12:18)
644.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
所謂「過去問題」。過去は存在しませんから、憧れても仕方ない。もちろん恨んでも仕方ない。「現在は常に不満。それが人生」と割り切れない人は原因を過去に求める。現政権のキャッチフレーズが「日本を取り戻す」。いつのどのような日本を取り戻すのか?そもそも取り戻せるのか?全く意味不明なコピーですけど、高度成長期よもう一度!という事なんでしょうか?ナントカ会議の隠れファシストゾンビたちは戦前の日本なのかもしれませんが。これが、どうやら国民にはウケているようで、支持率も高いようです。年齢を重ねて未来がなくなると、懐古趣味になってしまう事は仕方のない事ですけど、日本人が主人公のように目を覚ます事はあるんでしょうか?主人公は政治的にはリベラルでありながら文芸的には保守です。実は似た者同士の米仏対立・対比を通じて監督はその辺の業界事情も皮肉りたかったのかなと。哲学的でありながら政治的でもありますが抑制も効いており、ウディ・アレンも大人になったような?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-02-11 11:40:31)
645.  アドレナリンドライブ 《ネタバレ》 
逃走始めるまで50分もかかるし、逃走劇としてもテンポが悪いし緊張感もない。逃げてるのに周囲に行き先連絡したりしてコメディとは言え言動がオカシイ。が、この2人はどうなるんだろうという興味から飽きる事なくは見られるが、オチがかなり弱いので最後にシラケル。石田ひかりは悪くはないんだが、安藤政信が魅力に欠ける。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-02-09 11:14:11)
646.  星守る犬 《ネタバレ》 
どん底末に野垂れ死にする高齢男が犬と逃避行した軌跡を、別れの辛さからか犬も愛せぬ程生物と関わりたくないニヒリズムの若者が家出少女とその軌跡と辿るという2重構造のロードムービーで中々オモシロイ設定。最大の謎というか不明なのは最終的にあのような行動をとった西田演じる男の動機。人生には絶望しているようではあるが、死ぬ程追い詰められているようには感じないし、余命何ヶ月という感じでもないし、自暴自棄になってるわけでもなさそうだ。最後は「死にたくない」と叫ぶのでこの世に未練もあるようだ。経済的に破綻しているなら生活保護もある。無知ゆえの行動だったと思うしかないのか。数々のシーンが非常に痛々しいのだが、分厚い束の年賀状を持ち歩きそれがイザという時には何の役にも立たないというシーンは印象的だった。「人生は死んでしまえば記録でしかない」と虚無的になっていた玉鉄演じる男が、たまたま燃やされずに残ったレシートという会計記録から西田の人生を辿り、そこにはいろんな出会いがあり、出会った相手にも各々人生があり各々の事情を抱えて生きている、そして燃やされてしまったレシートにもドラマがあったのかなあと思わせる作りは人生の悲哀と無常を感じさせるウマイ作りだなあと感じた。終盤の動物映画ならではの過剰演出は不要だったかな。ただし、ハッピーにモノを投げつける父親に関しては、世の中犬が嫌いな人もいるし野良犬から家族を守ろうとする必死の思いがあったのだろうと、これもある種の世間の断絶を表現したかったかなと思うが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-07 01:00:02)
647.  さよなら、クロ
ずいぶん昔の作品とは言え、10年後で相応の役者陣が高校生を演じるのははやり無理があってかなり気になる。まるで出来損ないの日活青春映画のようだ。どこまで実話かわからないし、キレイな話だとは思うのだが、やはり盛上りに欠ける。伊藤歩の清潔感のある佇まいは非常に存在感があって、魅力的ではあるんだが。あと犬の演技もかなりよかったかな。 自分の時代を振り返っても、学校に野良犬が入り込んで給食上げたりしてたなあという記憶はよみがえって来た。餌もらいに来るだけで、何年も居座るという事はなかったが。今はそういう事も許されないんだろうな。そもそも野良犬が居なくなったし。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2017-02-07 00:30:21)
648.  あん 《ネタバレ》 
期待を持たせる前半だったが後半失速した印象。問題が何も解決していない。戦う事もしていない。ドラマがない。「世間って怖いよ。でも世間よりヒドイのは俺だ。守れなかったんだ」という自責の念に駆られるシーンは胸を打つのだが、ならそこから具体的な行動をして欲しかった。でもこれが実際には行動できない人間の弱さの実情なのかもしれないが。慰謝料を肩代わりしてもらっている弱味もあるだろうし、正義を貫く難しさもある。その辺の葛藤の描き方が弱い。 療養所訪ねてアレコレ説明するだけじゃ「差別はいけません」という視聴者への啓蒙作品にしかなっていない。ならドキュメンタリーを見た方がよいわけで。ハンセン病は過去にいくつかドキュメンタリーは見たが、こういう説明的描写では映画は負ける。もう法廃止から20年経過しているわけだから世間との対立や融和を物語にして、現代的な新しい視点が欲しかった。これじゃ昭和の物語にしか思えない。役者の演技は総じてよかった。特に永瀬の演技は沈んだ中での喜怒哀楽表現の使い分けが非常によかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-02-02 12:34:48)
649.  私だけのハッピー・エンディング
ありきたりな話なんですけど、万人に共通する重大な話なのでもっと丁寧に描けばいい作品になると思うんですけどね。死を宣告されないと生き方を見直す事ができない人間の愚かさは伝わってきますが、医者と患者がデキちゃうってのも安易だし、主人公がちょっとカッコつけててサラリとしているので、もっと葛藤が欲しかったかな。
[地上波(吹替)] 4点(2017-02-01 11:55:33)
650.  リトル・フォレスト 冬・春 《ネタバレ》 
主人公はどうやら運搬のバイトのような事をして収入を得ていたようだ。完全な引きこもりというわけでもない。ただし、暮らしに納得できないものがあり山を出て行く。が、5年後には戻ってきている。結婚もしているようだ。この5年間で何が起こったのかは全くわからない。どこでどんな生活しようが、大事なのは本人の納得なのだが、その過程も全くわからない。結局帰ってこない母娘問題も解決していない。最後の神楽の舞で覚悟と決断と成長のようなものは感じられたが、あまりにも説明不足。人生は螺旋状という台詞は印象的だけど。 尚、無人島で1人で生きるなら別だが、電気もガスもあって、家電製品も揃っていて、「自給自足の私ステキ」なんて事にはならない。社会は分業で成り立っている。あとは生き方の選択の問題。
[地上波(邦画)] 4点(2017-01-30 00:19:15)
651.  リトル・フォレスト 夏・秋 《ネタバレ》 
獲って、作って、食べてが延々と続く。どうやら主人公は街の生活に馴染めず、実家に戻り、自給自足の引きこもりのような生活をしているようだ。が、居座る覚悟もできず、このままでよいとも思っていないらしい。母親はこの暮らしが嫌になって出て行ったらしい。父親は不明。自給自足と言っても最低限の生活費は必要なわけで、農作物を売っている様子はないし、貯金暮らしなんだろうか?いろいろと謎が多い。ただし、里山資本主義を礼賛しているようにも思えない。橋本愛の影のある感じは悪くないんだが、農作業ばかりしているのに色白でギャップがありリアリティーもない。日焼け止めを塗り捲っているのだろうか。後編で謎が解けるのか。
[地上波(邦画)] 5点(2017-01-29 23:41:58)
652.  のんちゃんのり弁 《ネタバレ》 
最後の嗚咽は何だったのでしょう?私は「不安」だと感じました。泣き方が尋常じゃない。いろんな人の世話になって、ようやくここまでたどり着いた。が、これから独立して一人でやっていけるのだろうか?一時の感情と勢いで家を飛び出して走り出したが、紆余曲折あってついに来る所まで来てしまった。もう逃げられない。自分で決めた事だが果たしてコレでよかったのだろうか?といった諸々の不安だと思います。時給2000円で給仕の仕事ができると勘違いした(事前にしっかり説明しない方にも問題はありますけど)お嬢さんが、生きていく事の大変さを実感するまで成長した事を表す中々よいシーンでした。ただし、これまでのキャラクターからは少々違和感・唐突感もあったかなとは思います。小西真奈美はミスキャストでしたね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-27 11:42:02)
653.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 
史実の詳細は知らないので、あくまでの映画の物語としての感想。ターニングポイントは米軍TOPがタカ派からハト派に交代した事だろう(交代がなければこの話も存在しないだろう)。事実上の戦闘は終了しているわけで、米軍も無駄な血は流したくないし、いかにして島内を落ち着かせて終結させるのか?が目的となる。日本軍側も組織的な戦闘行動は出来なくなっているわけで、冷静に考えれば米兵を殺す事より、島民を守りつつどうやって生き残るかが目的となる。ここで双方の思惑(無血)はある意味一致しているわけで、あとは現実的にどう終結・解決していくのか?という「交渉」がポイントとなる。最初は収容所に簡単に出入りできるのが非現実的に思えたのだが、交渉のチャネルとして米軍が開けておいたのなら非常に上手いやり方だ。日本軍側も島民から情報収集できて現状認識・冷静な判断ができ、無益な戦闘が避けられた。あとは「米軍の言いなりで降伏はしない。ただし上官の命令には従う」というタテマエと落としどころ。大場大尉の見事な交渉力と統率力だと思う。が、大きな役割を果たしたのは阿部サダオ演じる仲介者。この人が影のヒーローだろう。この人なしでは解決しなかった。他方、唐沢の役どころがよくわからなかったのが残念。非常によくできた話(奇跡)なので、いったいどこまでがホントの話なのか?という疑問は残る。
[地上波(邦画)] 7点(2017-01-24 19:57:19)
654.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 
昔、有名脚本家の話を聞きたいという理由だけでシナリオ学校の説明会のようなものに参加した事があります。 そういうミーハーは自分だけで、まわりの空気は殺気立っていて怖かったです。ちょうど主人公のぐらいの中年女性が殆どでした。本作を見て、会場に居る人々は色々と追い詰められていたのかなと思いました。 「夢を諦める」というのはどういう事なのか。そもそも夢とは何なのか。そこには生活(カネ)と承認の問題がある。主人公は生活はできているようであるが、承認がない。脚本でカネが貰えているわけでもないので、脚本は仕事ではなく趣味になっている。趣味を諦める。という台詞はあまり聞かない。夢と趣味の違いは承認の有無。脚本を書くのが好きなら続ければいい。それが続けられないのは承認がないから。脚本家には年齢制限もないし、承認など無視して、趣味を続ければいいのにと思うのだが、辞めてしまうというのは結局書く事が好きではなかったという事なのかな?という気がした。世の中には兼業作家ってのはいくらでもいるし、書く事を続ける事は難しい事ではない。 作品自体は入れ子構造になっていて少々見難いような気がした。(と偉そうに批評するなら自分で作ってみろよ!という監督の怒りのメッセージとも受け取れなくもないが。)
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-24 13:53:14)
655.  いちご白書 《ネタバレ》 
「みんな時の回転木馬の捕らわれ人 戻れない過去を人は振り返るだけ 回って回って終わりのないゲーム」という印象的な主題歌から始まり、てっきり回想物かと思ったのだが違っていた。ノンポリ学生が異性目当てで運動に参加するというのはよくある話だし、普通はここから泥沼化しているのだが、特に追い込まれるわけでもなく、盛り上がるわけでもなくあっさり警官突入で終了してしまった。日本には安保闘争や安田講堂事件という物語があり、何度も映画・ドラマやドキュメンタリーで見ているので、それと比較してしまうとなんとも味気ない。 この手の話は若気の至りと言ってしまえばそれまでなんだが、かと言って納得いかない事に対して声をあげずに泣き寝入りする事は結果的に自分を傷つける事になるので、権力に対する闘争心は大人になっても持ち続けるべきである。もちろん戦略性や勝算を計算した上での話だが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-01-20 11:53:39)
656.  青い体験(1973)
おバカ映画だけど、そもそも人間がバカだしね。死んだ妻・母の事は葬式当日にどうでもよくなってしまって、新しい若い家政婦に夢中になる4人の男達。やっぱエロのパワーってスゴイな。セラヴィ!(って仏語らしいけど)。ただし、冷静になって見ると、これは立場の弱い家政婦に対するセクハラでしかないけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-19 11:23:27)
657.  16ブロック 《ネタバレ》 
ブルースウィルスが心変わりして正義に目覚める過程・転換点(護送する決意、証言する決意)や動機がわかりにくかった。16ブロックという距離感もイマイチつかみにくかったので閉鎖空間という印象が持てなかった。デヴィットモースも悪役ぶりも中途半端(それがかえってリアルと言えなくもないが)。すべてにおいて中途半端な作品だった。 収穫としては組織に腐敗はつきものなので、ICレコーダーを常備し、証拠集めをして身を守るしかないという当たり前の事が再確認できた事かな。映画・ドラマでは使い古されたラストで、コテコテの展開なんだけれども、現実世界でやってる人はまだまだ少ないような。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-01-18 13:23:19)
658.  信長協奏曲 《ネタバレ》 
天下統一されたから戦の無い平和な世の中になったのであって、平和な世の中を作るために天下統一したわけじゃない。平和な世の中は単なる権力欲・支配欲の結果です。そこに矛盾・葛藤を感じずに、戦に明け暮れる主人公や作品全体に漂う「平和のために戦う」という言い訳がましいメッセージには確かに辟易します。映画化に伴い、派手な戦闘シーンを増やしてしまった反面、ドラマにあった現代の価値観を過去に持ち込んで、高校生が信長化していく面白さは薄れてしまったように思います。 ただし、滅茶苦茶ながらも信長・光秀・秀吉が錯綜する発想・展開は非常によく出来ているし、小栗旬の1人2役は存在感があってウマイし、その他俳優陣もとてもよかったです。歴史エンタテイメントとしてよくできると思います。 ラストはどうなるのかと思いましたが、歴史は変えられない、運命には逆らえない、それでも生きていくというある種の諦観も感じられてよかったです。
[地上波(邦画)] 8点(2017-01-17 10:38:15)
659.  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 
特に確執があるようにも思えない平凡な父子。特にコレといったドラマもなく、人生の悲哀をコメディなのか皮肉なのかよくわからないテイストで描く。ラストはいい話で終わってしまったが、もうちょと息子に葛藤があって父子で反目するとか、兄弟で揉めるとか、ドラマ性を加味して、心に突き刺さるモノが欲しかったかな。基本的によき父だったからこその結果なんでしょうけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-12 14:21:04)
660.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
謎解きサスペンスというよりも目的のためならどんな手段でも正当化されるのか?という私刑の是非を問う社会派作品だと思いつつ興味深く鑑賞していたのだが、終盤にありがちというかやや唐突かつ強引な展開で収束してしまったのが残念だった。少年は無実とは言えないが、それに近いので結果かなり気の毒な話であり、その落とし前はしっかりとつけて欲しかった。父に少年に対する自責・後悔の念が感じられない事に不満が残る。 私刑は許されない事だが、警察が無知無力で自身に犯人の確証があれば、自分も同じようにやってしまうかもとは思った。まあ、誘拐は極端としても、他人を傷つける行為を行う人間は、本人が泣き寝入りしそうになっても、家族からの報復・復讐があるという事をよく理解していない人が多いように思う。ある意味法律や警察よりも怖いのが被害者家族だ。こっちは確信犯的に暴走するから。そういう犯罪抑止の教訓的作品として見られるなら悪くない作品ではある。
[地上波(吹替)] 6点(2017-01-07 17:19:24)
040.15%
140.15%
2130.50%
31304.99%
438614.82%
566625.58%
671527.46%
744016.90%
81746.68%
9501.92%
10220.84%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS